今回は「HG ガンダム7号機」のレビュー記事!家庭用ゲーム機であるPS2やPS3で発売された「機動戦士ガンダム戦記」に登場する機体。
プレバン限定品で価格「2,200円(税10%込)」!

- メーカー:BANDAI SPIRITS(バンダイスピリッツ)
- 登場作品:機動戦士ガンダム戦記
- グレード:HGUC(ハイグレード・ユニバーサルセンチュリー)
- 2025年時点の価格:2,200円(税10%込)
- 発売日:2025年12月
- 購入手段:プレミアムバンダイ
レビュー総合評価

- ★5評価点数:55〜60点
- ★4評価点数:49〜54点
- ★3評価点数:30〜48点
- ★2評価点数:16〜29点
- ★1評価点数:〜15点
組み立てやすさ抜群で構造に新鮮味もある!プロポーションや分割パーツで表現された情報量の多さで見応えもある。
可動構造は従来のものを使っていますが、強度の高いKPSパーツをフレームに使い安定性も向上してグラつきなども感じません。
ガンダムとしての武装やデザイン的に購入時点で少し高く感じましたが、組み立てることで価格以上の価値を体感できました!
↑チャートで示す通り基本ハイスコアの評価ですが、ギミック面が極端に弱く点数が下がっている状況。
ただし、構造や2009年に発売された7号機を考慮すると今後オプションとして「フルアーマーガンダム7号機」を再現できる可能性も示唆されているように感じます(゚∀゚)フルアーマーが可能ならギミック評価も上がる!
気になっているけど値段でちょっと足踏みしている!そんな人におすすめ!例えフルアーマーのオプションが発売されずとも十分な価値を感じるHGガンプラです!
是非参考にご覧ください!
組み立てレビュー:難易度と注意点

- 組み立て難易度:初心者~
- 組み立て所要時間:1時間半~2時間程度(ゲート処理なし)
ランナーなどの内容物をタップで見る

内容物は3袋にまとまっています。

パッケージと説明書はモノクロで薄い。見づらさを感じるかもしれませんが、WEB版の説明書も公開されていました!
【ランナー一覧】
ランナー枚数は5枚にエフェクトランナーが1枚。
ポリキャップレスでKPSを関節に採用。強度も高め。






画像をスワイプ or ドラッグで「HG ガンダム7号機」を回転できます。
ランナー数は少ないですがパーツも細かく構成数は多め!なのに組み立てしやすく躓く箇所も見当たらない。
初めて挑戦するガンプラにプレバン限定品を選ぶ人はいないかもですが、初心者さんにもかなりおすすめできます!

成形色4色で構成され、細かさが足りていないツインアイやセンサー系は少量のシールでカバー。

付属品は「ビーム・サーベル」・「シールド」・「ビーム・ライフル」とスタンダードな武装に、ライフル用・平手が付いてきます。
内部構造の特徴と注意点

肩関節はポリキャップからKPSに置き換えられた構造。

このタイプは内側の一部には面があり、ポリキャップほど簡単に抜けない仕様になっていることがありますが、7号機も同様。

腹部には胸部と接続するボールジョイントもある。

頭部内部は少数パーツで構成。外装の方で少し分割がある程度。

肩部関節は従来なら肩部外装と接続軸が一体化するパターンから外装と軸を分割。軸の強度も向上。

足裏スリッパは爪先のみ分割。

大腿から膝の内部フレームはHGではクオリティ高くディテールも入っています。

がらんどうになることの多いHGの膝下部分には、分割されがちなインテークパーツが一体化して入っています。
これいいですね!無駄に分割されると組み立ての手間もかかりますし、必要なら自分で分割することもできそう!(・∀・)効率重視の設計になってる。

足首はボールジョイント接続ですが、さらに上にロール軸がついて関節は独立するタイプ。
【余剰パーツ】

余剰パーツは1つ。成形の都合で出るパーツが余ります。
【注意点】

基本的に組み立てで困ることはなく注意点もありませんが、強いていうならライフルのスコープ部分。パーツ分割されていて嵌め殺しになります。塗装する場合は裏から小さい穴を空けるなど工夫が必要。
完成レビュー|外観ディテール・可動・ギミックを検証
【武装を持たせた全体写真】






改めて武装を持たせて全体をチェック!脚部は長めに設計され、「ホワイト」・「イエロー」・「レッド」・「グレー」の4色で構成。
グレーは内部フレームに当たる部分で、随所から露出したようなRGを思わせるデザインも取り入れられてディテール量は多く、刻まれているモールドは深い。
個人的な感想ですが、RX-78-2ガンダムとガンダムMK-2を足したようなシルエットに見えます!
下記では部位毎に詳細をレビュー。
頭部
■ディテール

- 頭部デザインは標準的なガンダムタイプのデザイン
- フロントはディテールが多いが後頭部は少ない
- フロントから見える頭部バルカンや左右のブルーパーツは分割されている
- ツインアイはバルカンパーツと繋がっているのでグレーで成形されている
- 目元のラインまでくっきりモールドが入っている
ツインアイに色が入っていないので、塗装しない場合はここだけでもシールは使った方が良さそう。
■可動域

