今回は「HG 赤いガンダム」をレビュー(=゚ω゚)ノ
GQuuuuuuXの世界でシャアが奪取した「RX-78-2 ガンダム」を自分用に改修した機体。
「赤いガンダム」が正式名称というちょっと変なやつ(笑)
本来ビットは6基装備らしいですが、キットに付属するのは2基。
複数買い要素もあり、劇中の活躍やデザイン的にGQuuuuuuX系では人気の高いガンプラ。
登場作品 | 機動戦士Gundam GQuuuuuuX |
メーカー | BANDAI SPIRITS(バンダイ スピリッツ) |
グレード | HG(ハイグレード) |
価格 | 2,750円(税10%込) |
発売日 | 2025年05月31日(土) |
HGGQシリーズ | No.4 |
レビューの総合評価

組み立てやすくパーツの外付けで拡張性も高いディスプレイ・アクションの両面で優れたガンプラでした!
ちょっと高い印象でしたが、付属品によるプレイバリューもあり価格相応の価値は示せていたと思います!・・・複数買いするにはちょっと高いけど(;^ω^)
本体ギミックが少ないのが残念ですが、肩関節の引き出し時に不自然さが目立たないようになっている工夫が見られて良かった!!!
本記事では「HG 赤いガンダム」の↓下記の詳細をまとめていきます!
- 素組みレビュー
- 付属品紹介
- 組み立てレビュー
- HG 赤いガンダム:ポージング例と耐久力
気になる人はチェックしてみてね(゚∀゚)
「HG 赤いガンダム」を素組みレビュー
武装を持たせた完成した全体写真が↓コチラ↓








頭部・胴体は小柄で四肢は細め。2基のビットは大型ですが、肩部にしっかりマウントすることができます。
パーツは細かく、特に胴体は引いて見ても密度が濃い。

- ツインアイ
- センサー系
- ビットの細部
- レッド・ブラックのライン
- etc…

付属シールを使わないと色分けは足りていませんが、素組みでも十分ディテールは多いと思います。
専用マーキングシールも付属しているので簡単ディテールアップができるのも魅力。
下記では部位毎に詳細をレビュー。
頭部ディテールと可動域
- 頭部評価:
- 細かいモールドと造形でディテールが多い
- 首は左右への振りが弱いが上下に大きく可動できる
造形・ディテール

頭部は組み立てでも述べた通り細かいパーツ分割がされておりディテール量は多め。
ただし、頭部バルカンは単色。
造形はしっかり出来ているので、細部まで色分けするととんでもないディテールになりそう。

首元にも細かく深いメカモールドが刻まれています。
可動域

- 上に大きく可動
- うつむきは顎で制限
- ボールジョイント程度に横に振れる
- 周囲は干渉なく一回転可能

ほぼ垂直に向く可動はほほに縦ロール軸を設けて表現しています。
腕部ディテールと可動域
- 腕部評価:
- ディテールは少ないが広い可動域で自由度が高い
造形・ディテール

この基部はマウント状態と収納状態を差し替えて使います。
- ショルダーアーマーは小型で前後にはグレーのラインが入っている
- グレーの基部があり、展開状態と収納状態を差し替えできる
- モールドは比較的全体の中では少ない

- 肩部同様ディテールは比較的少ない
- リベットパーツは一体化している
- グレーのジョイントパーツは先端のレッドパーツを外して簡単に差し替え可能

気になったのはハンドパーツの握り手サイズ。
武器を持たせている際には気になりませんが、持たせていないとマニピュレーターの隙間が大きくてバランスが悪く見えてしまいます。

上腕にはパーティングラインがうっすら前後で出ているので塗装時には処理してあげたほうがいい所!
可動域

肩は引き出しギミックもあり前後に大きく可動。
個人的に「赤いガンダム」の一番の優良ポイントは肩引き出しギミック!
2箇所にボールジョイントを仕込むことで滑らかな可動域を実現。

従来のキットにも多い引き出しギミックですが、「HG 赤いガンダム」は付け根のパーツ内部を引き出すので、引き出したジョイントの軸が露出しません。
気になる隙間が出ないので密度感を落とさないのが良かった!!!

腕は肩を引き出せば水平以上に大きく上がります!

