「水研ぎ」。
片付けも楽で目詰まりも簡単に落とせて作業をスムーズに進めることができる。モデラー初心者さんにおすすめするヤスリがけの方法。
今回はその水研ぎの基本的なやり方と、応用したより手軽な方法をご紹介!
この方法を知るだけで、ヤスリがけした後の粉末の片づけや、神ヤスなどのお高級なヤスリの寿命も伸ばすことができます(=゚ω゚)ノ
特にぼくのように仕事机で作業していると、PCなんかを置いてる方もいるはず。削りカスがメッチャ心配な方もいると思うので是非参考にしてみてください!
水研ぎのやり方3つの実例
水研ぎは文字通りで、水を使って研磨する方法。基本的なやり方と、ぼくのやり方を紹介します。
- 基本:桶やカップに水を入れる
- 応用:スポンジに水を含ませる
- 応用:マイクロファイバー系の布に水を含ませる
やり方①【桶やカップに水を入れる】
基本的に、
カップや桶などに水を入れ、ヤスリを一度浸してプラモを研磨する
↑これだけ!!!
水を入れる器のサイズは使うヤスリに合わせるといいですね。
例えば、神ヤスなどのスポンジヤスリなら無駄に大きい入れ物の必要はないので瓶や使わないコップなんかでも大丈夫!
デメリットとして、カップが軽いと水をこぼす可能性があるので、”安定した場所”と”重さ”が重要ですね!特にPC置いてる方ならある程度距離を置くとか気遣いが必要。
数滴中性洗剤を混ぜることで、研磨する際にプラに付着する油も落とせて、摩擦熱による摩耗を軽減させることができるので併用も良いと思います。
しかーーーーーし!!!↓やり方②の応用編はその辺の心配も不要なのでおすすめ(‘ω’)ノ
やり方②【スポンジに水を含ませる】
ぼくだけでは絶対ないであろうやり方はスポンジを使う方法です!
水を含ませて容器に入れ、そこから水分を得て研磨。カスをそのままスポンジに擦りつけるというお手軽手法。
ぼくは木材のデスクを使っていますしPCもある。仮に距離をとったとしても水はメチャクチャ怖いんですよね。
ということで、スポンジに水を含ませて、それを豆腐の容器をカットした物に入れて使ってます!手作り感強めなのはご愛敬(笑)
恐らく探すともっと最適なものがあると思うのでそれはお任せ(*’▽’)身近なもので用意してもらえたらいいな。
Youtuberさんが↓水転写デカール用のトレイを応用しているのを見たことがあるので、使ってる方はそれでもいいかも。
【スポンジに含ませるメリット】
↑こんなメリットが期待できるので、是非活用してみてください。
やり方③【マイクロファイバー系の布に水を含ませる】
ほとんどスポンジと同じなんですが、こちらはマイクロファイバー系の布を使う場合。
スポンジよりも細かい削りカスを除去できるので、目詰まりをよりキレイに拭き取ることができるのでおすすめ!拭き取れる面積もスポンジより広いので、洗い直す手間も少なくできます。
100均でもいいですが、結構消耗が激しいように感じるので、カインズなどでティシューみたいにまとめて販売してるのがあるのでおすすめ!
↓こんなの。
拭き取る時引っ掛かりが気になる方はスポンジの方がいいかも。目が細かい分ヤスリの影響を受けやすいんですよね。
水研ぎするメリットとデメリット
そもそも水研ぎするとどんなメリットがあるのか?
- 削りカスが散らない
- ヤスリの寿命を延ばせる
- 研磨する時に削りけカスが邪魔にならない
- 身体に優しい
↑メリットは大体こんな感じ。
もともと水研ぎするようになった理由はやっぱPCを保護したい気持ちから。作業机と一緒の場所だとカスが入り込んでどうにかならないか心配だったんですよね。
同じように仕事する場所と同じ場所でプラモデル作ってる方には最適だと思います!粉末の吸い込みも減らせてそうですよね←(笑)
逆にデメリットなんですが、以下の点があります。
- 鉄ヤスリだとメンテナンスが必須
- 桶やコップだとこぼす可能性がある
鉄ヤスリは水と反応してサビが出てしまうので、もし水研ぎする場合は使い終わったら水分をしっかり拭き取って、油を注すなどメンテナンスが必要になります!。
しないと↓こうなります(笑)
コップや桶を使う場合、基本的なやり方でも述べた通り、ちゃんと固定させるなどしないと水をこぼす可能性があるので注意してね。
デメリットはこれくらいですね(‘ω’)ノ
サビて見た目の悪い「No.58」タミヤ クラフトヤスリPRO(平)のレビューが見たい方は↓コチラ↓(笑)かなり使いやすいので機能的にはおすすめ!
水研ぎにイチオシするヤスリ
上記デメリットでも述べている通り、鉄ヤスリを使うとサビてしまうのでメンテナンスが必要。・・・・でも面倒”(-“”-)”
では、どんなヤスリが水研ぎに向いているのか?いくつかおすすめを紹介したいと思います!
- 神ヤス
- やすりの親父
- ガラスヤスリ
おすすめ① ゴッドハンド神ヤス
まずは知名度抜群のゴッドハンドさんから販売されている「神ヤス」ですね。耐水の記載はありませんでしたが、水研ぎに対応しているようなので寿命としては長く使えると思います。
注意点として、長時間水に浸すのとラッカー溶剤で糊が剥がれる可能性はあるみたい。
神ヤスはカットして「当て板」に貼り付けて使う方も多いと思うので、その辺は留意。
おすすめ② やすりの親父 フィルムスティック
やすりの親父 フィルムスティックは防水でそもそも耐久性も高め!寿命が長いのもそうですが、安定してプラモを研磨できるので面出しなどメッチャ使いやすいです。
長期的にヤスリを使いたいというコスパ重視の方にはマジでおすすめ!目詰まりはほとんどないのポイント。
おすすめ③ ガラスヤスリ
ガラスヤスリは水研ぎの影響がなく、目詰まりしてもメンテナンスがしやすいのがポイント。粘着マットや水洗いなんかで簡単に除去できます。
他のヤスリほど使う場面は多くありませんが、白化したゲート処理なんかに最適なので持っておいて損はありませんね。
削りカスも比較的少ないので、水研ぎと合わせるとより散らないので掃除が少なくて済みます!
プラモを水研ぎする方法【まとめ】
今回はプラモデルにヤスリがけする時の方法「水研ぎ」を紹介しました!
紹介したのは一般的な水研ぎ方法と、自分なりに楽したいのを考慮した方法でしたが、もしかするともっと良い手段があるかもしれません。
特に削りカスの吸引は身体にも害なのでなるべく抑えたいと思うのが普通!本記事を参考にしてもらえたら嬉しいですが、同時にもっといい方法あるよー!って方は是非コメントで教えてください。
ここまで!
マジでもっといい方法あれば実戦したいのでよろしくです!!!!コストかかりすぎないやつで(笑)
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