- 首はボールジョイントと前後可動の2軸で上下に大きく可動できる
- ボールジョイント分左右に振れる
- 首周りの干渉はなく一回転できる

首付け根は前後に動かせるので前に突き出すことができます。
肩部・腕部
■ディテール

- ショルダーホワイトの外装は平面で段差を付けたデザイン
- 一部からはリベットやフレームの一部が露出した2層構造
- トップから見てもパーツを被せるタイプなので合わせ目は出ない

- 上腕の上、上腕・肘側面のリベットパーツは分割されている
- 前腕も左右・後方から分割構成で両腕の肘にはシールドを取り付けるダボ穴がある。ダボ穴内部にはモールドも入っている
腕部は分割パーツによる自然なパネルラインと凹凸でディテールが表現されていますね。
■可動域

ショルダーアーマーは上に約45度可動。

- 腕は約135度上がり大きく可動
- 肩は前に引き出して、更にボールジョイント分の前後可動ができる

- 上腕はロールできる
- 肘は二重関節で肩に引き寄せできるほど曲がる
- 手首は↑写真の角度と位置で上に約45度、下にはほとんど動かせない

さらに固有の仕様で肘前腕からロールが可能!

ロール自体はこれまでもできるキットはありましたが、ほとんどが軸接続。抜けやすさの要因にもなっていました。
「ガンダム7号機」はロールできるように引っかかりを造形。抜けることがありません。
胴体
■ディテール

- 胸部はRX-78らしいデザインを投影。イエローブルーで構成されている
- 左右のインテークは肉抜きされ、且つ厚みはあるがフィンが造形されている
- 胸部中央のブルー部分は突き出たデザインで、すぐ下には階段モールドのようなパーツ造形
- インテーク側にあるバルカンは分割されていない

- 腰部アーマーは短めのデザイン
- フロント・リアアーマーは類似したデザインになっているが、イエローのパーツはフロントは分割。リアは一体化している
- サイドアーマーはグレーのパーツと分割されている

股関節底部にはアクションベース対応の3mmダボ穴があります。
■可動域

- 胴体は前後に大きく可動
- 左右にもボールジョイント分振ることができる
- 腰部周り干渉パーツはなく一回転可能


- フロントアーマーは上に大きく跳ね上がる
- サイドアーマーは少しだけ上下に可動
- サイドアーマーはボールジョイント接続なのでロールもできる
裏打ちは入っていませんが、不必要に長い軸や使っていないダボがある・・・間か裏に何か挟みこむこともできそうです(・∀・)キラーン


全体的に可動域は広いですが↑画像の通りアーマーの赤いラインの厚みが開脚時に股関節パーツと干渉します。

股関節は斜めに前後できるタイプで左右連動して可動。

腰を前に突き出したヒーロー立ちがしやすい!
脚部
■ディテール



- 全体の中でも脚部、特に膝回りはディテールが細かくRGをとりいれた露出フレームが際立っている
- 合わせ目は全て段落ち化されキレイに隠蔽されている
- イエローのインテークは内部までデザインが入っている
- 膝側面のリベットは肘同様分割されている

- 足首下はRX-78らしいスリッパデザイン
- アンクルアーマーは3パーツ構成で合わせ目が隠蔽されている
- 上から見るとディテールは少ないが、裏には細かいモールドからバーニアまで情報量多め
■可動域

- 足は前に水平まで上がる
- 膝は深く曲がり約135度以上曲がる
- 足首は上に約45度以上、下には丁度45度くらい可動できる

組み立ての様子でも見せた通り、大腿部から膝は内部フレームがあり、膝装甲が連動して可動できるギミックを搭載!

足首にあったロール軸で接地性は抜群!開いた幅の分足裏を接地できました(゚∀゚)
ランドセル
■ディテール

- ランドセルは小型で6基のバーニアがあり1パーツで成形されている
- イエローのリベットパーツは分割して造形
- サーベルをマウントする部分は左右から差し込むタイプで可動できない
可動部位はありませんが外観ディテール密度が高い!
4種の付属品一覧

ビーム・ライフルをタップで見る
「ビーム・ライフル」が1つ付属。関節パーツと同じ材質。

アップで見るとディテールの細かさがよく分かる。

グリップ右側には平軸があり、右手のみ固定できます。逆に突起があるので左手に持たせられないのは柔軟性に欠けると言えます。

フォアグリップは銃身の左側面にあり約90度上下可動できます。

上下から見ると合わせ目が出ますが、段落ち化され隠蔽されています。

ビーム・サーベルをタップで見る
サーベルは2本付属し、エフェクトも2本付いてきます。エフェクトはSB-13でHGに多く採用されるタイプ。
濃いクリアレッドで成形されていました。

サーベルに入ったデザインは最小限のラインモールドなどのみ。HGでは珍しくPSパーツではなくKPSで造形されていました。エフェクトによるPSパーツの摩耗がありません。
ランドセルに取り付ける基部もKPSで保持力は高め。
「HGUC ユニコーンガンダム(デストロイモード)」のようにピンでの接続ではないので破損の可能性もほぼありません。

