「HG ガンダムAGE-1 ノーマル」のレビュー記事です!
『機動戦士ガンダムAGE』は4部構成の作品で、『AGE-1 ノーマル』はその1部に登場した『フリット・アスノ』が搭乗する主役ガンダム。
劇中では四肢を取り替えることで戦況に応じたアドバンテージを得ていました。
HGではノーマル・タイタス・スパローとそれぞれの形態を別々で商品化しているので差し替えパーツなどは付属しません。
今回はノーマルだけのレビューになります(・・)

| メーカー:BANDAI SPIRITS(バンダイスピリッツ) |
| 登場作品:機動戦士ガンダムAGE |
| グレード:HG(ハイグレード) |
| メーカー希望価格:1,650円(税10%込) |
| 発売日:2011年09月23日(金) |
| 購入先:Amazon |
レビューの総合評価

| ★5評価点数:55〜60点 |
| ★4評価点数:49〜54点 |
| ★3評価点数:30〜48点 |
| ★2評価点数:16〜29点 |
| ★1評価点数:〜15点 |
構造は簡易で組み立てやすく、パーツ分割はそこそこですが可動域に関しては色々挑戦している時代のキット。
外観はホワイトが多いので一見ノッペリ見えますが、脚部周りにモールドが多くディテールは多めに表現されていました。
評価は★3!
アクション性に特化したHGガンプラで、非常に満足度の高いポージングが付けられるのが魅力。
一方、可動域が広がるための構造とポリキャップの影響で保持力が気になる点もあり、自立させる時に芯が通っていないような不安定さが気になりました。
付属品はサーベル・シールド・ライフルと最小限。
コストパフォーマンスはちょっと微妙なところですが、少しでも安ければ推せます!
本記事では下記『目次』の内容で詳細をまとめています!
良ければポージングだけでもチェックしてどの程度動かせるか参考にしてみてください(・∀・)動かすの楽しかったよー。
組み立て:難易度・注意点・内容物レビュー

説明書をタップで見る


説明書は通常のHGのものより一回り小さい。
【付属品を装備した全体写真】






- 【組み立て難易度】:初心者さんでも簡単!
- 【組み立て所要時間】:1時間程度(ゲート処理なし)
- 【材質】:PSとポリキャップの組み合わせ
- 【付属品】:スタンダードな武装と平手ハンドパーツが付属
冒頭でも述べた通り、発売日が『2011年09月23日(金)』とかなり前なので、構造はシンプルで最新キットほど組み立ては難しくありません。
パーツ分割されていますが、細かいパーツはないので紛失する心配もなさそうです。
『組み立ての特徴や注意点』『付属品』『ランナー』詳細
- 特徴と注意点
- 付属品一覧
- ランナーリスト

頭部の構造は↑こんな感じで簡易。
珍しいのは頭部グレーの部分とツインアイが繋がって独特な形状のパーツになっている点。
フェイスも通常なら後頭部パーツにくっつくことが多いですが、前頭部分に組み付ける形。

ボディ正面にはパーツを嵌め込むスペースが肉抜きされていて、嵌め込むちょっと気持ち良かった(笑)

股関節は3軸で、組み付ける軸を差し込むポリキャップも左右に振れる構造。
【注意点】

ポリキャップのバリが結構酷かったです!同じ型番の中でも激しかった(笑)
パーツの間に挟まりやすい場合はニッパーでカットしてから組み付けた方が良いですね!
【余剰パーツ】

余剰パーツとしてポリキャップ2種が出ます。
【ドッズライフル】

専用の『ドッズライフル』が1つ付属。

機関部と銃身を軸で分離でき、劇中通り3タイプを再現可能。


ハンドガンのようなタイプは銃身を外すだけ。残りの2タイプは銃身の向きを変えるだけですね。

フォアグリップは収納・引き出しができる。
【ビームダガー/ビームサーベル】

『ビームサーベル』が2本付属。使えるエフェクトは4本。
長いものがサーベル用で短いものがダガー用ですね。
【シールド】


『シールド』が1つ付属。
少し少なく浅いですが、裏打ちモールドも入っていますね。
接続基部はポリキャップで、腕部とシールドを繋ぐのは基部パーツを使います。

基部パーツの平軸部分を↑画像の2箇所に任意で取り付けできます。

前腕のパーツの向きを差し替えるだけ取り付け方に変化ができるようになっていました。
【平手ハンドパーツ】

通常武器握り手以外に左手用平手パーツが付属。平手パーツは手首に角度が出ているので可動表現をより自然に表現できそう。
- 本体構成ランナー×3
- エフェクトランナー×1
- ポリキャップ×1





