待ちわびた!
2024年8月時点の最新RGガンプラ「RX-78-2 ガンダム Ver.2.0」のレビュー記事です!
要約すると「新境地のRG」ということですね(笑)
とりあえず買ってみた方も多いと思いますが、詳細を調べてから購入したい方もいるはず。
そんな方向けに本記事では、下記で詳しく詳細をまとめていきますが、先に完成した評価!
ぼくは「RX-78-2 ガンダム」のガンプラを初めて購入しました。
正直デザインや顔が気に入らないのが買わない理由でした。
しかし、発売が決まってからプロダクトページを見た段階で「絶対買う!」と決めるほどかっこいいと思ってたんですよね。
組み立ててみた結果マジでかっこいい!!!プレイバリューが凄すぎた。
そして「アドヴァンスドMSジョイント」は使用されていません!!!やったー(笑)
- 登場作品:機動戦士ガンダム
- メーカー:BANDAI
- グレード:RG 1/144スケール
- 価格:3,850円(税10%込)
- 発売日:2024年08月10日
- キット内容:
ランナー9枚+サーベルエフェクト
リアリスティックデカール - 説明書
タップで解説を見る
RGブランドの中でも緻密な設計に人のような柔軟な可動域。加えてポロリが全く発生しない掌に収まるほどのサイズで高密度なディテールを詰め込んだ1/144スケールガンプラだと思いました。
ver1.0とは見た目も中身も全く異なるもので、RGの中でも満足度はかなり高く3本の指に入ると言っても良い。
今までとは違う新設計を採用していて、アドヴァンスドMSジョイントよりも緻密さを感じますが、価格も比較的安価で納得できる内容でした!!!
組み立てた結論としては「RX-78-2 ガンダム」としては非常に良かった!
ただ他のRGガンプラに流用されていくのか?という点ではちょっと疑問を残したかな。
RG RX-78-2 ガンダム Ver.2.0:【組み立て】と【可動域】
まずはRG(リアルグレード)「RX-78-2 ガンダム Ver.2.0」の組み立て!
簡単にどういう作りをしているのかチェックしてながら、気になる「可動域」がどうなっているのかまとめていきます。
まず初めに「アドバンスドMSジョイント」は今作では完全廃止されています。フニャフニャはありません!(笑)
アドバンスドMSジョイントの欠点とかについては「アドバンスドMSジョイントは廃止?使用率の減少はいつから?」の記事をご覧ください。
フェーズ①:組み立て工程
当初のRG(リアルグレード)はアドヴァンスドMSジョイントが全身フレームに採用されており、ランナーから切り離して組み立てなしで使えるフレームが使われていました。
現在までに使用割合は減少し、直近のRGガンプラにはほとんど使用されていません。
その現状に対し、今回の「RX-78-2 Ver.2.0」では全く違う構造でフレームをくみ上げる「セミモノコック構造」を見立てた仕組みを採用。
要は以前までフレームと外装は別々の役割を担っていたんですが、全体の負荷荷重を分散させるため、外装とフレームを一体化させたイメージ(だと思う)
あくまで見立てた構造なので、知ってる方からみると「違う!」なんて意見もあると思いますが、そこは「へーそうなんだー」で流してほしい(笑)
メリットとしては内部フレーム内の密度感に食い込むように使用される外装でとんでもない情報量や可動不可が分散して破損しにくくなること。
キットを構成するランナーは全て新規造形で全部で9枚。数だけ見ると少ないですが、細かいパーツがめちゃくちゃあります(笑)
主に内部フレームに使用されているグレー系のランナーと、白の外装ランナーに分けることができます。
グレーは「ダークグレー」・「ライトグレー」・「グレー」を使用することで統一感を保ちつつ視覚による情報量をUPさせていました。材質はやや軟質で弾性がある素材。
外装の隙間にもデザイン的に内部フレームが露出するポイントがあり、色相の違いは内部に留まらないのがポイント!落とすと「カラン」って鳴る硬質タイプ。
色プラはガンダムらしいトリコロールで、キレイな発色!
