今回は「HG グスタフ・カール00型」のレビュー記事です!
はじめに、ちょっとレビューが遅れた原因を愚痴らせておくれ。
Amazonさん、初日に予約したのに何で再販分が割り当てられてんねん。キャンセルして買い直したらその日に発送されたし( ̄д ̄)推してるのにこの仕打ち(笑)
はいっ!これだけ!レビューしよ。

| メーカー:BANDAI SPIRITS(バンダイスピリッツ) |
| 登場作品:機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ シリーズのレビューリストはこちら↑ |
| グレード:HG(ハイグレード) HGのレビューリストはこちら↑ |
| メーカー希望価格:3,850円(税10%込) |
| 発売日:2026年02月07日(土) |
| 購入手段:Amazon |
レビュー総合評価

気を取り直してレビューの結果から!
造形・可動・ギミックの点で非常に完成度の高いHGガンプラでした!グスタフ・カールが好きな人やギミックを搭載したキットを探している人におすすめしたい。
個人的に色が好きではありませんが、成形色でブルーの濃淡を変えて表現していたり、多面的でディテールもあってノッペリさは感じません。
標準的な可動域は正直良くありませんし、ズングリムックリした商品画像やレッグアーマーの太さでポージングが心配でしたが、可動域拡張ギミックが複数搭載されこれらをほとんど解消できているのは注目してほしいところ!
胴体はデザイン上捻りに制限が多少出てしまいます。
弱点としては「ポロリが出る」箇所と「コストに対するパフォーマンスの不足」。
クオリティは良いと思いますが、大前提ちょっと高いかな。ぼくのように劇中での活躍を知らなかったり思い入れがなかったりするとシンプルに付属品に物足りなさを感じるかもしれません。
| ★5評価点数:55〜60点 |
| ★4評価点数:49〜54点 |
| ★3評価点数:30〜48点 |
| ★2評価点数:16〜29点 |
| ★1評価点数:〜15点 |
評価は★4!デザインに好みが出やすい点と四肢に対して胴体の可動域の狭さで評価はマイナス。それでも各項目をレーダーチャートで確認するとバランスのとれた六角形になっていますね!
本記事では組み立てで見る構造や注意点、各ディテールに可動域などレビューの詳細をまとめています!
購入検討している方は是非参考にしてみてね(‘ω’)ノ
「HG メッサーF01型」の方が気になる方はレビュー記事をチェック!
組み立て:難易度や注意点・付属品・ランナーをチェック


箱には4隅に↑画像のような丸い穴が空いていました・・湿度対策?虫食いかと思った(笑)
| 組み立て難易度:初心者~ |
| 組み立て所要時間:2時間半程度(ゲート処理なし) |
【組み立てた全体写真】






組み立ては初心者でも簡単!1パーツが大きく、説明書も冊子タイプで見やすい!特に困る点はありませんでした!(=゚ω゚)ノ
ちょっとパーツ数が多いのでHGでは時間がかかった感じでした。
構造はこれまでのHGをベースに、パーツ形状を大型、且つ独自のものに変えて使用しています。
2019年に発売されている「HGUC 1/144 グスタフ・カール(ユニコーンVer.)」があり、今回はその一部のみ流用しています。
完全ポリキャップレスで関節はKPS。非常に安定感のある仕上がりとなっていました。

付属品は↑こんな感じ。
注目してほしいポイントや組み立ての注意点があったので簡単に↓下記で紹介。合わせて付属品やランナーが気になる人はタブをタップして確認してね_(_^_)_
- 特徴と注意点
- 付属品一覧
- ランナーリスト
内部構造と注意点を紹介。
【特徴】

肩の引き出しギミックを搭載していますが、軸の斜め引き出しではなく真っすぐ引き出してからロール。さらにボールジョイントにより前後にも可動できる3つの
肩関節は以下の3つの要素で可動域が広い!
- 肩軸の引き出し
- 引き出した後のロール
- 接続部のボールジョイント

クリアレッドのバイザーパーツがありますが、内部にもセンサー系の造形が入っています。

大腿部と股関節は差し込むだけではなく、凹凸パーツをはめ込むので自然に抜けることはありません。

膝にシリンダーが入っています。シリンダーは造形のみで伸縮はできません。

注目の脚部内部構造。
膝下の伸縮ギミックや追従するシリンダーのレール、バーニアの基部などが所せましと詰まっています。

さらにフレームもあるのでガワのフレームにもモールドや複数のバーニアでディテールが多い。

腰部はシンプルですが、こちらもちゃんと可動域を拡張できるギミックを搭載(後述します)。
【注意点】

組み立ての注意点。爪先の分割されているパーツはヒンジの形状をしています。画像左は地面に対し水平で、ゆっくり動かしてこうなれば正解。
逆に画像右のように途中で引っかかるようなら差し込みが甘く、このまま曲げると↓画像のように破損の可能性あり。

