「HG フルアーマー・ガンダム(ガンダム サンダーボルト版)」のレビュー記事(゚∀゚)商品ページの名称は「HG フルアーマー・ガンダム(GUNDAM THUNDERBOLT Ver.) 」と本来は英語表記。
ぼくは隠し腕とかアームとか大好きなので結構楽しみにしていたキット!

- メーカー:BANDAI SPIRITS(バンダイスピリッツ)
- 登場作品:機動戦士ガンダム サンダーボルト
- グレード:HG(ハイグレード)
- 価格:3,190円(税10%込)
- 発売日:2016年04月09日 (土)
- 購入手段:DMM
【レビュー結果】
ガンプラ作るなら初心者から上級者までとにかくおすすめ!!!
年代的に構造やポリキャップの抜けなど心配だったんですが、「HG フルアーマー・ガンダム(ガンダム サンダーボルト版)」はこれらをほとんど感じさせません。
作りはシンプルながらテンションを逃さないパーツ構成。
モールドはやや薄いですが、ディテール・パーツ分割も多くプロポーション・造形文句なし。最新キットと比較しても見応え・プレイバリュー両面で間違いなくハイクオリティのHGだと思います。
胴体は2016年標準の可動域で良いとは言えませんが、首・四肢は十分!キレの良いポーズがバシバシキマりました。
弱点に下記2点がありますが、簡単に対策できますし、新作キットにもある問題なので対してマイナス評価にはならないと思います。
- 手首の緩み
- 首のぬけやすさ
本記事では総合評価を先にまとめた後、外観・ディテールや可動域、付属品など詳細のレビューをまとめました!
是非!見てほしい!!これは良いものだ(゚∀゚)
レビューの総合評価

- ★5段階評価点数:55〜60点
- ★4段階評価点数:49〜54点
- ★3段階評価点数:30〜48点
- ★2段階評価点数:16〜29点
- ★1段階評価点数:〜15点
レーダーチャートで項目毎に点数をつけると↑こんな感じで、5段階評価の★4!
ギミック面で点数が取れていませんが、クオリティでいうと★5相当は間違いないと思います。
良かった点・良くなかった点

- 構造はシンプルだが随所にポリキャップの緩みが出ないパーツの組み付けになっている
- HGだが「15+」表記。分割パーツが多くディテールが多い
- プロポーション・造形レベルが高く武装を装備させたボリューム感も見栄えが良い
- 胴体以外の可動域が広くアクション性も高くキレの良いポージングをつけることができる
- 武装取り付け固定の安定性・パーツの劣化がほとんどなくストレスフリー
- 付属物が多くコストパフォーマンスに優れたHGガンプラ
造形・プロポーションに特化したレベルの高いHG!
「HG アトラスガンダム」同様「15+」の表記ということで、頭部アンテナのフラグがなくシャープ化されている点や分割パーツの多さなども含めてクオリティはとにかく良かった!

- いくつかパーツの緩みを感じる箇所がある
- 3軸の股関節は気になる
- ポリキャップの精度があまり良くない
強いて上げるなら上記3点が良くないところ。
ただし、緩みは簡単に対策できますしどれも気になるレベルではありませんでした。
ポリキャップを多様したHGだと欠点が比較的多くなることがありますが「HG フルアーマー・ガンダム(ガンダム サンダーボルト版)」は独自の組み立て構造でほぼ解決しています!
こんな人におすすめ
ポジショニングマップ
- X軸:情報量、プロポーションの再現度、パーツの細分化による色分け度
- Y軸:変形・分離ギミック、武装・付属品の豊富さ、保持力
- 円のサイズと色:可動性の高さ
ガンダムタイプが好きな人や重武装が好きな人にとにかくおすすめ!
15+という点で小さいパーツの観点から低年齢のお子さんにはおすすめできませんが、それ以外なら組み立ても難しいわけではありません。
「ギミック」は物足りなさを感じてしまいますが、「造形・付属品・可動・プレイバリュー・保持力」の点でみると非常に満足度の高いガンプラに仕上がっています。
素組みレビュー
全体の見た目や、各部位毎に詳細をまとめました!
まずは武装した全体の外観をご覧ください↓↓






