今回は「ENTRY GRADE(エントリーグレード) νガンダム」のレビュー記事です!
価格「1,100 円(税10%込)」と「ENTRY GRADE」としては少し高めですが、配色は成形色で再現され、道具もなく手軽に作れる初心者に優しいキット!
それでいて可動域の広さも注目してほしいポイント(^^)

- メーカー:BANDAI SPIRITS(バンダイスピリッツ)
- 登場作品:機動戦士ガンダム 逆襲のシャア
- グレード:ENTRY GRADE
- 2025年時点の価格:1,100 円(税10%込)
- 発売日:2022年04月09日 (土)
- 購入手段:Amazon
レビュー総合評価

- ★5評価点数:55〜60点
- ★4評価点数:49〜54点
- ★3評価点数:30〜48点
- ★2評価点数:16〜29点
- ★1評価点数:〜15点
初心者さんはもちろん、νガンダムが好きな人にもおすすめ!
「ENTRY GRADE」特有のタッチゲートで道具を必要とせず1時間以内で組み立てが可能!構造はシンプル。
外観ディテールは少ないものの、ノッペリしていて間延びしたように見えるのは気になる点。
それをカバーするように胴体の可動が柔軟でヒーロー立ちもできますし、股関節の制限を感じさせないアクション性を兼ね備えていました!パーツもエッジが鋭くパキッと表現されているのも良い!!
ガンプラに興味がある方や「ENTRY GRADE」に興味がある方は是非参考にご覧ください(・∀・)思ったより良かった!
組み立てレビュー:難易度と注意点

- 組み立て難易度:初心者~
- 組み立て所要時間:1時間程度(ゲート処理なし)
ランナーなどの内容物をタップで見る

内容物は袋2つにまとまっていました。ランナーは5枚。材質はすべてPSでKPSは使われていませんでした。
意外とパーツ数も多く、同じ「ENTRY GRADE ストライクガンダム」のパッケージサイズも2倍ほどあるボリューム感。

【ランナー一覧】




タッチゲートのため、一部パーツが取れている可能性があります。

画像をスワイプ or ドラッグで「ENTRY GRADE νガンダム」を回転できます。
組み立てはプラモデル初心者でも問題ありませんし、道具も不要!タッチゲート方式なのでパーツを「手もぎ」できる仕様。
内部関節は箱組みのような歪な部分もありましたが、外観から見ても不自然な箇所がキレイに隠蔽されています。
短時間で組み立てできるのでちょっと作りたい時にも最適!

付属品は必要最低限ですが、オプションパーツとして「オプションパーツセット ガンプラ 19 (フィン・ファンネル)」が発売予定!一緒にバズーカやビームサーベルなども付属するので拡張性もありますね!
内部構造の特徴と注意点
簡単に構造紹介。

頭部はフェイスとヘルメットで分割されているので合わせ目処理不要!フェイスはツインアイとも分割されています。

腕部内部には四角のフレームが入っており、上下からアームカバーや上腕カバーを取り付け!

腰部はイエローとレッドで構成。股関節のボールジョイントは可動域と強度面で不安が残るポイント。

大腿部と膝を繋ぐパーツはC型ジョイントで接続。

膝下パーツは側面とバーニアを取り付けるための大型のフレームパーツが入っています。

スリッパは3パーツ構成。
余剰パーツはありません。
【注意点】
タッチゲートなので素手で作ることができ、実際素手で作ってみましたがケガもしませんでした!が、可能性は0ではないので乱暴な手もぎは注意した方が良いですね。
エッジ(角)が鋭いので強く持つと手が赤くなる可能性もあり。
完成レビュー|外観ディテール・可動・ギミックを検証
【武装を持たせた全体写真】






パーツのエッジは鋭く角がハッキリ表現され造形は悪くありません!色分けもパーツだけでキレイに分割されています。
パネルラインなどのモールドが少ないのでホワイトの外装がノッペリしているので、νガンダム特有の足の長さが際立ってしまう点だけ気になります。

シールはマーキングシールだけ付属!
下記では部位毎に詳細をレビュー。
頭部
■ディテール

- アンテナは4本あり1パーツ構成。先端にフラグは付いていますが小さい
- ツインアイは成形色で再現されている
- 頭部バルカンと側面のインテークはモールドで深く造形されている
- フロントはディテールが多いが後頭部は曲面デザインでディテールは少ない
■可動域

