今回は『MG ガンダムダブルエックス』のレビュー記事!

| メーカー:BANDAI SPIRITS(バンダイスピリッツ) |
| 登場作品:機動新世紀ガンダムX シリーズのレビューリストはこちら↑ |
| グレード:MG(マスターグレード) MGのレビューリストはこちら↑ |
| メーカー希望小売価格:5,390円(税10%込) |
| 発売日:2015年03月28日 (土) |
| 購入先:Amazon |

ガンダムダブルエックスは『新たな時代を象徴する強大な力を持ったMS』として開発され、ガンダムエックスからサテライトシステムなどの一部を流用。他は全く新しい性能を有した機体らしい。
紹介するのは2015年発売のMGで1/100スケールガンプラ。
飾り映えやMGとしての忠実な再現度、あとはサテライトシステム展開時のディスプレイのしやすさなどは気になるところですね。
本記事ではレビューの総合評価をして、ポージング。その後詳細をまとめているので是非参考にしてみてください(´ε` )
『MG ガンダムダブルエックス』レビュー後の評価






| ★5評価点数:55〜60点 |
| ★4評価点数:49〜54点 |
| ★3評価点数:30〜48点 |
| ★2評価点数:16〜29点 |
| ★1評価点数:〜15点 |
レビュー総合評価は★4!
パーツは丸みと角を良い塩梅でバランスを調整して表現されており、プロポーションが良い。マッシブさに関しては劇中よりもスマートに調整されている印象ですね。
胴体・腕部・脚部共に可動域も広く躍動感あるポーズも表現でき、搭載したサテライトシステムのギミックも申し分なし!
若干組み立てで気になる点。あとポリキャップが関節に使われたことで保持力が極端に低下する点は気になりましたが、補強はしやすい。
弱点を含めてもメーカー希望価格『5,390円(税10%込)』は安い!!!破格のコストパフォーマンスを感じることができました!(゚∀゚)

ガンダムXシリーズが好きな人やちょっと安いけどパフォーマンスの高いMGを作ってみたい方におすすめ!
一方、ガシガシ動かす人にはちょっとおすすめしづらいのと、組み立てで一部破損の可能性があるので今回は初心者さんを対象から外しました。
- 良かった点
- 良くなかった点

- プロポーションとマッシブさのバランスが絶妙に調整されている
- ギミックが豊富でサテライトシステム展開時には見え方も変わりプレイバリューが高い
- 可動域が広くアクション表現が多彩
- 組み立て時間は3時間~4時間程度でMGとしては比較的組み立てやすい
- ディスプレイジョイント用穴が3箇所あり、使うアクションベースに対応しやすい
- 1/100スケールだが比較的スペースを必要とせず飾りやすい
- 全て含めて圧倒的コストパフォーマンスが魅力

- 胴体2箇所のボールジョイントが弱く仰け反りやすい
- 各関節のポリキャップやバックパック接続箇所に保持力低下が出る
MG ガンダムダブルエックスのポージング一覧
ポージング例で可動表現の例を紹介!

























ポージング例は以上!
サイズ的にアクションベースを使ったダイナミックな表現は難しいですが、可動域は広く胴体のしなりや膝の深い曲げでメリハリを付けることができました。
『ツインサテライトキャノン』も大型ですし、砲身の引き出しや角度調整など自由度が高いので表現が多彩\(^o^)/
若干『ハイパービームソード』のエフェクトが丸くて物足りなさはありますが、サイズは十分。ディフェンスプレートの基部はフレキシブルで可動の邪魔になることもありませんでした。
ポージングに使ったアクションベースは↓コチラ↓
3時間動かした後の保持力は?
ポリキャップの関節である6箇所が極端に低下しました!特に腰部は胴体の重量負荷がかかるため顕著に影響が出ます。
胸部ボールジョイント

腰部と胸部を繋ぐ大きめのボールジョイント。突起があるため押し込むと安定する仕様・・・のはずなんですが、動かしていると内部でズレがあるようで安定しにくくなります。
腰部ボールジョイント

腹部と腰部を繋ぐボールジョイント。胸部同様突起がありますが、胴体の全負荷がかかるのと、そもそもあまり保持力が高くないためわかりやすく影響が出ます。
バックパック取り付け基部

柔らかめのKPSで摩擦が足りません。若干変形や摩耗することで抜けやすくなります。
筆者は3度程脱着を繰り返して抜けやすくなりました。とはいえポロリはしない。
股関節

