ガンダムSEEDのラスボス機体「プロヴィデンス」が好きなんですが、METAL BUILD(メタルビルド)化されるということで、デビューしてみました(=゚ω゚)ノ
今回はメタルビルド「プロヴィデンスガンダム」のレビュー記事!
登場作品 | ガンダムSEED |
搭乗パイロット | ラウ・ル・クルーゼ |
メーカー | BANDAI |
グレード | METAL BUILD |
価格 | 46,200円(税込) |
発売日 | 2024年1月25日発送 |
使用素材 | ABS・PVC・ダイキャスト |
サイズ | 本体全高:約195mm ドラグーン含む全高:約335mm |
元の設定をベースにメタルビルドとしてデザイン解釈!オリジナリティを表現したメタルビルドの中でもかなりお高めの完成済みフィギュアでした!
早速↓ご覧ください(*’▽’)









全体写真はこんな感じ。初めてメタルビルドの実物を手にしましたが、手にとると圧倒的ディテール量に金属の重量感。
凝ったギミックに・・・何よりイカれたサイズ感で存在感がとんでもねぇ(;’∀’)色分けはグレー・ライトグレーを基調にバーニア内部にはゴールドやシルバーが使われています。
グレーに合うよう、ブルーやイエローの部分はトーンを落とした塗装になってました。
良かった所と良くない所をまとめると↓こんな感じ。
- 圧倒的ディテール量で情報密度が詰め込まれている
- 凝ったギミックでいじってたら滅茶苦茶楽しい
- ダイキャストで関節はしぶく脚部周りは柔軟な可動も可能
- ドラグーンは全部脱着できて展開エフェクトが付属
- エッジが尖りまくったビームエフェクトのクオリティが高い
- 投資対象としてみるのもあり!
- 価格が高め
- 肩周りと足首の可動範囲が制限される
- サイズが大きくディスプレイスペースが大変
- 付属台座やドラグーンエフェクトのクオリティが低い
他のメタルビルドよりもかなり価格が高く、全長も大きめかも。
総評としては、買って良かったとは思いますが、正直期待していた可動やギミックは価格には見合っていない気がします。一通り動かし終えたら満足度はやや物足りないかも。
ぼくはプロヴィデンスが好きなので、そのハイエンドを購入できたと思えば全然良かった(‘ω’)ノ
とはいえ、他のメタルビルドに実際に触れたことがないので比較はできませんので、ぼくが期待しすぎただけなのかもしれません。
下記では、「封入内容・細かい外観と可動・ギミック・購入方法」についてまとめます!
購入を検討している方や、発売日に購入できなくて気になっていた方は是非参考にご覧ください。
メタルビルド「プロヴィデンス」の封入内容



パッケージと取扱い説明書は↑こんな感じ。取扱い説明書は薄いビニールの袋で保護されていました!メッチャ高級感あります。
↓コチラが内容。

付属品
【付属ハンドパーツ】
交換用手首左右各4種。基本の握り拳、平手、後はユーディキウム・ビームライフル用ハンドパーツが手首の角度違いが2種。

クオリティはこんな感じ↑マニュピレーターの機会らしい関節をしっかり表現。甲は意外と情報量少な目でシンプル。
【ユーディキウム・ビームライフル】

画像上側が展開前、下側が展開後の写真。銃口のパーツを引き出すことで、スコープや銃身が連動して展開し、メカニカルな内部を露出します(‘ω’)ノ超好きなギミック。
【複合兵装防盾システム】

複合兵装防盾システムは左右に展開し、カチッとするまで引き出して状態をロック。ビームサーベル部分を引き出し延長、防盾部分を開いて展開完了します!縦横に幅が広がるので若干サイズ感が増しますね。

防盾部分は大きく展開することもできます。内部造形はもちろん、「MA-V05A」の型番マーキングも入ってます。

裏側は↑こんな感じ。蓋(?)を開き内部にあるグリップを取り出しハンドパーツを取りつけ、複合兵装防盾システムの中に腕を入れてダボ軸に固定。
あとは蓋を閉じると装着可能!特に難しいこともなく、軸にロックされるのでもちろんポロリもありません。
内部ディテールも十分!!


【ドラグーン+エフェクト一式】

ドラグーンはもちろん付属!全部で3種の形状のドラグーンが容易されています。

3つの大型タイプドラグーンは親機。先端が尖っており、砲門を複数備えた火力も一番高いドラグーン。

先端はメチャクチャ金属感高めの塗装で、内部ディテールも細かく入ってました!

