今回は「HGUC ディジェ」のレビュー記事です!
『リック・ディアス』をベースに開発された機体らしく、『陸戦型リック・ディアス』とも呼ばれているみたい・・・Zみたはずなんですが、筆者は全く覚えていない(;・∀・)にわかすぎてごめん(笑)

| メーカー:BANDAI SPIRITS(バンダイスピリッツ) |
| 登場作品:機動戦士Zガンダム |
| グレード:HG(ハイグレード) |
| メーカー希望価格:2,310円(税10%込) |
| 発売日:2018年12月08日(土) |
| 購入先:楽天ブックス |
レビューの総合評価

| ★5評価点数:55〜60点 |
| ★4評価点数:49〜54点 |
| ★3評価点数:30〜48点 |
| ★2評価点数:16〜29点 |
| ★1評価点数:〜15点 |
HGUC系の中でも比較的新しいキットで、KPSとポリキャップのハイブリット型のHGガンプラ!
プロポーションは好みが分かれそうですが造形は良く出来ていますし、ディテールもあります。
デザイン的に装甲の干渉は多いですが、見た目以上の可動域を有していました!
ギミックは少なく、プレイバリューを感じにくいですが、武装が3種付属するので見せ方は好みに合わせることができます。
弱点として武装の持ち手の制限や一部パーツにポロりが出ました。
ギミックがなさすぎて点が付かず評価自体は★3相当ですが、他の項目は比較的高評価!
本記事では『HGUC ディジェ』の詳細を画像多めで紹介!再販購入検討している人は是非参考にしてみてください!(゚∀゚)
組み立て:難易度・注意点・内容物レビュー

- 組み立て難易度:初心者~
- 組み立て所要時間:1時間半~2時間程度(ゲート処理なし)
【付属品を装備した全体写真】






2000年代初期のHGUCと比べ構造は複雑化していますが、それでもパーツは組み立てやすい!
組み立て時間は1時間半~2時間程度。
内部関節にはKPS(柔らかいプラ)とポリキャップを使ったハイブリット型になっており、随所にあるフレームパーツはKPS主体の構成。
ポリキャップの箇所には抜けにくくなる工夫も入っていました(゚∀゚)
同シリーズの『HGUC バーザム』にもありましたが、関節はスライドして引き出しできるタイプ。胸部には大味ですが内部フレームが入っています。
下記では『特徴や組み立て時の注意点』・『ランナー』などの内容物もタブにまとめ、付属品もまとめました!
組み立ての特徴や注意点・ランナーなどの内容物チェック!
- 内部構造の特徴と注意点
- 内容物・ランナーリストなど

1つは通常のモノアイパーツですが、1つはツインアイのソケットが造形されたもの。
劇中では部品が足りなくなった際の予備として作られたらしいです・・・。よくわかんない(笑)
頭部モノアイは2種付属し、色の再現はシール。

この頃のHGUC系ガンプラは肩関節が引き出せるギミックを搭載!最近のものは簡素化されていますが、個人的にはこの引き出しが好き。

股関節は軸で、上下にシーソー可動できるギミック入り。KPSで渋みも強いので2015年頃に多かったグラつきはなし!

大腿部のポリキャップを付けるパーツは前後・左右からの挟み込みではなく、上から被る仕様!これによりテンションでパーツが開かず保持力低下が起こらない(゚∀゚)Good!
【注意点】

モノアイのシールは結構滑るので、キレイに貼りたい人は最深の注意を!

ポリキャップの一部にはバリが出ていたり、ダボ穴とサイズが一致しないものがありました。
バリは事前にニッパーでカット!ダボ穴に嵌まらない場合は一部をデザインナイフで切り取るか、手持ちに同じ余剰パーツがあれば交換してみてください。
ぼくは一度押し付けてはみ出した部分をカットしました。
【余剰パーツ】

ポリキャップ2つが余剰パーツとして余ります。
【説明書】
説明書×1


表紙はやや煽り気味の写真。キットによって角度が変わってるんですが、見せ方の拘りがあるんですすかね?
【シール】
カラーシール×1

シールは小さいものが1枚付属。モノアイやセンサー、一部のイエロー箇所に使います。
【ランナーリスト】
- ランナー×12
- ポリキャップ×1
本体を構成するランナーは専用ランナーですが、C3の武装ランナーやエフェクトは流用かな。





DランナーはKPSで少し柔らかいPSパーツになっています。



Gランナーはグニャングニャンの軟質素材。

付属品一覧
クレイ・バズーカをタップで詳しく見る

『クレイ・バズーカ』は1つ付属。ディテールは控えめでグレー単色で成形。簡易なので上下から見ると合わせ目が出る。

左ショルダーアーマーにマウントするための専用ジョイントが付属。

↑マウントするとこんな感じ。

また、↑画像左側のようにフックの箇所があるので、バックパック左右どちらかにひっかけて取り付けができます。
ポイント!ここ、引っ掛けるというより押し込んでください!カチッと嵌まるのでポロりするならちゃんと嵌っていないです。

