今回はこんな方に向けた記事!
2008年発売した古めのガンプラで、定価「1,760円(税10%込)」。
先にレビューしたツヴァイと基本構造は同じですが、装備の特徴が「射撃」に特化しているのでポージングなどに可動性を大きく必要としない点が良かった!
濃い茶色の成形色と白のアクセントが似合う、ダーク感強めの機体デザインです。
一か所注意するポイントはありますが、スローネシリーズの中でも特別手を加えなくても満足度の高いキットなのでファンには是非作ってみてもらいたいですね。
ガンダムスローネアインの【基本情報】
ガンプラ名 | HG 1/144 ガンダムスローネアイン |
グレード | HG(ハイグレード) |
発売日 | 2008年02月 |
対象年齢 | 8才以上 |
価格 | 1,760円(税10%込) |
付属品 | ◆GNランチャー ◆GNビームサーベル(柄のみ) ◆GNシールド |
キット内容 | ◆ランナーA~Fの6枚 ◆ポリキャップ1枚 ◆ホイルシール×1 ◆取扱説明書×1 |
まとめると大体こんな感じで、2008年製と約16年前のガンプラ。この時点でクオリティは今と比べてしまうと結構お察し。
ランナー数は6枚と関節はポリキャップタイプ。デザイン的にも結構簡易に作られています。
価格としては1760円と今でこそ安く感じますが、当時HGとしてはちょっと高めですね。
ホイルシールは主に武装に使われてます。本体にはカメラアイとGNドライブ[T]、あとは装甲ラインくらい。
再販情報としては2024年9月時点まで予定はなく、4月に購入できないとしばらくお預け状態ですね。
今回の再販も数年ぶりだったそうなので、大分待つ可能性もあります。
付属物一覧
付属物は↑こんな感じ。替え手などはなく、装備だけですね。昔のガンプラってHGで替え手がつくのが稀でこんなもんでしたね。なつかしー!
GNビームサーベルの柄も付いてくるんですが、刃エフェクトはついていません。同系統の差し込み口サーベルを使って流用したら使えます。
この縦長の形だと、同シリーズならリボーンズガンダムとか合うかもしれない。ジンクス系は形状が違うので無理ですね。
HG スローネアイン組み立て!
【制作の流れ】
- 胴体
- 頭部
- GNビームライフル
- 腕部
- 脚部
- 腰部
- バックパック
- GNランチャー
↑上記の手順で作成していきます。③のGNライフルの手順が謎すぎる(笑)
胴体はこんな感じ。
腕部の軸は胴体と一体化しているので可動は無理・・・同タイプのアルケーガンダムは若干可動できるように改善されていましたが、スローネ3機はこれが基本。
股関節は3軸タイプを採用しているので、前後の可動はできますが、軸が胴体についているので、脚部を何度も取り外しすると折れてしまうリスクがありますね。
パーツ完成!胴体から軸が出ていて、そこに頭部・腕部・脚部を取り付ける形。
破損する可能性を考えるとあまり好ましくはないですね。股関節もボールジョイントなので開脚にも限度があるのは痛いトコロ。
ガッチャンコさせるとこう。
武器をつけないと大分スタイリッシュ。スローネ3機ともベースは同じなので装備をとると結構貧弱に見えちゃうかも。
GNランチャーやGNシールド、GNビームライフルを装備するとこんな感じ↑上半身に重量感が出てバランスが良い感じに偏りますね。
スローネアインの「可動域」と「造形」
【頭部の可動】
頭部は上下に若干可動でき、上方向は比較的十分。ただし、下方向はほとんど動かせません。
左右もほんの少しですね。
幸い首周りは干渉するものがないので1回転できます。
【腕部の可動】
腕部は上下にスイングでき、位置は水平より若干上まであがります。
肘関節は2重ではないので、曲がりはほどほど。胴体に腕部のパーツが一体化しているので、前後への引き出しもできませんね。
【胴体の可動】
1番スローネ系統で残念なポイント!
