今回は「HGUC ジュアッグ(ユニコーンVer.)」のレビュー記事!
特徴は子供のような愛らしさを持つ独特なプロポーションに、ハンドパーツが『3連装ロケット・ランチャー』となっている点。
『機動戦士ガンダムUC episode.4』に登場した機体。

| メーカー:BANDAI SPIRITS(バンダイスピリッツ) |
| 登場作品:機動戦士ガンダムUC |
| グレード:HG(ハイグレード) |
| メーカー希望価格:2,090円(税10%込) |
| 発売日:2012年03月30日 (金) |
| 購入先:楽天ブックス |
【レビューの総合評価】

| ★5評価点数:55〜60点 |
| ★4評価点数:49〜54点 |
| ★3評価点数:30〜48点 |
| ★2評価点数:16〜29点 |
| ★1評価点数:〜15点 |
置物!飾る用としてベストなガンプラでした!
組み立てはシンプルで初めての人でも作りやすく構造は独特。胴体には一部内部フレームもあり組み立てに新鮮味を感じることができました(゚∀゚)
見た目が愛らしいと思っていたんですが、意外とボリュームがあり重量感も中々。
可動域はボールジョイントで、デザイン的な制限が多いのが残念な一方、複雑な構造を持たないので保持力の低下はほとんど見られませんでした!
付属品がないのが残念ではありましたが、ジュアッグ本体のサイズ・重量・ギミック飾り映えのクオリティは価格に見合ったパフォーマンスを十分発揮していると思います。
脚部の可動域にクセがありますし、一部パーツには強度的に不安も残ります。なのでガシガシ動かしたい人にはちょっとおすすめしづらい。
仮に破損しても修復できる人やデスクの置物としておすすめ!
作りやすさ的に初心者さんでも楽しめるので激しく動かさないなら推せる(^O^)
本記事では組み立ての簡単な構造や注意点紹介。造形・可動域の詳細。ポージングギャラリーなどを掲載しています。
再販で購入検討している人は是非参考にしてみてください。
もし興味なかったらUC系の関連記事もあるので良ければこちらをどぞ!
組み立て:難易度・注意点・内容物レビュー

- 組み立て難易度:初心者~
- 組み立て所要時間:1時間半程度(ゲート処理なし)
- ランナー×5
- ポリキャップランナー×2
- 説明書×1
- シール×1
- マーキングシール×1
- リード線×1
- モノアイシールド×1
【組み立て直後の全体写真】


ランナー数は少なく1パーツも大きめなので組み立ては簡単!時間も1時間半程度あれば完成します。
個性の強い造形のため、内部構造にリード線やモノアイシールドのPETシートを仕込むなど楽しむことができました。
ポリキャップ仕様でABSは使われていません。
成形色は主に3色で構成し、モノアイのピンクや随所のグレー・メタリックレッドはシールで再現になっています。
全ての武装が内蔵されているので付属武装はありませんでした。
下記では組み立ての特徴的な一部とキットの内容物などをまとめました。
組み立ての特徴や注意点・ランナーなどの内容物チェック!
- 内部構造の特徴と注意点
- 内容物・ランナーリスト

↑画像は首関節。独立してパーツ化されています。

胴体には前後に可動できる肩関節軸が搭載され、フレームを持っていました!

黄土色部分のパーツは腰部でホワイトのパーツは支えに使った脛パーツ!
腰部パーツが特徴的で、ボールジョイントで接続されているが大腿部は独立パーツ化されていました。
【注意点】

ノーズ部分の組み立てに使うリード線ですが、C型の穴が内部にあります。
この穴にキレイに通っていないと摩擦が強くなって上手く通すことができないので確認しながら通すとスムーズに進みます。
【余剰パーツ】

余剰パーツはほとんどなくポリキャップ2つが余ります。
【説明書】

【シール】

カラーシールが1枚付属。


イエローのビニールにはマーキングシールとモノアイシールドのPETシートが入っていました。
マーキングシールはナンバーやジオンの文字など数や種類も豊富!
【ランナーリスト】





