劇場版公開が迫るにつれて熱をましていくガンダムSEED!
今回はガンダムSEEDシリーズのストーリーのあらすじ
結論:ストーリー展開にやや難はあるがおもしろい!!!
単純にSEEDよりも機体やストーリーは楽しめると思います。
ただ、新主人公の扱いなどの面で不評になる一面があったり・・・。
ちなみに、一応続編でSEEDと内容は絡んでいるんですが、DESTINYだけ見ても楽しめる内容になってはいると思いますよ!
本記事ではそんな新主人公「シン・アスカ」やストーリーついてあらすじ解説をしていきます。
【この記事でわかること】
SEED関連記事はこちら。
ガンダムSEED DESTINY概要
SEEDシリーズ
SEEDシリーズは以下の通り、そのうち映像化されている作品はスターゲイザーまでで、本記事の紹介は二作目「DESTINY」になります。
- ガンダムSEED
- ガンダムSEED DESTINY
- ガンダムSEED C.E.73 STARGAZER(スターゲイザー)
- ガンダムSEED ASTRAY(アストレイ:小説・漫画)
- ガンダムSEED ECLIPCE(エクリプス:漫画)
SEED DESTINYのあらすじ
ガンダムSEED DESTINYは「シン・アスカ」が新たな主人公に加わります。
ガンダムSEED DESTINYは第一作SEEDの世界から二年後の世界・・ですが、物語のキッカケはC.E.71の地球連合軍の「オーブ侵攻作戦」時、オーブと地球軍との戦闘に巻き込まれシンが家族を失ったことにあります。
C.E.73。
オーブから離れたシンはそのままプラントへ行き、そこでザフトに入隊、赤服として最高評議会議長デュランダルの護衛をしていたのがDESTINYのストーリーがスタートします。
「ZGMF-X56Sインパルス」の正式パイロットとして、アーモリーワンに侵入した3人のファントムペイン部隊と戦うことになる。
以降、ファントムペインとの戦いや、アスランとの対立が重なり徐々に感情を剥き出しにしていく中、ステラを失ったことでフリーダムを討つ決意を固める。
キラとシンの一騎打ちで、フリーダムを討ったシンはその功績を讃えられ、ザフト最新鋭「デスティニー」のパイロットに任命。
同時に不信感を募らせ軍からの離反を図ったアスランとメイリンの乗るグフイグナイテッドを討った。
一方フリーダムを失ったキラは、ラクスに導かれ新しい翼「ストライクフリーダム」に乗り再び戦場へ戻る。
三人の主人公がこうして最終局面で運命を交差して展開していく。
というのが、DESTINYのざっくりしたあらすじ!
SEEDにあったオーブ侵攻戦にシンの悲劇が起こっていたんですね。
ちなみに、最初はシン・アスカを主軸に進めていきますが、後半の方では主人公が再びキラに移るので、キラが好き!という方ももちろん楽しめますよ。
色々あったんだろーなー(笑)
ガンダムSEED DESTINYのサイドストーリーも気になる人は下記の記事をご覧ください。
SEED DESTINYの主要登場人物
もっとたくさん登場人物はいるんですが、主要登場人物はこんな感じ!
前作品SEEDのキャラクターももちろん登場したり、T.M.Revolutionの西川さんが声優をハイネ・ヴェステンフルスも登場!