腰部にある1つの軸を差し込むだけの簡易な作りになっています。
胴体の可動はほぼ皆無で、多少回転ができるのが限界でした。
せめて前後への可動が少しでもできていればポージングもキマりますし、評価も高くできたんですが・・・。
【脚部の可動】
- 股関節開脚:△~〇
- 股関節腿上げ:○
- バランス:〇
股関節の構造がボールジョイントなので、開脚には制限がでてしまいますね。前・後足上げは90度くらいでアーマーがなければもっと上がります。
三軸タイプを採用していることと、ボールジョイントを採用している組合せが悪く、バランスは非常に取りにくいです。
棒立ちさせても軸がいつのまにか前後に歪んでいたり、ボールジョイントの角度が変わってたりするので結構面倒ですね。
ただ、膝は2重関節になっているので、後方にメッチャ曲がります!
【足首の可動】
足首周りはこんな感じ。前後は多少可動で、足首元はボールジョイントで制限あり。
基本的にポーズ付けに問題はありませんが、気に入らないのは下方向に爪先を伸ばすところ。これ、後ろにあるパーツが干渉して上方向ほど可動しません。
飛んでるポージングなどは爪先を伸ばすことがどの機体にも多いと思うので、干渉しない作りにしてほしかったですね。
他ガンプラとのサイズ比較
それでは簡単にサイズを比較!対象は「HGCE インフィニットジャスティス」。
サイズとしてはHGでスタンダードな大きさですね。
高さはほぼ同サイズですが、アインのGNランチャーがめちゃんこデカいですね。
GNハイメガランチャーの展開やGNランチャーを装備させたサイズを考慮すると、ショーケースによってはうまく入らない可能性もあります。
もしディスプレイにこだわる方はその辺も留意ですね。
同じスローネ系であるツヴァイと見比べたい方は「HG ガンダムスローネ「ツヴァイ」をレビュー!ガンプラとしての満足度は?」の記事をご覧ください。
HG スローネアイン【ポージング例】
それではポージングをつけてレビューしていきます。
↑個人的にスローネ系の1番カッコいいポーズはこれ(笑)
アクションポーズつけるとどの角度も納得できないままおわるんですよね・・・。
前後と背面はこんな感じ↑背部から見るとGNランチャーがより際立って見えてGOOD!
このパーツだけ欲しいって方も結構いそうですよね~。
スローネが初登場した時↑こんな感じじゃありませんでした?デザインもそうなんですが、悪者感出ててマジでテンション上がったのを思い出します。
「アクションベース 2 スパークルレッド」ならGN粒子に見立てることもできるので、浮かせて飾りたい場合はマッチするかも!
GNビームライフルを構えてみました。独特の形状したライフルですよねー。
ぼくとしてはツヴァイやドライのハンドガンの方が好みかな。
疾走感を出そうと頑張ってみました!
が、やはり胴体可動域の無さのせいかどこかぎこちないように見えます。
GNハイメガランチャードッキングモード。
掴む箇所とか接続部位をちゃんと作ってるのはいいんですが、GNランチャーの基部が結構手抜き感目立っちゃいますね(笑)肉抜き穴多いな。
GNハイメガランチャー砲撃状態!
ビームライフルとも接続するんですが、ライフルの基部が昔簡単に折れた記憶があるのでちょっと注意した方がいいかもしれません。
以上ポージングレビューでした!
替え手のパーツやビームソードエフェクトの無さが相まって、ポージングに限度を感じたのが印象的でした。
最近のHGを作って比較すると圧倒的に可動域に不満が出てしまうことが予想されます。期待して購入するとガッカリしてしまうと思うので、ある程度割り切って購入した方がいいですね。
色分けも成形色も物足りないと思うので、旧キットをかっこよく仕上げたい!という方には造形が良いので最適かも。
良かった点・良くなかった点
良かった点と良くない点をまとめると↑こんな感じ。
いずれも数が少なく、可もなく不可もないガンプラの印象。
一点、GNハイメガランチャーの形態にする時に連結する部分なんですが、割と折れやすいのでその点は注意してほしいポイント。
ショーケースでディスプレイ!
ショーケースでどういう風にディスプレイできるのかもちょっと紹介!
「地球家具のコレクションボックス」を利用する場合、砲身を出すと思いの他奥行を使ってしまいますね。
例えばスローネシリーズを並べるならスタンドで縦の長さを変えたりちょっと工夫が必要。
個人的には大型ケースに素立ちディスプレイがおすすめ!