次に中型のドラグーンで、親機の周辺とリアアーマーの一部にマウントして取り付けます。

最後に小さめのドラグーンで、サイドアーマーとしてとりつけます。


続いて専用エフェクト。エフェクトは親機用円柱軸と、平軸タイプの2種。
全てドラグーンと本体との間に装着することで射出状態を再現!・・・できるんですが、自由度が低く個人的にあまり使い勝手がいいとはいえるものではありませんでした。(´;ω;`)
※ちょっと愚痴ると、これ設計した人はほんとに機体を知っているのか。あるいはコストカットなのか?正直これがメタルビルドのプロヴィデンスで一番残念なポイントでした。せめてもう少しフレキシブルに角度が変えられる仕様なら価格に不満を感じることはなかったかもしれません。
【専用台座一式】

専用台座はシッカリした作りで支柱自体は頑丈。台座には機体名の印字にマーキングもあって良さげ。
ただーし!

台座に目立つバリがあるのと、差し込む軸が細く長い。折れてしまわないか心配すぎて撮影以外では使う気になりませんでした。
うーん、本体のクオリティは良いんですが、全体的に付属品のクオリティが低く足引っ張ってる感強めかも。
ホワイトっていうのもおもちゃ感強めだし・・・なんだかなぁ。
【大型ビームサーベル】

大型ビームサーベルはエッジがビンビンに尖っててキレイなピンク。で、写真だと見づらいですがかなり長い!

すぐ側にあったマウスと比較(笑)丁度倍くらいの長さ。
プロヴィデンスの外観と可動範囲の詳細をレビュー!
それでは各部位ごとに詳しい外観と可動範囲をまとめていきます!ぼくが知る限りメタルビルドとしてはやや控えめな可動範囲だと思うので、気になる方は要チェック!(‘_’)
※頭部に少し埃が付いています。
頭部の外観と可動範囲

フェイスアップ。

側面から。

後頭部。
頭部のパネル分けからダクト、バルカンの造形までかなり詳細に作り込まれているのがわかります。色分けもシッカリできていましたが、一部剥げてしまっている箇所がありました。
あまり気にしない方なので個人的にこれくらいならいいかなって感じ。

首元の見えにくい箇所まで細かいモールドが入って造形されています。

首は上下に大きく可動。

左右にも触れますが、回転は顎の部分が首周りに干渉して90度いけません。

首は根元と頭部付け値に軸があるので、↑画像の通り前方に可動することで上下の範囲を拡張しています。
回転こそパーツ干渉したものの、頭部の可動範囲は広くポージングに活かせる仕様。安定感もあり一部塗装剥げ以外は特に問題はありませんでした!
腕部の外観と可動範囲

ショルダーアーマー。

ショルダー側面。
ショルダーアーマーは大型でドラグーンのシルエットに模した形状。側面から見ると複数のバーニアが設置されており、中にも密度感を感じることができる仕様でした!


ショルダーアーマー前面は上下可動ができるようになっており、前方に腕を上げる妨げになるのを軽減。
肩関節は↑に引き上げることができ可動範囲を若干拡張。軸にもパイプデザインが施されていてこだわりの細部。

腕は水平程度に可動。

腕部アップ。

腕部裏。
腕部には左右に「複合兵装防盾システム」をとりつけられるようにダボ穴が空いています。どこも詳細なパネル分けデザインに、内部のフレームチラ見せなど非常にメカニカル感高め。

ショルダーアーマーは独特なデザインで、アレンジとして表面の凹凸も多く。ディテールが細かく入っていました。腕部の可動範囲に関しては十分で、シブミも良好!
ただ、胴体と繋がる肩関節は前後可動が弱くもうちょっと動いてほしいと思ったのが本音。
胴体の外観と可動範囲

バストアップ。


バック。
ネイビーのボディに暗めのレッドパーツ、周りにはパイプのデザインが造形。設定ではドラグーンシステムを急遽取り付けることになり、エネルギー供給用としてついているそう。
バックにはドラグーンシステム装着用ジョイントあり。

俯き、反りはある程度大きくできしっかり可動軸が内部に設けられていました!

横には少々触れて、捻りはグリンッと360度回転。
胴体の可動は問題なく、安定もしているので良くできていると思います。ただ、数時間動かしていたからか、胴体付け根の部分がややゆるくなっているように思います。
メタルビルド初心者なのでこれが標準かわかりませんが、どれくらいシブミって維持できるもんなんでしょうかね・・・?
腰部の外観と可動範囲

フロントアーマーアップ!
バチクソ細かいディテールにイカツイフロント造形。跳ね上げも十分で脚部の可動も妨げない。ただ、裏打ちはちょっと雑に見える・・・?

