今回は『HG ガンダムキュリオス』のレビュー記事です。

- 登場作品:機動戦士ガンダム00
- グレード:HG(ハイグレード)
- 価格:1,870 円(税10%込)
- 発売日:2007年11月
- 購入先:Amazon

『機動戦士ガンダム00』の1stシーズンに登場するマイスターの機体。
HGガンプラだと2ndシーズン辺りからHGガンプラは全体的に可動域などが向上しており、ガンプラを趣味にしている方にはネックに感じるポイントだと思います!
率直に、作ってみて前評判ほどクオリティが悪くなかった!
本記事ではレビュー結論をまとめてから、実際なぜ悪くないと思ったのか根拠をまとめていきたいと思います(・∀・)
『HG ガンダムキュリオス』レビュー後の評価






| ★1 | ★2 | ★3 | ★4 | ★5 |
| 〜15点 | 16〜29点 | 30〜48点 | 49〜54点 | 55〜60点 |
ギリギリですが評価は★4!
組み立ては2007年当時の構造でそれほど難しくありません!それでいて変形の関係で独特な構造もあり、ABSで関節強度も十分。
プロポーションは脚長で好みが分かれそうですが、意外にディテールが多い。
胴体・肘・首の可動域に惜しさを感じましたが、膝は深く曲がり、腕も大きく振れるのでアクション性もある。
変形・GNシールドの展開ギミックも一部差し替えだが良く再現出来ていました!
どれをとっても価格的に見てコストパフォーマンスが良かったように思う(・∀・)
- 良かった点
- 良くなかった点


- 股関節がボールジョイントで開脚に制限が出るのと、少し抜けやすい
- 胴体の可動域が極端に狭い
- 四肢や武装の一部に合わせ目が出やすい
個人的にパチ組みの人よりも塗装勢に特におすすめ!
モールド量は多いですが、色分けが足りないのでそこを補えるなら価格以上の価値を感じることができると思います。
部分塗装入門編のキットに最適!
『HG ガンダムキュリオス』のポージング例と撮影後の保持力
早速パチ組みしたキュリオスのポージング撮影写真をご覧ください!





















ポージング撮影した感想は、デザインに対し動かしやすい!キュリオスは開脚幅が狭いので直線的なポージングが得意ですね。
腕はメッチャ上がるし、膝が深く曲がるのでキレの表現がだしやすい。一方、胴体は年代的な仕様で可動ポイントが少ないのは残念なところ。
変形の差し替えは一箇所だけなので1度やると簡単にできますね。(1分くらい)
『GNシールド』の展開表現の再現度も良いですが、中央のブレイドが短いのは迫力に欠けるかも。
それでもトータル可動に不満はあまり感じませんでした!
もちろん自立もバッチリ!
ポージングに使ったアクションベースは↓コチラ↓
【2時間ポージング撮影後の保持力】
下記は保持力で気なったところ。
股関節

股関節のボールジョイントが比較的抜けやすいです。
腰部側も脚部付け根もABSなので保持力強化しても、やりすぎなければ折れることはないはずです。
GNシールドのクロー部分

『GNシールド』のクローの一部がC型ジョイントで接続になっています。
個体差なのか、片方だけ取れやすいようになっていました。差し込み口に少量接着剤塗布で修正できます。
GN ビームサブマシンガン

『GN ビームサブマシンガン』の腕部取り付け部分のダボ穴が緩くなりますね。
構造がモナカなので、軸を差し込むと若干開いて緩くなっているのかも。
軸を太らせるか、武装の合わせ目を消すなどで対処できそうです。
保持力が弱い箇所はあるものの、対処は初心者でも挑戦しやすいものばかりでした!
保持力補強の参考記事↓↓
組み立て難易度は?内容物・付属品

| 初心者:◯ | 中級者:◯ | 上級者:◯ |
| 組み立て所要時間:1時間半程度(ゲート処理なし) | – | – |
組み立てた外観は↓こんな感じ。
画像をスワイプ or ドラッグで外観を回転できます。
プロポーションは足が長く好き嫌いのポイントだが造形は良い!エッジは出ていませんが、モールドが深くスミ入れなどでディテールアップしやすいのが見てわかります!

