今回は「HGUC Z(ゼータガンダム)」をレビュー(=゚ω゚)ノ
ガンプラエボリューションプロジェクト第1弾として発売されたこのキットはトライアルポイントに”可動”を追求したキット!
現在のHGガンプラのベースとなるべく当時の新機構を搭載したキットですね。
よく「REVIVE(リバイブ)版」なんて呼ばれたりしますが、厳密にはリバイブ企画のキットは「2015年~2016年」の”特定のキット”を指すので若干違います。
登場作品 | 機動戦士Zガンダム |
メーカー | BANDAI |
価格 | 2,200 円(税10%込) |
発売日 | 2017年04月22日(土) |
ガンプラ エボリューションプロジェクトとは?
次世代キットへ向けて各グレードにテーマを設けて特化したガンプラを開発するプロジェクト!
今では当たり前になっている構造やキット素材、ギミックの基本など新しい挑戦を施したキットが5つあり、2017年発売の「HGUC ゼータガンダムはその第1弾」。
「HGUC ゼータガンダム」は比較的amazonでも購入しやすいので、レビュー記事を見て気になったら是非作ってみてほしい!
ゼータガンダムの見た目が好みでない筆者でさえ、改造素材の2個目を検討しているほど良くできていると思います(‘ω’)ノ
まとめていく内容は↓目次の通り。気になる箇所だけでも覗いてみてねー。
レビュー総合評価!

可動に特化して作られたHGだけあって、首から爪先まで非常に高い可動を実現しており、現在のキットと比較しても大きく見劣りしません!
造形・構造も細身や隙間を感じることの多いゼータガンダムですが、変形ギミックをオミット(なくす)し完成度を高めています。
付属品も充実しており、可動性と合わせてプレイバリューが高いのはもちろん、ゼータ特有のスタイリッシュさがありながらマッシブさを表現するなど見た目のバランスも非常に良い!
面倒なのはオミットした変形の兼ね合いで、MS・ウェイブライダー各主軸となるパーツに差し替える手間があること。
組み立てやすさ・色分け評価
パーツ分割で基本的に色分けは再現されており、細かいパーツはあるものの説明書なども見やすく手間取る点はない。
可動域評価
最新のSEED系キットにも見られる関節構造に胴体可動ポイント形状など、最新キットのベースになったような構造が詰め込まれてきる。
耐久性・安定性評価
ポリキャップとKPSを併用していますが、動かしていて摩耗するようなポイントはありませんでした。
元から保持力が弱めの箇所があり、個体差の可能性もあったので評価は少し下げています。
外観・プロポーション評価
外観デザインは好みがでそうなので少しマイナスkしていますが、胴体・四肢の長さや太さのバランスが良い。
ギミック評価
- グレネード・ランチャーの展開
- 肩バーニアの可動
- 脚部伸縮に連動したバーニア可動
- 武装のグリップ展開
- 肩の引き出しギミック
- バックパックの展開
- 各種武装のマウント
コストパフォーマンス評価
2025年の値上がり価格「2,200 円(税10%込)」でも十分コストに対するパフォーマンスは高い!!!!
こんな人におすすめ!

ポージングをとらせるのが好きな方にとにかくおすすめ!
エボリューションプロジェクトにあるように見事に”可動特化”を実現しているキット。
それでいて摩耗してポロリすることや重さに負けて関節がヘタれることもなかったので、是非動かして楽しみたい方におすすめしたいですね。
ゼータガンダムファンの方だと変形ギミックがオミットされている点で納得感が弱く人を選びそうだと思いました。
ただ、造形含めて基本的にどんな方にもおすすめできる万能キット!
変形がオミットされたことで他のキットとミキシングもしやすくなってるのは大きいと思います(‘ω’)ノ
HGUC ゼータガンダム:ポージング例
それでは早速素組み状態でアクションポーズをご覧ください。
いつも通り自由度の高い「アクションベース8」をおすすめ!SEED系のようなアクションが魅力なので角度を少し変えるだけで見栄えがかなり変わります(‘ω’)ノ
まずはウェイブライダーから!
後述しますが、ウェイブライダーに関してはかなり惜しいなっていう印象で、ディスプレイ時の角度付けがかなり困難です。


MS形態へ変形!