頭部は上下・左右に大きく動かすことができ、襟の干渉もなく一回転できる。

↑画像の通り首関節は頭部付け根と首の付け根がボールジョイントになっていることが柔軟な理由。
肩部・腕部
■ディテール

- 前後は段差をつけたデザイン
- 側面にはイエローのパーツで分割されたインテークが2つある
- トップから見ると合わせ目は前後のパネルラインの一部に取り入れ自然に隠蔽されている
- モールドは前後に小さいマイナスモールドが造形されている
左腕

- 前腕にはリベットモールドが造形されている
- 腕部にはビーム・サーベルの収納が再現されているがモールドで造形され脱着はできない
- 肘リベットは大きな空間があり、内部には小さいマイナスモールドが入っている
右腕

腕のデザインは左と右でアシンメトリー。右は装甲カバーが付いたようなデザインになっている。
■可動域

ショルダーは上下可動できる。

腕は大きく上がり、肩関節のボールジョイントで前後に可動できる。

ボールジョイントは一般的なものですが、受けパーツはなく直接胴体に差し込む仕様。

- 上腕はロールできる
- 肘は1軸で約90度曲がる
- 手首は上下大きく可動できる
胴体
■ディテール

- 「ネイビー・イエロー・ホワイト・レッド」の4色でボディフロントを構成
- 胸部左右のインテークは階段モールドが入っている
- 中央の出っ張り左部分のみ小さいマイナスモールドが入ってアシンメトリーになっている
- トップから見ると面が間延びして見え、一部にはヒケも大きく出ている

- フロントアーマー中央の「V字」マークと周辺は分割されている
- フロントアーマーの下部エッジが特に際立っている
- フロントアーマートップには肉抜きがあり、股関節のレッドパーツが見えてディテールを表現している
- 股関節底部には3mmジョイント対応のダボ穴がある


- サイドアーマーはホワイトイエローで分割されて内部モールドも造形
- リアはレッドとホワイト部分が分割
- リアアーマー下部にはインテークのモールドが造形されている
■可動域

- 胴体は前後・左右に大きく可動できる
- 捻りは干渉もなく一回転可能

フロントアーマーは水平以上に大きく上がり、サイドアーマーは約45度くらい。フロントアーマーには裏打ちモールドも少量入っているのが確認できます。

開脚は「ハの字」程度に開くことはできました!
脚部
■ディテール



- 大腿部側面にはクランク状のパネルラインが入っており、合わせ目を隠蔽している
- 脚部は長く膝からはメカディテールが露出している
- 膝下インテークは内部イエローと外側のネイビーパーツで分割されている
- 膝裏には長いカバーがある

長いカバーの裏にはバーニアが1基あり、ノズル内部にはモールドも造形されている。

- 足の甲はホワイトパーツだけで凹凸モールドを表現
- ネイビーのパーツ側面は造形のみでモールドは入っていない
- 足裏側面は肉抜きされているが中央にはバーニアのモールドやパネルラインが多数入っている。爪先の一部はパーツ分割されている
■可動域

大腿部はロール回転できる。

- 足は前に水平以上上がる
- 膝も90度以上深く曲がる
- 足首は上下に約45度以上可動できる

膝を曲げるとシリンダーなどのメカディテールが表現できます!
ランドセル
■ディテール

- ランドセル上部は左右非対称のデザインになっている。右はサーベルを収納できるダボ穴があり、左はレドームのような形状。
ランドセルトップの左側は基部で、別売りのファンネルを装着する箇所。

中央にはフックでバズーカを懸架できるダボがある。
3つの付属品一覧

ビーム・ライフルをタップで見る
「ビーム・ライフル」が1つ付属。

パーツ構成は少ないがモールドは本体よりも多く入っている。

下から見ると合わせ目が少し目立つ。

シールドをタップで見る
専用の「シールド」が1つ付属。裏にはモールドも入っていて、一部裏打ちもあり!中央グレーの基部周りはリベットなどのメカディテールも表現されている。
先端の「ビーム・キャノン」と「4基のミサイル」も造形で表現。脱着は不可!