【リード線】

ポリキャップが2枚付属。
【リード線】

ノーズと頭部を繋ぐリード線が付属。ガワの樹脂はPVC。
『HGUC ジュアッグ(ユニコーンVer.)』の全体外観と各部位の詳細
画像をスワイプ or ドラッグで回転できます。
全体は↑こんな感じ。
大きい頭部に腕部の独特な形状と個性の強い造形。各部蛇腹の造形はズゴックなどを彷彿させ派生機を思わせます。
モノアイ下の長い鼻「ノーズ」が特徴的で、造形だけで見るとこれで戦闘できるとは思えないデザインになっています。
下記で詳細を部位毎にまとめています。
頭部
■ディテール


- 横に延びた曲面の頭部デザインでホワイトとイエローオーカーの2色で構成されパネルラインを表現している
- モノアイはピンクのメタリックシールで再現
- モノアイシールドは薄いPETシートを裏から取り付ける簡易仕様
- モノアイ下には「ノーズ」と呼ばれる排熱ダクトが造形されている

「ノーズ」先端はダクトの造形として階段モールドが入っていて、側面はリベットのパーツが分割されている。

モノアイシールドは透過率が高いので内部のメカモールドも視認できます。
モノアイシールド下部にはメモリのような小さい点があります。
■可動域



- 首パーツは独立しているのでデザインの割に上下に若干可動できる
- 首は左右に約45度回る
- 「ノーズ」は上下に大きく、左右にも若干振れる
「ノーズ」はリード線で繋がっているので保持力は比較的高いですが、頻繁に繰り返すと千切れるかもしれません。
■ギミック

頭部裏にはモノアイの可動ギミックを搭載!渋みも丁度良く簡単に動かせるのでストレスを感じないのは良かったですね。

モノアイを左右に動かすと↑こんな感じ。モノアイの位置は上目になるうように設計されているので、見下すような視線は表現できませんでした。
肩部・腕部
■ディテール

- ショルダーはホワイトとイエローオーカーの2層構造になっている
- 曲面にモールドはないが前後の丸パーツに小さい丸モールドが4つ入っている
- トップから見ると合わせ目が中央に出る


- 腕部は短く蛇腹の形状に造形されているが可動はできない
- マニピュレーターはキャノンを模した形状になっており、内部には7つの弾頭をモールドで再現している
- マニピュレーター1つ1つは2パーツで構成されている
- 腕部蛇腹造形の側面には合わせ目が出る
■可動域

肩は前方に大きく引き出せて、腕は水平まで上がります。

- 上腕はロールできる
- マニピュレーター部分は付け根が3本全て独立して可動できる
- 付け根はボールジョイントで引き出すことで可動域が拡張。より自然な指の形を表現できる
胴体
■ディテール

- 胸部は四角くデザインされ、左右にはインテークの内部モールドが露出している
- 左右には「ビーム砲」があり、砲口も造形されている。色分けされておらずシール、または塗装の必要あり

- 腰部は台形にデザインされ、左右には胸部同様「ビーム砲」が2基ある
- 股関節底部にはポリキャップで3mm軸に対応したダボ穴がある
- リアには3連装バーニアノズルが3基あり、分割されているので塗装もしやすい

胴体の外装パーツは前後からの嵌め合わせで合わせ目が出る。
■可動域



- 胴体と腰部はボールジョイントで接続されている
- 前後可動はできず、左右への捻りのみ可能。約35度回せる
- 股関節と大腿付け根軸で「ハの字」程度開脚できる
脚部
■ディテール


- 脚部のホワイト部分は腕部同様蛇腹に造形。モールドで造形されているだけなので可動はできない。
- ホワイトパーツは曲がった形状になっている

- スリッパは厚くモールドはほとんどない。側面の丸パーツは分割されている
- 足裏にはパネルラインや丸モールドが多数あり、ヒール底にはスクリューの造形もくっきり入っている

大腿部側面には合わせ目が出る。

大腿部下のパーツ側面にも合わせ目が出る。
■可動域


- 膝がないかわりに曲がった部分を向ける角度で柔軟に表現できる
- 「ハの字」程度に開脚でき、接地性も良好
バックパック
■ディテール

- バックパックはグレー単色で造形されている
- 上部のグリップはパーツ分割されている
- 側面には動力パイプがあり、正面には排気ダクトのようなモールドが大部分を占めている
- ジュアッグ本体に対しサイズは小さい
HGUC ジュアッグ(ユニコーンVer.)のポージングギャラリー
『HGUC ジュアッグ(ユニコーンVer.)』のポージング例を紹介!ガシガシ動かして楽しむのはおすすめしませんが、最低限どこまで動かせるのか確認にご活用ください(^O^)


















