今回は「HGUC ガンダムMk-II(エゥーゴ仕様) 」のレビュー記事です!
発売日は「2015年11月28日 (土)」で価格が「1,870円(税10%込)」。
レビュー総合評価

全体的にクオリティが向上した時期のHGキットですが、各関節にはポリキャップが使われています。
それでも造形・可動域の両面で良く構造はシンプルで作りやすいと、HGならではの良さを感じることができ、初心者にもおすすめできる(*^^*)
付属品も多く、値上がりしていますがコスト面で見てもまだまだ充実していますね。
| ★5評価点数:55〜60点 |
| ★4評価点数:49〜54点 |
| ★3評価点数:30〜48点 |
| ★2評価点数:16〜29点 |
| ★1評価点数:〜15点 |
6つの項目に点数を付けると★4相当のクオリティ。ただし、ギミックの少なさや一部保持力。構造的な弱点のため減点しています。

| メーカー:BANDAI SPIRITS(バンダイスピリッツ) |
| 登場作品:機動戦士Zガンダム |
| グレード:HGUC(ハイグレード・ユニバーサルセンチュリー) |
| メーカー希望価格:1,870円(税10%込) |
| 発売日:2015年11月28日 (土) |
| 購入手段:楽天ブックス |
下記では完成した「HGUC ガンダムMk-II(エゥーゴ仕様)」の外観・可動域・付属品詳細やポージング例。
もっと詳細を知りたい人向けにランナーなどの内容物、組み立てで見る良かった点などもまとめています。
参考になればいいな(゚∀゚)
完成レビュー|外観ディテール・可動・ギミックを検証
【武装を持たせた全体写真】
武装を持たせると↓こんな感じ。






プロポーションはスタンダードなガンダムのように胴が短く四肢が長め。外装のホワイトはややトーンを落とすことでプラスチック感を押さえています。
モールドは少量小さいものが散りばめられていますが、凹凸の多い多面的デザインでディテール量は悪くなくノッペリさは感じません。
何より、付属する武装の全てを装備できるのは個人的にかなり評価が高いポイントですね!

成形色で5色を分割しているのでHGの中でもかなり良い方。シールはツインアイやセンサー部分に使用するものが付属してきます。
下記では部位毎に詳細をレビュー。
頭部
■ディテール

- 頭部は小顔でブレードアンテナも比較的短い
- フェイスにはガンダムらしいパネルラインや目元のスリット、「への字」ダクトをモールドで再現
- 頭部横インテークは一体化していて分割されていない
- 頭部横にあるマイナスモールドは「バルカン・ポッド・システム」の平軸で固定するためのダボ穴
- 頭部外装は前後から挟み込むタイプ
- 後頭部には最低限のラインのみ入っている

前後からの挟みこみのため、シッカリ嵌め込まないと隙間が↑画像のように目立ってしまいます。
■可動域

- 上に約45度上がり、下にはほぼ動かせない
- 左右に首を振ることができる
- 首周りは干渉なく一回転可能

「バルカン・ポッド・システム」を取り付けた場合、ロールは左右約45度よりちょっと回るくらいに制限されます。
肩部・腕部
■ディテール

- ショルダーアーマー前後は中央から2面に分割されたようなデザインで、下方には小さいマイナスモールドが入っている
- 側面はイエローのインテークパーツが分割されて表現されている
- トップから見ると凹凸が多く、合わせ目も自然なラインになるよう工夫されている

- 上腕パーツは面のみでディテールはない
- 前腕は前後からの挟み込みで側面の合わせ目は段落ち化され隠蔽されている
- 前には小さいマイナスモールドにラインモールドが刻まれており、後ろにはシールド取り付け用のダボ穴と周辺には凹凸でメカディテールが入っている
■可動域

腕は上に大きく上がり、肩関節はボールジョイントで少し前後に可動できる。

腕が大きく上がるのは↑画像の通りポリキャップが上下可動するため。

- 上腕は標準のロール可動
- 肘は二重関節で肩に密着するほど深く曲がる
- 手首は上下に大きく動く
胴体
■ディテール


- 胴体は「ネイビー・イエロー・レッド」の3色で構成
- 各パーツにモールドはほとんど入っていないが、イエローパーツのインテークのフィンやレッドの右側のみ小さいマイナスモールドが入っている
- 「RX」系特有のデザインが継承されている
- 背面にはバックパック接続用のダボ穴が2つある