さらにランナーに刻まれているモールドは細かく、パーツそれぞれのエッジが立って陰影をしっかり強調したメリハリのあるパーツで構成。
細かいとモールドが浅く、ちょっとヤスリがけをすると消えてしまうこともありますが問題なさそう。
説明書は冊子タイプで全27ページに及ぶ大ボリューム。
ページの間には見開きカラーで「RG RX-78-2 ガンダム Ver.2.0」についての情報がまとめられています。
また、WEB版の説明書もすでに公開されており、専用の「テクニカルガイド」も公開されています。
通常説明書では内部+外部の組み立て工程で進みますが、テクニカルガイドを利用すると内部フレームからの組み立てやポージングの参考例を見ることができます。
RG 1/144 RX-78-2 ガンダム Ver.2.0 – バンダイプラモデルWEB取説
ぼくはテクニカルガイドの存在に気付くのが遅れ、通常版を見て組んでしまった・・・。
↑とりあえず内部フレームを組むとこんな感じ。
通常版の組み立て工程はいつものRGと違い、「足から」ではなく「胸部から」の組み立て順で、テクニカルガイドの方は足からでしたね。
胸部と肩パーツをそのまま映すとこんな感じ。
一見シンプルな最中(モナカ)構造に見えますが、この時点で結構パーツ数使っています。
↑こんな感じ。
↑胴体にはコアファイターを変形して挿入します。
もちろんコアファイターのままディスプレイできるようにランディングギアパーツも3箇所分付属。
個体差なのかぼくのは1つゆるゆるでまともに装着できませんでしたね。(使わないからいいけども)
胸部パーツ・コアファイター・腰部パーツの3つを差し込みロック!
簡単に抜けないので心配無用。
こだわりを感じたポイントなんですが、胸部と腰部のアーマーが上下に開閉した時、内部にはコアファイターのキャノピーが丁度見えます!
続いて頭部!
カメラアイやマスク部分は今までと大きく変更はなしで色分けもシッカリできていました。
リアリスティックデカールを貼っても良いですが、なくても大丈夫!
決定的に違っていたのがアンテナの作りで、赤いパーツで抑え込むような作りではなく簡単に取れないように設計されています。
いつのまにかなくなる心配なし!(笑)
腕部組み立て済みですが、今までのおRGとここもかなり違っていて、C型ジョイントに近い構造になっていました。(C型ではないちょっと説明しづらいやつ)
気になる方はWEB説明書をご覧ください(笑)
やや複雑さが増しており、組み立てる際には説明書をちゃんとみて、前後の位置を把握するのが必須。
手の甲パーツも従来とちょっと違ってました。
全部形状が違っていて、平手の場合はピンで取り付けるだけ。
持ち手に関しては3パーツ構成で、組み木を連想する設計。
やや取り外しに面倒なことを感じますが、従来のものとは違い武器を持たせた際に生じる左右への微動でポロリする心配がないのが強み。
握り持ち手はこんな感じ。
続いて腰部。
前後のパーツが若干可動するのに加え、股関節の軸ポイントは斜め前にスライド。
ロックは有りませんが、足を動かした際に勝手に追従するようなことはありませんでした!良いしぶみ!!
しぶみがないスライドのRGって結構ポージングとらせにくいんですよね~。
腰部ついでに腰部アーマーをちょっと見て。
内側にも細かいモールが入っていてかなり良い感じ。
あと、外装パーツは↑写真でも確認できる通りアンダーゲートが多く採用されています。
キレイに切り取るのは必須ですが、ゲート処理をしなくていいのは嬉しい。
最後に脚部。
ダークグレーとグレーの色合いで分けた分割で情報量が足されているのはもちろん、やや複雑なパーツ構成に細かく入ったモールドでディテールがヤバイ。
フェーズ②:可動域
首の可動は柔軟!特に上方向に向くのがすごく、ほぼ真上を見ているような動きが可能。
首には首元と顔の根本の2か所に軸が設けられているので、めちゃくちゃ動きます!外装を取り付けても周囲に干渉パーツもないので一回転とかも全然余裕。
肩は真横に少し引き出すことができ、前後も問題なく可動。横に引き出すことでパーツの干渉を少なくしているのがポイント!
しかも引き出したことで上方向にも大きく上げることができます。
腕は今まで通り肩くっつくくらい柔軟です。
ショルダーアーマーの干渉などで以外と水平以上に上げることが難しいガンプラが多い中、Ver.2.0はこの問題もクリア。
胴体は大きく可動!・・・・というわけではありませんが、自然な角度をとることができます。
特に前に倒すポイントとして、今までは腰部や胸部に軸を設けることが多かった中、背面に軸を設けるちょっと珍しいタイプ。
ここで角度をとることができるので、ちょっとしたジョジョ立ちのようなシルエットを簡単にとることができるようになっていました。
腰部はRGサザビーにあるような基盤があるので左右にも若干可動。
ただし、サザビーのような緩さはないので、保持力はシッカリしており任意で角度を変えられる仕様。
・・・・・・さすがにあんなにやりすぎたS字ではないです(笑)
ただ流線形になっているのはわかると思います。
脚部はサイドアーマーなしだと180度開脚できて、サイドアーマーを装着した状態でかなり開脚可能。
しかもサイドアーマーがポロリしない奇跡を起こしていました!
