マジでよかった!!!←え?何が?(笑)
ぼくはガンプラを趣味にして約1年ほどでしょうか。
塗装する時は筆塗なんですが、ずっと塗布した塗料に「気泡」が入ることが悩みでした。
↑使っていた筆も「タミヤ」さんのものだったので、かってに絶大な信頼をしていたんです。
いや・・・こころのどこかで「筆なんかみんな同じっしょ!」とか思ってたかもしれな・・ゴニョゴニョ。
でも、さすがに気泡潰す時間ももったいないし、あまりに数が多すぎる!塗料の希釈率でどうにかならないか色々検討したんですが心が折れた。
でね、Youtubeでみたゴッドハンドさんの「神ふで うぶげ」の筆の存在を思いだしたんですよね。塗装始める時に調べてみたことはあったけど、初心者には高級すぎると思ってスルーしていた製品。
口コミも良好だったので、これで気泡の悩みがなくなればいいなと思ってちょっとお高いけど思い切って買ってみました。
その結果が冒頭の「マジで良かった!!!」です(笑)
こんなに変わるならもっと道具にお金かけても良い気がしてきたくらい良かったので、今回は「神ふで うぶげ 平丸M」のレビューをしてみたいと思います。
同じように気泡や均等に塗装できないなどの悩みがある方は是非参考にご覧ください。
神ふで うぶげ 平丸Mの製品情報
製品特徴はこんな感じ。
amazonや楽天でも購入でき、価格としては筆一本で結構な高級品。消耗品としてこの価格はネックではありますが、人口毛で耐久性の高いPBT材質を使用。
形状なども90度以上のお湯につけると元に戻るため、他製品の筆よりも長く使えるのが特徴。
【PBTとは?】
PBTは「ポリブチレンテレフタレート」の略で、耐久性があり耐熱・有機溶剤・油類にも強い樹脂。「神ふで うぶげ」は毛先にこれを使用することで、簡単に劣化する心配が少ない。
「神ふで うぶげ」はプロの日本人職人が手作業で作っているらしく、生産数に限りがありますがその分高品質を担保できているってことですね。
筆塗派が少ないからか、生産が少なそうでもまだ全然購入できるので入荷待ちなどはありませんでした!
あとキャップ付きなので、持ち運びや管理する時も雑に扱っても大丈夫!(いや、雑に扱うなしw)
「神ふで うぶげ」を使うメリット
ぼくが購入した「平丸 M」で感じたメリットとして
- 塗料の伸びが良い
- 重ね塗りする際に下地塗料を剥がさない
- 気泡が入りづらい
↑上記3点が劇的に良くなりました!!
①塗料の伸びが良い
以前使っていた筆の場合、筆に塗料を乗せて下方向に塗る動作をした際、筆の左右に塗料がたまるということがありました。
これでは左右の塗膜と中央の塗膜量が大分変ってしまうので、修正する際厚くなった部分を再度塗るということが頻繁に発生します。
「神ふで うぶげ」はこの左右にたまる塗料の量が少なく、塗った方向にキレイに伸ばすことができました。
②重ね塗りする際に下地塗料を剥がさない
重ね塗りしていたら下地塗料が溶け出し、そこを補填しようとすると全然塗料がのらない!なんてことありません?
ぼくは実際何度かあって、前々から感じていたんですが、使っていた筆の場合摩擦が強すぎると思っていました。
塗料の伸びを良くするために希釈に溶剤を使うと思うんですが、これは溶剤なので多少なりとも下地塗料を溶かします。
弱くなった下地塗料に摩擦が強い筆で撫でるとどうなるか?
そう、感覚としては「塗料をこそぎとる」ということが起こります。
この状態で何度塗布してもうまくいかず、いったん乾燥させてから再度やり直すなど時間的コストが大きい。
「神ふで うぶげ」はうぶげというだけあって、↑画像をご覧の通りかなり毛がやわらかいので摩擦が弱く、下地塗料を剥がしてしまうリスクを大きく軽減していました!!
逆に「神ふで うぶげ」を使っても塗料をこそぎとってしまうなら、それは希釈率に問題がありそう。
③気泡が入りづらい
ぼくが何よりもメリットに感じたのがコレっ!!
塗装する時どうしても空気が入ってしまって細かい気泡がたくさんでているのがマジで悩みでした。
「神ふで うぶげ」は先端まで毛量が多く、空気を筆に含みにくいようで、ほとんど気泡が発生しない!