- 上腕はHG標準のロール可動
- 肘は二重関節でピッタリ引き寄せできる
- 手首はボールジョイント標準範囲の可動
「動かすことでテコで抜ける」なんてことはありませんでした!
胴体ディテールと可動域
- 胴体評価:
- モールドは少ないが細かいパーツ分割でラインディテールを表現
- 凹凸も多く多面的で情報量が全体の中でも多い箇所
- 柔軟に前後・左右へ動かすことができる
造形・ディテール

- 胸部グレーのパーツはメカディテールが濃い
- 小さい多面で密度がある
- モールドは最小限で数カ所にマイナスモールドがある程度
- ウィストは引き締まって人体に近いフォルム
腹部に関しては人体の腹筋や腹斜筋を機械的に落とし込んだようなデザイン。ウエストは長めに設計されていますね。

腰部周りにアーマーはほぼなく、フロントの一部のみガンダムにもある類似パーツが付いています。サイドアーマーは腰部にはなく、脚部から延長した装甲デザイン。
可動域

- 前屈・仰け反り共に大きく可動
- 左右に大きく振れる
- 腰部周りに干渉なく捻り回転可能
アクションの軸になる胴体は保持力・可動域ともに良好でした!

開脚幅はポージグが困らない程度!
180度開脚している動画も見かけたんですが、ぼくはできませんでした。
脚部ディテールと可動域
- 脚部評価:
- 細めのデザインでモールド・パーツ分割で表現したディテールは多く、特に膝回りに集中している
- 大腿部の可動が弱いが足首膝の沈み込みは柔軟
造形・ディテール

- 脚部はピンクパーツとグレーのパーツで構成
- 大腿部の裏はメカモールドが造形
- 膝回りはリベットや肉抜きから見える内部造形が見える
一部外装から露出するグレーのデザインなど腕部よりディテールが多めでした。

- 足首はモールドが多いが単色で目立ちにくい
- ピンクのパーツはモールドが少ないが、濃いレッドのパーツは機械的な造形がある
- 足裏の一部は肉抜きされているがモールドも小型スラスターの造形もある
- 足裏には「RX-78」の文字が反転したモールドが入っている
アンクルアーマーは足首パーツと脚部パーツではさみこんでいるだけなのでちょっとカチャカチャする・・・気になる人もいそう。(ぼくは気になる)


脛・脹脛にはパーティングラインが出るので、ココも処理してあげた方が良さそう!腕より目立ちます。
可動域

- 前方にはフロントアーマーが干渉して制限(角度を正面から変えると干渉を避けられます)
- 膝は二重関節で深く沈み込み可能
- 足首は下方に大きく動き、上には若干だけ

足首は↑画像くらいの開脚幅まで足裏が着くので設置性も良いですね。
バックパックディテールと可動域
- 脚部評価:
- ディテールが細かく充実している
- 可動はビームサーベルマウント軸の基部のみ
造形・ディテール

- バックパックはモールド・パーツ分割でディテールが多い
- ピンク・レッド・グレーの配色で構成
- 2本のビームサーベルをマウントする専用軸がある
ランドセルは本体よりメカディテールが強めでパイプやリベット、パネルラインが細かく造形されていました!

バックパック接続はHGに多い2軸接続。
差し替えている「オプションパーツセット ガンプラ14(ガンバレルストライカー)」をレビューで見る

ランドセル底部には6基の小さいバーニアが造形。ディテールは少ないですが意外と見栄えは良いですね。
HG 赤いガンダムの簡単改造


↑2軸接続なので、最近のオプションパーツなら互換性あるものが多くポン付けで簡単改造が可能!
可動域

マウント基部はボールジョイントで多少動かせるんですが、サーベルを取り付ける軸がメッチャ細いので折れに注意!
ボールジョイントに近い部分を持って動かした方が良さそうです。
付属品一覧
豊富な付属品が↓こちら↓

ビットの詳細をタップで見る







ビットはあるだけ連結できます!
ビーム・ライフルの詳細をタップで見る

ビーム・ライフルは↑こんな感じ。
モールドは多いですが、表現としてはレイヤー表現くらいで、リベットやマイナスモールドはかなり少なめ。

銃口とスコープは↑こんな感じ。
スコープはイエローパーツでパーツ分けされています。

銃身側面は↑こんな感じ。

スコープは左右に180度ほど振ることができます。

ただ、軸に左右からは目合わせる構造なので、底面には合わせ目がでます。
動かさなければ見えないので気になる人と分かれそう。

グリップ底は微妙にサイズが大きくなっておりスッポ抜け防止の構造。

ちなみにハンドパーツへの取り付けもシブミがあるので上下にカチャカチャ動くこともありません。

サブグリップも左右に180度振ることができます。
ビーム・サーベルの詳細をタップで見る

ビーム・サーベル柄の形状は↑こんな感じで、しっかり見ないとスルーしてしまいそうなモールドが刻まれています。

サーベルはランナー紹介でも述べた通りSB-13。
ガンダムSEED系でもよく使われているもので、紛失しても色んなものから代用できます。

GQuuuuuuシリーズはギュッとしまったサイズ感で従来のHGより気持ち小さめ。
これにより、通常サイズのビーム・サーベルが少し大型に見えて見栄えが良いです!
シールドの詳細をタップで見る

