今回は「ビルダーズパーツHD32 ノンスケール MSファンネル01」をレビューヽ(゚∀。)ノ
発売日「2014年07月」、価格「770 円(税10%込)」。
オプションパーツと思って購入したんですが、どちらかというと改造ができるモデラーさん向けの簡易パーツ。
ポン付けの汎用性が高いオプションパーツに対し、こちらは取り付けに工夫が必要になることが多そうでした!
2024年にも1度再販があったはずなので、もしかすると以降もあるかもなので、参考にご覧ください(`・ω・´)ゞ
「MSファンネル01」の基本情報とパッケージ内容
キット名 | ビルダーズパーツHD32 ノンスケール MSファンネル01 |
メーカー希望価格 | 770 円(税10%込) |
発売日 | 2014年07月 |

パッケージは箱ではなくビニールの袋に入っている簡易仕様。
内容物は組み立て説明書1枚とランナーが2枚。

パーツは「ファンネルコンテナA」と「ファンネルコンテナB」がそれぞれ2つずつ組み立てできますね。
【説明書】

説明書は↑こんな感じでファンネルコンテナA・B共に簡易仕様なのが分かります。
【ランナー】

同じAランナーが2枚入っていて、片方でA・B1個ずつ組み立てできます。
材質はPS素材でKPSではありませんね。
成形色はグレーで統一されているので、塗装する際に邪魔になりにくいようになっています。
MSファンネル01コンテナA・Bのレビュー
作りは簡素ですが、造形は良くできておりディテールも十分!取り付けには汎用性が欠けているような印象。名目通りビルダーズパーツでした!
下記MSファンネル01コンテナ「A」と「B」をそれぞれまとめます^^
MSファンネル01コンテナAをレビュー

「ファンネルコンテナA」の構造は↑こんな感じ。

ファンネル自体も3パーツ構成でシンプルですが深いモールドが刻まれていてメカディテールは十分に見えます。
ファンネルの取り付けも丸ダボの形状でフィット感も良くしっかりハマるのでポロリはありませんでした。

トップから見ると片面にファンネルの突起が出るようなデザイン。
合わせ目はモールドとして隠蔽するようになっているので目立ったりはしませんね。

ファンネルの方は側面と底面に合わせ目が結構目立ちます。


基部になる軸は向きの変更や取り付け方は柔軟に変更できます。
反面、可動性は制限されて

軸ピンでの接続で、前後を入れ替えても取り付けできます。
ただ、コンテナ側がモナカ構造で緩みやすい。ゆるくなるとピンの保持力が弱くなってしまうのは残念なところでした。

ファンネルコンテナは上下大きく開閉できます。

内側に裏打ちモールドなどはありませんでした。

「MSファンネルコンテナA」と「RG サザビー」のファンネルコンテナと比較。
基本デザインは類似していますがサザビーの方は射出方向が上に対し、「MSファンネルコンテナA」は側面。

流石にRGのようにコンテナやファンネルの展開ギミックなどはありません。

またファンネルにはダボ穴などもないのでそのままだと射出ディスプレイができません。
ただ、内部には空間があるので、ピンバイスで穴を開けて簡単に自作できますね!
MSファンネル01コンテナBをレビュー

「ファンネルコンテナB」はバインダーのような形状。
レイヤーのように重ねて組み立てるので前後から見ると合わせ目はでません。
表面は小さいパネルラインや複数の凹凸・マイナスモールドが少量入っています。
溝が浅くあまり目立たないのでスミ入れする際には掘り直し必須。

側面から見るとこんな感じ。

コンテナの蓋は大きく開閉することができますね。

内部には収納された10基のファンネルモールドが入っています。

蓋裏にはモールドがなくのっぺり。
本来なら気にならない所なんですが、大きく開閉できているので、内部にも何かほしかったかも。
スジボリなどしてディテールアップした方が見栄え良いかもしれません。

取り付けは軸で接続。
ロール回転ができるのはもちろん、取り付け箇所によっては基部が動けばより広い範囲の可動ができますね。

さらに、↑画像のようにポリキャップのボールを取り付けるとボールをジョイントとしても使えるので汎用性が広がります。
また、軸中央には穴も空いていて、少し拡張してポリキャップの小さいボールジョイントパーツを差し込むこともできそうです。
ファンネルコンテナA・Bの使用例
簡単に使用例を紹介!ぶっちゃけポン付けだと結構使いづらさがありました!
↓取り付け例はこんな感じ。

実際に装備させてみたのが↓コチラ↓

お気に入りの「HG 1/72 アーロンライノ(グレイディ専用機)」に「ファンネルコンテナB」を取り付けてみました。
全体に3mmダボ穴があるので取り付けはしやすかったですね!
サイズ的にガンプラの1/144スケールと同等。
コンテナは比較的小型で全体のバランスは良いかも!

腕に取り付けると↑こんな感じ。

小型のバインダーなので腕部に付けてもあんまり違和感ないかも。

ブレードのような武装に見せることもできますね(゚∀゚)

「ファンネルコンテナA」の方は加工なしだとそのまま付けられるのが制限されそうでした。
今回は「HG ガンダムバルバトスルプス」に装備させてみました。

バルバトスルプスは肘にダボ穴があったのでポン付けできました。
ただ、普通にバックパックへの取り付けは限定されてしまうので、別のオプションパーツとの組み合わせを前提とした方が自由度は高いように思います。
ちなみにバルバトスルプスに取り付けているバックパックは「ガンプラ13 バトルアームアームズ」で、今回必要ではないオプションパーツです(笑)

↑こんな感じで射出状態演出はできますが、やはり浮遊したファンネルも合わせてディスプレイしたいところ。
ビルダーズパーツHD32 ノンスケール MSファンネル01【レビューまとめ】
まとめると↑こんな感じ。
ディテールアップパーツとしては十分活用できますが、いざポン付けしようとするとなかなかマッチするキットがない。
仮にポン付けできてもバランスが合わなかったりしたので、多少加工するスキルや道具があったほうが良いと思いました。
ビルダーズ向けの特化パーツで、オプションパーツより汎用性は低いイメージを想像してもらえたらいいかも。
レビューは以上、おしまいー。
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