今回は『HG グリムゲルデ』のレビュー記事(^^)
1期末に短い時間の登場!厄祭戦後期に作られた機体で、所属はモンターク商会。
劇中では『マクギリス・ファリド』が搭乗し、『ガエリオ』が駆る『キマリストルーパー』を圧倒しめっちゃ強かったのは印象的でしたね。

- 登場作品:機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ
- グレード:HG(ハイグレード)
- 価格:1,540 円(税10%込)
- 発売日:2016年02月13日 (土)
- 購入先:Amazon
レビュー総合評価

鉄血のオルフェンズシリーズのHGガンプラを買うならガンダムタイプよりおすすめ!
特にガンダムタイプを購入して関節グニャグニャに不満を感じた人。一度このグリムゲルデを作ってみてほしい。
専用の『ヴァルキュリア・フレーム』が使われており、HGの『ガンダム・フレーム』とは違う圧倒的な保持力の高さ、安定性を体感できます。
マルーンレッドのような成形色で見た目も良く、露出したフレームのメカディテールも表現。
胴体・四肢のプロポーションも整っていて飾った見栄えも良い!
何より可動性・安定性の高さが魅力。
気になったのはショルダーアーマーが干渉でやや取れやすい点と角度の制限はありましたが、十分なコストパフォーマンスを示してくれました。
| ★1 | ★2 | ★3 | ★4 | ★5 |
| 〜15点 | 16〜29点 | 30〜48点 | 49〜54点 | 55〜60点 |
評価は★4!
ギミックが背部スラスターの上下可動のみで得点を取れませんでしたが、他項目の評価はこれまで作ったHGの経験上どれも高得点!
本記事では具体的なレビュー詳細やポージング例を紹介しているので参考にご覧ください。
組み立て:難易度や注意点・付属品・ランナーをチェック


箱は薄くランナーは2袋にまとまっていました。
- ランナー×5
- ポリキャップ×1
- ホイルシール×1
| 組み立て所要時間 | おすすめ層 |
|---|---|
| 1時間~1時間半程度 (ゲート処理なし) | 初心者向き |
【組み立てた全体写真】






鉄血特有のフレームと外装パーツの組み合わせで組み立てやすく、パーツ数も最小限。初心者でも手が出しやすいようになっています。
フレームは独自の『ヴァルキュリア・フレーム』を採用しており、『ガンダム・フレーム』とは異なる構造。
フレームはKPSで関節にはポリキャップが使われています。
ポリキャップを嵌めるパーツが固定されているため、『ガンダム・フレーム』にあった関節の緩みがありません。

付属品は↑こんな感じで基本武装の3種。
↓下記で各タブに詳細をまとめました。
- 主な構造と注意点
- 付属品一覧
- ランナーリスト
【主な関節構造】

胸部内部には縦ロール軸が入っています。


肩付け根は固有の鍵穴で組み付けし、ショルダーアーマーはC型ジョイント。C型接続は鉄血系HG共通なのでポン付けで改造できそう。
↑組付け段階でポリキャップは前後挟まれているだけですが、外装組付けでは固定されるのでポリキャップの緩みがない工夫がされています。

腰部はポリキャップのボールジョイントと軸接続。

股関節パーツは1パーツで成形され、軸とポリキャップの関節構造。
スイングギミックなどはありません!
無駄に動くの反対委員会会長としてかなり嬉しいポイント(・∀・)

大腿関節はかなり太く設計。『ヴァルキュリア・フレーム』は後発の『HG ヘルムヴィーゲ・リンカー』にも流用されているので、それも考慮した仕様ですかね。

足首関節はヒール上に軸、付け根をボールジョイントの2軸仕様で、『ガンダム・フレーム』のような柔軟な可動を実現しています!
【ヴァルキュリア・フレーム】






フレームで組み立てると腕部と足首回りに外装が使われています。それ以外はフレームで構成!
シルエットとしてはターミネーターっぽい(笑)


フェイスの装甲を付けるとモールドでモノアイは造形されています!