シールド表は↑こんな感じで専用の接続パーツも付属。

裏面はレッドパーツに裏打ちモールドがあり、グレーのパーツでフレームも表現。
グレーの部分には2箇所の取り付けダボ穴があるので位置を変えて変更できます!

専用の取り付けジョイントはバックパック用。こちらも取り付け位置を変更して見せ方を変えられます。

腕に取り付ける際にはビット用の接続パーツがあるのでそのまま流用することができるのは楽で良いですね!

画像左は肩に、右は肘に取り付けた様子。
ただ、ポージング例でも見せた通り肘につけるとロール可動ができてポージングの邪魔にならないのが良い。

一応シールド裏にはハンドパーツで掴める取っ手があるので正面に構えることもできます。
ハンマーの詳細をタップで見る

ハンマーはアドバンスドMSジョイントのチェーンパーツに「赤いガンダム」専用のハンマーパーツを取り付けるだけ。
ハンマー部分はギミックがありそうな形状ですが特にありませんでした。

ちなみにチェーンをアップにすると↑こんな感じ。
ゲート後が見えると思うんですが、ここはデザインナイフとかで削った方がいいですね。
先細薄刃ニッパーでもちゃんと刃が入りませんでした。

チェーンのグリップをハンドパーツに差し込んで、底面にパーツを取り付けて装着!
スッポ抜けはありません!

ハンマーには専用の保持用クリアジョイントが付属。
付け根をスタンドで固定してディスプレイ表現の幅を広げられます!
平手パーツの詳細をタップで見る

ハンドパーツは標準の武器握り手の他、専用の平手が付属。

ハンドパーツのボールジョイントサイズはRGサイズだったジークアクスに対し、「赤いガンダム」はHG標準サイズ。
オプションパーツのハンドパーツに変更も可能。
甲のパーツもマニュピレーター部分もモールドが細かく、単色ですがディテール多め。
組み立てレビュー:難易度と注意点
- HGとしての組み立て難易度
- 組み立て所要時間:2時間程度
一部「頭部・胴体・脚部」の構造が独特で躓く可能性はありますが組み立てしやすかったです!
パッケージ内容は↓こちらをタップ。
パッケージアート内容物をタップで見る


箱の長辺側面には赤いガンダムの簡単な解説や武装・付属するマーキングシール。そして完成見本の赤いガンダム前後写真が掲載されています。

箱の厚み比較。
【内容物】


- 説明書
- ホイルシール
- マーキングシール
- ランナー
【説明書】

説明書表にはパッケージアートの赤いガンダムの解説やパイロットである「シャア&シュウジ・イトウ」の解説が記載。

裏面は武装の詳細な説明が記載!パッケージ側面に記載されている情報とほとんど一緒ですね。
ジークアクスと違い詳細にかかれていました。あとはおなじみのカラーガイド。
ランナー詳細をタップで見る
全部で9枚!

Aランナーは色プラ。
レッドは濃い赤で内部関節のグレー、ブルーの頭部ツインアイなどを構成。

Bランナーは外装の濃いレッドと薄いピンクのような外装。ダークグレーパーツはビットやシールドのマウント基部などが主に整形されています。

Cランナーは少量で、ハンマーやハンドパーツ、ランドセル・バーニアなどに使う部分。
特徴として、少し硬めの素材で質感的にはABSに近いような感じ!

Dランナーはシールドなど少量ランナー。

Eランナーはイエローパーツで、こちらも少量。

Fランナーは頭部や腕部の外装パーツを構成。
赤いガンダムの大半を占めるパーツですが、思ったよりもピンクでパッケージと比較すると印象変わりそうです。

Gランナーはビットのパーツ構成で、Cランナー同様質感はABSに近くやや厚みを感じるパーツでした。

Hランナーはビットのピンク部分を構成。輪切りにしたような分割になっています。合わせ目は出そうですが、縦に目立つ感じにはならなそうですね。

ハンマーのチェーンはアドバンスドMSジョイントが採用!
これは「RG RX-78-2 ガンダム Ver.2.0」の拡張オプションパーツに付属するものと同じものが採用されています。
↓コチラですね!プレバン限定でしたが普通にamazonでも購入できるみたい。

素材はABS・PS・PP。塗装するなら傷を入れないように注意したいところ!

