F.M.S.の概要
『F.M.S.(福地モビルスーツステーション)』は、1989年の雑誌企画「Monthly Bandai Making Journal」に掲載されたメカ企画群で、メカニックデザイナー・福地仁による“現場感のある実戦仕様”を志向したモビルスーツ案の集合です。ジム系を発展させた「RGM-79S ジム・スパルタン」など、地域や任務に合わせた装備差(有線式対MSミサイル=WAMM、ヒートナイフ、予備マガジンアームなど)を持つ実践的な設計が特徴で、その一部は後にガンプラ化・限定再販されています。ファン向けのMSV系企画として、設計の“もしも”を具体化した資料群と受け取れます。