今回は「HG ガンダムバエル」のレビュー記事!
鉄血のオルフェンズ最終場面に登場する「マクギリス・ファリド」が駆るガンダム・フレームを搭載したMS。そのHGガンプラですねー(゚∀゚)
価格は「1,760円(税10%込)」と同時期に発売した同シリーズキットの中では少し高め。
レビュー総合評価

「ガンダムフレーム4」を使ったキットで、シリーズ特有の可動域の広さが強みやモールドなどのディテールは多い!合わせ目が出にくい設計になっているのも良かったです!一方、造形・配色・保持力の弱さなど気になる点も多数ありました。
付属品の数も踏まえると正直割高感が否めず、ガンプラ初心者の人にはおすすめできないキットですね(;・∀・)ウーン
「バエル大好き!愛してる!!」くらいの熱量ないとガッカリしちゃうかもしれません。
| ★5評価点数:55〜60点 |
| ★4評価点数:49〜54点 |
| ★3評価点数:30〜48点 |
| ★2評価点数:16〜29点 |
| ★1評価点数:〜15点 |

| メーカー:BANDAI SPIRITS(バンダイスピリッツ) |
| 登場作品:機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ |
| グレード:HG(ハイグレード) |
| 価格(2026年時点):1,760円(税10%込) |
| 発売日:2017年03月11日 (土) |
| 購入方法:楽天ブックス |
下記では外観・デザイン・可動域・付属品など詳細をまとめているので再販購入の参考にしてもらえたらと思います!
完成レビュー|外観ディテール・可動・ギミックを検証
早速、完成した外観から部位ごとの詳細までレビューでまとめます!
【武装を持たせた全体写真】






胴体は短く四肢が長いバランスで造形されプロポーション自体は悪くありません。
脚部に対して胴体はやや細く見えてしまうため正面からの見栄えはちょっと良くない。
ただ、ホワイトで視認しづらいですがHGにしてはモールドなどの情報量は多かったです。これは鉄血シリーズのキットの特徴の1つ。

主にホワイト・ブルー・イエローのパーツで構成。色は少ないですが細部は↑画像通りシールが用意されています。
シールを使わないとホワイトが多くノッペリして見えてしまうかも。
下記では部位毎に詳細をレビュー。
頭部
■ディテール


- 頭部パーツ構成数は少ないですが多数のパネルラインに分割ラインで表現された自然なラインでディテールは多い
- ブレードアンテナは独特の形状で先端には安全フラグがついている
- マスク部分には「への字」ダクトはなく無機質な表情デザイン
- 縦に合わせ目がでますが、段落ち化され目立たないようになっている
■可動域

- 首は上下・左右に大きく動かせる
- 首周りは干渉なく一回転できる
接続はポリキャップで首根本・付け根がボールジョイントで動かせます。
肩部・腕部
■ディテール

- フロント・サイド・トップどこから見てもモールドやパーツ分割、レイヤー構造でディテールが多い
- ショルダーカバーは上腕とは分離されアーマー側に取り付けている

- 上腕は造形のみでディテールは少ないですが、肘下前腕や手首周りまで細かいモールドが入っている
- 肘・前腕の一部には「ガンダムフレーム」の動力ケーブルのモールドが露出している
- 肘にあるブルーのブレードは可動などは入っていない
- 合わせ目は側面に寄っておりパーツをちゃんと閉じると目立つことはない※画像は視認しやすいように少し空けてます
■可動域

ショルダーアーマーは上下約90度可動。


- 肩関節のポリキャップは上下可動できるようになっていて腕が水平以上に大きく上がる
- 肩関節はボールジョイント接続で前後に多少動かせる

- 上腕はロールできる
- 肘は1軸で90度以上深く曲がる
- 手首はHG標準程度で保持力も良好
■ギミック

ショルダーアーマーにあるブルーの突起はレール可動できて引き出しが可能!