『HG ガンダムAGE-1 ノーマル』の全体外観と各部位の詳細
画像をスワイプ or ドラッグで回転できます。
武装なしだと↑こんな感じ。
ホワイト・イエロー・ブルー・レッド・グレーの5色で成形。
色数は思ったより多めでしたが、ホワイトの面積が多くノッペリ見えてしまうのはちょっと残念。
メタル部分のツインアイやセンサー系は↓カラーシールでカバー。

プロポーションは良く脚長のスタイルに調整されていて見栄えは悪くありませんでした。
下記部位ごとの詳細をまとめます(^^)
頭部
■ディテール

- 頭部は小顔でブレードアンテナは平たくなっている
- ひさしが前に突き出ている
- 頭部グレーの部分はパーツで分割されている
- モールドはフェイスの『への字』スリットや頭部横のインテーク、少量のマイナスモールド程度
■可動域

- 首は上下に約35度可動
- 左右にも振れる
- 首周りは干渉なく一回転可能
肩部・腕部
■ディテール

- ショルダーアーマーは小型で凹凸で2層のレイヤーを表現し、少量のマイナスモールドが入っている
- 側面からはショルダーが見えるが、アーマーが小型なので内部にスカスカ感があまりない
- ショルダーアーマー側面には一部合わせ目が出る
- トップから見ると合わせ目が出るが、デザインといて成立するよう位置が調整されている

- 上腕には小さい凸モールドが一部に入っている
- 前腕は段差やラインモールド、パーツ分割のラインは入っていて面が多くなっている
- 前腕肘正面下には合わせ目が出る
- 前腕側面にはシールド差し込み用の長方形ダボ穴がある
■可動域

肩関節は軸接続。

肩は前に少し可動でき、腕は水平を超えて大きく上がる。

- 上腕はロール可動できる
- 肘は二重関節で深く曲がる
- 手首は上下に約20度可動
胴体
■ディテール

- 胸部はゴツゴツとした凹凸が多く、ブルー・イエロー・ホワイトはそれぞれ分割されている
- 胸部左右にはインテークが造形され、フィンも深く造形されている
- 胸部中央の『A』の文字も色分けで再現されている
- 中央のホワイト部分は側面から見ると前に突き出ている

- 腰部アーマーは短めに設計されている
- フロント・リアアーマーはパーツ分割とマイナスモールドでデザインされている
- サイドアーマーには空間があり角の多いデザイン。色はホワイト単色

股関節底部には3mmジョイント穴があり、2010年前後に多かった隠蔽キャップが付属します。
■可動域

腰部・腹部にボールジョイントが入っていて可動域は広い!

- 胴体は前後に大きく可動
- 左右にも振れる
- 腰部周りに干渉なく一回転できる


- フロントアーマーは上に約90度上がる
- サイドアーマーは約45度
- リアアーマーは約135度上がる
リアアーマーも可動するため、大腿部を後方に大きく動かせるようになってますね(・・)

股関節は組み立てでも見せた通り、軸接続。且つ前後・左右にも可動できる仕様。

股関節は約180度開脚できます。
■ギミック

サイドアーマーの空いた空間は『ビームサーベル』を収納できるギミックがあります。
また、下側の幅が若干狭くなっているのでカチッと嵌まりますし、展開直前のような少し開いた状態も表現できます。

用途不明ですが、リアアーマーには何かマウントできるかもしれない基部を露出できます。
説明書に用途未記載。
『HG ガンダムAGE1 スパロー』の説明書を確認したところ、武装をマウントする記載があったので、ランナーの流用を考慮したギミックっぽい。
ちなみに。

『ドッズライフル』を無理やりマウントさせることはできました。
脚部
■ディテール



- 脚部は大腿から膝下までラインモールドなどが豊富で全体の中でもディテールが集中している
- 膝下脹脛側面は外側と内側で若干デザインが異なっている
- 脚部は大腿からつま先にかけて細く長いバランスで調整されている
- 膝下裏には合わせ目が出る
大腿部はあまりディテールが入ることの少ないHGガンプラの中では珍しいですね!

- アンクルアーマーに対しスリッパは比較的小さい
- ホワイトとレッドの2色で構成されている
- アンクルアーマーは前面・側面で裏面にはなく、ヒールからアーマーが突き出たデザイン
- 足裏はラインモールドやバーニアノズルを造形。若干つま先は肉抜きされている
■可動域

大腿部はロール可動。

- 足は前に水平以上大きく上がる
- 膝は約180度深く曲がる
- 足首も上下に約45度可動できる

接地性は↑画像で示す通り大きく開いても足裏が密着します!
足首関節が独立していることやポリキャップを使った柔軟性の強みが出ていました。

アンクルアーマーは足首にボールジョイントで取り付けているので上下はもちろん、左右にも少し振れるので足首の可動を邪魔になりにくい仕様。
バックパック
■ディテール

- バックパックには3基のバーニアノズルが造形
- 中央ノズルがメインスラスターで造形され、上部にも階段造形のスラスターがある
- 全体的に割とシンプルなデザインでまとまっている
■可動域