基部はボールジョイントでシールドと接続。腕部には四角いジョイントで接続します!

サーベルは固有のものが1本付属しますがエフェクトは付属しません。「HGUC νガンダム」に付属するエフェクトか別売りのファンネルに付属するものを流用できます。
ENTRY GRADE νガンダム:ポージング例
実際に筆者ファズが「ENTRY GRADE νガンダム」をガシガシ2時間動かしてポーズを付けてみました!
サーベルのポージングは後日「オプションパーツセット ガンプラ 19 (フィン・ファンネル)」購入してから追加します(・∀・)
【格闘ポーズ】



【ビーム・ライフルとシールド装備】

【ビーム・ライフルを構えて】



【シールドを構えて】







ポージング例は以上!
開脚幅こそ制限されていましたが、胴体が柔軟なため躍動感などは出しやすかったです!
ディテールが少ないですが、角度によっては関節のグレー部位が露出し素立ちするよりも多く見えるのも良い。
脚部の長いキットは膝の沈み込みが浅いとポーズを付けにくいんですが、そんなこともありませんでした!脚部に重量を感じる造形にもなっているので、ブンブン振り回してる感も表現できる!(*^^*)イイジャン♪
「耐久力」・「保持力」評価
2時間動かした段階では何も問題がありませんでした(;・∀・)聞いてた話と違う(笑)
「ENTRY GRADE」はその構造上股関節や関節の摩耗が激しいと聞いていたので、今回作ってみた感じまだそれを感じることはできませんでした。
筆者ファズの経験では懸念点としては、下記の箇所の「破損・摩耗」の可能性がありそうです!

KPSやポリキャップが使われていないので、摩耗は遅かれ早かれあるとは思います!破損はパーツの強度的に出る可能性に留まる(´ε` )
関連ガンプラとの比較

「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」に登場するギラ・ドーガと比較。
全高はνガンダムの方が大きいですが、幅があるためギラ・ドーガとそれほど違いがないように見えます。
「ENTRY GRADE」のνガンダムでも2009年発売のギラ・ドーガと比較するとディテールに大きな差は感じません。

スタンダードなガンダムタイプ7号機と比較。
スケールは同じ1/144ですが、やはりνガンダムは1~2周りも大きい!スタイリッシュなため幅はとらないのでディスプレイには特に困りません。ただし同スケールと並べると気になっちゃいますね。
ENTRY GRADE νガンダム【レビューまとめ】
「ENTRY GRADE」なので構造はシンプルですが造形は悪くありません。ディテールは少ないですが、最新キットにも近い胴体可動はかなり良かった。
特に立たせ方で見せ方が大きく変わります!立たせる時はヒーロー立ちさせてあげてください(・∀・)特に腕を軽く曲げ幅を増すのを意識するとメッチャイイヨ。
付属品・サイズ・造形クオリティを総合するとコストパフォーマンスはメチャクチャ高いと思います。
長所と短所

- タッチゲートで初心者でも道具不要で挑戦できる
- 短時間で組み立てできるのですぐ体験できる
- プロポーション・造形が良くパキッとしたエッジでメリハリが出ている
- 可動域が広く、躍動感を出しやすい
- サイズに見合わず軽量なので好きなアクションベースを使える
- フィン・ファンネルのオプションパーツを使って拡張、再現できる
- コストパフォーマンスが高く、再販の際にはAmazonで安く購入できることが多い

- 股関節をはじめ複数のパーツで摩耗・最悪破損の可能性がある
- 足が長くデザインの好みが分かれやすい
- サイズが大きいため、ガンプラのオプションパーツとバランス面で制限がかかる
どんな人におすすめ?

「ENTRY GRADE」ということで大前提ガンプラに初挑戦したい人におすすめ!このキットなら簡単に作れますし、ガンプラの良さを十分伝えられる可能性を感じました!
一方、簡易な構造や可動域の良さ、ディテールの物足りなさなどを考慮すると熟練者によるディテールアップや練習用キットとしてもおすすめできます(゚∀゚)
手の入れようがいくらでもあるので調理し放題ですよ(笑)
以上、おわり。




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