ポージングはこんな感じ!
「3連装ロケット・ランチャー」は微妙な角度表現ができるのでこだわっていじることができそうでした!
胴体の可動制限や脚部の独特な動かし方はクセ強めですが、思ったより躍動感を演出できていますね。モノアイが大きく動かせるのがその要因になっていると思います!
最新キットと比較すると可動域はまだまだですが、デザインから想像していたよりはずっと動かせていたのは意外で個人的にはGoodでした(゚∀゚)
2時間動かしてわかった『HGUC ジュアッグ(ユニコーンVer.)』のポロりやパーツ強度
率直に保持力の低下やパーツのポロりに関してはありませんでした!優秀!!!
構造がシンプルなためガッチリしているのが要因ですね。
ただ、一点だけ不安が残るのが↓ここ。

脚部パーツなんですが、ガシガシ動かしてしまうと軸が折れてしまう可能性があります。特に足首のボールジョイントは負荷がかかりやすいので注意したいところ。
最初は直感的に動かしづらいと思うので、気にして触ってみてください。
知識があれば折れても真鍮線を使って直すのは比較的簡単ですが、初心者さんには難しいかも。
逆に真鍮線を使ってはじめて修復に挑戦してみるのも良いと思います!(・∀・)
真鍮線を使った直し方例を↓記事で書いてるので、もしもの際にはご活用ください。
ガンダムUC系HGガンプラとの比較


「HGUC ゾゴック」と比較してみました。
蛇腹関節は類似していますが、ゾゴックが可動できる構造なのに対し、ジュアッグは可動できない。
モノアイシールドもゾゴックはクリアパーツだったのに対し、ジュアッグはPETシートと若干クオリティに差が出てしまっていました。
ただ、見た目的にはさほど違いはわかりません。
同価格ですが、ジュアッグはマニピュレーターとサイズに注力し、ゾゴックは全体的にクオリティを分散した印象でした。
比較した「HGUC ゾゴック」の参考記事はコチラ↓


「HGUC シュツルム・ガルス」と比較。
大分プロポーションバランスに違いが出ていて、メカディテールの多いシュツルム・ガルスに対しジュアッグは丸みの多いデザイン。
価格が一回りシュツルム・ガルスが高いという点を考慮しても視覚的に得られるディテール量には差が出てしまいますね
全高はジュアッグが小さいですが、武装なしだとジュアッグの方がボリューム出てますね。
比較した「HGUC シュツルム・ガルス」の参考記事はコチラ↓


最後に「HGUC イフリート・シュナイド」と比較。
全高はイフリート・シュナイドとジュアッグ共にほぼ同等。
価格を比較するとジュアッグが「メーカー希望価格2,090円(税10%込)」。対してイフリート・シュナイドが「2,200円(税10%込)」。
個人的にイフリート・シュナイドがコスパ良すぎると思う!ジュアッグも十分コストに見合った価値はあると思います!
比較した「HGUC イフリート・シュナイド」の参考記事はコチラ↓
HGUC ジュアッグ(ユニコーンVer.)【レビューまとめ】

- 良かった点
- 良くなかった点

- モノアイギミックの渋みなど塩梅が良く動かしやすい
- マニピュレーター各部微細な動きを表現できて、内部まで造形されている
- 個性的な造形・プロポーションが忠実に再現されている
- パーツの保持力に劣化が見られない
- 比較的購入しやすい価格でサイズ・重量・造形でパフォーマンスが高い

- 脚部パーツの角度が固定され深い曲げ表現など一般的なHGガンプラのような可動ができない
- 頭部・胴体など可動域に制限が多くディスプレイに特化している
- 懸念:足パーツ上下の軸が折れる可能性がある
まとめると↑こんな感じ。
個性が強すぎて若干評価しづらく比較もしづらいですが、個人的にコストパフォーマンスが高く満足度が高いので推せるガンプラでした!
見た目に抵抗がなければデスクに置くなど最適ですし、パーツサイズ的にも塗装の練習にも最適。
ディテールアップだけでなく、色々挑戦しやすいキットなので是非作ってみてください。

記事執筆しながら側に座らせて置いてますが・・・いつのまにか頭撫でてるぼくがいました(なんだこのフィット感w)
塗装してて爪汚れてるのはごめん
レビューは以上、おわりっ!
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