造形が一番映えますし、使用しているディスプレイベースなんかにもマッチしてカッコいい。
ぼくの塗装待ちコレクションたちはこうして順番待ちしてます(笑)
スローネアインは人気?口コミ評判をチェック
ここからはガンダムスローネアインの人気を調べてみたいと思います!
「そもそも再販も久しぶりだし、ダブルオー系の人気ってどうなん?」と思ってる方も多いはず。
口コミ評判を調べた結果からいうと、「めちゃくちゃ人気で探し回ってる方が多かった」というのがわかりました!
そう!人気も人気!!各店舗回って探している方も少なくない様子。以下ではその人気具合をXからちょこっと紹介したいと思います。
やったー!!スローネアイン買えたー!
— NGH【ノア】 (@NGH14346152) April 20, 2024
スローネの中で一番好きなんだよなー pic.twitter.com/8RMDUTWIgE
思い出深いこやつを見つけた!
— ヒムこう🥦@近日公開 (@Himkou_96) April 20, 2024
子供の頃初めてかっこいいと思ったガンダムがスローネアインでした。
シンプルに組むか、ビルドシリーズとして参戦する改造をするか、迷う!実に迷う!#ガンプラ pic.twitter.com/jlAdpUi1um
スローネアイン素組み完成〜!
— うぐいすもち (@uguisugundam) April 26, 2024
最近HGは水星やSEEDフリーダムのキットばかり作ってたので腕の関節などの作りが少し懐かしい感じがしました笑
明日はギャンシュトロームゲットのためにガンダムベースに行くぞ〜〜〜
#ガンプラ
#ガンプラ好きと繋がりたい pic.twitter.com/dSil47BHOT
スローネアインできた!
— まかいぞうだいすき (@tumipuraman) April 20, 2024
GNランチャーデカすぎて相当かっこいい!
寝ます!おやすみなさい! pic.twitter.com/61vlR7zDv2
おはようございます。
— もできよ@🐉 (@ModelerKiyo) May 24, 2024
昨日、室内にいたにもかかわらず軽い熱中症になりました。皆さんも気をつけて下さいね😓
HGガンダム スローネアイン完成です。肩関節、腰関節をボールジョイント化し可動範囲を広げましたが効果はあまり無かったかもww pic.twitter.com/HbwX09GKVQ
墨入れ仕上げでHGスローネアイン完成!
— AM (@AM21258593) February 28, 2023
アインの売りはデュナメスの狙撃とヴァーチェの砲撃を両立したGNランチャー
・ロングバレルの展開
・ビームライフルと連結
・ツヴァイ&ドライとのドッキング
など様々なギミックが盛り込まれています。#ガンプラ#ガンダムスローネアイン pic.twitter.com/5IdUywbxFT
可動に難を感じた方は関節をボールジョイントにしたりしていましたね!
造形は結構満足している方も多そう。
ぼく自身アインは結構そのままで気に入っているんですが、ツヴァイは酷かったので改造しました(笑)
HG ガンダムスローネアインのレビュー【まとめ】
今回は「機動戦士ガンダム00(ダブルオー)」より、1stシーズンに登場した「ガンダムスローネ1号機スローネアイン」のHGガンプラをレビューでした。
まとめるとこんな感じですね。
アクションポーズにこだわる方にはおすすめできませんが、スローネ系の立体物が1つ欲しいという方には3つの中からアインはおすすめ!
比較的可動域を必要としませんし、本体はもちろんGNメガランチャーの造形も良いと思います。
パチ組派なら飾ってよし!塗装・改造派なら好みに手を加えて良し!
観賞用ガンプラとしてはレベル高いと思いました。
今回はこんな感じ!
HG ガンダムスローネアインを「買う?」「売る?」
10月にDMMでも再販がありますが、amazonでもまだ品切れはしていないですね・・・高いけど。
すぐ欲しい方はamazonや下記↓で紹介している購入方法をご覧ください。
ガンプラの買取に関してもまとめているので、コレクション整理を考えている方は損しない売り方するよーにね!捨てると勿体ないよ!
>>ガンプラを売って新作の費用に変えたい方は「ガンプラ買取おすすめガイド」の記事をご覧ください。
>>ガンプラ購入手段について知りたい方は「ガンプラ購入方法と場所」の記事をご覧ください。