『クレイ・バズーカ』のグリップは90度可動できるので収納可能。
ビーム・ナギナタをタップで詳しく見る

『ビーム・ナギナタ』は中央に柄、上下にビームエフェクトを取り付け。クリアエフェクトはクリアイエローの固いゴムのような軟質素材。
柄の上下先端はパーツ分割されており、斜めに造形。

腰部にはマウントパーツがあるので取り付けできます!保持力も良好。
ビーム・ライフルをタップで詳しく見る

『ビーム・ライフル』が1つ付属。動力ケーブルなども含めてモールドで造形。
左右のパーツと銃口の3パーツで構成されており、上下から見ると合わせ目が出ます。
ハンドパーツをタップで詳しく見る

右手用射撃ハンドパーツが1つ、左手用平手パーツが1つ付属。
射撃用が右のみなので、ライフルとバズーカは両手持ちできない・・・ちょっとこれは残念に感じました。
『HGUC ディジェ』の全体外観と各部位の詳細
画像をスワイプ or ドラッグで回転できます。
成形色で多くの色分けを再現し、ディテールも多く見えます。
プロポーションは悪くありませんが、頭部と腕部は小型に造形され、マッシブな脚部が印象的。個人的には頭部とハンドパーツは小さすぎるようにも感じるので好みでわかれるかもしれません。
スタイルは『ギラ・ドーガ』にも近しい印象ですね。
陸戦用機体ということで、重力化での可動を想定したデザインに落とし込まれているのが伺えます。
・・・陸戦なんだけど、ぼくはずっと魚類に見えちゃってたりする(笑)
頭部
■ディテール

- 頭部は小さく正面にはフェイスの2倍ほどのブレードアンテナがある
- 頭部左右の側面にはインテークがある
- 後頭部から背面にかけて軟質パーツで動力パイプを再現している
■可動域

- 首は上下に若干可動できる
- 左右にはほんの少し振れる
- 首は約90度以上回そうとするとパーツが抜ける

軟質の動力パイプですが、首を回し過ぎたり勢いよく可動させるとパイプパーツが抜けます!
これ、結構抜ける頻度多い!パチ組みで頻繁に触る人は接着させてもいいかもしれません。
肩部・腕部
■ディテール

- 右ショルダーアーマーは曲面でシールドを装備
- 甲冑部分は1パーツだがシールド部分は2パーツ構成
- シールドの内側には裏打ちディテールが入っている

- 左ショルダーアーマーは面積が少なく2本の突起が付いている
- アーマー部分と肩部は同色
- トップから見ると肩部関節が露出して見える
肩部には『クレイ・バズーカ』を装備できるのでそのスペースが確保されていますね!

- 腕部は曲面の多いデザインで、横にラインモールドが入っている
- 前腕グレーのKPSパーツと通常PSパーツの組み合わせでフィット感が良い
- 肘側面にはリベットをモールドで造形
- 肘関節両端には細かい凹凸のモールドでメカモールドを表現している
- ハンドパーツの甲にはモールドなし
■可動域

肩関節は水平に引き出したあとボールジョイントで前後同じ幅動かすことができます。
右腕部は水平よりやや下まで。左腕部は水平を超えて大きく上がる。

肩関節パーツには独立したリングパーツを被せています!差込口にかかる内部圧力を押さえることでスッポ抜け防止になるので良い仕様ですね!

右ショルダーアーマーはそれぞれボールジョイントで接続。ある程度上下・左右に動かすことができますし、ロールもできますね。

左ショルダーアーマーは上下に大きく可動できます。

- 上腕はHG標準のロール可動
- 肘は2重関節で深く曲がる
- 手首はボールジョイントですが、↑画像の通り上下に少し動く程度
胴体
■ディテール

- 胸部のネイビー部分は曲面でノッペリし、装甲らしいデザイン
- 胸部左右にはイエローで分割したインテークパーツがあり、内部のフィンも造形されている
- 腹部中央のレッドパーツは胸部と繋がっており、腹部にはパーツにフィットした窪みがある
- 腹部レッドの部分は側面から見ると前に突き出たデザイン


- フロントアーマーは小さいもの2枚、大きいもの2枚の4枚構成
- 左右端には小さいリベットのようなモールドがある
- サイドアーマーは甲冑のようなパネル表現が入っている
- リアアーマーは大きく長い。両端にはフロントアーマー同様のモールドに中央には『ビーム・ナギナタ』をマウントするC型の接続基部がある
- リアアーマー裏には大きな3連装バーニアノズルがあり、分割可能

股関節には3mmダボ穴が空いています。

股関節は上下にシーソー可動ができるため、アクションベースを垂直に差し込んでも縦軸がズレる可能性がありますね。
■可動域

- 胴体は上下に若干可動
- 左右にも視認できる程度振れる
- 捻りは約45度だが、胸部・腹部中央にあるレッドパーツの干渉を少し避ける必要がある


- フロントアーマーは前に90度上がる
- サイドアーマーはポリキャップのC型ジョイントで接続。上下に若干可動できる
フロントアーマーは4枚の内、上部にある小さい方を先に上げることで可動域が決まります!
最近だと『HGCE ゲルググメナース』にも同じ仕様が採用されていましたね。