ビーム・ライフルは差し込む簡単仕様ですが、グリップにフィットしてポロリはありませんでした!
手首の甲を付け外し繰り返すとポロリがおこりそうでした。
付属品全てハンドパーツに差し込むタイプで統一されているので、改造やカスタムしないならあまり劣化はしなさそう。




ビーム・サーベルは見栄え良いんですが、ポロリします!
ここだけ残念ポイントなので、使うなら補強とかした方が良いかもでした。




2刀!


グレネードランチャーを展開射撃。

ハイパーメガランチャーもしっかり持てるので安定した構えができます。

肩の保持力も良好で、ハイパー・メガー・ランチャーを片腕で持てちゃう。

ハイパー・メガ・ランチャーとビーム・ライフルの2丁持ちしても保持力良好!


フリーダム風の射撃ポーズ。

ハイパー・メガ・ランチャーを大きなサーベルのように振る。



ポージングは以上!
2025年最新キットと比較するとやや劣るものの、今では見られない構造や共通した構造、ポリキャップとの併用バランスなど非常に良く安定性があるキットのように思います。
特にKPS(軟質プラ)の強度が丁度良いシブミを持っており、肩の保持力はめちゃくちゃ良かった!
摩耗する気配も感じないので、全部この強度で作ると良いんじゃないかと思ってしまいますね。
本体サイズに対し大型武装や全体の厚みもバランスが良く、「ここは細すぎる!」・「ここは短すぎる」などの不満も感じませんでした。
2時間動かした耐久力評価

総評で述べた通り、保持力は基本的に良好で摩耗による劣化もほぼ感じません。
ただし、↑画像の4箇所は組み立て直後にゆるみを感じるポイント!
いずれも↓下記事内容にまとめている対策方法で解消できるので気になる方はチェックしてみてください!
【頭部レッドポイント】

アンテナをロックするレッドパーツがゆるい。
勝手に取れることはありませんでしたが、アンテナが肩に接触した際に飛んでしまう可能性があります。
筆者は実際一度飛んで探す羽目になりました(笑)
【肩内部ロール軸】

肩関節自体は問題ありませんが、内部の縦ロール軸が若干ゆるい!
ただ、こちら左肩だけだったので個体差の可能性があります。
【爪先の縦可動軸】

足首自体は良好なんですが、つま先を伸ばせるように上下挟み込む部分がかなり軽い。
自重で倒れたりすることはありませんが、少し振れると位置が変わってしまうので若干ストレスかかるポイントですね。
【ハイパー・メガ・ランチャーのグリップカバー】

ハイパー・メガ・ランチャーのグリップに被せるカバーパーツは可動できるんですが、C型タイプのPS素材。
こちらは組み立ての初期からゆるみもありましたが、唯一摩耗するポイントだと思います。
素組み:色分け・ディテール評価
素組み状態での色分けやディテール、付属品などをご覧ください(=゚ω゚)ノ
【余剰パーツ】

余剰パーツはポリキャップのみ出ます。
外観(デザイン)レビュー
【本体外観】


長い脚部が特徴的でユニコーンのようにバランスが悪そうと思っていましたが、長い腰部アーマーで密度と不自然をシッカリカバー。


本体はパネルラインなどのモールドが少ないものの細かい階段モールドやパーツ分割でディテール量は十分に思います!


本体に比べバックパックは比較的パネルライン多め!
ただし色分けが足りておらず単色で目立たないのが惜しいですね。


ぼくが全体を見て特に良かったなって思ったのは胴体と肩の付け根が近すぎないこと!
引いて見ると分かる通り、間にパーツが入ることで幅のバランスが取れていると思いません?
HGは何故か胴体と肩がギュッと密着し、ダボったく見えたり可動にも影響がでることが多い。
例えば「鉄血のオルフェンズシリーズ」に顕著。
ゼータガンダムは脇下が空いているのが分かると思います。
余白ができ、且つ腕のマッシブさが余白を広げすぎないことでカバーして非常にバランスが良いと思います。
【ウェイブライダー形態】
以下はウェイブライダー形態の外観。