中央バーニアノズルはボールジョイントで接続。上下・左右に若干可動できる。
『HG ガンダムAGE-1 ノーマル』ポージングギャラリー
アクション性に突出したAGE1 ノーマルの写真を撮影したので参考にご覧ください(・∀・)

























ポージングは以上!
胴体のしなやかさや膝の大きな動きで大胆なポージングもキレを出した表現もできますね!
スタンドを使って浮いた状態でも、デスクに置いた状態でもビシッ!と飾れます。ここ最近組んだHGの中でもトップクラスの可動域でした。
3時間動かしてわかったポロりポイント

↑画像で示す3箇所で緩みが顕著に出ます!影響の大きかった順に紹介。
サイドアーマーのポロリ

サイドアーマーの取り付けがポリキャップの軸なんですが、ダボ穴に対しちょっと緩め。動かすと抜けていきますね。
- サイドアーマー側のダボ穴縁に瞬着を塗る
- ティシューやビニールを間に挟む
抜けにくくすることは可能!
ハンドパーツのポロリ
組み立てた段階で手首が簡単に抜けます!信じられないくらい抜けます!組み方ミスったと思って一度分解したがそういうものでした(笑)
仕様で前腕のパーツの向きを差し替えてシールドの取り付け位置を変更できるんですが、肘裏に付け向きにした場合ポロりがヤバいです。

対策も可能ですが、結構大変なので個人的に肘裏への取り付けをやめるだけでいいと思う。肘裏への取り付けは使う頻度もそうないと思うので側面への取り付けに変えるのをおすすめします。
※説明書のデフォルトが肘裏なので、手首近くの突起を側面に持ってくる組み付けにしてみてください。
股関節の緩み

股関節が3軸且つ、柔らかいポリキャップで接続されています。
組み付ける腰部側のポリキャップも左右に動かせるようになっているためグラつきやすい。
対策を取るなら、下記2点を対策すると安定しそう。
※初心者さんの場合練習の意味をこめて実行するのはあり!ただし、知識のない状態でやるのは非推奨。
対策方法が多いため、どの選択も正解できる一方、中途半端になる可能性がある。
上記で提案した対策の前に、基本を知らない人は一度先に↓こんな対策があるってことを確認してみるのをおすすめします(;・∀・)
HGガンプラ比較
【HG RX-78-2 ガンダム [BEYOND GLOBAL]と比較】



ファーストガンダムの [BEYOND GLOBAL]版と外観を比較。
全高・プロポーションはほぼ同じで、どちらも脚部に集中したディテールが多い。
[BEYOND GLOBAL]が2020年発売と考えると外観の見た目に関しては2011年時点でクオリティ的な差はあまり感じないかも。
内部構造の違いが大きい。
【HG ガンダムAGE FXと比較】


すっ飛ばしてガンダムAGEの最終到達機体『FX』と比較。
『FX』は多面的でクリアパーツも使われ印象が大分変わっていますね。全高も『FX』の方が高く、ウエストなどを見るとよりスタイリッシュに見えます。
『AGE1 ノーマル』との共通点を探すと・・・頭部『ひさし』部分や肘関節の形状くらい?
世代を超えたデザインの移り変わりがちゃんと表現されているのは面白い。
後日タイタスとスパローの記事もUPするので、できたら比較画像更新します。
HG ガンダムAGE-1 ノーマル【レビューまとめ】

- 良かった点
- 良くなかった点

- 組み立てやすいので初挑戦のキットや練習用としても活用できる
- スタイリッシュなプロポーションでシンプルな造形だが一部にはディテールが多い
- 可動域が広く、特に胴体と脚部は柔軟でポーズにメリハリが表現できる
- サーベルやライフルの見せ方を変更できる要素でポージングの幅が広がる
- AGEシリーズが好きならコストパフォーマンスは高め

- サイドアーマーのポロりが多い
- 前腕パーツの取り付け向きでハンドパーツのポロりに大きく影響する
- 股関節は不安定な3軸構造。中でも可動域を拡張できる一方かなりグラつきが出る
アクション性に特化した設計で、膝が約180度曲がる柔軟な可動域と胴体のしなやかな動きは、同価格帯のHGの中でも突出しています。
サイドアーマーや手首のポロりは対策が必須ですが、いずれも初心者でも対応できるので良い練習にもなるでしょう!
股関節に関しては補強難易度は高いですが、立たせ方やポージングなど観察対象としても良いかもしれません。
シンプルな造形ながら脚部のディテールや色分けの完成度も高く、ポージングを楽しみたい人・練習用キットを探している人などに推したいガンプラでした!!



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