股関節は内部に大きめのポリキャップが仕込まれています。こちらもKPS関節軸が滑りやすいのであまり相性としては良くないですね。上半身の軸がズレると股関節を中心に後方に仰け反りやすくなります。
足首関節

足首関節は独立し、上下共にボールジョイント。HGでも見られるんですが、このタイプは重心がズレやすく、股関節同様滑りやすいためやや不安定になりやすい。
ハンドパーツ

ハンドパーツの差し替え部分を脱着を繰り返すことで抜けやすくなります。
ただし、心配無用!
KPSとポリキャップの相性としては良くありませんが、幸い補強がしやすい。
胴体を例に補強した様子がコチラ↓


整えていないので見た目は悪いですが、↑こんな感じ。
使ったのは瞬間接着剤に黒鉛を混ぜて固くしたもの。
- ボールジョイント表面を400番のヤスリで荒らす
- 瞬間接着剤と黒鉛を混ぜる(シャー芯とかでいい)
- 混ぜたものを爪楊枝で薄く塗布
- 瞬間効果スプレーで硬化
- 表面を再度400番で荒らす
ポリキャップなので多少弾性があるのを考慮しても少し厚めに塗布しても問題ありません。
『瞬間硬化スプレー』を使うと表面が整って艶になってしまうため最後にヤスって摩擦力を上げました。ヤスることも考慮して少し厚めに塗布してます。
あと股関節も同じように補強して完了!3箇所補強すれば足首などは問題なさそう。
動かして楽しむ人はハンドパーツの補強は必須かな。
保持力補強の参考記事↓↓
組み立て難易度は?注意点・内容物・付属品

| 組み立て難易度:脱初心者~ |
| 組み立て所要時間:3時間半~4時間程度(ゲート処理なし) |
組み立てた外観は↓こんな感じ。
画像をスワイプ or ドラッグで外観を回転できます。
組み立て難易度はそれほど難しくありません!MGなのでパーツ分割が増えていますが、基本2015年のHGと類似した関節で内部フレームを繋げています。
説明書には部位ごとに使うランナー指示が記載されているので、探しやすいので探す手間はあまり感じません。
ロック機構やアンダーゲートもないので時間のかかる要素が少ないですね。
KPSが登場初期でかなり柔らかい。破損に繋がる箇所が見受けられたため初心者さん以上の挑戦をおすすめ(^^)
組み立ての特徴や注意点・ランナーなどの内容物チエック!
- 組み立ての注意点
- 内容物を確認
【注意点】

KPSパーツの↑こういう小さい軸があるんですが、サイズが合っていなかったり、角度を間違えると簡単に曲がってしまったりということがありました。
特に腕部・脚部の『エネルギーラジエータープレート』のパーツが組み付けにくかったです。軸を若干カットしても良いかも。
筆者はカットして差し込みやすくしました。

MGのガンダムXのランナーを流用しているので足首周りのパーツに余剰パーツが多く出ます!
あとポリキャップも半分くらい余りますね。
【内部フレーム】







大まかな内部フレームだけで組むと↑こんな感じ。説明書では別々の組み立てになっていないので、自分で見てから組み上げる必要があります。
ショルダーアーマーなどもう少し組み付けできそうです。
フレームで見ると割と簡素なのがわかりますね。メカディテールも露出する部分に力を入れている・・・鉄血のHGガンダムフレームよりちょっとクオリティが高いくらい。






アップで見てもやはりダボ穴や軸が多く、フレームだけで飾るとなるとちょっと見栄えは良くないように見えますね。
【説明書】



説明書はMGなので冊子タイプ。表紙もカッコイイのでコレクション性も高そう。
【シール】

- カラーシール×1
- マーキングシール×1
- ミラーシート×1
上記3点が袋にまとまっていました。
カラーシールは主にツインアイとセンサー部分のみで、ほとんど成形色で色分け再現されています。
【ランナーリスト】
ランナーは全部で19枚で内1枚がポリキャップ。
他にもエフェクトランナーや一部のゴールドパーツなど少量パーツのランナーが多数あるのでランナー枚数ほど面倒さは感じません。
B・C1・Lランナーは『MG ガンダムX』の流用ランナーですね。













各部造形・ディテールチェック
【頭部】

- ブレードアンテナは4本あり内2本は幅がある
- フェイスには2つのスリットが入っており、3面で造形
- フェイス内のレッド・グレー・クリアグリーンなどは分割で再現されている
- 頭部横のバルカンも分割再現されている
- 頬横にあるブレードは細く鋭い
- 後頭部にはセンサーに加えエアインテークがある。内部モールドもあり、パーツ分割されている
【肩部・腕部】

- 前後は2面で構成され、肩付け根にはインテークがある
- 側面からショルダー内部は露骨に見えず密度感を維持
- トップから見ると独立して可動するパーツでメカディテールが表現されている

- 上腕パーツは前後にラインモールドのみ入っている
- アームには細かいディテールがない。アームカバーは分割され凹凸で造形
- アームカバーには『エネルギーラジエータープレート』が2枚入っており専用のゴールドパーツが使われている
- ラジエータープレートの内側には階段モールドが造形されている
- 開くと2枚とも連動して展開する
【胴体】

- 胸部中央には濃いクリアグリーンパーツで上下に取り付け。内部にもモールドが入っているのでメカディテールが表現されている
- 胸部左右のイエロー部分にはインテークが造形され、内部にも階段モールドが入っている

ボディユニット左右には『ブレストランチャー』をパーツ分割で再現。

胸部中央はコクピットで開閉ギミックを搭載!

背面にはバックパック専用の四角いダボ穴がある。


- フロント・リアアーマーには最小限のモールドが入っている
- 単色だがクランクしたラインモールドでパネルラインを表現されている
- フロント・リアアーマーは角をなめたような丸みのある装甲デザインになっている
- リアアーマーは裏打ちが入っておりパネルラインがデザインされている

フロント・リアアーマーのトップにはインテークが造形されている。

サイドアーマーには『ハイパービームソード』をマウント可能!

リアアーマー中央は開閉ギミック搭載!3mmダボ穴を露出できる。
【脚部】



- 大腿部側面から内部関節にかけてクランクしたラインモールドが入っている
- 脚部外装も丸みがあり、内部インテークの露出にスラスターの造形とメカディテールと融合したデザイン
- モールドはないがパーツ分割箇所にラインが入っている

- 足首周りはイエロー・ネイビー・ホワイトのパーツで構成
- アンクルアーマーにはインテークも造形され分割までされている
- アンクルアーマー外側にはアポジモーターらしき小型ノズルもある
- ヒールにはクランクしたデザインを凹凸で表現している
- 足裏には凹凸モールドも多く、爪先・ヒール裏にスラスターを造形
付属品一覧
ツインサテライトキャノン

バックパックとして『ツインサテライトキャノン』を装備。

6枚のリフレクターは1枚に収納できます。


『ツインサテライトキャノン』のディテールはさほど多くありません。キャノン側面にはパーティングラインが薄く入っていますね。

取り付け基部は↑こんな感じ。見えなくなる裏にも少しパネルラインがデザインされていました。

中央には2基のバーニアノズルがあり内部までディテールが入っている。


ボールジョイントで左右・上下に若干可動できます。

中央のパーツは上下スライドすることでダボ穴を隠蔽・露出が可能!
上体が仰け反りやすいので、補強しないでディスプレイする人はこのダボ穴を使うと重心が安定するのでおすすめ!




- リフレクターは前後に可動
- 上下ロールもできる
- 片翼3枚のリフレクターはロールして展開。一部を固定できる
- リフレクター内部には専用のミラーシートをいれ上からクリアイエローのパーツを被せている
- ミラーシートは軟質だがシールではないので取り外し可能
- クリアイエローのパーツは内側に細かい粒のような凹凸がある


『ツインサテライトキャノン』の砲身は延長でき、延長すると関節が露出して左右に砲身を振ることができます。

ショルダーアーマーの一部を起こし、引き出すことで『ツインサテライトキャノン』を固定できる。
専用バスターライフル


『専用バスターライフル』はディテールが控えめ。グリップは収納が可能。

グリップ収納時には『ディフェンスプレート』に接続するための突起が露出します。
ハイパービームソード

『ハイパービームソード』は2本付属。サイドアーマーマウント時に固定するための小さい平軸突起があります。
単色ですがモールドとパーツ分割でディテールが入っていますね。

ビームソードのエフェクトは綺麗なクリアグリーンで成形。厚みもあるので簡単に曲がったりはありませんでした。

取り付けると↑こんな感じ。
ディフェンスプレート


『ディフェンスプレート』はエッジが出ていてダブルエックス本体よりもパキッとしたデザイン。
裏には可動基部やグリップをパーツ分割で再現。裏打ちモールドも入っています。

