カードをしっかり管理していきたいんだけど、適正な湿度って何度?
今回はこんなお悩みを解決したいと思います!
カードをコレクションしている方にとって、管理する湿度を適正に保つのは非常に難しいものです。
ぼくの住む地域は亜熱帯地域なので、湿度が多くなりがちでホイル加工されたカードなんてすぐに湾曲してしまいます。
ちなみに、カードを保管するのに最適な湿度は40%〜50%くらい。
・・・ただ、自分で直す方法もあるんですが、状態を確認したり、乾燥剤を買ったり手間が結構面倒だったりするデメリットがあるんですよね
そこで、カードコレクションを趣味にしている方のための便利アイテム、「防湿庫」を試しに買って使ってみました!
結果、ぼくは防湿庫を使うことで、管理の手間がなくなって他のことに時間が使えるようになりました!!
ただ同時に感じたことは、
- そこまで高額なカードを保有していない
- コレクション数が少ない
↑こういう方には不要とも思いました。
本記事では、
などについてまとめていきたいと思います。
ぼくと同じように、コレクションにしているカードを楽に適正な湿度・温度で管理したい方は是非参考にしてみて欲しいと思います。
ちなみに【カードの反りを簡単解決!】乾燥剤を使ったおすすめの直し方の記事に湿度や乾燥で沿ったカードを自分でできる直し方もまとめたので、「防湿庫なんかいらない!自分で直したいっ!」という方はこちらをどうぞ。
【こんな人に読んでほしい】
防湿庫を使うメリットとデメリット
防湿庫って、そもそも必要?
そもそもこう思う方もいると思います。
この問いの回答としては「コレクションの状態を自分で管理できる」、または「コレクションの数が少ない」人にはいらないと思います!!
逆に下記の人にはおすすめです!
【こんな方におすすめ】
- 環境の管理が難しい人
- カードの管理に時間を使えない人
- 高額のカードを保有している人
防湿庫はあくまでその人がやることを自動でやってくれるサポートアイテムだと思ってもらえたらいいかな。
特に環境の管理が難しい方!には是非使ってみてほしいかも。
暗室においていたのに気づけば「カビ」がついていたりなんてこともあります!
使うことで得られるメリットやデメリットを下記にまとめますねっ!
防湿庫を使うメリット
- 温度・湿度を自動で調整できる
- カードの管理に使う時間を短縮できる
- 外気に触れることがほぼないので劣化しにくい
- 鍵をかけることができる
- 製品によってショーケースのように見せることができる
なんといっても最大のメリット「温度」・「湿度」の管理が自動でできることと、カード管理の時間を割かなくてもいいということ!
冒頭でも少し触れましたが、コレクションしているカードの枚数が増えるごとに管理に使う時間は増えていきがちなので、大幅に時短できるのは最大のメリットだなと感じました。
防湿庫を使うデメリット
- 小さいものでも横幅のサイズが50cmほどあるのでスペースをとる
- 頻繁に取り出す場合面倒
- 電気代のコストがかかる
デメリットに関しては、基本的にこれといって見当たらなかったのでしぼりだしました!(笑)
スペースをとると記載していますが、これも50cm程度ならどの家庭にも置けますし・・・防湿庫の中でもかなり大きい部類を使わないのであれば気にすることはないと思います。
電気代に関しては機種に依存しますが、低電力設計されているものが最近ではほとんど!
1日0.5円〜2円の間ぐらいと考えてもらえたらいいと思います。
防湿庫【おすすめ3選】
- コストパフォーマンス
- デザイン性
- 機能性
↑上記に優れたおすすめを3選を紹介します!
Re:CLEAN リクリーン 防湿庫
- 機能性
- 9.5
- サイズ
- 7.5
- 汎用性
- 8.0
- 容量
- 8.5
- コスパ
- 7.0
アナログ時計を採用したインテリアに向いたオシャレな防湿庫です。
他メーカーの製品よりもよりフレームレスで、設置しやすく馴染みやすいのが特徴的で、サイズのわりに値段も安めで高性能。
インテリアとして使える防湿庫は珍しくありませんが、ここまでデザイン特化したものはないと思います!