「ビーム・サーベル」のエフェクトはSB-13とHGによく付属する標準タイプ。
傾向ピンクで整形されていて、ブラックライトに反応します。
ちなみにぼくは100均のレジン用UVライトで当ててみましたが反応しませんでした。ブラックライトの反応は光の波長や蛍光色によって異なります!
「HG エグザベ専用ギャン(ハクジ装備)」や「HG ゲルググ ボカタ機(GQ)」に付属するサーベルよりも細く長いタイプです。

最新キットには珍しくボールジョイントが採用!肩の引き出し部分で使います!
以上が「HG 赤いガンダム」を構成するランナーでした!
組み立ての様子と特徴
組み立ての様子やキットの構造などを簡単に紹介します。

頭部が特徴的で、パーツも細かく12個で構成されています。
組み立ての難所が一番最初にやってきます(笑)
ブルーのパーツは光沢で、パーツ段階だと視認出来ませんでしたがモールドが入っていました!

↑上記の画像はモールドを見せようとしている様子。
右は角度を変えて光に当てた状態!複眼のモールドが入っているのが感動的でした!メッチャ細かい。
シール使ってもいいと思いますが、そのままでも十分クオリティは高い。

センサーにも2点凹凸が表現されているのがわかります。

肩は太めの軸で構成されているので簡単に折れることはなさそうです!

脚部内部は↑こんな感じ。
太ももの内部は若干凝っていましたが、構造自体はHGとしてはスタンダード。

足首ジョイントは30MFなどに使用されている斜めに合わせて組み立てるボールジョイントを使用。
直感的に動かしにくい角度があるので個人的には嫌いっ!(ヽ´ω`)
実際苦手な人は破損させてしまっているので、ちょっと気をつけて動かすようにした方がよさそう。

最後に↑ビット!
CランナーとGランナーのパーツはグレーでABSではありませんが、近い質感と厚みを感じます。
大体構成はこんな感じで、一部特徴を持つ部分はあるものの、パーツが細かく多い点を除けば至って普通のHG。
ジークアクスほどの難易度は感じませんでした!

新規造形でパーツに余剰は出ませんが、関節に使ったポリキャップのボール型が3つ残ります。
パチ組みの「HG 赤いガンダム」








商品画像を見るとビット装着時は横幅がありますが、外すだけで大分シンプルなデザインなのがわかります。
「HG 赤いガンダム」自体が小柄で華奢。
出来は良いんですが、これだけで見ると正直価格は1,500円くらいに見えてしまいますね。
組み立てる時の注意点
強いて組み立て時の注意点を挙げるなら
↑上記の2点。
パーツカットに注意の詳細をチェック

肩関節はレッドパーツに小さい突起があります!そこはカットしないようにしましょう!
ぼくはちゃんとカットしちゃいましたが、可動など特に影響はありませんでした(゚∀゚)アハーン
一応説明書ではついたままなので気を付けてね。
取り付け向きに注意をチェック
パーツが細かいので良く見て向きを間違えないように気をつけてください。もし実物の説明書が見づらいならWEB版は拡大できるのでそちらをおすすめ!
「HG 赤いガンダム 説明書」←これで検索できます。
HG 赤いガンダム:ポージング例と耐久力
上記レビューを踏まえてどんなポージングでディスプレイできるのか例を紹介!
踏まえて各関節の保持力もまとめました。ポージングにこだわりたい方は可動域と見栄えの参考にしてみてください^^

まずは「ビーム・ライフル」を持たせてポージング。




「シールド」でガード!



「ビット」装備!

付属の平手で飛ばしてる感も演出!
ただ、このハンドパーツはオプションパーツの方が良いかもしれません。


ビット展開は複数の台座が必要なので少し幅をとるかもしれません。
アクションベース6なら小型に加え、1つの台座で支柱2本差し込めるの台座スペースを縮小できます。

「ビーム・サーベル」抜刀!


サーベルの2本持ち。赤いガンダムは小型なので標準サーベルの長さでも大きく見えるのが良いですね。




ジークアクスキックも再現できます。

「ハンマー」装備。
チェーンの自然な曲線を表現できるので流れのあるポージングが付けられます!







