2024年9月28日（土）に新発売した「30 MINUTES FANTASY（30MF） ローザンナイト」。そのクラスアップアーマー「ローザンパラディン」の詳細をレビューしていこうと思います。
見た目はかなりかっこいいですが、腰部のアーマーなど動きが大きく制限されるのでは？と気になる方も多いはず。
そこで今回は、アーマークロスして取り付け方法や実際に装着させて動かして試してみました！
組み立てやすさ
クラスアップアーマーなのでパーツ数も少なく、大きめのパーツが多い。ローザンナイトと類似した作りをしているので、ローザンナイトを組み立てた方はサクッと作れると思います。
可動域
腰部サイドアーマーが大型化しているので、若干ローザンナイトよりも動かしにくさはありますが、後方によけるギミックはそのままなので大きな違いはない。
外観
ダーク感の強いデザインで、黒と紫の配色が特徴的。ベースはローザンナイトで、装甲を差し替えていくスタイルなのでプロポーションなどに変更はありません。
ギミック
ローザンナイト同様、ショルダー・サイドアーマーが前後に可動するギミックを搭載して可動域の制限を極力なくせるようになっています。
耐久性
基本的には問題ありませんが、サイドアーマーに関しては動かす過程で一点に負荷がかかるポイントがあります。これにより、一か所パーツがポロリしやすくなっていました。
コスパ
クラスアップアーマー装備で定価「770円（税10%込）」。実際にクラスアップアーマーを装着して動きが制限されることもなかったので、個人的にはかなり良かった！
- 登場作品：30 MINUTES FANTASY
- メーカー：BANDAI
- 価格：770円（税10%込）
- 発売日：2024年09月28日
タップで解説を見る
30 MINUTES FANTASYシリーズのローザンナイトをジョブチェンジした形態。設定ではローザンナイトよりも、より剣術と物理防御力を高めた上位クラス。リーベルパラディンとは配色とフェイスパーツ以外は同じ造形。
気にはなっているけど30MFとか知らんしな。←こういう方いると思います！ぼくも実際そうで、初めてローザンナイトと合わせて購入してみた勢。
評判ではEGガンプラに近いって聞いていたので劣化版なのかと思い価格も含めて悩んでいました。実際はそんなこと全くありませんでした！
是非「ローザンナイト」のレビュー記事と合わせてご覧いただきたいっ！マジで！
下記では、
↑こんな内容でまとめていきます。
基本的な可動域やシルエット（素体）の造形が見たい方は下記↓「30MF ローザンナイトのレビュー」の記事をご覧ください。
クラスアップアーマー「ローザンパラディン」のキット内容
まずはキットの内容から紹介！
パッケージは箱ではなく袋に入ったタイプ。ガンプラのエントリーグレードと同じスタイルですね。一応対象年齢は15歳以上と割と高めに設定されているシリーズ。
ランナーは3枚。
外装の濃いブラックのパーツと装飾と可動ジョイント接続箇所に使う紫のパーツ。
大型パーツは2つをはめ合わせて完成するタイプですね。
で、ちょっと嫌だったのが説明書！！！
縦長で見づらい！折りたくなかったんですが、縦にされると視力の悪いぼくには見えん（笑）
組み立てと造形
ザっとパーツの造形を確認！
フェイスパーツは以前発売されたリーベルパラディンとは違い新規造形。細かいモールドは入っていますが、1パーツ整形なのでこれをシルエットに差し込むだけ。
↑画像左はパラディン用のパーツで右はローザンナイトのパーツ。
ローザンナイトのショルダーパーツの一部に被せて使います。おそらくシルエット自体に違いがあるので、全てのシルエットに使い回すことは無理そう。
ただ、リーベルナイトは形状が頭部だけ違うので、ワンチャンいけるかもしれません。
剣もローザンナイトの剣に大型の剣を被せるイメージでパラディン化します。
緩みなどもなくすっぽ抜けるようなことはありませんでした。
外観は細かいディテールがたくさん入っていますね。さすが対象年齢15歳以上。
ローザンパラディンポージングレビュー！
それでは早速クラスアップしてポージングをとらせてみていきたいと思います！
気になるのは「クラスアップしたことによる可動域の制限」ですね！制限されて棒立ちしかできないのか？それともローザンナイトの可動域を維持しているのか？
結果は冒頭に書いてるんですけどね（笑）
ジョブチェーーーーンジ！！！
後ろから可動させることができる仕様ほんと良い。
ローザンナイトと装着方法は一緒でしたが、基部になる背部取り付けパーツは差し替えて可動軸をそれに取り付けています。
