
- メーカー:BANDAI SPIRITS(バンダイスピリッツ)
- 登場作品:機動戦士Gundam GQuuuuuuX
- グレード:HG(ハイグレード)
- 価格:2,750円(税10%込)
- 発売日:2025年05月31日(土)
- 購入手段:家電量販店
- HGGQシリーズ:No.4
【レビュー結果】
頭部・大腿部はパーツの細かさや構造で組み立てにくさを感じますが、全体的に構造はシンプル。
外観は細かいパーツ分割で表面の凹凸が多く色分け再現度も高い!一部カラーシールの使用が必要な箇所もありますが、物足りなさは感じず少量ですが付属のマーキングシールでディテールアップも可能。
肘には1軸関節が採用されていますが、全体的に可動性・安定性も高くパーツの破損の心配もありません。肩の引き出し時に関節が露出する違和感に対しての対処は特にこだわりを感じて良かったですね(゚∀゚)
コスト面で見ると、本体ギミックのなさなどで高く感じましたが、付属品が突出して多くプレイバリュー抜群!実際に触ってみてパフォーマンスを十分に感じることができました!!!
強いていうなら弱点として下記の点がありますが、HGでは弱点らしい弱点はほとんど感じません。
- 外観のデザイン
- ビーム・サーベルのポロリ
本記事では総合評価を先にまとめた後、外観・ディテール・可動域・付属品など詳細のレビューをまとめています。
是非参考にご覧ください(・∀・)
レビューの総合評価

- ★5段階評価点数:55〜60点
- ★4段階評価点数:49〜54点
- ★3段階評価点数:30〜48点
- ★2段階評価点数:16〜29点
- ★1段階評価点数:〜15点
本体にあるギミックがほとんどない点で大きく点数を損ねてしまい、結果ギリギリ★4評価になっていますが、↑レーダーチャートを見ると分かる通り他のステータスはどれもHGの標準値を超えて高い!!!
良かった点・良くなかった点

- ジークアクス系キットの中では比較的組み立てしやすく、注意点はあるが初心者でも挑戦しやすい
- 色分けにシールを使う箇所もあるが使わなくてもイメージ通りのキットになる
- 全体的に小型でディスプレイがしやすい
- 可動性が高く躍動感のあるアクションポーズがつけやすい
- 付属品が多く、様々なディスプレイ方法が選択でき、且つジョイントを使うことで赤いガンダムだけでなく他キットへのビット装備などアレンジが付けやすい
「HG 赤いガンダム」は可動域も広く好みはあれど造形も良い。しかし魅力はなんといっても汎用性の高さだと思います。
特にビット用のジョイントは3mmサイズで他ビット以外の装備も装着でき、さらに他キットに軸として使うことでビット装備も可能にできます。
本体に装甲の展開ギミックや可動ポイントを設けてプレイバリューを出すのではなく、付与して価値を高めるコンセプトに見受けられました。

- ビーム・サーベルのみハンドパーツからポロリしてストレスを感じることがある
- ちょっとコストが張るHG
「ビーム・サーベル」のみハンドパーツからポロリしやすいのは気になりましたが、自身で十分対策できる範囲!
こんな人におすすめ

ポジショニングマップ
- X軸:情報量、プロポーションの再現度、パーツの細分化による色分け度
- