今回は『MG ジンクス』のレビュー記事!

| メーカー:BANDAI SPIRITS(バンダイスピリッツ) |
| 登場作品:機動戦士ガンダム00 |
| グレード:MG(マスターグレード) |
| メーカー希望小売価格:4,400 円(税10%込) |
| 発売日:2010年01月28日 (木) |
| 購入先:Amazon&店頭購入 |

『機動戦士ガンダム00 1st Season』に登場したGNドライヴ[T(タウ)]搭載型MS。
以降量産機となる機体モデルである『ジンクス』のロールアウト機ですね。
GN-X(ジンクス)は胸部・腰部にあるクラビカルアンテナの強化ユニットが特徴的で、正面から見るとXのシルエットを表現。名は体を現すとはまさにこのこと。
登場時には量産機でありながら、当時のガンダムに近い性能を誇り、数の差もあって『スローネ』を撃退・追撃したのは印象的。
ダブルオー好きな筆者としてはヨダレ回(^q^)ダー
いつも通り評価をまとめてから、各部詳細やポージング。弱点までまとめているので是非参考にしてみてください。
『MG ジンクス』レビュー後の評価






| ★1 | ★2 | ★3 | ★4 | ★5 |
| 〜15点 | 16〜29点 | 30〜48点 | 49〜54点 | 55〜60点 |
評価は★4!
HGと比べプロポーションは大幅に調整され、マッシブな肩幅に締まった腹部。劇中再現度の高い最高のプロポーションを実現しています。
元々ギミックの少ない機体ですが、劇中再現ができるものはほぼすべて搭載。ジンクスの固有武装や専用機の表現デカール付属と大満足。
可動域は腕部・腹部に制限があるものの脚部周りは柔軟!
弱点として、組み立ての面で一部噛み合わせの良くない点や説明書の見づらさ、保持力が気になる点も多数。
ただし、弱点を加味してもコストパフォーマンスはメッチャ良かった!(・∀・)
シンプルにジンクスが好きという人に推したい!立体化されている初期のジンクスは少なく、HGだと安い代わりにMGとはクオリティにかなり差が出ます。
1/100なので多少置き場に困るかもしれませんが、コストに対しての完成度は大満足間違いなし!!!!
- 良かった点
- 良くなかった点


- 脚部ブロックに一部噛み合わせが良くない箇所がある
- 説明書がやや見づらい箇所がある
- 腰部の『GN粒子発生装置』部分がポロりしやすい
- 大腿部の接続軸がポリキャップから抜けやすい
- 腕部の上下可動域が狭く制限される
- 腰部は左右に振ることができない
- 若干足首のポリキャップが緩く、抜けはないが重心を崩しやすい

MG ジンクスのポージング一覧
ポージング例で可動表現、ディスプレイポーズの例を紹介(^^)






















ポージング例は↑こんな感じ。
概ね可動域は悪くない!特にデザイン的に制限の掛かりそうな胴体の前後可動や首周りが動かせるのは大きかったですね。
もったいなかったのは腕部の上下可動と大腿部の上がり、武装を構える範囲が制限されてしまいました。
それでも可動域は広く、特に膝の深い曲げができるのはキレが出て良かった!
個人的に本体よりも専用のディスプレイジョイントが4面にしか対応していないことが気になる。
角度が制限されてしまい、躍動感を表現する細かい調整ができないのが非常に残念でした。
最新の『MG バルバトスルプス』にも感じたポイントなので、いい加減見直してほしい(・A・)マジで頼む。
ポージングに使ったアクションベースは↓コチラ↓
2時間動かした後の保持力と対策
2時間動かして感じた弱点と気になる点をまとめます!
【ビームサーベルのポロリ】