基本的には『ガンダム・フレーム』と構造は近いですが、要所要所でポリキャップに嵌め込んだ際のテンションが逃げない工夫などが見られます。
特に違いが顕著なのは肩部構造とスイングギミックの有無でしょうか。
【余剰パーツ】

余剰パーツはポリキャップのみ。PC-002の滑りが強く弾性があるタイプですね。
【ヴァルキュリアライフル】

専用の『ヴァルキュリアライフル』が付属。

ドーム型の弾倉はトップ・右サイドに組み付けダボがあるので選択して取り付け。


更に左側には軸があり、グリムゲルデ本体のリアアーマーにマウントできます。
【ヴァルキュリアブレード】

ブレードが2本付属。ハンドパーツに持たせることもでき、
ブレードはラメ入りのイエローゴールド。


シールドに取り付けることも可能。取り付けは片面にある平軸を使います。
【ヴァルキュリアシールド】

シールドはちょっと歪な形状で両腕分付属。肘側面に軸で組み付ける式。
ただ、軸なのでロールはできますが、若干可動の邪魔にもなってしまうのは残念だったところ。
【説明書】


説明書は小さめ。
【ランナー一覧】






完成レビュー|外観ディテール・可動・ギミックを検証
画像をスワイプ or ドラッグで回転
改めて全体の外観・デザインをチェック!
全体的に華奢ですが、『ヴァルキュリア・フレーム』自体の肩幅が広いので上半身はマッシブさも表現されています。
製品画像はもっと華奢に見えましたが、全然そんなことなかったですね。
太い外装とは対局に細い内部フレームの露出とメカディテールも表現されています。
特徴として、他のHGではあまり見られない首の角度!普通手を加える箇所になりやすい。
グリムゲルデに関しては組み立てた段階から俯きを付けた角度で設計されていますね!
頭部
■ディテール


- フェイスのマスクは面長で複数のスリットが入っている
- 頭頂部は曲面でモールドは少ない
- 視認はできないが、内部にはフレームにモノアイがモールドで入っている
- 頭部側面には羽のようなフィンが付いており、先端は一見フラッグに見えるが、フラッグは付いていない
■可動域

- 首は上下に約45度可動できる
- 左右にも大きく振れる
- フェイスが長いので干渉するが、首を上げると一回転可能
肩部・腕部
■ディテール

- 肩部は内部フレーム・レッドの装甲2パーツで構成
- レッドのパーツは1パーツ構成で合わせ目もなくモールドが多彩
- 上腕パーツは1パーツ成形だが横にパーティングラインが入っている

- 前腕の内側はフレームが露出し、外装は外側のみ。前腕には動力ケーブル回りのパーツが分割されている
- 肘外側側面にシールドを接続するダボ穴がある

腕は長めで大腿部に到達する長さに調整されている。
■可動域

肩関節はボールジョイントで前後に少し可動。
腕は水平を超えて大きく上がります。

- 上腕は標準のロール可動ができ渋みも強め
- 肘は二重関節で肩に密着するまで曲がる
- 手首はボールジョイントで標準可動
胴体
■ディテール

- 胸部装甲はブレードのような形状で厚みが薄い
- 装甲からホワイトの動力ケーブルや内部フレームが露出している


- フロントアーマーも胸部アーマーのようにブレード形状
- サイドアーマーは大腿部に組み付け
- リアアーマーは長く二股に分かれたブレード形状
- 股関節底部には3mmのダボ穴がある
■可動域

アーマーはサイドのみ大きくロール可動できます。ただ、大腿部に接続しているため、足に追従してしまうので都度調整が必要なのは面倒に感じました。

- 胴体はボールジョイントと胸部の縦ロールで前後に大きく可動できる
- ボールジョイント分左右に振れる
- 腰部干渉はなくロール回転できる
脚部
■ディテール

- 脚部は先端に向かうほど細くデザインされている
- 脚部裏はフレームが露出している
- 外装のレッドパーツにモールドは少ない

- 足首下は小型
- 足裏縁には肉抜きされている
■可動域

- 足は約180度大きく上がり、膝も深く曲がる
- 足首は上下に約35度程度可動

開脚幅は↑写真程度でサイドアーマーの干渉で少し制限。
ただ、接地性が高いので開脚幅でも足裏が密着できます。
バックパック
■ディテール

バックパックには2基のスラスターがあり、中央にはエイハブ・リアクターが造形されています。
■可動域


2基のスラスターは左右独立して上下に可動できます!
HG グリムゲルデのポージング例






















ポージング例は以上!