プレートの一部には内部のモールドを一部露出。少量の丸モールドもいくつか入っている。


優秀だったのは↑この取り付け基部!縦と横のロールの組み合わせでフレキシブルに可動できます!
こういう基部って強度に不安が残ることが多いですが一切感じませんでした。

『ディフェンスプレート』には『専用バスターライフル』を取り付け可能!
武装をまとめて装備できるのは見栄え的にも満足感的にも好みですねー(゚∀゚)
ハンドパーツ

ハンドパーツは左右とも3種付属。

指の付け根を差し替えるタイプですね。親指は共通でボールジョイント仕様。

平手は↑こんな感じ。若干形状・精度に違和感強め。率直に使いにくそう!


武器握り手は↑こんな感じ。指先には正面から差し込む平軸があり、武装のグリップにはダボ穴があるので固定できます。

最後は隙間のない握り拳。
以上がハンドパーツなんですが・・・最新キットにも共通する指先の差し替え。これ、抜けやすくて結構嫌いです。『MG ガンダムダブルエックス』の場合フレームのKPSが柔らかいことでより変形しやすく抜けやすくなる可能性があります。
ミニフィギュア

ミニフィギュアは『ガロード・ラン』と『ティファ・アディール』の2種付属。
・・・造形は良くない!以上!!(笑)
専用ジョイント

股関節に取り付けできる専用ジョイントが1つ付属。
強度は不安でしたが、3時間動かして使っても問題ありませんでした。アクションポーズを付ける際は高さが確保できるジョイントの使用を推奨。
可動域チェック!
各部位ごとの可動域詳細をまとめます!
【頭部の可動域】

- 首は約45度上下に可動できる
- 左右に少し振ることができる
- 首は一回転ロールできる
【腕部の可動域】

肩は前に大きく引き出しができるが後方にはほぼ動かせない。

- 上腕はロールできる
- 肘は2重関節でほぼ肩まで引き寄せできる
- 手首はボールジョイント接続だがほとんど動かせない
【胴体の可動域】

- 胸部・腰部のボールジョイントで胴体を前後に大きく動かせる
- 胴体は左右にも振れる
- 捻りは約45度まで回る


- フロントアーマーは水平を超え大きく上がる
- サイドアーマーも約45度上がる
- リアアーマーも若干上下に動かせる

股関節はサイドアーマーによる制限はあるが、180度近い開脚ができます!
【脚部の可動域】

- 脚部は前に約135度上がる
- 膝は二重関節で約180度曲がる
- 足首は独立した関節で上下に約45度以上動かせる

足首は柔軟で接地性が非常に良い!↑
HGと比較



『HG ガンダムダブルエックス』と比較!
ディテールはそう大きく変わらず、関節構造も類似している箇所が多い。ポリキャップの仕様も同じなので、HGもMGも仰け反りが共通した問題ですね。
一番の違いはプロポーションと造形の精度。

特に頭部のバランスはMGがシャープなのに対し、HGはボテッとした印象。
ブレードアンテナをシャープ化するだけでかなり印象が変わりそうです。

コクピットはMGが曲面なのに対し、HGはやや平面寄り。クリアグリーンも濃淡で差が大きい。

『エネルギーラジエータープレート』はHGに厚みが出ているように思う。

『ツインサテライトキャノン』の取り付け基部の位置もMG・HG共に類似。


リフレクターのクリアパーツやミラーシートの差はあれど、ギミック構造も同じでした。

武装はMGとHGでクオリティに差が大きく、HGのグリップは収納不可!ほぼ単色でディテールも薄いですね。

最もクオリティの差が出ているのが『ディフェンスプレート』。
表面のデザインに大きな違いは出ませんが、裏の取り付け基部のクオリティは跳ね上がっていましたね。
比較した結果、もしHGかMGで購入を悩んでいるなら、おすすめはMG!
価格やプロポーション・プレイバリューを考慮してもMGはHGの3倍の価値は十分感じることができると思います。
比較した『HGAW ガンダムダブルエックス』のレビュー記事をもっと見る
MG ガンダムダブルエックス【レビューまとめ】

まとめると↑こんな感じ。
ちょっとHGを作ってちょっと保持力強化の練習した上でなら初心者さんにも推せるMGでした!!!
構造に古臭さも多少感じますが全然あり\(^o^)/見つけたら誰にも渡さない気持ちで飛びついてください。
以上、レビューおわりっ!

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