シールドを2つ持たせてアーム収納状態が↑こんな感じ。
さらにアームを展開してシールド追加したのが↓コチラ。



本体はマッシブで胴体・四肢のバランスがとれ、バックパックや武装・シールドで表現される重武装の見栄えが非常に良い。
特にシールド4枚を持たせたボリュームは満足度が高いです!バックパックを装着した状態でもシッカリ自立できるのもディスプレイしやすいですね。
成形色は「ホワイト・ワインレッド・ネイビー」が基本の3色で構成。十分統一された配色でキレイにまとまっています。

↑上記は色分けが足りていない部分のホイルシール。

さらにマーキングシールも付属するので簡単に細かいディテールを追加できるので嬉しいポイント!
以下、部位毎のディテールや可動性を実際に動かして解説します!
頭部:ディテールと可動域
造形・ディテール

- 凹凸のモールドでパネルラインやインテーク、フェイスのスリット・小さいリベットまで表現されている
- アンテナ左側には小型のアンテナ2本が別パーツで取り付けされている
- メインアンテナに安全フラグなしでHGとしては鋭利になっている
- やや面長の頭部デザインになっている
「15+」ということで頭部アンテナには安全フラグがないのが特徴的!

後頭部は比較的ノッペリしており2つのパネルデザインのみの造形になっていました。

頭部パーツは内部を前後から挟み込む仕様なので↑画像の通り側面に合わせ目が出ます。
可動域

- 首は上下に大きく可動できる
- 左右にも大きく可動できる
- 首周りに干渉することなく1回転可能
腕部:ディテールと可動域
造形・ディテール

- 内部シーリングモールドパーツと外装パーツは前後から挟み込み、スラスターで固定
- スラスター内部モールドも造形
- ネイビーの外装はモールドは少量。ホワイトのパーツには少量細かいモールドが入っている

- 上腕にはクランク状のラインモールドが入っている
- 肘関節にはシーリングをモールドで表現されている
- 肘リベットや周りのパーツは分割されている
- ハンドパーツはホワイト単色で成形され、モールドは多いが若干物足りなさを感じる

左右腕部には武装取り付け用の平軸のダボ穴があります。

前腕には前後に合わせ目が出ます。
可動域

- 腕部は水平以上に上がる
- 関節はボールジョイントで前後可動できる

- 上腕はロール可動できる
- 肘は2重関節である程度深く曲がる
- 手首の軸は少し長めで振り幅が広い
胴体:ディテールと可動域
造形・ディテール

- 直線を繋げたデザインになっている
- 胸部トップは面が広く装甲らしい表現をしつつ少量のモールドでディテールを表現している
- 胸部両サイドのインテークはパーツ分割されている
- 腹部・胸部のワインレッドのパーツは分割されている

バックパックには2軸に加え、平軸を備えた3軸でバックパックを取り付け!重量のあるバックパックが簡単にスッポ抜けない工夫もありましたw。

- 腰周りはスタンダードなガンダムのデザイン
- フロント・リアアーマーのワインレッドのパーツは分割で再現
- サイドアーマーにはリベットモールドやパネルラインで表現したレイヤーなどが確認できる