『GNビームサーベル』の平ダボですが、数回脱着を繰り返すとやや抜けやすくなります。
【GNシールドのポロリ】

GNシールドの取り付け基部がテコで抜けやすい。HGにもあった問題で補強した方がいいですね。
【GN粒子発生装置のポロリ】

腰部の『GN粒子発生装置』のボールジョイントの保持力が全体の中でも抜けやすいです。
【大腿部のポロリ】

大腿部の軸ですが、小さい凹凸で防止策は入っていますが、恐らく想定以上に緩かったのか、回転していると少しずつ抜けます。
すぐにポロリするというわけではないので気になるなら補強レベルです。
【専用ジョイントのポロリ】

専用のジョイントですが、幅が若干あっていないようです。引っかかりを太らせると簡単に対処可能。
MG ジンクスのポロリ対策:
基本的に軸を太らせるかダボ穴を狭くすることで対応できます。それほど難しくもありません\(^o^)/
保持力補強の参考記事↓↓
【大腿部軸の破損注意】

膝関節の保持力が過剰に強いです。
膝を曲げようとすると大腿部の軸に力が集中するため、折れる可能性を強く感じました!!!実際折れてはいませんが、意識しないと多分折れます。
破損対策:
可能なら股関節を外してから膝だけ触るように曲げる。または事前に膝の軸をヤスって緩くしておく。
ヤスリがけの方はある程度経験が必要になるため初心者さんには非推奨。
組み立て難易度は?注意点・内容物・付属品

| 初心者:◯ | 中級者:◯ | 上級者:◯ |
| 組み立て所要時間:5~6時間程度(ゲート処理なし) | – | – |
組み立てた外観は↓こんな感じ。
画像をスワイプ or ドラッグで外観を回転できます。
2010年発売なのでKPSはなし!関節にはABSとポリキャップが採用されています。
組み立て時には一部噛み合わせが悪い箇所もあり合わせ目が出てしまう箇所や、説明書のパーツ向きなどがわかりづらい箇所もありました。
それでも、実際に作っていると分かると思うので、初心者さんでも挑戦できるレベル!
プロポーションは非常に良く、モノトーンの配色にヒロイックなデザイン。
全体的にモールドは少ないがパーツ分割による自然なラインは多い!

色分けは成形色でほぼ再現されていますが、カメラアイやセンサー系のみカラーシールが用意されています。


他にも多数のマーキングシールやガンダムデカールが付属!
特に注目したいのはガンダムデカールで、劇中30機のジンクスのナンバリングを選択できます。
好きなキャラクターに合わせた専用機にディテールアップできるのはファンにとっては嬉ションもの。バンザーイ\(°∀° )/
下記でメニューの内容をまとめます。
組み立ての特徴や注意点・ランナーなどの内容物チェック!
- 組み立ての特徴や注意点
- 内容物
【主な構造】

頭部は直接取り付けると可動域が狭まるので、1パーツ挟むことで可動性をアップさせる構造。

肩関節は胴体とは別パーツ化され、可動に追従する仕様でした。若干カチャカチャするのは時代的な完成度かな(笑)

レッグアーマーの組付けはC型ジョイント。膝へのサーベル収納ギミックのための仕様ですが、若干強度的に心配な箇所。
【注意点】

組付けの際、GNドライヴなどのパーツにアンダーゲートが採用されているので処理必須!しないと組み付けに影響が出ます。
【余剰パーツ】

余剰パーツはMG共通フレームとポリキャップから多数出ます。
【説明書】


説明書はMGなので冊子タイプ。全20ページでまとめられています。
【シール】

シールは3種とも1袋にまとまっていました。
【ランナーリスト】
ランナーは11枚と最近のMGと比較すると少ないですね。
内2枚は当時MG共通のインナーフレームが使われ、他はMGジンクスの専用ランナーになっています。












各部造形・ディテールチェック
【頭部】

- 額にはクリアパープルが使われている
- 頭部側面にはバルカンがモールドで造形されている
- フェイスは『X』デザインになっていて、クリアパープルになっている
額やフェイスはシールなしでも十分見栄えが良い!光が当たることで発色も良く見える角度がありますね(・∀・)
【肩部・腕部】