蹴りなどの直接的な攻撃アクションもしっかりとれます。

「ビット」を肘に装備。





ポージング例は以上!
脚部が横にも縦にもバッチリ動かせますし、胴体・首も含めて良好なため速度感を表現するようなポージングから、ビシッと構えるポーズまでつけることができます!
弱点らしい弱点は特になく・・・強いていうならジークアクスのように前屈の可動域がもっと欲しかったなっていうところ。
それ以外は全く問題なく、武装の多様さで見せ方にも幅が出るのは良かったと思います。
「3時間」動かした耐久力評価
耐久力の評価としては申し分なし!!!ただし、以下の点は心配になるのと気になったところ!
【胴体の抜け】

ポージングの際、前屈をしているとちょいちょい腹部ボールジョイントがテコで抜けてしまう点は気になりました!
保持力低下というよりももともと溝が浅く抜けやすい感じ。
ジークアクスも同じポイントで抜けやすさを感じたので少々残念だった気持ち。
同シリーズガンプラとの比較

「HG ジークアクス」と比較。
「HG 赤いガンダム」は全体的に見ると赤単色に見え、刻まれたモールドも視認しにくい点から、ディテールが少なく見えてしまい「ジークアクス」の方が見栄えは良いように思います。

全高はどちらも同じ程度で「赤いガンダム」はより人の形に近いデザインに見えます。

造形は全く違うので比較してもアレなんですが、気になったのは質感と構造。
ジークアクスの方は全体の外装にKPS(軟質プラ)が使われていたんですが、「赤いガンダム」は普通のプラ(PS)パーツで成形されていました。
構造も1軸を取り入れて新しさを求めたジークアクスに対し、「赤いガンダム」は基本構造はこれまでのHGとそう変わらないように思います。
もちろん新鮮味がある箇所もありますが、作ってて楽しめるのはジークアクスの方かもしれません。
逆に「HG 赤いガンダム」の強みは豊富な付属品と拡張性の高さ!
ジークアクスでは再現できない発想とパーツ次第で独自性を出せるのが良いところだと思います。
比較した「HG GQuuuuuuX」をレビューでもっと詳しく見る
項目 | 赤いガンダム | ジークアクス |
---|
発売年 | 2025年05月31日(土) | 2025年01月17日(金) |
価格 | 2,750 円(税10%込) | 2,200 円(税10%込) |
組み立てやすさ | ◯~◎ | ◯ |
外観プロポーション | ◎ | ◎ |
可動範囲 | ◎ | ◎ |
ギミック | ◯ | ◯ |
付属品 | ◎ | ◯~◎ |
耐久力 | ◎ | 〇~◎ |
ポジショニング
HG 赤いガンダム【レビューまとめ】

造形は新鮮でしたが、構造自体は基本的に従来のHGで頭部・大腿部などの独特な構造が楽しめる!
パーツの向きさえ注意していれば基本的に説明書も見やすくランナー分けも出来ているので組み立ては容易だと思います。
可動性が高いだけでなく、見栄えを良くするための肩引き出しギミックは挑戦的な機能性も感じます。
「HG 赤いガンダム」は組み立て構造よりも、キットの拡張性や付属品での満足度の高さがとにかく強みだと思うので動かして楽しみたい方に激推しですね!
HGだと価格は高めで本体ギミックもほとんどありませんが、「プレイバリュー」・「耐久力の面」でコストパフォーマンスは良いと思いました!!!_(_^_)_
以下長所と短所をまとめます。
長所と短所

- ジークアクス系キットの中では比較的組み立てしやすい
- 補填シールはあるが使わなくてもイメージ通りのキットになる
- 全体的に小型でディスプレイがしやすい
- 可動性は高くアクションポーズがつけやすい
- 付属品が多く、様々なディスプレイ方法が選択でき満足度が高い
- トータル、品質の劣化も感じず少し高めだがコストパフォーマンスは満たせている

- ビーム・サーベルのみハンドパーツからポロリしてストレスを感じることがある
- ちょっとコストが張るHG
強いていうなら弱点は↑これくらい。
どんな人におすすめ?
デザインやギミックのなさが許容できるなら、可動性重視の人やディテール重視の人にもおすすめできます!
ビットは複数取り付けることもできますし、ジョイントとビットさえあれば横にどんどん連結できるなど、工夫すると拡張性が高い!
付属品だけでもプレイバリューはめちゃくちゃ高いですが、独自の赤いガンダムやその他オプションパーツとの併用を考えている方にもバッチリ!
レビューは以上、おしまい。
「HG 赤いガンダム」のこれまでの再販履歴・予定、プレ値などの情報は↓↓こちらにまとめています。
気になる人はチェックしてみてね(゚∀゚)
↓関連ガンプラのレビューをもっと見る↓



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