股関節には3mm軸穴がありアクションベースにももちろん対応!
可動域

- 胸部ボールジョイントで後方に少し可動ができるが前屈はほぼできない
- 腰部周りは干渉なくロールできる
- 胴体を左右に振ることはできない

腰部アーマーはフロント・サイドのみ可動できます。フロントは大きく跳ね上がりますが、サイドアーマーは若干の上下可動のみ。

股関節は軸接続で、サイドアーマーが抜けない程度に開いても180度近い開脚が可能!
脚部:ディテールと可動域
造形・ディテール

- 大腿部属面にはクランク形状のラインが入っている
- 膝周りは分割パーツが多く、一部露出した内部パーツなどメカディテール表現が濃密
- 凹凸モールドによる分割表現も加わり全体の中でもディテールが特に突出して多い
- 脚部周りのミニスラスターは全て分割されており、内部・外部に階段モールドが造形されている
- 膝裏シーリングは肘と同じくモールドで表現されている

- ヒールのホワイト・ネイビー部分にモールドはほとんどない
- 足裏は単色だが凹凸モールドにバーニアのモールドも造形されている
可動域

- 足は前水平まで上がる
- 膝は2重関節で90度以上曲がる
- 足首は上下共に45度程度可動

接地性確認!↑画像で示す開脚幅まで足裏が密着します。

普段あまり撮影はしていませんが、膝立ちがあまりにキレイだったので掲載(笑)
胴体の可動でキレイに見せるキットが多い中、「HG フルアーマー・ガンダム(ガンダム サンダーボルト版)」は背筋を伸ばしたまま膝立ちがキレイにできました(゚∀゚)
バックパック:ディテールと可動域
造形・ディテール

- バックパック独特な形状で搭載されているロケットブースターは直線的なデザイン、且つ幅は薄めになっている
- 随所にあるワインレッドのスラスターパーツは分割されている
- ホワイトパーツは単色で視認しづらいが直線的なパネル表現とシーリング表現が異なる箇所がある
- 正面中央から見て「右側面・中央・左側面」と大きく3ブロックで構成されている


- ミサイル・ポッド、大型ビーム砲の2つはHGとしてのバランスをとったサイズ感に設計されている

バックパックランドセル部分に直接取り付けているスラスターは6つの穴が空いておりロケットブースターのものとは形状が異なります!
「ミサイル・ポッド」はハッチ開閉できないのが残念ですが各ミサイルブロックの表現は入っていました。

バックパック中央にはエネルギーパックを分割で表現。2連装ビームライフル用で劇中ではサブアームを使ってとりかえたらしい・・・覚えてないや(´・ω・`)
可動域


「大型ビーム砲」と「ミサイル・ポッド」は少しですが前後に可動できます!ただ、左右には可動できなかったので向ける角度は胴体の可動に追従。

「サブアーム」の基部も上下可動が可能ですが、可動幅はそれほど広くありません。
8種の付属品一覧
HGガンプラだと付属品は4つ~6つが多いですが、8つと多め!プレイバリューの高さが伺えると思います(^O^)
専用ディスプレイスタンドをタップで詳しく見る

専用ディスプレイスタンドが1セット付属します!

底は肉抜きされていて、付属品の収納機能などはありません。スタンドの軸は太いダボで接続。
楕円の形状なのでロールさせることはできませんね(´・ω・`)

接続は3mm軸で、基部はギアのような形状。一度取り外す手間はありますが、前後の角度を調整できます。

実際にスタンドを使うと↑こんな感じ。台座が小さいことや根本が可動できないのでアクション表現は難しいですが、素立ち・浮遊させるなどのディスプレイには十分だと思います!
シールドをタップで詳しく見る

シールドが4枚付属!どれも同じデザインでノッペリしています。

裏打ちは入っていますがモールドは浅めなのでスミ入れするには彫り直した方が良さそう。
接続基部はポリキャップで若干左右にも動かすことができました。
サブアームをタップで詳しく見る

「サブアーム」は展開状態とスタンバイ状態の2種が2つずつ付属。展開時には白い専用グリップを使ってシールドと接続します。

展開アームは上下があり、上から見ると一部。下から見ると大部分に肉抜きが出ます。

実際に取り付けた展開アームはこんな感じ↑

アームはフレキシブルとはいきませんが、根本の方を軸接続しているのでロール回転ができます。

※注意点!パーツのかみ合わせの影響だと思うんですが、軸を差し込んで繋げると片方だけ白化しました。
緩みが出たり破損したりはしていませんが、無理な可動はちょっと心配ですね。
2連装ビームライフルをタップで詳しく見る