- ショルダーアーマーは独特な形状で、側面の突起などはパーツ分割されている
- 前後には多少のラインモールドが入っている
- 肩関節内蔵ブロックはショルダーアーマーとは独立している

- 腕部は太くマッシブに造形
- 腕部・ハンドパーツのリベットパーツは分割して色分けされている
- ハンドパーツは『GNクロー』を装備した状態で造形されている
【胴体】

- 胸部左右にはクラビカルアンテナを強化したGN粒子発生装置がある
- GNドライヴ周りはモールドがなく、広い曲面で継ぎ目のない強度の高いデザイン
- GNドライヴのカバーはクリアパープルのパーツが使われている

- 背面にはGNドライヴ装着箇所のスペースが空いている
- クラビカルアンテナはパネルラインから分割されている
- クラビカルアンテナの裏モールドはHGとほぼ同じデザイン




- 腰部中央はコックピットブロックになっている
- コックピットブロックの両側にもクラビカルアンテナの強化版パーツをボールジョイントで接続
- クラビカルアンテナのパネルラインはパーツ分割されている
- リアは長めに造形され、1基バーニアノズルがある
【脚部】

- レッグアーマーは大腿部組付けになっていてマッシブさが表現されている
- 膝下にはモールドのパネルラインが少量。パーツ分割による自然なラインが多数入っている
- ホワイトとグレーの2色で構成

大腿部裏のアーマーは内側にモールドも造形されています。

- 足首周りはグレー・ライトグレー・ダークグレー・ホワイトの4色で構成
- スリッパは平たく厚みがない
- 先端は2本のツメがあるデザインで造形
- モールドディテールは少ないがデザインモールドが入っている
- ヒールには支柱にもなるツメがある
- 足裏にはモールドやパーツ分割されたバーニアノズルがある
付属品一覧
GNビームライフル

付属する『GNビームライフル』はショートバレルとロングバレルを差し替えで2形態再現可能。

ライフルの造形は左右対称。

フォアグリップは左右90度可動できます。

グリップにはハンドパーツに嵌め込む凹レールが左右に造形。前後にも若干可動できます。

『GNビームライフル』は後部にあるパーツで腕部に差し込み固定できるのでスッポ抜けの心配がありません。00系の良いところですねー(゜゜)

更に固定軸は左右にロールできるので角度によって負荷がかかりづらく抜けにくい仕様。

フォアグリップが干渉するのでロールさせて避けておく必要があります。

ロングバレルにショートバレルを直接差し込むだけで完成。

ロングバレルは内部メカディテールが隙間からチラ見えします。

ロングバレルのサイズ感もいい感じ(・∀・)
GNビームサーベル

『GNビームサーベル』は2本付属。

造形はシンプルで、左右にハンドパーツ組み付ける平軸用ダボ穴があります。
GNシールド

『GNシールド』は4パーツ構成の簡易仕様。表面は凹凸とフィールド発生装置が劇中通り再現。
裏打ち・モールドが入っていますが、上下・左右に飛び出た部分のみ肉抜きされています。

腕部に取り付ける基部は軸接続でロールのみできます。

正面のホワイトパーツは軸接続になっており、少し引き上げてロールさせることで展開状態を再現・・・年代的に仕方ないんですがただの軸接続なのでなんか雑。
ぼくでも作れるギミックで不満です(笑)せめて抜けない突起とかは欲しかったかな。
パイロットフィギュア

パイロットフィギュアは4つ付属!
『セルゲイ・スミルノフ』と『ソーマ・ピーリス』の立ち・座りの2種ずつですね。


ミニフィギュアの造形はやや荒いですが、モールドはしっかり入っていますね。
GNドライヴディスプレイスタンド

『GNドライヴ[T(タウ)]』用のディスプレイスタンドが付属します!