- フロントアーマーは1パーツで成形され中央からカットして独立可動ができる
- フロントアーマーはモールドと凹凸でディテールを表現。インテークは一体化しているが階段モールドが入っている
- サイドアーマーも凹凸でデザイン。中央上部にある深い溝はライフルをマウントできる
- リアアーマーは中央が分割パーツで凸になっているが周囲は平面

股関節底部には3mmダボ穴がある。
■可動域

- 胴体はボールジョイントと胸部の引き出しで比較的柔軟に可動。↑写真では前屈があまりできていませんが、実際はもう少し俯けました
- 胸部内部・腰部の2つのボールジョイントで左右にも大きく振れる
- 胴体は少し引き上げれば一回転できる

腰部を引き上げない場合、リアアーマーの一部が干渉して回すのは約45度くらいに制限される。

フロントアーマーは水平以上に上がるが、サイドアーマーは若干程度。

股関節の接続は軸なので180度開脚できるんですが、サイドアーマーによって多少制限されています。
制限を受けているとはいえ十分な可動域ですね!
■ギミック

リアアーマーの一部は引き出しギミック有り。

↑画像のように「ハイパー・バズーカ」をマウントできる。

股関節は2015年のHGに多いシーソータイプで上下可動できます。
脚部
■ディテール



- 脚部周りもモールドは比較的抑えめだが分割パーツが多く自然なラインを表現している
- 脚部側面のインテークはパーツ分割されている
- 露出した膝裏・足首周りは動力パイプのチラ見せなどメカディテールを表現している

- アンクルアーマーは2パーツ構成で合わせ目をデザインに取り入れている
- スリッパは「レッド・ホワイト・グレー」パーツを重ねたレイヤーデザイン
- 足裏には6つの突起とラインモールドで造形。縁は肉抜きされている
■可動域

- 足は前に90度まで上がる
- 膝も約90度曲がる
- 足首は上に約45度上がり、下にほぼ垂直に曲がる

足首の接地性は↑画像くらいまで足裏が付きます。
バックパック
■ディテール


- バックパックはネイビー単色で構成
- スラスターはモールドで造形され、左右のバーニアは2基ずつパーツ分割されている
- 細かいディテールは入っていない
- スラスター裏側には「ビーム・サーベル」をマウントする平軸がある
- バックパックトップ・サイドから見ると合わせ目が目立つ
■可動域


- スラスターは前後・左右に可動できる
- バーニアは可動できない
- スラスターは基部から分割されていて動かすと動力パイプが露出する
付属品一覧

ハイパー・バズーカをタップで詳しく見る

「ハイパー・バズーカ」が1つ付属。単色で武装の中ではディテールは控えめです。

構成は簡素ですがグリップは前後に可動できるようになっている。
ビーム・ライフルをタップで詳しく見る

「ビーム・ライフル」は1つ付属し、左右デザイン非対称。右側には何もありませんが、左側側面にはフォアグリップ。小さい2つのリベットが造形。

フォアグリップは上下90度可動します。
ビーム・サーベルをタップで詳しく見る

「ビーム・サーベル」は2本。合わせてエフェクトも2つ付属。エフェクトはレッドのクリアで成形されています。

サーベルのデザインは簡素でハンドパーツ用の平ダボ穴が空いてます。
シールドをタップで詳しく見る

専用シールド1つと2つのジョイントが付属。
ジョイントを差し替えたり、取り付け位置を変えて見せ方を変更できます。



バルカン・ポッド・システムをタップで詳しく見る

「バルカン・ポッド・システム」はモールドが多く、デザインは左右非対称。頭部のダボ穴に取り付ける軸は共通。
『HGUC ガンダムMk-II(エゥーゴ仕様)』のポージング例

【ビーム・ライフル装備】



【シールドを構えて】




【ハイパー・バズーカ装備】




【ビーム・サーベル増備】







【ライフルとバズーカ装備】


ポージングはこんな感じ。
可動域は基本的にどこも良好で、可動に制限を受けていた捻りに関しても問題はありません!特に胴体・腕部は大きく動かすことができサーベルやバズーカの取り回しも自由度が高い。
脚部周りも柔軟ですが開脚に制限が出るため置いたディスプレイはポーズにキレが出ないのは気になるところ。
キット本体の外装に凹凸が多いことで自然な陰影も表現されて見栄えも良かったです(^^)
2時間半動かしてわかった「耐久力」・「保持力」