右手の武装として「2連装ビーム・ライフル」が付属。
ライフル表面のネイビーパーツはシールド取り付けようの基部パーツになります。

裏は↑こんな感じ。ハンドガンのような形状のパーツをハンドパーツに取り付けて装備。

↑画像の通り一度分離する手間があり。分離後、グリップにある専用平軸にハンドパーツを取り付け。

ハンドパーツと↑画像の2箇所を平軸で固定して取り付け完了!グラつきもありませんしポロリもなし!PS部分は摩耗する可能性を感じましたが、1箇所の平軸ダボ穴はポリキャップなので摩耗しません。
簡単に劣化することはなさそうでした。

ハンドパーツに取り付ける部分はモナカ構造で上下から見ると合わせ目が出ます。
ロケット・ランチャーをタップで詳しく見る

左手用には「ロケット・ランチャー」を装備。造形はエッジも出ていてメカっぽく見えますが、パッと見るとなんだかよくわからん(笑)書いてあったから確信もてた感じの造形。

取り付け方法は「2連装ビームライフル」とほぼ同じ。ハンドパーツ取り付ける部分も同様に上下に合わせ目が出ます。
ビーム・サーベルをタップで詳しく見る

「ビーム・サーベル」が2本付属。エフェクトも同じく2本。サーベルは2パーツで構成されていて、ランドセルに取り付けできるように平軸ダボ穴が空いています。

「ビーム・サーベル」は小型なのに対し、サーベルエフェクトは「サーベル1」の長いやつでした!迫力でるやつなので嬉しい(゚∀゚)
腕部ジョイントをタップで詳しく見る

腕部にシールドを取り付けできるスタンダードなジョイントも付属していました。

↑こんな感じで取り付けできますが、体感だと平軸は少し削った方が良さそう!取り付けたあと「ロケット・ランチャー」の方を付けたら若干ダボ穴が拡張して緩みを感じました。
ハンドパーツをタップで詳しく見る

ハンドパーツはサーベル用の握り手とライフル・ランチャー用の射撃用の2種付属。
射撃用の手の平には平軸ダボ穴が空いています。
付属品は以上!!
「ポージング例」と「耐久力・保持力」
「HG フルアーマー・ガンダム(ガンダム サンダーボルト版)」の可動域レビューをふまえてポージング例を紹介!さらに動かし続けた結果パーツの保持力はどうだったのかも一緒にまとめてます。


【2連装ビーム・ライフルでポージング】



シールドを4枚装備していても可動の邪魔になりませんし、サブアームで干渉も避けられます!
【ロケット・ランチャーを構えて】

「ロケット・ランチャー」を構えてもちょっと見栄え的に表現しにくいですね(笑)発射口がもうちょっと展開とかしてればまた違ったかも。
【シールドを構えて】


4枚のシールドは密集させたり広げたり、翼のように見立てたりと幅広い表現ができそうでした!
シールドは極端に小さいこともないので1枚でも普通にかっこいい^^
【ビーム・サーベルでアクション】





肩周りも肘も柔軟で「サブアーム」に持たせたシールドの干渉もさけることができて特にポーズの付けづらさみたいなものは感じませんでした。
本体にボリュームがあるのでサーベルエフェクトが長いのも良かった(・∀・)
【大型ビーム砲】