(ちなみにSEEDではアスランと一緒にGを奪取しようとしたミゲル・アイマンも西川さんが演じてますよ)
シン・アスカ
元はオーブに住んでいたコーディネーター。オーブ侵攻作戦で家族を失い、トダカにより保護。プラントにて軍に入隊後赤服になりインパルスの正式パイロット。
ルナマリア・ホーク
シンと同じ赤服でメイリンホークの姉。赤いガナーザクウォーリアーに搭乗する勝ち気な性格の女性。
レイ・ザ・バレル
シンと同じく赤服ザフト兵。SEEDに登場したラウ・ル・クルーゼとも関係がある。最終局面ではプロヴィデンスに類似したレジェンドのパイロットとしてキラと戦う。
キラ・ヤマト
再び戦争を止めるためにフリーダムに乗り戦争への介入を始める。途中、シンにフリーダムを討たれたが、専用機ストライクフリーダムに搭乗して再度戦場に戻る。
カガリ・ユラ・アスハ
ウズミ・ナラ・アスハの娘であり、第二次ヤキン・ドゥーエ戦ではオーブ製ストライクルージュに乗って戦闘に参加。キラとは生き別れた兄弟にあたる。亡きウズミの意思をついでオーブ連合首長国の代表を務める。
アスラン・ザラ
前作のヤキン戦終戦後、オーブに身を寄せてカガリのボディガードとして生活している。後にストーリーが進むにつれ、ザフトに復帰。セイバーに乗って再びキラと対峙する。
SEED DESTINYの機体の性能
MA(モビルアーマー)
DESTINYに登場する大型モビルアーマーで代表的な機体のあらすじ紹介。
機体名:ザムザザー
大型モビルアーマーで、ヒートクローやビーム砲など火力に特化したモビルアーマーで、表面にはビームシールドも装備。
三名で操縦する量産型タイプであり、登場時は一機でミネルバを苦しめる姿が描かれていますが、ロゴス討伐時には複数機体出撃してあっさり破壊されていましたね。
画像は著作権ひっかからないようにAmazonから引っ張ってきてるんですが、かわいいのしかなかった(笑)
MS(モビルスーツ)
DESTINYでも、MSは主にザフト軍側で開発された機体が多く、SEEDに登場したGATシリーズのデータを引き継いだ機体が多数登場します。また、主力機がジンからザクやゲイツRに変わるなど、全体的に性能も火力もあがっています。
地球軍側にもウィンダムなどが登場しますが、基本的には量産型が多いですね。
あつ!反則級のデストロイという超デカガンダムタイプの機体も地球軍側からでますよ!
DESTINYのおすすめ見所ポイント!
- クレタ沖海戦でトダカ一佐が討たれるシーン
- フリーダムとの一戦
- ストライクフリーダムの登場
- 最終戦・フリーダムとジャスティスに各個撃破
後に評価でも触れていきますが、DESTINYはストーリーの構成で若干迷走している節があります。
ただ、そのストーリーを部分的にうまく演出しているなと感じるポイントももちろんあります!
順にストーリーのあらすじ紹介しますね!
主人公シンは前作で地球軍のオーブ侵攻作戦により家族を失いましたが、この時目の前で家族を失ったシンを保護し、プラントへ渡る手続きなど助けてくれた人物に「トダカ」という人物がいます。クレタ沖海戦では、シンが所属する「ミネルバ」がオーブ軍含む地球軍と戦うんですが、実はこの時、オーブ母艦「タケミカヅチ」にはトダカさんがいるんですよね・・・端的に話しますが、互いが互いの状況を知らず、奇しくも恩人であるトダカをシンが討つ構図になるんです。お互いそれに気づいてはいないんですが、回想が流れてトダカをシンが討つシーンは堪えるものがあり、戦闘シーン以外で最も印象に残った場面でした。
錯乱したステラがのるデストロイを止めるため、結果的にキラはステラを討つ形になってしまいます。ステラに心を寄せていたシンにとってそれは大事な人を再び失うということ。
フリーダムを打つ覚悟を決め、戦いに臨むシンの気迫やスピード感など、とても楽しめた一戦でした!ただ、ちょっと駆け足感あってもっとみたかったですね。
シンに討たれたフリーダムの代わりに、ラクス・クラインがファクトリーにて新たに開発を進めていた機体で、機動性が高い代わりに装甲が薄くキラの操縦データを取り入れて開発された専用機。登場シーンではビームライフルを複数対象に同時に射撃したり、スーパードラグーンが展開したり、マルチロックオンも健在でした。事実上キラ以外では扱いきれない機体設定。