一方、色分け・パーツ分割は物足りないので、パチ組みだけだとちょっと満足度は足りないかもしれません。ご覧の通り細かい色分けはシールを使います。
↓下記の詳細をまとめたので気になる部分だけでもチェックしてね(^^)
組み立ての特徴や注意点・ランナーなどの内容物
- 組み立ての特徴や注意点
- 内容物
【主な構造】
基本的には簡易な構造なんですが、↓腕部部分は特徴的。

肩接続ジョイントと肩部の接続ジョイントが分割された少し珍しい仕様。
変形後のロックジョイントも仕込まれています。
【余剰パーツ】

【説明書】


説明書はペライチタイプ。
【ランナーリスト】
ランナーは全部で4枚で、関節はABSパーツとポリキャップの組み合わせ仕様。
ランナーリストの内、Eランナーは軟質パーツの小さいので実質3枚程度。





各部造形・ディテールチェック
【頭部】


- 額のセンサーはシールで再現
- ブレードアンテナは短く造形され、後頭部にもある
- ツインアイはイエローで成形、フェイス目元にはスリットが入っている
- 頭部側面のGNコンデンサーはシールとクリアパーツで再現
- 頭部側面のインテークはモールドで造形
- 頭部中央には合わせ目が出る
【肩部・腕部】


- ショルダーアーマーは細く鋭いデザイン
- 凹凸モールドで前後造形され、ラインモールドは深く造形されている
- ショルダー側面から見ても隙間が少ない
- ショルダーアーマー後ろにはオレンジの装甲パーツが付いている
- トップ・側面から見ると合わせ目が出る

- 肘は1軸で1パーツで構成
- 肘下ホワイトの外装は凹凸でレイヤーを表現し、ラインモールドも深く造形
- 外側にはGNコンデンサーをシールとクリアパーツで再現
- 前腕正面には『GNビームサブマシンガン』の取り付け基部用ダボ穴がある
- 手の甲パーツにも深くラインモールドが入っている

前腕前後・手首部分に合わせ目が出ます。
【胴体】

- 胸部はグレーとオレンジのパーツで構成
- 胸部左右のパーツにはインテークが刻まれ、中央パーツと分割されている
- 中央のGNドライヴ部分はクリアパーツとシールで再現


- フロントアーマーは長く深い凹凸のモールドが入っている
- サイドアーマーはなく、脚部装甲がガードの役割をしている
- リアアーマーも1パーツで造形されている
- 股関節底部には3mmダボ穴があり、専用のキャップも付属する
【脚部】



- 脚部は細くストレートに造形されている
- 膝にはホワイトで大型のウイングが付いていて、ブレードのようなデザインも入っている
- 外側のグレーパーツに付いた小さいウイングは分割されていて、リベットはモールドで表現されている
- ラインモールドが豊富

- アンクル周りは可動の関係で独特。隙間が目立つポイント
- ヒール・スリッパ側面には小さいモールドが入っている
- 足裏はリベットモールドやラインモールドが入っている
【背部】



- 背中には畳んだキャノピーなどがあり、2パーツをロックで固定している
- ラインモールドでディテールは多い
- 中央に合わせ目が出る
付属品一覧
GNビームサブマシンガン

『GNビームサブマシンガン』は4パーツで構成され左右対象のデザイン。
モールド自体は少ないが、中央に集中し、深く造形されている。

上下から見ると合わせ目が目立つ。

グリップは差し込みタイプで脱着可能。外した場合は専用のジョイントを使って腕部に取り付けできます。
画像では右腕に取り付けていますが、左腕にも取り付け可能!
GNシールド

『GNシールド』表は分割されたパーツとラインでデザイン。裏は取り付け基部があり、一部肉抜きされている。

クロー部分は伸縮ギミック搭載!伸縮基部はロールもできます。

約35度程度なら角度付けもできますね。

クローの展開角度は↑これくらい・・・画像右は虫みたい(笑)

中央にはホワイト単色で成形されたブレイドを取り付け。先端は丸まってますね。

腕部には専用のパーツを使って取り付け!