その代わり、フロントアーマーは左右とも横にスライドできるギミックがありますね。裏打ちの密度とトレードオフって感じ。

サイドアーマーアップ。
サイドアーマーには小型のドラグーンをマウントしてスカートに見立てる設定仕様。ドラグーンとボディアーマーの色は違いますね。

前後に大きく可動し、横には2つの可動ポイントがあって大きく開けるようになっていました。

ちなみに小型ドラグーンの装着は平軸。

リアアーマーには中型ドラグーン装備。フロントアーマーのように左右に若干開くことができます。

跳ね上げも大きくできるので可動に支障はでませんね。

開脚は180度近くまで。おそらくもうちょっといけるんですが、壊しそうでひよったのでここまで(笑)

ちなみに股関節は前方に動かすと連動して軸位置が移動する仕様になっています。
脚部の外観と可動範囲

脚部アップ。

前・後共に情報量は多く膝裏から見える関節のダイキャストや側面の金属、バーニアまで繋がった一連のデザインが控えめに言って最高。

スラスターの一部らしき一部のパーツにはスプリングが仕込まれているようで、押すと沈み、離すと反発して戻ってきます。

脚部メインスラスターの内部もレッドとゴールドで内部を造形
プロヴィデンスは膝下が大きいのが特徴的ですが、そこに詰め込まれた情報量はガンプラとは比較になりませんね。さすがハイエンド!

スリッパや爪先は比較的あっさり目。足首の可動があまりよろしくなく、接地性が良くないのは気になりました。

足裏には焼き鉄カラーのモールドあり。

脚部全体は前に90度以上、膝の曲がりも深く曲がるのでメリハリのでるポージングができます。

膝装甲は曲げると連動してスライド可動。

スライドする膝アーマーは下から見るとダクトっぽい造形がされています。やや塗装ではみ出していますが、写真で見るまで全然気づきませんでした(笑)

足首は上下とも↑これくらい動かせます。

アンクルアーマーも上下で可動して、もちろんガンプラによくあるポロリはありませんでした。
ドラグーン・プラットフォーム
最後にドラグーン・プラットフォームの詳細。

背部にはドラグーン・プラットフォームを取り付ける専用ジョイントが付いています。その下に補助用ジョイントを取りつけ可能。

↑こんな感じ。

取り付けたジョイントはバックパックの角度を変更でき、使用する場合は↑画像右のように開きます。これでドラグーン・プラットフォームの角度を調整可能。
接続基部自体はとりはずししやすい分、保持がちょっと弱めに感じます。自然落下などはありませんが、振ると落ちました。

ドラグーン親機は左右・頂点の3箇所に取り付け、親機のみ脱着基部が引き出せるギミックがあります。

基部は前方に砲身を向けることが可能!↑画像右側の通り、取り外すと内部は軸。

親機の間になる中型ドラグーンは基部の引き出しはでず前方に砲身を向けるのみ。

最後にドラグーン・プラットフォーム。
画像左側は展開前で、なんか人の顔のように見えて目を閉じているようなデザインに見えます。で、展開したら鬼のような顔(笑)
ラウ・ル・クルーゼの仮面を模しているような独創的なアレンジが加えられていました!
サイズも原作設定より大分大型化されていて本体にも負けない巨大さ。
正直発表された段階でかなり悩んだアレンジデザイン!好き嫌い明確に出そうですし、値段もするし?(笑)画像を見ながら数時間悩んでるとなんか見慣れたぼくは気にならなくなったんですけどね(*’▽’)ww

アップにするとこんな感じ。展開した内部もヤバイよねー。
メタルビルド プロヴィデンスをポージングで見る!
ここではメタルビルド「プロヴィデンス」で表現できるポージングを例として紹介したいと思います!
先述した可動域でどのようなポージングがとれるのか?購入後のディスプレイを想定している方に参考になれば幸いです(=゚ω゚)ノ

まずは平手でポージング!

遠隔系武装は平手が似合いますね!

「複合兵装防盾」を装備。専用スタンドは角度も結構つけられますが、ちょっと耐久性心配ですねやっぱり。




このポーズつけると縦にメッチャスペース使うのでかなりディスプレイしにくい。







ポージングはこんな感じなんですが・・・不完全燃焼!
台座の破損の心配やドラグーンのエフェクトの自由度の無さ、加えて大きさが重なり、ガンプラでやるようなダイナミックなポーズがとれない・・・。
可動自体は問題ないんですが、ちょっと色々撮影しづらかったですね。
ぼくのようにレビュアーじゃない方には問題なくディスプレイできますし、関節も硬いのでガシガシ動かしてOK!
メタルビルドのサイズ感はどれくらい?