シンプルでかっこい・・。一推しですね!
防湿庫をインテリアとして使いたい方におすすめ!カードを保管するだけでなく、中が見やすくディスプレイできるので、温度や湿度を気にせずにショーケースとして利用できます。
※UVカットの機能はないので、ディスプレイする場合はスクリューダウンやローダーなどUV対策加工がされたケースと合わせて使った方がいいです。
ナカバヤシ キャパティ ドライボックス 防湿庫
- 機能性
- 3.0
- サイズ
- 7.0
- 汎用性
- 7.0
- 容量
- 6.5
- コスパ
- 9.1
簡易ボックスタイプです。
27L入りますが、カードを中でディスプレイするなどはできません。
材質は樹脂で軽量。蓋を開けて入れるだけなので大した手間もかからないし、カード以外に食品にも使えるので汎用性があります。
色はホワイトとグレーの2種類用意されているので、置く場所にあったカラーを選択できます。
もちろん電気代はありませんが、乾燥剤のランニングコストは発生します。(頻繁に代えるものではありません。)
カードをしまう際に乾燥剤を一緒にいれて使います。外には温度・湿度計がついているので中の状態を外から確認できる適正の低コストで使える商品。
購入ユーザーからも評価が高いです。
HOKUTO 防湿庫 HBシリーズ 50L
- 機能性
- 10.0
- サイズ
- 8.2
- 汎用性
- 8.0
- 容量
- 8.2
- コスパ
- 6.0
HOKUTOの高性能防湿庫。
サイズ、外寸W290mm×D321mm×H590mmで材質は扉面強化ガラス、外面合金鋼を使用した強度のある作り。
省エネ設計はもちろん駆動音は静音で無振動。
デザインもいいので部屋のインテリアにも使いつつ、トレカディスプレイにも最適です!
業界初、タッチスクリーンを搭載した全自動除湿機能付き。
扉には鍵付きで内部にはLEDライトを内蔵しています。
同タイプは50L、68L、88L、102Lの4つの容量から選択可能。
トレカ専用防湿庫の登場!
ちょっと高額すぎておすすめしにくかったので3選には入れなかったんですが・・・最近トレカ専用の防湿庫もハクバから販売されたようです!
防湿庫としての役割はもちろん、保管庫や見やすいディスプレイボックスにもなるのでまさにインテリアの側面を備えています。
上記で紹介したおすすめの防湿庫は、あくまでカメラ用として作られたもので、現在トレカ用の防湿庫といえばこの防湿庫だけかもしれません。
ハクバ トレカ用防湿庫 E-ドライボックス KED-P60ETC
- 機能性
- 9.0
- サイズ
- 9.0
- 汎用性
- 4.0
- 容量
- 9.0
- コスパ
- 10.0
ハクバから登場しているAmazon限定モデル!
まさか限定で出してくるとは・・・「横約53cm×縦約1m×接地面約30cm/重量:約18.5kg」。
横一列に6枚~8枚ほど並べることができるので、見たいカードをズラッと並べて楽しむことができそう!!
照明つけて横になりながら眺めてみたい(笑)
5つの点をステータスにして見ると、やはり特化しているということもあり、汎用性とコスト面、サイズなどで購入する人を選んでしまう商品・・。
ただ、防湿庫としてはもとより、コレクションしているトレカの状態を維持し、ディスプレイしたい人にはメッチャいいと思います!
5万越えでとても気軽には購入できない・・・ぼくも欲しいけど置く場所がなぁ。
重量も重い組み立て式なので、購入する方は気を付けてね!
防湿庫の中では比較的薄めで奥行きがないので、飾る枚数が少なかったり、背面にスタンドが付いたスクリューダウンなんかを使ってディスプレイしたい場合は、おすすめ3選で紹介した「Re:CLEAN リクリーン」の方がいいかも。
防湿庫実際に使ってみた感想
実際に安めの防湿庫を購入して使ってみました!率直な感想!!
失敗しました!!!!