可動域は全く問題なしで、「RG ゴッドガンダム」のようにやりすぎなくらいの可動域ではなく、ほんとに「人が日常の中で使うよねっ」ってレベルの可動が実装されていました。
これにより、無理が発生しないので保持力を保ちつつ、且つガシガシ動かしても破損しない強度を保っているのかも?
とにかく凄かった!!!
合わせ目らしい合わせ目も発生しないので、パチ組だけでもかなり満足度の高いRGだと思います。
クオリティで言えば「RG Hi-ν(ハイニュー)ガンダム」にも劣らないかちょい超えたくらいですが、コスパを考慮すると完全に勝利といって良いでしょう。
付属物紹介
まずは付属する武器の一覧。
- バズーカ
- シールド
- ビームライフル
- ビームサーベル
装備はシンプルで必要最低限って感じですが、それぞれの完成度が高いので十分満足できる仕上がりでした。
次に付属するハンドパーツ一覧。
- ビームライフル用持ち手(右用)
- 持ち手(両手)
- 平手(両手)
- 握り手(両手)
上記7種が付属しているので、かなり使いやすい。
先日HG用として購入した「オプションパーツのビルドハンズ」。
「RG 1/144 RX-78-2 ガンダム Ver.2.0」には装着不可でした!
パーツに採用されているボールジョイントのサイズが小さいので、ビルドハンズをそのまま使用は不可。
使用したい方はヤスリで削って調整する必要があります。
続いて外装を取り付けてポージングレビュー!
RG RX-78-2 ガンダム Ver.2.0【ポージングで魅せる可動】
先に良かった点と良くなかった点をまとめると↓こんな感じ。
立たせてるだけでも絵になりますね。コックピットを展開して待機するだけでもカッコいい。
「ショルダーアーマー」・「腹部コックピット」・「ふくらはぎ下装甲」が展開できます!
ふくらはぎ下の装甲は、爪先を伸ばす際に干渉す箇所の影響をなせるので、連動して可動します!
装甲を先に開いておけば連動した時よりも爪先が伸ばせる仕様。
飛んでる時の首の角度がかなり決まるので、上方向の可動域の広さが活きます。
ビームライフルも内部にモールドが入っており、チラ見えするのが最高!
ぼく「機動戦士ガンダム」みたことないんですが、みんなこういうポーズ取らせてたので載っけときます(笑)
シールドは背面と肘部分にとりつけが可能。
肘にはアームと持ち手を使って固定できるんですが、このアームがスバラシイほどの保持力で簡単に装着できて簡単に外れないっていう!
あと、ビームライフルとビームサーベルの柄をシールド裏にマウント可能!
モールドもトラス状の造形で安っぽさを感じさせません。
取り付けアームや持ち手グリップ、マウント突起も全て収納できます。
このポーズマジでかっこいい!躍動感に加え、膝から見える内部フレームとか良いわぁ。
腰部アーマーには各種ロックが掛かっているので、干渉した際のポロリはありません!
バズーカは見えない部分になるんですが、後方の弾の造形もちゃんとあり隙間から見えるようになっています。
ここだけちょっと造形甘いかなと思うんですが、普通こんなことしないので十分!
砲身は中央付近から若干スライドして延長できます。
ハイニューほどのクオリティではありませんでしたが、ギミックがあるだけで満足度あがるので嬉しい。
肩を後ろに引けるのでビームサーベルを抜くポージングがマジでかっこいい。
背部のバーニアは小さいですが上下に動かすことができます。
「ビームライフル」と「バズーカ」は腰部にマウントすることもでき、マウント突起を開けることでアクションベースなどを使用できる3mmジョイント穴が露出します。
武器をマウントすると↑こんな感じ。
3mmジョイント穴に関してですが、レビュー撮影当初、軽量ということもありアクションベース6の使用を考えました。
結果からいうと、なぜかジョイントが緩いみたいで左右にクルンッって開店して維持できませんでした。
ジョイントは特に削ったりしていないので個体差かもしれませんが念の為記載。
あとアクションベース8にすると躍動感との相性が良く写真でみるよりディスプレイ雰囲気でるのでおすすめ!
ポージングをとって確認してみましたが、どうでしょう?
かなりかっこいいのが伝わってたら嬉しい気持ち!!!
その他ガンプラとの外観比較
塗装した「HG 0ガンダム」との見た目の比較。大きさは頭一つ分「RG RX-78-2 ガンダム Ver.2.0」の方が大きいですね。
ただ、足の長さは同じくらい。
プロポーション見た時から思ってたんですが、Ver.2.0は上半身mと下半身のバランスが非常に良い!