ぼく同様メタルビルド初心者さんのためにサイズ感をお伝え!2リットルペットボトルと比較するとプロヴィデンスはそれよりもデカい!
ドラグーン・プラットフォームの分高さがでちゃうんですよね。基本本体のサイズで想定してみると良いかも。

HGCE デスティニーガンダムと比較。1/144スケールと比較すると丁度倍くらい。並べてディスプレイはちょっと難しいかも。

ケース40cm程度の「地球家具 キューブボックス」でも窮屈なんで、コレクションケース用意するならもっと大きいのを推奨します!


ドラグーンが窮屈すぎる(笑)
↓下記事にケース情報まとめてるので良ければ参考に(‘_’)どぞ
メタルビルド プロヴィデンスの口コミ評判
ぼく同様購入できた方の評価はどんな感じなのか口コミの一部を紹介!
Xで投稿のあったもので紹介するので、これから購入したい方は参考までにご覧ください。
プロヴィの重厚感と、圧倒的なボスキャラ感がたまらない!!
— 最近ガンプラサボってる人 (@hiroto240711) January 28, 2024
フリーダムとジャスティスと一緒に並べるよね笑
#メタルビルド pic.twitter.com/Gjcmc5YAgP
初メタルビルドのプロヴィ
— はむつん🏴☠️🍑 (@GNX_U02X) January 27, 2024
遊んでたらこの時間よ… pic.twitter.com/Sii8962pbT
メタルビルドのプロヴィ、で、でかい pic.twitter.com/1F7C0znHD5
— パーーースター (@rauco21) January 26, 2024
みんなが映画観に行ってる間にメタルビルド のプロヴィデンス届いたよ!はぁ〜〜惚れ惚れするカッコ良さ…本体の合金っぷりが凄いのとバックパックは合金無しだから直立余裕(^^)値段だけのクオリティはある👍👍顔に見えるギミックは思いのほかクルーゼ😆#ガンダムSEED #メタルビルド pic.twitter.com/4UqrHWOPkr
— おぐ (@muyuya) January 26, 2024
メタルビルド プロヴィデンスを購入する方法
2023年に受注開始したプロヴィデンス。予約できなかった方や、後になって情報を知った方もいる様子。
ぶっちゃけメタルビルドは全く同じ商品の再販がほぼありません!↓下記事で紹介している通り、ぶっちゃけ同じ商品を定価購入するのは難易度高め。
ただ、もし
という方は↓下記リンク先でまだ購入できます!
もしどうしても欲しいという方はチェックしてみてね(=゚ω゚)ノ
メタルビルドの投資としての側面
上記記事でも紹介している通り、メタルビルドは大人気のハイエンドフィギュアシリーズ!大量生産はされておらず、受注生産が多いのが特徴。
そのため、転売対象にもなっていたりして、特に人気があるものは価格が何倍にもなる可能性があります。
お気に入りのメタルビルドで、人気がでそうなものなら1つ持っておいても良いかもしれません!他に欲しいガンプラやフィギュアが出た時売ることおで費用にも変えられる(‘ω’)
大きく値崩れすることは稀なので、予算に余裕がある方はそういう考え方もありかもしれません。
逆にガンプラを集めすぎている方は整理してメタルビルド購入に充てるのもありですね。
メタルビルド プロヴィデンスガンダム【レビューまとめ】

以上、メタルビルド「プロヴィデンスガンダム」の詳細をレビューしました!メタルビルド初心者のぼくの総評になりますが、
- クオリティがとにかく高い!
- 一部アレンジ強め!
- サーベルエフェクトが最高にデカくて最高にエッジが出ている!
- 可動範囲は十分でアクションポーズが見栄えする!
- 装備の可動ギミックがメカニカルで最高!
- 価格がメタルビルドでも高めでちょっと満足度は足りない
- プロヴィデンス好きな方以外にはおすすめしない
↑まとめるとこんな感じですね。
完成度もディテール量も造形もとにかく全部良い!!!ただし、価格がやっぱり高すぎる。
プロヴィデンスガンダム大好きさん以外にはマジでおすすめしないですね。
劇中再現度の高いプロヴィデンスガンダムのダイキャストフィギュアが欲しいならメタルロボット魂の方が良いと思います。メタルビルドはドラグーン・プラットフォームのアレンジがちょっと強すぎるので。

今回は以上!クオリティ良かったけど、最初に購入するメタルビルドじゃなかったかもしれない(笑)
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