↑こんな感じになりますね。カッコイー\(^o^)/
可動域・ギミックチェック!
各部位ごとの可動域・ギミックの詳細をまとめます(・∀・)
【頭部の可動域】

- 俯きは若干でき、上に約45度上がる
- 横にかしげることもできる
- 首の回転は約90度のみでそれ以上は干渉する

襟のパーツは分割されており、若干可動します。
【肩部・腕部の可動域】

腕は約45度まで上がり、肩は前後に少し動かすことができます。


- 上腕はロール可動できる
- 肘は2重関節で肩に密着するぐらい曲がる
- 手首はボールジョイントで全方向に少し可動できる
- ハンドパーツは親指・人差し指・他3本が独立して可動できる。指の関節はボールジョイント
ハンドパーツの3本は加工すれば5本共独立可動できそうですね!
【胴体の可動域】


胸部のクラビカルアンテナは若干、腰部のクラビカルアンテナは大きくロール可動。

腰部クラビカルアンテナの基部も前後に可動できます。

リアにある小型のウィングは左右に可動し、バーニア部分も上下に可動できます。

コックピットブロックは下に下げることができました。



- 胴体は仰け反りは大きく、前屈は若干できる
- 左右へ胴体を振ることはできない
- 腰部周りは一回転できる
- 開脚は軸接続で大きく開くことができる
【胴体ギミック】

コックピットブロックは開閉できるようになっています。

背部にはGNドライヴを差し込む箇所があり、ロックを下げることで脱着が可能。

GNドライヴを取り付ける際には事前に一度引き上げ!隙間を通るようになるのでスムーズに取り付け可能。


↑こんな感じ。
そして差込後、コーン部分を押し込めば引き上げた部分が閉じてロック!

ここはジンクス起動時の劇中再現ができる激アツポイント!(*´Д`)ハァハァ
セルゲイおじさんの「灯を入れろ!」という声が聞こえてきそうですね!!!
【脚部の可動域】

大腿部裏のレッグアーマーは上下に大きく可動。

- 足は前に約75度上がる
- 膝は2重関節で深く曲がる
- つま先は上下に大きく可動。足首関節自体は若干可動できる
- アンクルアーマーも追従して大きく上がる


アンクルアーマー裏とヒールの突起は↑画像程度上下に可動。ヒールの時はほぼ収納できました。

足首はボールジョイントである程度接地性も良い!↑画像程度の開脚までは足裏が密着します。
【脚部のギミック】


大腿部正面のレッグアーマーは上下にスライドできるようになっており、内部に『GNビームサーベル』を収納できます。

股関節はスイングギミック搭載。
最初メッチャ固いですが、個人的に動かない方が嬉しいので良かった(笑)
MGとHGのジンクスを比較
レビューしてきた『MG ジンクス』と『HG ジンクス』を比較してみました。



配色はほぼ同じですが、以下の点でMGが圧倒的にクオリティが高い!
- プロポーションバランス
- パーツ分割による色分けとディテール
- 可動性
- 搭載ギミック
↓下記違いのいくつかをピックアップして紹介。

頭部はMGの方が面長に見えますね。これは首の長さによる影響もあるかもしれません。

腕部肘周りは構造からことなっているのがわかります。HGはコスト面もお手軽な反面、当時発売したキットの中でも簡素な部分が目立ちます。

GNドライヴは全く異なる造形・構造をしており、HGにはギミックなど未搭載となっています。
比較した結果『MG ジンクス』のクオリティは全くの別物と言って良いでしょう!
ちなみに、武装の差し替えの仕組み自体は似通っていますが、HGの方は破損率が極めて高いです。

『MG ジンクス』のレビューまとめ

まとめると↑こんな感じ。
若干主観強めになっていますが、そもそもMG購入する人の多くは機体が好きな人が多いはず。
ジンクスが好きなら、造形・ギミック・価格帯を考えると圧倒的に大満足でした\(^o^)/
以上、レビューおわりっ!
ガンダム00関連のレビューをもっと見る!





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