以前の筆は新品状態から1日使っただけで気泡が大量に発生したり、毛先の傷みが早かったんですが、丸2日使っても今のところ問題ないくらい耐久性の良さを感じています。
↑画像は溶剤に浸した直後の状態ですが、毛先の密度が濃いのがわかりますね。塗料付けても隙間が空いたりもなし。
結論、耐久性があるから簡単に劣化せず気泡の入らない状態を維持+そもそも空気を取り込みにくい。
ということで良いと思います。
プラ板に塗布して比較
実際に以前使用していたタミヤの筆セット「タミヤ(TAMIYA) メイクアップ材シリーズ No.67 」と「神ふで うぶげ 平丸 M」で実際にプラ板に塗布してみて比較してみたいと思います。
左が「メイクアップ材シリーズ」、右が「神ふで うぶげ 平丸 M」で塗布した状態。
塗料はやや粘度高めで、100均のプラ板にヤスリをかけないツヤツヤ状態でそれぞれ一回塗ってみました!
「メイクアップ材シリーズ」は筆が大分劣化していることもあり、気泡がたくさん入っているのが見てわかると思います。
対して「神ふで うぶげ 平丸 M」側を見ると気泡が少ないのもそうなんですが、塗料ののりが全然違うように見えます。
毛先がバラバラの「メイクアップ材シリーズ」に対し、「神ふで うぶげ 平丸 M」は整っているので塗料の細かいムラが少ないのが違い。
新品状態の比較ではないのでこの点はもしかすると時間経過で「神ふで うぶげ 平丸 M」の方にも起こる可能性はあるかもしれません。
実際塗って思ったのは、神ふでの方が塗膜を薄くできるのでエッジやモールドを潰すといったことを比較的防ぐことができると思います。
もちろん塗料の希釈率も大きく影響するので筆さえかえればできる!というわけではありませんが。
神ふでのお手入れ方法
「神ふで うぶげ」・・・かなり良い物ですが実際どれだけ耐久性があるかなんてわからない。
ということで、お手入れはした方がいいですし、ここまで良い道具ならお手入れしたくなるかも。
お手入れ方法には
- 溶剤に浸透させ洗う
- 専用の道具を使ってメンテナンスする
- お湯につけて形を戻す
↑上記3つの方法があります。
①溶剤に浸透させ洗う
まずは基本中の基本、使い終わった筆は必ず使用した塗料の溶剤に付けて落とすこと。
塗料を筆に付けたまま乾燥させてしまうと中々落ちづらくなり次使用から扱いづらくなるのはもちろん、徐々に毛先がバサバサしてしまいます。
特に毛の根本に塗料が固まり残りやすいので、溶剤に浸し根本をトントンと軽く叩く動作を繰り替えしてみてください。
目に見えなくても意外とたまっているので溶剤の色が変わってくるはず!
②専用の道具を使ってメンテナンスする
各プラモデルのメーカーさんからはクリーニング専用の洗浄液などが販売されています。
そのいずれを使用してもいいですが、ゴッドハンドの神ふでなら「ブラシメンテクリーナー」という専用のものを販売しています。
amazonにはなかったので気になる方は↓公式サイトからご覧ください。
筆洗いようの専用容器などもあるので、専用で欲しい方はこっちもあるといいかも。底の厚みがあって倒れにくし仕様みたい。
③お湯につけて形を戻す
毛先がバサバサしてちょっと塗ムラが酷くなってきたと感じた時に使えるお手軽メンテナンス方法。
お湯に10秒ほど漬けるという手法があります。
お湯の温度は90度以上が推奨されており、浸して柔らかくしてから取り出す際に毛先の形を整えてあげるとバサバサした形を元に戻しつつ、こびりついた塗料を落とす一定の効果も期待できます。
ただし「ヤケドしないように耐熱容器を使う」、「長く浸しすぎない」という点には注意してください。
この浸す方法ですが、↓下記の専用ツールでよりキレイに状態を戻すことができるので、こだわりたい方におすすめ。
「神ふでうぶげ 平丸M」レビューまとめ
レビューとして実際どういう筆なのかをまとめてきましたが、実際の使用感として伝えるには完成品を見せた方が早いと思います。
ただ・・・すみません、現在制作途中のツヴァイの最後の方だけ使ってみたので、下地の悪さを完全に消すことができませんでした。(いやかなりいいんだけども写真だとわかりにくい)
なので、次は全部「神ふでうぶげ 平丸」を使った塗装をして実際の完成品写真を後日更新させてもらいます。
ただ、これは間違いなく良い物だっ!!!
正直一本だけ良いの持っとくかくらいの感じで試したんですが、あと一つ二つサイズと形状違いを購入しようと思います。
これで塗装することを考えるとかなりワクワクしているので、その結果は是非お伝えしたい。
説得力としてはやや物足りないと思うので、今購入しようか悩んでいる方の参考にしてもらえたらいいかな。
↓下記で購入方法も書いておくので、気になった方は商品ページで情報を詳しくみてみてね!
「神ふで うぶげ」の購入方法
「神ふで うぶげ」は基本的にオンラインで購入することができます。
amazonや楽天が利用しやすいですが、価格を少しでも抑えたいなら公式オンラインショップが比較的安く購入することができます。
筆塗していて気泡で悩んでる方は是非試してみてね!
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