トップにはビーム・ライフルをマウント可能。

ウェイブライダー形態ではMS形態よりもメカニカルディテールが強く表現されているように思います。

後ろから見ると小さいバーニアが7基。



下部に」ハイパー・メガ・ランチャーも装備でき、全体のシルエットが細長くなります。

部位毎のディテール
【頭部フォーカス】

頭部は面長ですが、ゼータらしい細い顎にフェイスのエッジが出ています。
ホワイト単色で視認しづらいですが、細かいパネルラインもちゃんと入っています。
後頭部は特に目立つモールドなどはなく、センサー部分のみ造形。
合わせ目は段落ちモールド化されていますが、ゲート跡をちゃんと処理しないとやや目立ちそう。

ツインアイのパーツはクリアグリーンで成形されているので、シールを使わなくてもカメラアイというのがわかります。

頭部パーツはそこまで細かくありませんが、側部のバルカン横は別パーツとして構成されているので塗装もしやすいですね。

見えづらい頭部裏のブルーパーツには裏打ちモールドが入っていました!
【腕部フォーカス】

ショルダーアーマーは小型で面も多く、単色ながらディテールにノッペリさは感じません。
合わせ目もキレイに隠されていますね。

ショルダーはスラスターとアーマーの一部が可動。

個人的に一番のお気に入りは肩関節の引き出しギミック。
同シリーズの「HGUC バーザム」にも搭載されていた機構で、腕部の可動範囲を大きく拡張できます。
KPS強度も丁度良かった!
今後は不明ですが、現時点でネジ切れや破損、白化しにくいのがかなり良かった!

腕部は若干標準より長めに見えます。
レッドパーツとブルーパーツの分割で、モールドはマイナスと一部リベットがある程度。
前腕にはチューブの造形があり、モールドは深めに造形されていました。
肘裏は割とノッペリしています。

腕部裏はカバーになっていて外すとポリキャップの平軸対応ダボ穴が露出。
左右両方にあるのでシールドやビーム・ライフルをマウントさせることができます。

手首上にはグレネード・ランチャーを格納した開閉ギミックを搭載。
弾頭は脱着不可!
【胴体フォーカス】

胴体はパーツ分割のイエロー・ブルー・レッドで構成。
モールドは無いものの、広い面で装甲感がちゃんと出ているので良いと思います!

フロントアーマーは長めに設計されており、長めの腿を一部隠蔽することで不自然さを感じません。
フロントアーマー裏は裏打ちなどはありませんが、表の隅にはワンポイントで小さいモールドが入っています。
フロントアーマーの跳ね上げは大きく可能。

サイドアーマーもワンパーツ構成。
中央にはエッジの立った厚めのパネルデザイン。
サイドアーマーは上下に少し、ロールは一回転できます。

↑こんな感じのC型ジョイント。

リアアーマーは「HGUC ユニコーンガンダム」のような造形。

裏打ちモールは別パーツ化されており、内部にはKPSで出来たバーニアを入れた後被せる仕様。
こういうバーニアは手に接触してゆるくなりがちですが、カバーすることで固定できるのが良い!

リアアーマーは左右連動しますが上下可動もできました!
【脚部フォーカス】

脚部は角のある造形やパネルライン、ダクトの造形にスラスターとメカディテールが多い箇所。
膝裏にはチューブも造形されています。

外側と裏側では面のモールドが違っているのも良かった!

内部には伸縮ギミックを搭載しており、ウェイブライダー時には脚部を差し込むことでバーニアが露出します!
最初硬めなので、パーツを閉じる前に何度か可動させた方がいいですね。
閉じた後は足裏から押し込んでもいいですし、脛裏のバーニアカバーを上下に動かしてもOK!