↑こんな感じ。専用ジョイントは取り付け向きが決まっています!
説明書分かりづらかったのでコツを!組み付けて先端を押して抜けるなら逆です(笑)↑画像はちなみに向き逆ですね。
ハンドパーツ

右手のみ平手パーツが付属します。
ビームサーベル

『ビームサーベル』が2本付属、エフェクトは付属しません。
『HG ガンダムヴァーチェ』などのものを流用できます。

サーベルはリアアーマー裏に平軸で固定できますが、一度取り外すと再度取り付けが面倒でした。
変形ジョイント

『フライトポジション』モードの際、脚部に使う専用パーツが付属。変形時に唯一使う差し替えパーツですね。
可動域・搭載ギミックを確認!
各部位ごとの可動域・ギミック詳細をまとめます!
【頭部の可動域】


- 首は俯きができないが上に約45度上がる
- 左右に若干振ることができる
- ロールは約45度である程度制限される
- 頭部ブレードは若干上下に可動
【肩部・腕部の可動域】

ショルダーアーマー裏の外装は180度ロールできますが、MSモードではあんま関係ないですね(笑)

- 腕部は上下に約180度可動できる
- 肩付け根はボールジョイントで前後に可動できる

- 上腕付け根から360度ロールできる
- 肘は約90度曲がる
- 手首はボールジョイントである程度可動範囲が広いが、画像右の1方向のみ制限がかかる
【胴体の可動域】

首横にあるクラビカルアンテナは上下に可動できます。


胴体可動は捻りのみで約45度回ります。背中のキャノピー部分とリアアーマーが干渉してしまいました。
少し無茶すればもっと動かせましたが、そこは自己判断ですね(゜゜)

フロントアーマーは可動でき、約180度上下に可動できます。

股関節は可動タイプ!上下・前後に可動できます。
通常ぼくが嫌いなタイプなんですが、仕様上ちょっと足を動かす程度では勝手に追従してこないので許せる!(笑(・∀・)

開脚は↑これくらい。

ボールジョイントが抜けるギリギリまで抜いた状態なら開脚幅を拡張できます。
【脚部の可動域】

膝の大型ウイングは上下に大きく可動。

足首は軸接続になっているのでロールできます。

アンクルアーマーも若干上下可動。

- 足は前に約90度近く上がる
- 膝は深く約180度曲がる
- 足首は水平より上に約35度上がり、下に垂直に可動

足首の接地性は↑これくらい。ちょっと狭いですが素立ちさせるには十分でした!
【フライトポジションへ変形】
変形手順は紹介するほどでもないので省略!説明書見て1分くらいでできます(^^)






『フライトポジション』モードは一部差し替えや肩のロックなどもあってグラつきなく安定したディスプレイができますね!
武装も取り付けでき、『フライトポジション』用のクラビカルアンテナも起こすことができます。
劇中よりやや薄く密度足りないかな?って感じはしますが、HGだと納得のクオリティだと思います。

ちなみに下から見ると↑こんな感じ・・・ちょっとダセェ!顔は隠してほしかった(笑)
ガンダム00関連のガンプラ比較
『機動戦士ガンダム00』の1stシーズンに登場するガンプラと比較してみました!
【HG スローネアインと比較】

同時期に発売されたトリニティの長兄が駆る『スローネアイン』と比較。
サイズ感は同等ですが、スローネはやや特異なガンダムデザインで類似している点はほとんどありませんでした。(フェイスくらい)
で、ディテール面ですが、圧倒的にキュリオスが勝っていました!
【HG ジンクスと比較】

『HG ジンクス』と比較。
キュリオスがスタイリッシュで劇中に近い造形をしているのに対し、改めてジンクスを見ると少しバランスが崩れているようにも見える。
キュリオスのバランスの良さが際立って見えてしまいました。
【RG エクシアと比較】

最後にRG(リアルグレード)のガンダムエクシアと比較!
パーツの色分けやパーツ分割を見るとやはり圧倒的にRGに分がありますね。
全高は同程度。一番差が出ているのはやはり色分け。
ただ、キュリオスは色が少ない割にモールド量が多いのであまりノッペリ見えないのは良かった・ω・
『HG ガンダムキュリオス』のレビューまとめ

まとめると↑こんな感じ。
冒頭でも述べた通り、合わせ目消しの要素や色分けが必要な点を考えると塗装する経験者に特に推したいキット!
パチ組みだとやはりちょっと物足りないかな(;^ω^)
それでも作って楽しむ分にはコストパフォーマンス良いので全然初心者さんでもありっ!
ぼく自身、色の足りなさや構造的に1stシーズンのキットはしばらく買わないつもりでしたが、今回作ってみて他のクオリティも同様なら気になってきた今日此の頃でした。
以上、レビューおわり。
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