引き出すとショルダーカバーの上下可動域を拡張できました!
胴体
■ディテール


- 胸部ホワイトの外装のモールドは少量
- イエローのパーツでインテークを再現。且つ凹凸の造形で影を表現し自然なディテールが出ている
- 背面にはバックパックを取り付けるようの2軸ダボ穴があり、周辺にはモールドでデザインも入っている

- フロントアーマーは段差を付けた凹凸モールドが多数入っている
- フロントアーマー下部のインテークは色分けされていないので塗装かシールを使わないと差別化しづらい

フロント中央にはガンダム・フレーム特有のモールドが入っている。

- サイドアーマーはパネルラインが豊富
- リアアーマーは平面で造形され、中央にはブレードホルダー取り付け用の平軸ポリキャップがある
■可動域

- 胴体は上下・左右に大きく可動できる
- 腰部は一回転捻ることができる

フロントアーマー中央には突起があり、内部フレームに干渉するので後方に逸らさないと可動に影響が出る。

フロントアーマーは180度上下に可動でき、サイドアーマーは約90度上下可動できる。

股関節は前後に動かせる3軸構造。

開脚は180度できる!
脚部
■ディテール


- 大腿部にはクランク状のラインを凹凸で再現
- レイヤー構造を想起させる重ねたようなデザインを凹凸で表現。パネルライン・膝裏・足首などメカディテールも表現されている

- アンクル周りも凹凸でデザインが豊富。爪先はブルーパーツで分割されている
- 足裏はブルーでモールドが入っているが爪先は肉抜きされている
■可動域

- 足は前に約90度上がる
- 膝は約90度以上深く曲がる
- 足首は垂直に下がり、上に約45度以上あがる

アンクルアーマーはC型ジョイントで前後に可動できます!
スラスターウィング
■ディテール

バックパックの裏面は↑こんな感じ。中央の上下には階段モールドが入っている。

バックパックのウイングは細くデザインされ、凹凸・リベット・レイヤーなどディテールが多い。可動基部も多い!
■可動域

スラスターウィングは前後に約90度可動できる。

スラスターウィングの基部は上下・ロールできます。

スラスターウィングは上下に大きく可動。

スラスターウィングのトップについているホワイトのパーツは独立して左右に可動できる。

スラスターウィングの先端は上下に可動。

3つのスラスターパーツも可動できる。
スラスターウィングは可動軸が多くフレキシブルに動かせるようになっていて表現の幅が広い!
付属品一覧

「バエル・ソード」は2本付属。それを収納する専用のブレードホルダーも付属します。

「バエル・ソード」の先端は丸くなっていて、長いマイナスモールドが入っています。成形色はゴールド。

モールドはリベットと凹凸程度だけですが見栄えは機械的で悪くありません。

リベットモールド部分から上下に可動できるようになっています。

リアアーマーへは↑画像通り平軸で接続。

「バエル・ソード」はホルダーに直接差し込んで固定可能。ホルダー側にはレールがあるのちゃんと保持できます!
HG ガンダムバエル:ポージング例
「バエル・ソード」を使ってポージング例を紹介!(゚∀゚)
















ポージングは以上!
武装が「バエル・ソード」だけなのでポージングに幅が出しにくい点がちょっと物足りなさを感じましたが、さすがの「ガンダムフレーム」でアクション性は抜群!
劇中ではなかったスラスターウィングでの攻撃モーションなども撮影してみましたが、フレキシブルの可動でそれっぽい絵面にもなったかな?
肘・膝の曲がりにはやや窮屈さを感じましたが、躍動感を表現するには十分でした!
首が良く動くので鉄血らしい突撃する表現のポーズ付けしやすいのが強み!
「耐久力」・「保持力」評価
下記画像で示す箇所が保持力に難を感じるポイント!

【首関節】

可動域は広いですが上に向けすぎるとテコで抜けることが多々ありました。
【胴体内部フレームの緩み】

ここはシリーズ全体に多い箇所ですね。前後から挟み込むパーツが外れやすく付けにくいのが弱点。
【ショルダーアーマーの取り付け軸】

ショルダーアーマーを差し込む軸がKPSなんですが、腕を動かす際ショルダーアーマーを掴むことが多い。
動かしていると視認できないレベルで変形・摩耗し抜けやすくなります。ここは個体差が出るポイントで、筆者の場合右側だけとれやすくなりました。
【足首】