足首周りも長辺の多いパーツデザイン。
ホワイトとレッドでスリッパを構成しています。
足裏にも細かいモールドが多くディテール多めでした。
【バックパックにフォーカス】

バックパックは大型で、全体の外観でも述べた通り単色ながらディテールが多め!
特にパネルラインが多いので、部分的に色分けしてあげるだけでお手軽ディテールUPができますね。

取り付けは軸を上からフックのように差し込み。

横ロール可動のみできます。

ウェイブライダー形態にする際にはウィングを展開できるギミックも搭載。
目立つ合わせ目

目立つ合わせ目はバックパックを上下から見た時のラインのみ!
本体に関してはほぼ隠蔽する構成になっていて非常に完成度が高かったです。

若干気になったのは太腿の前後から合わせるパーツ。
動かしているとゆるみが出てやや合わせ目がでやすいように感じました。
付属品一覧

- ハイパー・メガ・ランチャー
- シールド
- ビーム・ライフル
- ビーム・サーベル
- 変形パーツ
【ハイパー・メガ・ランチャー】

ハイパー・メガ・ランチャーとそれに使えるランディングギアが付属。

ハイパー・メガ・ランチャーはグリップカバー&グリップの展開が可能で、グリップは3箇所あり!
左右どちらを主軸に持たせても対応できます。

砲身は伸縮ギミックがあります。

砲口にはビーム・サーベルのエフェクトを取り付けできます。

ハイパー・メガ・ランチャーにはランディングギアを接続してスタンディングできるのに加え、ウェイブライダー状態で取り付けて台にすることもできます。

↑こんな感じ・・・ぼくは早速先端のギアを紛失!(笑)
無くさないように管理するのが少し面倒でした( ;∀;)

ハイパー・メガ・ランチャーの構造はシンプルなので縦に合わせ目がでやすいのが気になる所ですね。
【シールド】

シールドはレッドとダークグレーの2色構成。
裏にはグレネード内臓で、肘に差し込む平軸基部が付属します。シールド側は通常軸なのでロール回転が可能!

↑サイズ感は腕部より大きくバランスもとれていると思いました。
【ビーム・ライフル】

ビーム・ライフルは砲身伸縮ギミック搭載。
グリップや取り付け基部も引き出し・収納ができます。

ハイパー・メガ・ランチャー同様縦に合わせ目がでます。
【ビーム・サーベル】

ビーム・サーベルがエフェクトと一緒に2セット付属。
サーベルの柄は珍しくKPSで構成されているのでエフェクトの保持力は非常に高いです。
注意点としてはシブミが強いのでエフェクト側の軸がネジ切れないよう気を使った方が良さそう。

【変形パーツ】

HGUC ゼータガンダムは主軸になるパーツを取り替えることで変形を再現。
↑画像はウェイブライダー形態にするための主軸パーツ!

ちなみにこれらのパーツは取り付けることができるのでセットとして管理できるのは良かった!

MS形態からパーツを外すと↑画像の通り達磨状態の主軸が余ります。


収まりが良い感じで取り付けできました!
説明書もわかりにくい所はありませんでした。

ディスプレイには専用スタンド基部が付属するんですが、四角形状のものを採用。
かなり使いにくく、最近のものだと付属しない物もあります。
説明書で推奨されているのはアクションベース2。
試しにアクションベース7で使ってみた所、四角でなく丸でも使えました!
ただ、無理くりだったのでKPSの基部一部が白化しました。
使えないこともありませんが、なるべく専用を使った方が良さそうですが、動いてる感を表現するには工夫が必要ですね。
組み立てた感想
組み立て所要時間:2時間半程度
パーツ数がやや多めだったのでHGとしては少々時間がかかりましたが、組み立て自体は簡単でした!
↓以下構造の一部を紹介。

頭部パーツは↑こんな感じ。
最新キットと比較すると簡略化されていますが、「合わせ目を消す設計」と「パーツ分割」されているのが分かると思います!

内部、肩関節は現在スタンダードな前方引き出しタイプではありません。

↑上下から見ると分かる通り、一度軸を外へ引き出し。
あとは軸で前後可動ができるのが特徴になっています。

腹部に入れる可動ポイントは「水星の魔女」や「ガンダムSEED FREEDOM」など可動性の高いキットにも採用されているポイント!