最終局面ではキラがレイを、アスランがシンと対峙することになります。単純に戦闘シーンも楽しいんですが、キラとアスランの先人として諭すセリフがそれぞれに響くシーンなど個人的にはよかったと思います。ただ、不評の一旦を担っているのも確かなんですよね〜。
DESTINYのストーリー評価
評価に関しては結構ハッキリ分かれているようですね。
というのも、
全体的なおもしろさで言えばSEDDよりもDESTINY
ストーリーの作り込みでいうとSEED
に軍配があがるんですよね〜。
ぼくが思うDESTINYの評価が悪くなる理由2つ。
- ストーリーをまとめきれなかった
- 主人公それぞれの注目レベルが違った
という点があげられます。
まず1つ目。
DESTINYはメイン主人公「キラ」、「アスラン」、「シン」の3人にそれぞれスポットを当ててストーリーを展開しようとした節があるんですが、うまくまとめきれていないように多くの人が感じたんだと思います。
人間関係の相関図や、キャラクターたちそれぞれの苦悩や葛藤などの感情と、ごちゃごちゃした情報が多かったように感じました。
これがまとめきれなかったと言われる理由だと思います。
そして2つ目。
それぞれの主人公に注目するレベルが視聴者に差をつけた。端的に言って、ぼくはそう感じました。
例えば、シンは最初から子供っぽく何かあると言い返しますし、見ている人の中には徐々にイラつきを覚えた人もいるのではないでしょうか?
もともと成長過程を描くためだったのかは定かではありませんが、結局子供が傲慢を助長したままストーリーが進み、シンに対する興味がなくなっていった気がします。
これはアスランにも言えます。
基本的に自分の中に抱え込み、思考するタイプのアスランは、シンやレイに対しても怒ったり感情をハッキリ口にするシーンは少なかったと思いますが、これが視聴者をヤキモキさせ見てるとイライラした方も多かったのではないでしょうか。
上記二つの理由から、感情をしっかり表情にだし、圧倒的な強さを見せたキラの印象は強いが、他二人に関してはパッとしないし、あまり記憶にも残らない。
結果、3人主人公の設定なのにキラの一人勝ちの構図ができてしまったっていうのがぼくの感想。
実際は批評されるほど酷いとはぼくは思っておらず、おもしろいおもしろくないは別として、話自体はまとまっていたと思います!
ただ、ぼくが思った特に残念なポイント!
ラスボスがいない!!!
いや、もしかしたらあいつだったのかもしれませんが、ササッと倒して終わったんですよね・・・。SEEDのように苦戦して勝っておわるんじゃなく、キラとアスランが後輩を諭しておわったのであっけなさが残って消化不良でした。
ラストの展開見ると仕方ない気がしますが、SEEDの時のように最後はシンプルに激戦して欲しかった!
ここまでがぼくの作品評価と実際に作品を見て思ったことですが、実は制作現場の背景にスタッフ間の衝突やスポンサーの影響など、もろもろ理由があったという話もあって・・それが事実ならメチャクチャ作品に影響でていたと思います。
DESTINYに使われた楽曲
ガンダムSEEDって、T.M.Revolutionはともかく、当時結構マイナーなアーティスト起用した印象があるのはぼくだけでしょうか。
そしてSEEDはよかったんですが、個人的にDESTINYの曲は「ignited」と「PRIDE」以外ハマらなかったや・・。
別アニメですが、高橋瞳の「青空のナミダ」は好き!
OP(オープニング)
ignited -イグナイテッド- | T.M.Revolution |
PRIDE | HIGH and MIGHTY COLOR |
僕たちの行方 | 高橋瞳 |
Wings of Words | CHEMISTRY |
ED(エンディグ)
Reason | 玉置成実 |
Life Goes On | 有坂美香 |
I Wanna Go To A Place… | Rie fu |
君は僕に似ている | See-Saw |
ガンダムSEED DESTINYあらすじまとめ
今回はガンダムSEED DESTINYのあらすじと、登場したモビルスーツや評価についてお話しました。
あくまであらすじの紹介で、本編は全50話と結構長く密度があります。
とても全てを伝えることはできませんが、SEEDより展開幅が広く普通に楽しめると思うので是非見てみてください!!
こんな感じかな。
読んでくれてありがとーございました!
コメント