足首はポリキャップなんですが、フレームパーツと外装パーツで挟み込む仕様。シリーズ共通の問題ですが保持力の弱みが出やすい箇所。
【足首部位】

爪先接続部位のポリキャップも抜けやすい。
【保持力強化の対策】
全体的に使われているポリキャップですが、弾性はあるものの表面の摩擦が弱い。これが保持力の弱さに繋がっています。
対策としてはポリキャップ外側にプラ板を入れて圧力を強化。あるいはポリキャップの摩擦力を接着剤などで強化する方法が一般的ですね。
↓保持力強化の方法は下記記事でまとめているので参考にご覧ください。実例が欲しい場合はコメントしてもらえたら実際に対応した様子も追加検討します(^^)
組み立てレビュー:難易度と注意点

| 組み立て難易度:初心者~ |
| 組み立て所要時間:1時間半程度(ゲート処理なし) |
ランナーなどの内容物をタップで見る

内容物は2袋にまとまっています。


説明書は小さめでペライチ。
【ランナー一覧】
ランナーは4枚と少ない。前回「EG νガンダム」を作ったんですが、枚数だけでいうとバエルはそれよりも少ないですね。

Aランナーは「ガンダムフレーム4」が流用されています。




ポリキャップは「PC-002」で弾性はあるが光沢が強め。
画像をスワイプ or ドラッグで「HG ガンダムバエル」を回転できます。
「ガンダムフレーム」を使っているので骨格がありますが、組み立ては簡単!ガンプラ初挑戦の人でも問題ありません。
内部フレーム組み立てた様子
【ガンダムフレーム4の状態】










「鉄血のオルフェンズ」のHGには「ガンダムフレーム」が流用されていますが、完全にフレーム状態にできないものもあります。
「ガンダムフレーム4」はその中でもほぼ完全にフレーム状態で自立できるもの(゚∀゚)
露出している部分のみメカディテールが入っているのは共通仕様ですね。
内部構造の特徴と注意点

頭部構造はシンプルでツインアイも現在のように分割されていません。

「ガンダムフレーム4」を使っていますが、他シリーズとあまり大きな違いはありません。
基本的に外装をフレームに組み付ける仕様なので構造は「ガンダムフレーム」を見たら分かる通り!
【注意点】

胸部パーツの一部にはゲートのように見える箇所がありますが、側面パーツを組み付ける軸なので間違えてカットしないように注意!一応説明書にも記載されています。
【余剰パーツ】

余剰パーツはポリキャップが2つ余ります。
関連ガンプラとの比較


「HG ガンダムバルバトスルプスレクス」と比較。
全高は同程度でアーマーや腕部で厚みに差が出ていますが、基本的な胴体幅などは同じ。
どちらもディテールが多い。足首周りが大型なのも共通しています。
比較した「HG ガンダムバルバトスルプスレクス」をレビューで見る


「HG ガンダムグシオンリベイクフルシティ」と比較。
頭部・胴体前後の厚み・脚部はリベイクフルシティに密度が出てマッシブさが強調されています。
バエルはややスタイリッシュすぎて華奢に見えるのが気になりますね。
比較した「HG ガンダムグシオンリベイクフルシティ」をレビューで見る
HG ガンダムバエル【レビューまとめ】
率直にアクション性は良い!ポージングも付けやすく”動かす点”で不満はほとんどありませんでした。
一方、造形は側面から見ると悪くありませんが、正面は脚部に偏ったバランスに違和感が強い。色の少なさもあって見栄えは良くありません。
付属品も少なく、保持力の弱さを自分で補う手間や価格を考慮する・・・機体に愛着がないと人は高評価にならないだろーなーっていうのが正直なレビューした結果。
筆者も個人的に大好きとかではないので、割高に感じました。
長所と短所

- 可動域が広くアクションポーズで動きを表現しやすい
- 外装・内部フレームを組み合わせ、HGとしてはディテール密度が高い
- 「バエル・ソード」専用のホルダーは可動もでき比較的自由度がある

- 2015年頃から発売された鉄血のオルフェンズシリーズの中では比較的コストパフォーマンスが良くない
- 造形・配色の少なさで見栄えがあまり良くない
- 首・肩・胸部・足首などフレームの弱点が顕著に出やすく補強が必要になる
どんな人におすすめ?

保持力の強化やディテールアップをする人。そしてバエルが好きな人におすすめ!
保持力強化は簡単ですし、元々ディテールは多いので細部まで塗装や自分なりに手を加えると納得できるキットに仕上がりやすいと思います!メタルロボット魂でも商品化されているので、見本として改造もしやすそう!
逆に初心者さんには組み立ては簡単で保持力強化などが面倒になる可能性が高いのでおすすめはできません。練習用としてはちょっと高い気もする。
ある程度知識のある中級者向けキットだと思いました。
レビューは以上、おわりー!





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