↑実際に無理にはめ込もうとして白化した様子(笑)
【余剰パーツ】

「HGUC グスタフ・カール(ユニコーンVer.)」からB2・Eランナーが流用され、その一部だけを使い↑画像の分パーツが余ります。
【バズーカ】

「バズーカ」が1つ付属。ディテールは入っていますが簡素な構造。長さもそうですが、ジャイアント・バズなどと比べるとかなり細い。

グリップは約45度前後に動かせます。

両側面にはフォアグリップが付いており、こちらも前後に大きく動かすことができます。

簡素な構造なため縦に合わせ目が出ました。
【ビーム・ライフル】

「ビーム・ライフル」も1つ付属。3パーツ構成。こちらは上下から見ても合わせ目がキレイに隠ぺいされていました。
【ビーム・サーベル】

「ビーム・サーベル」は2本付属し、エフェクトも2本付属。
サーベルは小さくディテールがほとんどない簡素な物。エフェクトはレッドが強めのピンクでSB-13でした。
【フレキシブル・シールド】

「フレキシブル・シールド」は1つ付属。表面は凹凸のモールドでデザインされ、内側には裏打ちモールドもあります。

基部はピンでバックパックに接続。基部とシールドの接続は大きめのボールジョイント。
基部の中央・付け根はロール可動できます!

↑赤い部分が縦にロールし、グレーの付け根が横ロールできるので名前の通り割とフレキシブルに動かせます。
【ハンドパーツ】

ハンドパーツは4つ付属。
- 武器握り手×2
- 右手用ライフル用握り
- 左手用平手

握り手にはダボ穴などないので武器の固定はできません。ですが挟み込んでいるので抜けはありませんでした!
ランナーは全部で15枚とHGとしてはかなり多めですが、小さいランナーや使わないものもあるので実際は10枚程度。
実際のランナーが↓こちらー。









完成レビュー|外観ディテール・可動・ギミックを検証
画像をスワイプ or ドラッグで「HG グスタフ・カール00型 レビュー」を回転できます。
改めて武装を外して本体だけを確認!
分厚い装甲を表現した重量感のあるデザイン。成形色の大部分は濃いブルーと淡いブルー、イエローとレッドでワンポイントを加え、武装や内部フレームはグレーで構成されています。
プロポーションは最近のHGらしく短い胴体に長い四肢のバランス。
レッグアーマーの太さに対し、上腕や大腿部を少し細めにしてメリハリが表現されていますね。
外装モールドは少ないものの、パーツ分割や露出する一部の内部フレームでディテールは思ったよりありました!
サンプルではノッペリして見えたので心配でしたが、実際作ってみると悪くありません_(_^_)_

シールはピンクのセンサー系とネイビーのライン分が付属。

マーキングシールも3種付いてきますね。
各部位のレビュー詳細
頭部
■ディテール

- フェイスの一部はクリアレッドのパーツが使われている
- 正面は多面的でマスクのような外装があり、側面から見るとやや間延びした印象
- 頭部左側にはアンテナが付いており、頭部と同色だが分割されている
- モールドは最小限のマイナスモールドや小さい丸モールドが入っている

■可動域

- 頭部は上に少し、下に若干動かせる程度に制限
- 首周りのイエローの襟に顎が干渉しますが、少し上げると180度まで回る
- 首は左右に少し傾けられる程度
肩部・腕部
■ディテール

- ショルダーアーマーは外装・内装で色分けされている
- モールドはネイビーのパーツに小さい丸モールドが前後3つずつある
- 側面にはイエローパーツでインテークが再現され内部にも階段モールドが入っている
- 合わせ目は目立たないようにデザインに溶け込んでいる
【左腕】

- 左腕も多面的でモールドは少ないがディテールに物足りなさは感じない
- ホワイトの部分は「グレネード・ランチャー」の格納ポイント
- 肘のリベットモールドはパーツ分割されている
【右腕】

- 右腕はシンプルに面・C面でデザインされている
- 前後にマイナスモールドが一箇所ずつある
- 右腕側面には合わせ目が出ますが、クランクデザインになっている
■可動域