最近のキットは割と足長が多いんですが、正直細い機体の足が長いとちょっと気持ち悪く感じてしまう方。
このバランスの良さはかなり好み。
バランスはどちらも同じくらいですが、Ver.2.0の方がちょっとだけ胴が長いかな。
見た目の情報量は圧倒的でイモータルジャスティスがのっぺり見えてしまいますね。
RGの中でもゴッドガンダムはひと際小さいので、身長ではVer.2.0がやや上。それでも125mmて!!!(笑)
どちらも立たせている状態での情報量は多く同じくらいなんですが・・・・・・個人的に動かしたポージングのはやはり装甲の隙間から見える濃密なディテールで「RG RX-78-2 ガンダム Ver.2.0」に軍配。
RG RX-78-2 ガンダム Ver.2.0【さらに良くするには?】
正直パチ組だけでもマジで十分すぎるガンプラだと思います!!!
思いますが、強いてもっと良くするなら↓
リアリスティックデカールを使う- スジボリしてスミ入れをする
- 部分塗装をする
- 全塗装をする
- ウェザリングをする
- オプションパーツセットと組み合わせる
- その他ガンプラのパーツと合わせる
- 市販の水転写式デカールを使う
上記のような選択肢があると思います。
特にリアリスティックデカールは付属されていますし、説明書には貼り付け位置の指定などもあります。
仮に全部使わなくても、特に目立つものやワンポイントで使用してみるのもアリ!
あと「プレミアムバンダイ」では「RG RX-78-2 ガンダム Ver.2.0」の専用武器を受付しています。
8月11日19時40分時点では2次受注受付中!10月発送分らしいので、欲しい方はお急ぎを!!!
あと、バックパックが最近のHG規格で使われている「2軸穴」が空いています。
これを利用すると↓こんな風にHGのパーツと組み合わせて独自の装備を持たせることも!
余っていたエールストライカーですが、主人公カラーの機体と近しいデザインということもあって意外とあってるかも。
保持もバッチリで、HGのように2軸のダボ穴が広がって元々のバックパックがポロリするなどもありませんでした。(何度も脱着してると広がっちゃうかも)
ただ、HG用なので情報量には差が出てしまうので、出来る方はパーツの方にも何らかの手を入れてみると良いかもしれません。
ちにみに非公式ですが↑こんな水転写式デカールも販売しています。
手軽に差別化したいという方にはおすすめ!
【追記:リアリスティックデカールの使用感】
上記でリアリスティックデカールの使用で良くなると書いてしまったんですが、実際に使用してみたところ確実に良くなるとは言えません。
↑ご覧の通り・・・うるさい(笑)
うーん、元から情報量が多いためか妙にゴチャゴチャしてかっこよくない。
これで使用したデカールの量は全体の3分の1程度。
もともと少し使う程度に考えていましたが、貼る数は少量を「背面」・「武器」・「シールド」などに貼るのが丁度良いくらいですね。
ぼくは本体に貼ったデカールを後ほど剥がします(笑)
以上報告でした!
RG RX-78-2 ガンダム Ver.2.0【レビューまとめ】
以上、「RG RX-78-2 ガンダム Ver.2.0」の組み立てレビューでした!
いかがでしたでしょうか?
正直作りに関してはどう説明したらいいのか難しい部分も多分にあったので、公式のYoutube動画をおすすめ!
↓公式特設サイトもあるので、今までの違いとか構造とかはそちらでガッツリチェックしてみてください。
ぼくが伝えたかったのは実際に組んだ感想や飾ってみた時に思ったことなど!
再度結論としては「メッチャ良い」!!!
RGとしては今までとは違いますが、組み立て難易度的にも説明書をちゃんと見て作れば初心者が組めるレベルに落とし込んでますし、ポロリが全くないのはハイニュー以来の衝撃。
「造形が嫌い!!」という方以外には間違いなくおすすめできるガンプラだと思います。
シンプルに買って良かった!!!
レビューは終わり!
RGコレクターになりつつあるぼくとしては、トップレベルにクオリティが高いのは間違いないと思ったのでおすすめ。
他に「このガンプラの記事が読みたい!」などあればリクエストコメントくださいませ。
またね~
RG RX-78-2 ver.2.0 最新ガンダムを買う!
2024年再販予定月:9月/10月/11月/12月
2024年の8月に発売したので、今後も連続で再販が決まっています!
なので急いで転売価格で購入するのはやめるのを推奨させてください。
で、購入方法としては「家電量販店」と「amazon」をおすすめしていて、最寄りに量販店があるなら一択!
直で出向いた方が購入できる確率はかなり高い。
もし身近に購入できるお店がない方は↑amazonで探してみてね。
他の購入方法や情報、購入費用に困っている方は↓下記事でそれぞれ紹介しているので参考にしてみてください。
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