弱点は1つ、腰部の接続ボールジョイントが抜けやすいこと。捻りの干渉により動かすとテンションが上に向かうようで非常に抜けやすい。

また、ボールジョイントの差し込みダボももともと緩く感じます。
劣化や摩耗の影響ではないので耐久力は問題ありませんが、ポージング付けの際保持力不足は否めません。
保持力自体は補強できますが、干渉部分に接触する度に徐々に抜けるのは変わらなそう。
最悪干渉のあった突起はカットしてみるのも視野に入れていいかもしれません。
保持力強化の参考記事↓
組み立てレビュー:難易度と注意点

| 組み立て難易度:初心者~ |
| 組み立て所要時間:1時間半程度(ゲート処理なし) |
ランナーなどの内容物をタップで見る

3袋にまとまっていました。


説明書はペライチのHGUCシリーズ共通フォーマット。
【ランナー一覧】
ランナーは全部で8枚ありますが、小さいランナーも多いので実際は4枚程度。









ポリキャップは光沢の強い002。鉄血系にも使われることが多いですが、ちょっと扱いづらいのが気になりますね。
画像をスワイプ or ドラッグで「HGUC ガンダムMk-II」を回転できます。
武装なしの状態が↑こんな感じ。ガンダムの発展機という設定だけあって、構造はシンプルで特別難しさを感じる点はありませんでした!
スナップフィットも良好。ショルダーや脚部インテークのパーツ分割があるので内側から嵌め込む手間はありますが、難易度が上がるほど難しいものでもありません。
ガンプラに初めて挑戦する人でも十分組み立てできますし、注意点も本キットは特にありませんでした。
内部構造の特徴
一部良かったポイント紹介!

胸部内部は2015年当時珍しくありませんが、胸部に仕込むポリキャップ軸と腰部との接続が同じパーツで行なう点はちょっと目新しかった!

一番良かったのは肩関節のポリキャップに嵌め込む↑グレーのパーツ。
これでポリキャップが膨張してテンションが外に逃げることがなくボールジョイントが抜けにくくなっています。実際ポージングを付ける際一度も肩関節が抜けることはありませんでした(゚∀゚)良き!
【余剰パーツ】

余剰パーツはポリキャップの首関節が1つ余ります。
ガンダムタイプとの比較



シルエットが似ていると感じていた「HG ガンダム7号機」と比較してみました。
ガンダムタイプなので全高はほぼ同じ。どちらも多面的でディテール量が多いですが、7号機は2025年に発売されていて分割パーツで差が出ていますね。
ホワイトのトーンも違いが出ていてMK-Ⅱは若干暗く、7号機は明るい。
RX-78の基本デザインや配色はそのままで要所要所で違いが表現されていて面白い!
HGUC ガンダムMk-II(エゥーゴ仕様)【レビューまとめ】
「HGUC ガンダムMk-II(エゥーゴ仕様)」のレビューをまとめると、組み立てやすく造形・ディテールも良い!股関節の3軸可動などは個人的に弱点と思っているんですが、MK-Ⅱはそれを感じさせない安定感もありました。
肩のスッポ抜けが多い作りですがそれを対策!ポージングの幅や付属品も豊富でプレイバリューもありました(*^^*)
腰部の抜けやすさはかなり気になるので、飾る用におすすめしますが、そこさえ気にならない、あるいは対策できればブンドドも問題ないはずです。
長所と短所

- パーツ数はランナーほど多くないので短時間で作ることができ、組み立てのハードルも低い。初心者向け
- 成形色によるパーツ分割も2015年時点ではかなり細かい
- 可動域が広く柔軟なアクション性が強み!付属武装はスタンダードのものから専用ポッドまでプレイバリュー抜群!
- コストパフォーマンスが高い!!

- 腰部の捻りでリアアーマーが干渉して制限される
- リアアーマーの制限とポリキャップの保持力の弱さが重なって動かしていると抜けやすい
どんな人におすすめ?
ガンプラに初挑戦したい人におすすめ!組み立てやすさや完成までの時間がそこまでかからない点。さららに見栄えも良い。
再販時には購入しやすいキットなので初心者向きだと思いました(^o^)
以上、おしまい。





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