はい、そうなんです。この記事を書いてるぼくは何を隠そう失敗した勢。
みなさんには失敗しないようにぼくが購入した商品の何がよくなかったかをお伝えしていきます。
【良くなかったところ】
- 防湿庫の収納力
- 透明窓から見える範囲
- 固定された形状
- ライトが落ちる
上記4点が大きく失敗を感じたところです!
デザインはコストを抑えたのである程度覚悟してたのでスルーしますね。
下記を踏まえた結論
防湿庫はある程度大きく(最低でも2段くらい)、中に入れつつディスプレイしたい人は窓のサイズや内側の形状を考慮して、ある程度費用がかかってでも知名度のあるメーカーから購入しましょう!!!
防湿庫の収納力
ぼくはコスト重視でしたし、最初コレクション数もそんなになかったので
容量:25L
値段:9800円くらい
のものを購入しました。
防湿庫に入れつつショーケースの役割を想定していたぼくとしては、ストレージボックスと飾るカードを一緒にいれるつもりだったので、内容量と奥行きがそもそも足りていなかったです。
防湿庫のサイズを見た時、外と内側で結構厚みがあるので、見た目のサイズで選ぶのはNGですね。
透明窓から見える範囲
防湿庫に入れつつディスプレイして見える範囲ですね。フルプロテクトやマグネットローダーだけでそのままディスプレイする分には問題ありませんが、スクリューダウンを使った場合問題でした。
ケース一つが占領する範囲が以外と広く、3連なんかだと全てが見えないっ・・・なんてこった。
収納管理&ディスプレイする人は手持ちのケース幅と相談が必須!
固定された形状
防湿庫って、基本カメラ用に設計されている物が多いんですが、ぼくの購入した防湿庫にも専用の置く場所みたいな台が左奥についてるんですよね。問題が、中の内壁と一体化していて取り外すことができないっ!!!
これはマジで誤算でした。3連スクリューダウンを置こうものなら引っかかり、最前面に固定位置となってしまうという・・。要はじゃまってことです。
ライトが落ちる
最後はこれっ!ただ品質が悪かったって話。内部に照明を取り付けることができる仕様だったんですが・・こいつがどこにひっつけても吸着力が落ちて1日くらいでとれる。
ぼくもメーカーに詳しくなかったのにちゃんと調べなかったのが悪いんですが、こういうとこがしっかりしないメーカーは信用できません。
そしてすでにそのメーカーは消えていました(笑)
防湿庫について
防湿庫とは、湿気や湿度などを調整する役割を持つ容器のことで、カビや埃から対象物を守ることができます。
カメラやレンズの保管に使われることが多く、機能や容量Lによって価格もピンキリですが、1万円台で購入できる商品でも自動で湿度調整ができるなど高い性能を担保しています。
カードの保管用防湿庫はあまりないため、カメラ用のものを代用するか、汎用性のある物を使用することがほとんど。
カードを保管するのに最適な湿度は40%〜50%程度
防湿庫は指定した湿度に設定することができるので、常にベストな状態を保つことができるのは大大級のメリットといるのではないでしょうか。
ぼくは大事なカードは湿度40%〜43%にして防湿庫で保管してるよ!
管理が行き届かず、すでにカードが反ってしまった方へ!
湿度や乾燥で曲がったカードを直す方法、【カードの反りを簡単解決!】乾燥剤を使ったおすすめの直し方の記事もあるので、よければ合わせてどうぞ!
防湿庫のタイプ比較
簡易ボックスタイプ
価格は機器タイプよりもずっと安く、プラスチックの容器に蓋がついたシンプルな形状。
市販の乾燥剤を用意して中に入れるだけの簡単なものです。
乾燥剤はずっと使えるものではないので、定期的に交換するなどランディングコストは多少かかりますね。
簡易ボックスの商品には温度計と湿度計がついてるものもあるので、中の状態を外から数値で把握することも可能。
比較的手軽に使えて、サイズも小さいものから大きな物があるので使いやすいですが、機器タイプとはことなり自動での調整はできないので、使用する乾燥剤の量など調整が必要。
電子防湿庫タイプ
簡易タイプよりも多くの商品があるのではないでしょうか。
形状は基本的に四角で、カラーボックスのようにどこにでも設置しやすい設計、且つ、おしゃれなデザインも多い。
素材は鉄(スチールや合金鋼など)で長期間使える頑丈さ。
機能の中にはライトアップも可能な物もあるので、インテリアとしても活用できます。
ライトアップタイプはカードコレクションをディスプレイしたい人向けですね!