ポージングは以上!
可動域はかなり広い!
特に胸部に入った前後可動や深い膝の曲がりでキレのあるアクションを表現しやすい。
腕部もかなり動くんですが、ショルダーアーマーに干渉が多くポージングを付けるならボトルネックになるポイントですね。
正直、そのせいで納得いくポーズがあまり撮れませんでした。これは武装との相性もあるかも!
元が良いのでそれっぽい写りにはなってると思います。
あと、写真のように『ヴァルキュリアブレード』ハンドパーツに直接持たせようとすると緩く固定もできないのでポロリします!
攻防一体型の標準スタイルがベストでした。
3時間動かした後の「耐久力」・「保持力」

【ショルダーアーマー】

ショルダーアーマーが胴体に干渉しやすく、腕部を上げる際にも圧力をかけてしまうので抜けやすい!
保持力自体は良好ですが、変形してしまうと抜けやすくなります。
ショルダーアーマーを一部加工したり、Cジョイントの保持力強化が必要になるかもしれません。
【シールドの摩耗】

シールドの取り付けがPSパーツ同士になっているので、ロールさせていると摩耗が顕著に出ます。
↑写真程度の摩耗ならまだ保持は出来ますが、保持力の低下は確認できるので補強が必要になる可能性があります。

『ヴァルキュリアブレード』の保持部分がやや抜けやすくなります。ちょっとした補強で解決できるので大きな問題にはなりません。
【ボールジョイントが沈む】

腰部ボールジョイントのポリキャップが抜けやすい。且つ、再度差し込もうとするとポリキャップが下に沈んでしまってちゃんと嵌まらないということがありました!
楽をするなら軸から抜けないように軸側を太らせるのがベスト!
あとは沈まないように底に何か詰めるとかが手間かからなそうですね(^^)
補強の参考例は↓記事にまとめています。
ヴァルキュリア・フレームガンプラと比較
先にレビューしていた同じフレームを使っている『HG ヘルムヴィーゲ・リンカー』と比較してみました!



全高は同程度で、若干高さが違うのは腰部が上下引き出せるため生まれた差。
露出したフレームは同じで外装は大きく変更。機動性重視のグリムゲルデとパワー重視のヘルムヴィーゲ・リンカーと同じフレームが対局で表現されているのは面白いですよねー(゜゜)
特に違いが顕著な部分が↓こちら。

ハンドパーツのサイズですが、グリムゲルデは鉄血シリーズの標準サイズ。
ヘルムヴィーゲ・リンカーはオリジナルサイズで武装固定の軸が付いています。ちょっとデザインも入ってますね。

脚部レッドとブルーの装甲、足首下は全くの別物としてデザインされています。
先に作っていた『HG ヘルムヴィーゲ・リンカー』と本記事で作った『HG グリムゲルデ』を比較して、良かった方を神キットに入れようと思ってました!
比較した結果、可動面と付属品の満足度で『HG ヘルムヴィーゲ・リンカー』に決定!(笑)
HG グリムゲルデ【レビューまとめ】
組み立て・造形・可動域・保持力・コストパフォーマンスの点で高い完成度のガンプラでした!
神キットには入りませんでしたが、それでも鉄血シリーズの中では間違いなく完成度は高い。
飾っても動かしてもディスプレイした時の見栄えはたまらん!!!(・∀・)
武装は少なく簡素ですが、本体クオリティで十分価値は感じる。
長所と短所

- パーツの役割分担がしっかりできていてランナーも少ないため初心者さんでも挑戦しやすい
- 造形・プロポーションバランスが良い
- ヴァルキュリア・フレームの関節保持力が強く優秀!
- 可動域も広くポリキャップの軟弱さを感じない安定性の高さがある
- 比較的小型でディスプレイしやすい
- 完成度に対してコストパフォーマンスが高い

- ショルダーアーマーが干渉して比較的抜けやすい
- 武装のヴァルキュリアブレードが肩に干渉して扱いづらい
- 腰部ポリキャップがやや抜けやすく、押し込むと沈んでしまう
どんな人におすすめ?

初心者さんから上級者さんにおすすめ!
フレームだけでも部分塗装するだけでもディテールアップがかなり期待できますし、上級者ならフレームを流用してガンダムタイプに移植する未来も見える!
弱点も対応は難しくないので、個人的に鉄血のHGでガッカリした経験がある人には是非作ってみてほしい1キットです。
コストパフォーマンスは最高!!!
レビューは以上、おしまい。
記事が良かったらお友達へ共有お願いしまーす!あと、記事の見やすさ色々模索しているのでご意見などあればコメントください(^^)※ぼくの返信と一緒に反映されます。
他HGガンプラのレビューを見る










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