「SEEDアクションシステム」は↑コレをブラッシュアップした形ですね!

肩パーツは平軸で固定。

SEED系を比較に出すと、コストカットの影響か薄く設計されていたりして強度性に不安を感じる・・・。
この厚さは非常に安心感がありました!

腕部肘周りは↑こんな感じで二重関節仕様。
これも比較的新しいものには共通した構造ですね!

最後に股関節。
上下に可動できるタイプの3軸可動。
KPSでシブミも良好!動かしていてゆるくなることがなかったのが意外でした!
ここまでが大体の構造。
↓下記は気になった点。

結局良くわかりませんでしたが、表面に粒々のようなものが付着していました。
これのせいかも不明ですが、若干変な臭いもしました・・・。フロントアーマーはヒケ強め。
HGUC ゼータガンダムの可動域チェック!
本体の基本的な可動域をまとめていきます(=゚ω゚)ノ
本キットの”特化した部分”になるので、気になる方は要チェック!
頭部の可動域

頭部上下の可動域は標準程度、左右にかしげることもできて、周りに干渉もなく360度回転できます!
突出していませんが、標準以上の可動域を確保していますね。
腕部の可動域

肩は引き出して前後可動。
後方には干渉があるのでかなり制限さされていますが前方に大きく動かせます。
腕も水平以上に上がるのでビーム・サーベルなどの振り上げなどもバッチリ!

上腕は標準のロール可動。
肘は二重関節でピッタリ引き寄せ。
手首は軸長めでボールジョイントで割と可動します。
胴体の可動域

前屈は少し、仰け反りは大きく動きます!
腹部と腰部ジョイントの連動で左右にもシッカリ可動。
腰部周りは干渉ないので360度回転!
アクション性に重要な胴体もしっかり動かせているのでポージングには全く問題ありません。
強いていうなら、もう少し前屈できたら良かったなって感じでしょうか。

股関節は180度近い開脚ができます!
サイドアーマーも特に逸らす必要がないのでポージングに干渉する問題もありません!
脚部の可動域

腿にはロール軸がついているので、「ハノ字」に足を開くことができます。
腰部の可動と合わせてヒーロー立ちも可能。

腿はアーマーに多少干渉しますが前に90度以上あがり、沈み込みも90度以上と長い脚部をブンブン振り回せます!
足首から爪先にかけて下方は垂直に曲がり、上には若干程度!
浮遊時にビシッ!とポーズを決めることができますね。

膝は曲げると一部が露出するのは少し気になるかも。

アンクルアーマーも上下可動でき、足首周りの可動に追従できます。
同シリーズキットとの比較
同じシリーズのキットの外観デザインやスペック、サイズを比較してみたいと思います!(‘ω’)ノ
HGUC バーザムとの外観・スペック比較


「HGUC バーザム」との比較。
同年に発売され、肩関節も同じギミックを搭載したキット。
見た目のディテールは正直表面の凹凸が多いバーザムの方が充実しているように見えます。
サイズ感は同じくらいで並べても違和感ありません。
ぼくの印象だとHGの中でもポロリも少なく、どちらもKPSとポリキャップの併用で摩耗もしにくい。
かなり良くできたキットに分類していいと思います(‘ω’)ノ(SEED FREEDOM系より好き)
大型ガンプラとサイズ比較