- 腕は水平以上に大きく上がる
- 肩は引き出しできてロールもできる。さらにボールジョイントで前後にも可動できる

- 上腕はロール可動できる
- 肘は二重関節で90度以上曲がる
■左腕開閉ギミック

腕部「グレネード・ランチャー」は発射口を開閉できます!ちなみに内部もパーツ分割されてますね(‘_’)
胴体
■ディテール

- 胸部はネイビーパーツ・レッド・イエローで色分けが多い部分
- 両サイドのイエローインテークは若干モールドが入っている
- モールドは少量

腰部には動力パイプがあり、フレームパーツと同じ強度で軟質ではありません。

- フロントアーマーは厚いブロックデザイン。中央にはアシンメトリーの大きなモールドが1つある
- フロントスカートの下部にあるイエローのインテークには内部に階段モールドが入っている
- エッジはパキッとしている

サイドアーマーは3パーツで構成。リアアーマーは大きめで左右に大きな凹モールドが入っている。

股関節底部にはHG共通の3mm穴が空いています。
■可動域

フロントアーマーは上に90度を超えるくらい上がり、サイドアーマーはほぼ動かせない。

リアアーマー内部には可動軸があるので上下に約90度上がる。

- 少し仰け反りができ、俯きはデザイン的にできない
- 比較的左右に大きく振れる
- 捻りはパーツが干渉して約45度回る
■ギミック

サイドアーマーは開くことができ、「ビーム・サーベル」を収納できます!ただ、この可動はヒンジではなく平軸同士を合わせているだけなので抜けることがありました。

股関節はシンプルですがスライドギミックを3パーツで再現!脚部周りの可動域が拡張可能!!

引き出し前の開脚幅が↑これくらい。

引き出すと↑これぐらい広く開脚できます。若干サイドアーマーが干渉するので、後方に避けてあげるのは必須。
脚部
■ディテール


- レッグアーマーはかなり厚みがある
- 広い面が多いがパーツ分割で自然なラインが表現されている
- 裏にはホワイトのパーツにXのモールドが入っていて、下部には大型のバーニアノズルが露出

膝側面のリベットは肘同様分割されている。

- アンクルアーマーは足首下に装着している
- 足首下の外装はモールドは少ないが裏はモールドが多くバーニアも造形されている
■可動域

- 足は前に約45度上がり、曲がるのも浅い
- 足首は上に上がらないが爪先が独立して可動できる
- 下方向には少し下がる程度であまり動かせない

内部に仕込んだシリンダーは膝曲げと連動することで露出します!

接地は↑画像くらいの開脚まで足裏が付きます!足首は前後の可動が弱いですが、左右は思ったより動かせますね。
■ギミック



- 脚部のレッグアーマーは展開でき、外側に2基。内側に2基の小さ目のバーニアが付いている
- バーニアノズルの内部モールドは少量
- 外側のバーニアはボールジョイントで若干動かすことができる
- 内側にはスラスターのモールドも入っている

ヒール上のバーニアノズルも上下に可動できる。

膝下の内部フレームは画像右の赤枠のスペース部分を延長可能!

さらに膝裏下の装甲も上下に可動できるので、膝回りの可動域を拡張できます!

↑画像のように、拡張すると約90度以上膝が曲がるようになっているのがわかりますね!
HG グスタフ・カール00型のポージング例
前評判では可動域が広いと聞いているので、実際にポーズを付けてどんな表現ができるのか確認します!(‘ω’)ノ
【ビーム・ライフルを持たせて】







【ビーム・サーベルを持たせて】











【バズーカを持たせて】





【以下フル装備】





ポージング例は以上!
各部位のレビューで紹介した通り、可動域の拡張ギミックがあるのでダイナミックなポーズから構えまで自由度が高く胴体以外は動かしやすかったです!
一方胴体なんですが、頭部・腰部にデザイン的な制限がかかってしまい、ポロリに繋がったりしてややストレスを感じた部分でしたね(◎_◎;)
それでも、総じて良く動きますし、パーツが大きいことや構造の安心感もあってガシガシ動かすことができました。
保持力の極端な低下などガッカリするポイントが見られなかったのは特に良かったですね!!
3時間動かした後の「耐久力」・「保持力」
ポージングの際、気になった点をまとめました。
バーニアのポロリ

バックパックのバーニアが手に接触しやすく、取り付け方法も古から使われている平軸でかなり抜けやすいです。

脚部の内側にもあるバーニアも同じ取り付け方法。ここも一度だけ自然に抜けたので紛失には注意。
肩関節の抜け

肩にある引き出しギミックなんですが、ボールジョイントの受けの締め付けが気持ち弱め。肩の引き出す摩擦に最初は負けて抜けることがありました。
ここは対策として、何回か事前に肩の引き出しを数回繰り返すといい塩梅に自然に調整されます。
フレキシブル・シールドの取扱い

