今回は「HGCE ストライクフリーダムガンダム」と「HGCE マイティーストライクフリーダムガンダム」それぞれの本体を比較してみた記事です!
レビュー記事ではボリュームが多かったのと、記事を分けた方が読みやすい思ったので独立させてまとめました。
どちらを購入するか悩んでいる人や、プレバンで発売予定の弐式を購入するか検討している人は違いを参考にしてみてください(・∀・)
本記事では「HGCE ストライクフリーダムガンダム」の方を「ストフリ」または「通常版」。「HGCE マイティーストライクフリーダムガンダム」の本体の方を「弐式」と便宜上呼ばせていただきます。
「HGCE ストライクフリーダム」と「弐式」の本体比較!違いは?
早速バックパックを外して通常版のストライクフリーダムガンダムとストライクフリーダムガンダム弐式の違いをまとめます!
下記は主に外観比較を述べているので、構造・可動域(SEEDアクションシステムの有無)などの詳細は↓下記レビュー記事を是非合わせてご覧ください。


外観・プロポーション比較

全体のプロポーションを比べてみると意外と通常のストフリと弐式とで大きな違いはありません。
細身のストフリに比べ、弐式の方はボリュームの増した装甲や脚部装甲と内部フレームの見せ方で大きく見せ方を変えているのがわかります。


全体的にマッシブさを増した造形にすることで不自然なほどスタイルの良かったストフリから自然なシルエットに変更。
頭部は若干違いますが、造形だけでみるとMGEXのストフリに近くなっています。
頭部の比較

正面から比較!
色分けはどちらもされていますがストフリの頭部は丸みがあり、フェイスにスリットが入っておらず若干面長。
ホワイトのアンテナ部分も弐式ではエッジが出ており、厚さもありますね。

側面からみるとイエローのアンテナの角度にも違いが出ていました。側面インテークの造形も若干違いますね。
どちらも劇中からは若干外している印象ですが、クオリティ自体は弐式の方が高いかな。もちろん好みでも分かれそう。
腕部の比較


ショルダーはパーツ分割に大きな違いはありませんが、モールドによる分割ラインで弐式の方がディテールが多いですね。

通常ストフリのシールド発生装置はエッジをなめたような丸みがありますが、弐式の方はエッジがパキッと表現。
さらに、ストフリでノッペリしていたハンドパーツの甲には弐式だとモールドが刻まれています。

内部関節はラメ感の多いクリアイエローパーツから光沢感の強い金属表現された「リアルメタリックグロスインジェクション」仕様パーツに変更。
胴体の比較

バックパックは通常ストフリの方が大型でスラスターは2基。側面にはウイングを取り付けるダボ穴があります。
弐式の方はスラスター1基で小型。更にプラウドディフェンダーを取り付ける箇所があります。
デザインは大分異なっていますが、どちらも2軸接続。

見えない部分ですが、2軸箇所にはモールドが造形。

フロントアーマーの基本デザインは似ていてサイズも同じ。弐式の方は表面の凹凸でレイヤー表現が加わっています。

フロントアーマー中央のレッドパーツは↑画像の通り造形が異なります。

サイドアーマー(レールガン)はビームサーベルの取り付け位置と基部の形状が大きく違います。

レールガンの全長は同じ位でデザインは少量のモールドのみ変化。パッと見で大きく違うのは成形色くらいですね。

ストフリのリアアーマーはフロントアーマーと類似デザイン。弐式デザインは広い面の六角形デザインで中央にライフルなどのマウントダボ穴がありますね。

股関節底部にある3mmダボ穴は位置が変更されており、アクションベースの付けやすさも若干変わります。
通常ストフリと弐式は股関節の可動方法も違います。
脚部の比較

↑画像をご覧の通り通常ストフリの脚部膝周りは細身。弐式は厚みが増しているのがわかります。
大腿部に入ったモールドの形状も違いが出ていますね。

正面から見ると分割パーツはより細かく、弐式の方はインテーク内部のモールドまでくっきり造形されています。

通常ストフリの場合、脚部裏スラスターは収納・展開できるギミックを搭載。弐式の方はスラスターが大型化し、収納ギミックはなくなっていました。

ストフリの足裏は爪先が肉抜きされていますがラインモールドは深くハッキリラインが出ています。
対して弐式の方は肉抜きがなくなっていてモールドも同じですがパーツ構造に違いが見られます。
付属品を比較
続いて付属する武装を比較してみたいと思います!同じと思っていたんですが、結構違いがありました(゚∀゚)
武装詳細が知りたい人は↓下記レビュー記事もチェック。
ビームサーベルの比較

ストフリに付属しているビームサーベルの大きさに対し、弐式に付属する方は一回り大きめ。
ディテールは弐式の方があるように見えますが、連結ギミックの造形があるためストフリの方もディテールは多く感じます。
弐式の方は連結ギミックはなく、連結状態の長いサーベルも付属してきます。
ビームシールドの比較

ビームシールドはどちらもクリアパーツですが、「形状・素材・色」が異なります。取り付け方法は同じですがダボの形状が一致しないためストフリと弐式で互換性はありません。
ビームライフルの比較

ストフリと弐式で基本的な造形は同じ。パッと見だと成形色の違いがわかりやすいですね。


良く見ると銃口上部のカバーの形状、突起のサイズに違いが出ていました。


「ビームライフル」の後方パーツ形状も左右共に若干変更されています。

「ビームライフル」はストフリと弐式でマウント方法が異なるため平軸の向きが縦と横で相違。
HGCEストフリと弐式の比較まとめ!
以上が「HGCE ストライクフリーダムガンダム」・「HGCE マイティーストライクフリーダムガンダム」の本体比較でした!
基本的なデザインや配色は同じですが、比較すると全体的に違いが多く完全新規ランナーで「HGCE マイティーストライクフリーダムガンダム」が発売されたのも頷けます。
特に弐式のマッシブなプロポーションは極端に細く見えたストフリからブラッシュアップを感じることができると思います。
購入するならどちらが良いか?非常に悩ましいところ!!!
個人的には造形に関しては弐式。保持力やバックパックの価値は通常ストフリにあるので、プレバンで発売予定の正式な「HGCE ストライクフリーダムガンダム弐式」が正義だと思います。
ただ、プレバン限定ですし、エフェクトパーツが追加されコスト面・購入難易度的にも欲しい人全てに行き渡るのは難しそう。
コスト面で余裕があるなら、ストフリとマイティー両方購入して弐式を再現してみるのもありかなーと思います。
実際に合わせてみると↓こんな感じ。

バックパックはポン付けで差し替え可能!
ディテール不足と頭部の形状は異なりますが、スタイルだけ見るとMGEXにも近いので、独自のストフリ弐式を作ることもできそう。
ただし、「HGCE マイティーストライクフリーダムガンダム」のレビューでも述べている通り弱点の多いキットなので関節など対策は必須!
どちらにせよガンプラ初心者さんにはちょっとおすすめしづらいというのが結論でした。
比較は以上!おわり。
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