続いて「HGUC メッサーラ」との比較。
HGの中でも大型でバックパックまで含めると1.7~8倍はありそうなメッサーラ。
劇中ではイマイチサイズ感がわからなかったんですが、正直思ったよりは小さかったかなっていく印象でした!
価格やクオリティ比較
比較項目 | ゼータガンダム | バーザム | メッサーラ |
---|---|---|---|
価格 | 2,200 円(税10%込) | 1,650 円(税10%込) | 3,300 円(税10%込) |
発売年 | 2017年04月22日(土) | 2017年05月20日(土) | 2013年06月15日(土) |
発売年のクオリティ | ◎ | ◎ | ◎ |
組み立てやすさ | ◎ | ◎ | 〇 |
外観プロポーション | 〇~◎ | ◎ | ◎ |
可動範囲 | ◎ | ◎ | 〇 |
武装・ギミック | ◎ | 〇 | ◎ |
耐久力 | ◎ | ◎ | 〇~◎ |
価格・発売年・スペックを比較してみました。
総合的に比較した結果をいうとゼータガンダムかなり良いと思います。
プロポーションのみ評価を落としてはいるものの、そこは好みの問題が大きいと思ったから!
それを除くとほぼALL「◎」評価。
正直ゼータ見たけどそんなに思い入れないし、デザインもそんな好きじゃない。
それでもお気に入りのバーザムを超える評価で良いと思います・・・(;’∀’)や、やるやし。
ゼータガンダム改造するならどうする?
ゼータガンダムに対してぼく個人思い入れがあまりないのと、完成度から見るとぶっちゃけスジボリ・スミ入れぐらいでいいんじゃないでしょうか?
長すぎる足はカットしたいかなー?とか買う前は考えていたんですが、全然そんな必要性を感じない。
ユニコーン系のように脚部が悪目立ちしていないんですよね・・・。
↑思いつくのはこんな感じ_(_^_)_
何かこうしたらいいよとかあれば是非コメントしてね!
【初心者向け】スミ入れの様子
既存のモールドの掘り直しとスミ入れしたのでその比較を載せておきます!
スミ入れした様子が見たい方はタップしてね
今回トップコートは使わないので「エナメル塗料」でのスミ入れはしていません。(割れる確率が高いから)

左がスミなし、右がスミ入れ済み。


うーん、ゼータガンダムはやはり元のモールドが少ないので既存のものを掘り直すだけだと大きな違いは出にくいかもしれません。
各種アップ↓




比較は↑こんな感じ!
細かい箇所に陰影が深くなっているのがわかりますかね?
特にフェイスは大きな違いだと思います。
外装がホワイトがスミ入れのメインになるので、コントラストが強すぎるブラックは使わずダークグレーを使用。
スミ入れだけで一気に見栄えが良くなる!・・・なんてことはありませんでしたが、今回は表面処理やトップコートもしていないのでこんな感じ。
使ったのは「水性ホビーカラーのダークグレー」を界面活性剤の入った「マイペット」と「水」で薄めて流し込み塗料を作りました!
スジボリしたパーツに直接エナメル塗料は割れる可能性が高いので、水性でできるこの方法はおすすめ(‘ω’)ノ拭き取りも楽だし
割合 = 塗料一滴 : マイペット5滴 : 水5滴
スミ入れ関連の記事貼っときます↓↓
HGUC Z(ゼータ)ガンダム【レビューまとめ】

レビューは以上!
2017年発売ということでかなり前のガンプラですが、丁度完成度が高まる時期のキット。
加えて、最新キットに見られる特徴も備えており、まさにエボリューションプロジェクトの最新フォーマットとしてシッカリ役割を果たしたガンプラと言えます!
最近だと腕の短さなど気になるキットも多かったんですが、「HGUC ゼータガンダム」はプロポーションバランスも非常に良く調整されていたと思います(=゚ω゚)ノ
良かった点 |
---|
HGとしてプロポーションがとにかく完成しているように見えるので組んですぐ楽しめる |
HGとしてはギミックが豊富!高い可動性によるポージグと合わせて武装ギミックと組み合わせて見栄えが良い! |
変形ギミックをオミットすることでMS形態・ウェイブライダー形態の両方の完成度が高くディスプレイ栄えする |
コストパフォーマンスに優れており、amazonでも比較的入手しやすい! |
良くない点 |
---|
組み立て時点から少し臭いが出ていました |
組み立て完成時点で初期ゆるみが数か所ありました。ただ、改善できる点なので補強方法を調べると対策できます |
変形ギミックが好きな人の満足度は満たせない。こだわるならRGやMGをおすすめ |
値上げしたことで店頭だと少し購入しづらい |
レビューは以上(‘ω’)ノちょっとでも気になる方!
安いうちにおすすめ!!!
「ガンプラ エボリューションプロジェクト第5弾」RG クロスボーンガンダムも見る↓
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