サイドアーマーが干渉するので開脚幅は『ハの字』程度。
脚部
■ディテール


- 脚部は太く長めに造形されている
- 分割パーツが多く自然なラインが出ている
- 膝裏には軟質パーツで動力ケーブルが再現されている
- 膝・膝外側にはインテークが造形されている
- レッグアーマー外側にも円形の大型インテークがあり、他の箇所と違いフィンの間は肉抜きされている
- レッグアーマー裏には中央にラインモールドが入っている
■可動域

- 足は前に水平まで上がる
- 膝は約180度深く曲がる
- 足首は下に約45度、上に約20度可動
膝裏の軟質パーツですが、頭部ほどではないにしろ抜けることがありました。

アンクルアーマーは少しだけ上下に可動もできます。

足裏の接地性は↑画像程度まで!デザイン的に見ると良い方なんじゃないかな(・・)
バックパック
■ディテール


- バックパックには大型の放熱フィンがあり、少量のラインモールドが入っている
- 両側にはサブスラスター、中央にはメインスラスターがある
- スラスターのレッドパーツは分割されている
- サブスラスター上部にあるインテークはモールドで再現されている
■可動域

放熱フィンは上下に大きく可動できます。


サブスラスターはボールジョイントで接続なので左右にもある程度振ることができます。
HGUC ディジェのポージングギャラリー
レビューで紹介した可動域でどの程度ポージングに反映できるのか確認!(゚∀゚)



















ポージングはこんな感じ。
腕部周りはかなり大きく動かせるので、アクション性に優れています。胴体の前後は狭いのでちょっと固さが残りますが、捻りは十分。
膝がかなり深く曲がるのもポーズにキレを出せる強みですが、リアアーマーが干渉する角度もあるので工夫は必要。
でね。腰部周りに関しては干渉が多く、アーマーの扱いもちょっと面倒。
見た目のデザイン以上に表現できる一方、気軽に動かせない点でちょっと『ダリーーー』ってなります(;・∀・)
3時間動かしてわかった『HGUC ディジェ』のポロりポイント
構造は良く出来ているので、概ね良好!

ただし、首関節は結構抜けやすくなっていました!
首関節はポリキャップ仕様で、首付け根のダボ穴が少し緩いみたい。
対策としてはダボ穴がわの内側、あるいは差し込み口の縁に瞬着を塗布して厚みを増したり、ビニールやティシューを挟むだけで解決できます。
手を加えずキレイな状態を保ちたいなら間に何か挟むのがベストですね(゚∀゚)
保持力強化の参考記事をいつも通り貼っておきまーす!↓↓
Zガンダム関連のHGガンプラ比較


2000年初期の同シリーズガンプラ『HGUC ギャプラン』と『HGUC リックディアス』と比較。
全高・部分的なサイズ感が大きく違うのが第一印象。特にディジェの腕部は細く、ハンドパーツも小型なのが見てわかります。
リックディアスをベースに『地上用リックディアス』を目指したディジェらしいですが・・・見た目の類似点はかなり少ないですね。

付属した『クレイ・バズーカ』はディジェ、リックディアス共にデザインはほとんど一緒でモールドのサイズなど若干違う程度。
ディジェのものはグリップが可動できるようになっているのと。
『HGUC リックディアス』と『HGUC ギャプラン』は外観にディテールが出ていますが、内部は簡素でポリキャップ主体。
関節の弱さもありますが、『HGUC ディジェ』は内部密度も増し、KPSを取り入れているので先述した2つより安定性はかなり高いです。
構造面で年代の差を感じますが、動かさないなら2000年初期のHGUCも選択肢としてはあり!



ついでに、発売時期が2017年と近い『HGUC バーザム』と比較すると↑こんな感じで『HGUC ディジェ』が小型なのがわかります。
メカディテールが多い分バーザムのディテールが多く見えますが、実際外観・内部共に近いクオリティ。
ただ、コストパフォーマンスでみると『HGUC バーザム』が圧倒的に良い。
付属品も含めて『HGUC ディジェ』の価格設定は気になったところ。
HGUC ディジェ【レビューまとめ】
- 良かった点
- 良くなかった点


良し悪しをまとめると↑こんな感じ。
キット自体の完成度は高いですが、プロポーションの好みや可動域の制限。そして物足りなさを感じたプレイバリュー。
価格を考慮すると強くは推せませんが、Zシリーズのコレクションや、ディジェという個性の強い機体に魅力を感じるなら選ぶ価値はありそう。
飾って楽しむなら出来は良いので、一度プロポーションをよく確認した上で検討してみてるといいかも・・・ぼくはなんか違った(笑)
レビューは以上、おわり。
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