シールドをタップで見る
「専用シールド」が1つ付属。表面のライトグレーやイエローのエンブレムはパーツ分割されています。
裏打ちはモールドで細かく入っていますが、厚みがなくメカ感が足りないかな。

シールドの基部は四角で抜けにくく、KPSで摩耗しにくいのはGood!シールドと基部はボールジョイントで接続されているので、腕部の角度とボールジョイントで調整できます。

ハンドパーツをタップで見る
「右手ライフル用ハンドパーツ」と「左手の平手ハンドパーツ」の2種が付属。

ライフル用のハンドパーツには平軸を固定するダボ穴があります。こちらもKPSで摩耗しづらい!
HG ガンダム7号機:ポージング例
レビューを踏まえてポージング例を紹介!(*^^*)ちょっとライトが強いのが残念になっちゃってますが、撮影はしやすかったです。
【ビーム・ライフルでポーズ】







【シールドでポーズ】



【ビーム・サーベルでポーズ】








【ここからテキトーに数枚】







ポージングは以上!
可動ポイントが多くなるとグラつきを感じることがありますが、KPSの強度が高く一切感じませんでした!2時間以上動かした後でも組み立てた直後のような安定感が素晴らしい!!!

開脚幅が狭いのが弱点になるかと思ったんですが、股関節・胴体で微妙な調整もできるので↑画像のように軸をズラして広い開脚でのポージングもできました。
あえて軸をズラして開脚することで動きを表現できるので自然な開き具合になります(^o^)
接地性も良いので浮遊・置き両方のディスプレイで見栄えも良い。
HGは一部特化した可動域を持つキットが最近は多かったですが、「HG 7号機」は全ての可動箇所が優秀でした。
「耐久力」・「保持力」評価
キット本体に関してはパーツ保持力など全く問題ありませんが、1つ不満点として「ビーム・サーベル」がポロリしやすい点は気になります。
ポージングでちょっとストレス溜まる可能性あり。
KPSを使っている分残念に感じましたが、補強は難しくないので下記参考をご覧ください。
関連ガンプラとの比較
直近で作った「ガンダム6号機 マドロック」と比較してみました!



プロポーション・首の長さなど細かい違いはありますが、基本的なガンダムとしての造形は似たものになっていますね!(同シリーズだから当たり前か)
マドロックの方は2019年発売でパーツのエッジも鋭く7号機と比較しても視覚的なディテール密度はどちらも高い。
マドロックは武装や厚みのある四肢でマッシブさが際立っていますが、7号機はマッシブさもありながらスタイリッシュさを強く表現しています。
決定的な違いは内部の構造。
マドロックは古い構造をベースに独自仕様で補完する作りで、ポリキャップも使われています。一方7号機は最新の素材・構造を惜しみなく投入されています。

ちなみにディテールが集中していた脚部を「RG RX-78-2 ガンダム」と比較してみると↑こんな感じ。
流石に情報量では勝てませんが、部分的に見るとモールドの入るポイントなどデザインは類似してますね。。
HG ガンダム7号機【レビューまとめ】

HGの「傑作」の1つと言って差し支えないと思います!「造形・構造・耐久力・保持力」これらの点で大満足でした。
もともとスタンダードな機体でギミックに期待していなかったため、その点でガッカリすることはありませんでしたが点数化したらちょっと低め。
それを踏まえても★5に近い評価を付けさせてもらっています!
ただ、この良さは実際作ってみないとコストが若干高く感じるかもしれません。プレバン限定で購入しづらいのもネック。
もし、気になっている人は再販きたら背中突き飛ばす気持ちで推したい!とにかく買え!(゚∀゚)アヒャ(笑)
あと「フルアーマー化」できるかもしれない可能性の高さを考慮するとワクワクしますし、間違いなく★5評価になると思います。

ショルダーは6号機のように差し替えることもできそうですし、腰部アーマーも拡張できるような不自然なダボが存在すること、リアは丸々取り替えやすくなっていることなど追加パーツ発売の期待値は高い!
長所と短所

- パキッとしたエッジにプロポーション、内部構造との組み合わせなどパチ組みでの完成度がとにかく高い
- 動かせる箇所の数や可動域が全てHGの平均以上でアクション性が高い
- KPSパーツの強度が高くねじ切れの不安を感じない
- 長時間動かしても関節やハンドパーツ・武装などの保持力低下を感じない
- 組み立て構造は複雑化せず初心者でも挑戦しやすい
- フルアーマーガンダム7号機へ拡張できる可能性がある

- ハンドパーツからビーム・サーベルがポロリしやすい
- 作るまで価値を感じにくく、プレバン限定で購入しづらい
どんな人におすすめ?

「完成度の高いHGを作ってみたい!」そんな人におすすめ!
購入さえできれば基本誰にでもおすすめですが、購入手段が限定されていることや、中古ショップで取り扱われる価格を想像すると初心者さん向けではありませんね。
経験者であればベースキットとしても活用できると思います!個人的にはこれをベースに「0ガンダム」とか作ってみたいかも。
内部関節が独立しているので他キットにも組み込みやすそうでした!
以上、おわり。




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