左右に砲身が触れないのが残念ですが、上下可動を活かして見せ方を変えることはできそうです。
【以下適当に数枚】








【ポージングを終えての感想】
胴体の可動域が少ない点で最新キットには劣りますが、個人的に満足度の高いポーズが付けやすかったと思います。
サブアームも柔軟とは言えませんでしたが、抜けることもなく干渉もなかったので必要最低限の以上のパフォーマンスは出していたんじゃないでしょうか!
装備のパージ具合も調整することで見栄えのバリエーションも広がります(^^)
ライフルやランチャーのポーズバリエーションは今後の課題^^;もっとバリエーション増やしまーす(笑)
※撮影には付属のスタンドは使用せず、「アクションベース8」を使っています。
パーツの保持力評価
3時間ポージング撮影を続けた結果、保持力に関してはかなり良かった!劣化もなくほとんどストレスフリーでしたね。
強いていうなら、大胆に動かしていると↓下記画像で示す3点は保持力が弱め。

強いて言うならですが、「首付け根」・「手首」・「サイドアーマー」が弱め。首はあまり気にしなくていいかも。
どちらも最初から緩みが若干ある程度。
【手首の緩み】

ハンドパーツのボールジョイントが少し保持力弱めです。ただ、サーベルを持つ分には問題ありませんし、ランチャーやライフルは固定できるので実質あまり気になりません。
【サイドアーマーのポロリ】

開脚幅が広いため、過剰に開くと徐々にサイドアーマーが抜けやすく感じました。
ポロリするなら一番ここが抜けるので接着するなり、軸を太くするなり対策しても良いかもしれません。
以上が強いて気になる部分。
繰り返しますが、普通にディスプレイする分には全く問題ありません!
股関節や腕部の保持力は全く低下を感じませんしポリキャップ特有のグラつきもありませんでした!!!優秀すぎる!!!!
いずれも「ガンプラの関節がゆるい!補強方法の紹介」でまとめている内容で簡単に対策可能!気になる人は参考にしてみてねー。
組み立てレビュー
先に完成した外観やディテール・可動域に関してレビューをまとめてきました。
ここからは組み立ての様子で構造や注意点をレビュー。

↑パッケージメチャクチャカッコイイですね!
箱右側表記は「8+」ではなく「15+」表記になっています。
パッケージ内容・ランナー・再販情報を確認
パッケージの内容物である・ランナーやエフェクトは↓下記再販情報記事でまとめています。ランナーの実物を確認したい人は再販情報と合わせてご覧ください(^^)
組み立て難易度と構造
- 組み立て難易度:初心者~
- 組み立て所要時間:2時間程度(ゲート処理なし)
組み立て構造は割とシンプルで、難易度的には特に一般的なHGと大差ありませんが、随所にポリキャップの緩みが出ないような工夫があったのは良かった!

頭部パーツは7パーツほどで構成され、内部は単純。

胸部内部もポリキャップを仕込むだけで特に変わったところはありません。

ただし、胸部完成後ポリキャップに外側からパーツを取り付け!こうすることでポリキャップ内側から外に向けるテンションの逃げ道がなくなり、ボールジョイントの保持力が強化されます!

肩関節内部は↑画像の用に内部ポリキャップと関節を前後から挟み込み。

肘は六角系のポリキャップを嵌め込み。この使用も外に向かうテンションの逃げ場がないので保持力を維持できます。

前腕部はちょっと古めのHGフォーマット仕様。

スリッパは3パーツ構成でレイヤーのように重ねるだけ。

ポリキャップは精度が悪いものが使われているのでバリが出るのは気になるところ!カットしてキレイにしてあげてください。残すとたまにパーツのかみ合わせに影響が出ることがあります。


大腿部はポリキャップと膝関節パーツを挟み込んで左右から閉じるだけ!これだけだと股関節パーツを大腿部に差し込んだ時左右にテンションが逃げてしまいます。
これを対策するため、ホワイトの外装を前後から被せることでうまく固定されていました。
簡単だけどHGってここが出来てたり出来てなかったりブレるんですよねー。

膝下脛パーツの内部は簡素ですが、外装を分割して取り付けることでディテール密度を上げているポイントです。

股関節パーツから足首まで5ブロック構成。足首も独立しています(゚∀゚)