カメラやレンズなどの管理専用アイテムとして使われるので内部には専用のトレイだったり、専用の土台があったりすることもあるので、カード保管に使いたい方は管理しやすい形をした物を選ぶといいと思います。
自動で温度・湿度の管理ができるので、基本的に入れてしまえばやることがなくて便利!ただ、鍵をかけたりする場合は取り出すのが面倒と感じてしまう方もいるかもしれません。
5つのチェックポイント
選ぶ際の基本的なチェックするポイントを紹介!好みや費用などにも絡んでくるので、一通り確認してみてください。
基本機能
機器タイプは適正な温度・湿度の自動調整機能がデフォルトでついています。
電源をコンセントからとっているので、常時自動で管理。また、任意で湿度を設定できます。
静音で稼働するので部屋に設置してもスペースを使う以外デメリットはないといえます。
【5つのチェックポイント】
- LEDライト
- 引き出しトレー
- 省エネ機能
- 開閉扉について
- 容量の確認
LEDライト
LEDライトが設置されている、または取り付けることができる仕様の防湿庫もあります。
ガラス扉なのでカードコレクションの保管として使うだけでなく、防湿庫内でディスプレイする使い方もできます。
引き出しトレー
カメラやレンズ用にトレーが用意されている商品もあり、専用で作られているのでトレーの内側が曲線になっていることも。
カードの保管には形状的にマッチしないかもしれないので、保管に適正あるトレーかチェックすることをおすすめします。
省エネ機能
常にコンセントから電源をとっているので必須機能としてエコ機能が搭載されています。
省エネ機能自体は多くの製品についていますが、ブランド毎に消費電力を抑えるコストには違いがでてきます。
特にLEDライト内蔵タイプを使う場合、ライトアップすることで消費電力には差がでてくるので重要視する場合は確認するようにしましょう。
開閉扉について
開閉扉の面はガラスが使用されていることが多いです。
ブランドの比較ポイントとしては、ガラスの厚みや強化ガラスの有無や扉には鍵付きがあります。
専用の鍵が付属しているので使用時には紛失しないよう管理が必須です。
容量の確認
防湿庫のサイズは多種多様、カードの収納容量が最適な物を選ぶといいでしょう。
ちなみにぼくもカードコレクションを始めた頃に防湿庫を購入しましたが20Lで容量が少なめ、且つ、内部にもカメラを置く用の取り外し不可な土台が設置されてました。
そのため、スクリューダウンなどに入ったカードを含め全て収納することができなかった悲しい実績があります・・・(ぼくが購入した防湿庫は記事サムネイルでご覧になれます。)
後悔しないように、どういったものを保管するのか想定はしておくことをおすすめします。
チェックポイントとおすすめまとめ
以上が機能説明とカードの保管に向いた防湿庫のおすすめ3選でした!
ぼくのおすすめは『HOKUTO 防湿庫 HBシリーズ 50L』ですね。
特にコレクションが増えがちな人は、あとから書いたしが必要になるかもしれないので、はじめに大きな物を買った方がいいと思います。
ぼくは失敗しましたのでマジで思います(笑)
まとめます。
防湿庫確認ポイントで述べた5つのチェックポイントの中で、自分が何を重要視するのかを考えることでマッチした物を選ぶといいでしょう。
価格も適正な物も多いですが、セール対象になることもあるのでタイミングを狙った購入をおすすめします!
- カードの保管がしやすいか形を見る
- しっかり湿度管理できているか
- 防湿庫の機能で選ぶ
- 収納力で選ぶ
ぼくはカードコレクション初心者の時に見通しが甘くて容量で失敗しました。
失敗したぼくを踏み台に、いい物を選んでほしいと思います(笑)
ここまでっ!
ありがとうございましたー
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