「フレキシブル・シールド」は、画像左側の赤枠を掴んで扱うことになりがち。ボールジョイントの渋みが強く、画像右の基部に負荷がかなりかかっていました。
実際何かあったわけではありませんが、おそらく折れる確率高いと思ったので付け根を持って動かすのを推奨します。
ポロリや肩関節の渋みを調整したい場合は下記の記事を参考にしてみてください。
グスタフ・カール:ユニコーン版とハサウェイ版との違い
手元にはありませんが、WEB上のレビューや動画・説明書を確認して違いをまとめてみました(‘_’)
| 項目 | ユニコーン版 | ハサウェイ版 |
|---|---|---|
| 関節素材 | ポリキャップ | KPS |
| 配色 | 青みのグレーとネイビーがメイン | ネイビーや色味の淡いブルーがメイン |
| 頭部デザイン | 頭部右にアンテナがある | 頭部左にアンテナがある |
| 腰部 | ボールジョイントの股関節に天秤のような傾きができるパーツ | 大きく垂直の上下可動ができるパーツに変更 |
| フロントアーマーの基部 | 小さいボールジョイント基部とスカートが一体化 | スカートと基部をパーツ分割 |
| レッグアーマー | 展開なし | 展開あり |
| フレキシブル・シールド | ポリキャップと小さい基部パーツの組合せで差し替えで方向を決める | KPSパーツと根本のパーツを分割し、直接動かして向きを変えられる |
意外と脚部のギミックは以前から再現されていて、そこに股関節の上下可動やフロントアーマーの基部による範囲拡張を加えるだけで広い拡張に成功していました!
目新しいギミックとしてはレッグアーマーの左右展開ですね!細かい変更も含めるともっとありますが、単純なアップグレード版と見るよりデザインが近い全くの別物と思った方がいいかも_(_^_)_
他HGガンプラとの比較
【HG メッサーF01型と外観・ディテール比較】


同作品「閃光のハサウェイ」に登場するMS「メッサーF01型」と比較すると、大体サイズ感は同等でしたが部分的な箇所が「グスタフ・カール」は小型にデザインされています。

顕著だったのはマニピュレーターや足首周り。グスタフ・カールはよりスタイリッシュになっているように見えます。
ディテール量は同じ程度ですが、搭載したギミックでグスタフ・カールは差をつけている印象。
価格的に見るとメッサーF01型。ギミックなどを重視するなら1,000円程高くなるグスタフ・カールを選んでも良さそう。
【サイズ比較①】

HGガンプラの中でも大型の「シルヴァ・バレト」と比較。
若干武装とアンテナ分シルヴァ・バレトの方が大きいですが大体同じ。どっちもでけーよ・・・。
【サイズ比較②】

一般的なHGサイズで「HG ガンダム7号機」と並べると↑こんな感じ。
ガンダム7号機が胸部辺りまでで大人と子供くらい違いますね(笑)シリーズを並べたい人はかなりスペースを使うことを覚悟した方がいいかもしれません。
HG グスタフ・カール00型【レビューまとめ】
まとめっ!まずクオリティは間違いなく高い!
デザイン的に可動に制約が付いてしまったりポロリがでるのは残念ですが、そこは仕方ないと納得できる範囲。逆にマッシブさを強調したデザインでここまで可動域を拡張でき、バーニアの展開で魅せるポイントの追加要素などただのアップグレードでは終わらないこだわりを感じました。
一方、価格に対してのコストパフォーマンスは満たしていないかも。
以前「HG リックドム(GQ)」でメッチャがっかりしたあの感じはしませんが、それでもあと少し安い方が納得感はあったかな。
付属品も古臭さを感じますし・・・正直に言う!ちょっと高いっ!!(;’∀’)でも出来は良い!!
割引で買えるなら即買い推奨ガンプラですね。
長所と短所

- プロポーションバランスや色味の統一感などサイズも含めて存在感を感じる
- キット本体に搭載されたギミックの満足度が高い
- 四肢の可動域が広く構えのポーズからダイナミックポーズまで魅せ方を工夫しやすい
- 長時間動かしてもパーツの保持力低下あまり見られない

- サイドアーマーが脚部に干渉してポロリしやすい
- バーニアの一部が接触すると抜けやすい仕様
- 付属品が簡素すぎて物足りなさを感じる
- コストが高い
どんな人におすすめ?

マッシブな機体や量産機が好きな人。あるいはハサウェイシリーズを集める人にはおすすめ!
個人的に外装パーツを付け替えできるように改造してユニコーン版をアップグレードしてみるのも面白そう。他のキットにも使えそうなのでコスト面を気にしないならミキシング素材としても良いかもしれません。
是非試してみてねー!レビューは以上、おしまい。






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