股関節は3軸タイプで気になる人もいるかもしれません。ぼくも気になる方なんですが、今回全く悪い動きしなかったので補強なども必要なさそうでした!
3軸はポリキャップで受けているんですが、ここもテンションが拡散して緩みがでないようになっていました。
勝手に前後可動するなどはほとんどありませんし、動かしたい時に自分で調整しやすかったです(^O^)

胴体はちょっと古くさいフォーマットで太めの長い軸に腹部を通して胸部と接続。
ここを改造して可動ポイントを増やすことができれば更にお化けキットになるかもしれません!!!
素組み完成レビュー
↓画像を左右にスワイプ or ドラッグで「HG フルアーマー・ガンダム(ガンダム サンダーボルト版)」を回転できます。
素組み状態で武装を取り外すと↑こんな感じ。
MGは武装を取ると細身のデザインでしたが、対してHGはマッシブに表現されており、プロポーションバランスが秀逸。
シンプルなデザインながら個人的にドストライクのガンダムに仕上がっていました。直線的で角・面の多いデザインになっていて装甲の厚みや重量感も表現できていますね。
その他HGガンプラとの外観・サイズ比較
他HGガンプラとのサイズやディテールを比較してみたいと思います。
【比較①】


まず、2016年発売の「HG フルアーマー・ガンダム(ガンダム サンダーボルト版)」に対し、2017年発売の「HG ガンダムバルバトスルプスレクス」を並べてみました。
どちらもパチ組みで組んだ状態ですが、ルプスレクスは外装にモールドが多い反面、ホワイトが多く視認しづらい。
対してフルアーマー・ガンダムはパーツ分割やモールドによる凹凸が多く、ホワイトもオフホワイトで視認しやすい。
圧倒的にディテール両が勝っていると言っていいでしょう。
全高はルプスレクスの方が上ですね。
比較した「HG ガンダムバルバトスルプスレクス」をレビューで詳しく見る
【比較②】


2025年発売の「HG GQuuuuuuX(ジークアクス)」と比較。
全高は若干フルアーマー・ガンダムの方が高く、細身のGQuuuuuuXに対しかなりマッシブなのが際立ちますね。
ディテールはどちらも多いですが、比較的多面という点でGQuuuuuuXの方が勝っているように思います。
比較した「HG GQuuuuuuX」をレビュー記事でもっと見る
【比較③】


最後に「RG RX-78-2 ガンダム Ver.2.0」と比較。
全高は同じ程度で、フルアーマー・ガンダムの方が若干面長、且つ小顔のように見えます。
ディテールはさすがのRG!Ver.2.0が圧倒的に勝っていますね。
胴体の長さ・プロポーションにも差異が顕著に出ており、好みが分かれるポイント!
比較した「RG RX-78-2 ガンダム Ver.2.0」をレビューでもっと見る
HG フルアーマー・ガンダム(ガンダム サンダーボルト版)【レビューまとめ】

まとめると、とにかくおすすめ!!!(笑)
2025年に購入したHGの中でもかなり上位に入るHGガンプラでした(・∀・)
ギミックは物足りませんでしたが、マッシブな造形に大型武装のボリューム感。加えて可動域の広さや付属品による高いプレイバリューとすごく楽しめます。
組み立ては難しいわけでもないので初心者さんにもおすすめですが、一応対象年齢が15+になっているのでその点は留意してください。
価格も3,190円(税10%込)と考えると2016年当時としては高額設定。最近はそれも当たり前。
そう考えると最新キットにも劣らないクオリティですし、ポリキャップの悪さも決定的なものはない。
結論、見かけたらすぐ持ち帰ってすぐ作って欲しい(笑)
以上、「HG フルアーマー・ガンダム(ガンダム サンダーボルト版)」レビューでした!
ぼくのディスプレイガンプラスタメン入りです(●´ω`●)HGサイコ・ザクも購入しているので期待しちゃうな。



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