いざ！！
・・・商品写真の↑このポージングに惹かれて買ったのでこれは使わせてほしい（笑）
サイドアーマーが大型化していて干渉を心配していましたが、ここもローザンナイト同様、後方に逸らすことでしっかり足を動かすことができますね！
胴体の柔軟な可動を妨げるパーツもないのでかなり躍動感を演出しやすい！
触ってる感じ、この見た目だとS.H.Figuretsと大差ないんじゃないかな？あとで仮面ライダーと並べてみましょう！
パラディンの場合、シールドは腰部に取り付ける仕様。
しかし、ローザンナイトに付属するジョイントが使えるのでダボ穴があればどこにでも装着できます。
ローザンナイトに引き続き「アクションベース6」を使用していたんですが、重量が増したせいかちょっと6だと保持しきれませんでした。
補助としては使えますが、自重を全部任せるとアームヘタレますね！
「アクションベース7」か「アクションベース8」が丁度いいかな。5とかだとジョイント位置や角度的にかなり使いにくくなると思うのでおすすめしません。
サイドアーマーが大型化した分扱いはチョイムズになっていますが、方向・角度もしっかりいじれるので動きの流れもちゃんと表現できます！
剣はローザンナイトより重量があるので、手から抜けることが結構あると思います。
その場合は、ローザンナイトに付属しているジョイントを使ってすっぽ抜け防止もできす。パラディンだと腕の装甲分で立たないのでおすすめ。
ポージングは以上！
サイズ比較
近くに置いていた「HGCE ライトニングバスターガンダム」とサイズを比較。
購入前はもう少し小さいと思っていましたが、30MFシリーズは思ったより全長がありますね。それでもサイズ感としてはディスプレイしやすいですね！
フィギュアーツと並べてみました。
ちょっと古く、仕様は最近のと違いますがサイズ感は同じだと思います。全長はローザンパラディンの方が大きいですが、重量はフィギュアーツの方がまだ重いです。
「100均の重ねる収納ケース」に入れてみました。ローザンナイト同様問題なく入ります。
横幅には余裕があるので剣を持たせてもダイジョブそうですね。
アーマークロス！ローザンパラディン【レビューまとめ】
以上、クラスアップアーマーを装着して「ローザンパラディン」をレビューしてきました。
それでは実際にジョブチェンジして見えた、「良かった点」と「良くない点」をまとめます。
- 造形がある程度鋭くダークファンタージ感がある
エッジのあるパーツ造形に深いモールドが入っていて存在感を感じる。 - ローザンナイト本来の可動域をほとんどジャマしない
大型化したショルダーアーマーもサイドアーマーも後方に逸らすことで可動の邪魔にならならず、ビシバシポーズが決まります。 - コストパフォーマンスが良い
大体ガンプラのオプションパーツが660円程と考えると、770円でこれだけ満足度上がるなら全然あり！袋に入ってるのはちょっと見た目悪かったけど1,000円でも良い。 - シンプルにカッコいい
童心の心を持つ男性にはぶっ刺さるダークなかっこよさがあります！
- サイドアーマー箇所の1パーツがポロリする
サイドアーマーの可動軸を差し込む紫パーツ。サイドアーマーに装着するんですが、テコの力で負荷が一点に集まりとれやすい。
- 説明書が見づらい
説明書が一枚なんですが、これが横じゃなくて縦で、シンプルに見づらい。中にはキレイに残したい方もいると思うので、これはガンプラみたいに横の方が良かったですね。
↑良し悪しをまとめるとこんな感じ。
プレイバリューが高く満足感もある！購入して良かったと思えるキットでした。
サイドアーマーの一部ポロリに関しては仕様上仕方ない点なので、動かしてて気になるようなら紫パーツとサイドアーマーは接着してしまって良いと思います。
軸は独立しているので、ローザンナイトに戻す時にも影響しませんし。
ローザンナイトを購入する方は「ローザンホーリーナイト」と「ローザンパラディン」のいずれかをほぼ確実に購入すると思います。
ぼくは断然「パラディン」の方が良いと思いましたが、仮面ライダー味が欲しい方は「ホーリーナイト」でもいいかもしれません。
いずれにせよ、可動域はほぼ同じようなので単純にデザインでチョイスして良いと思います。どちらもすすめですね。
レビューは以上！
しばらく30MF購入予定はありませんが、新商品は今後もチェックしていきたいと思います。
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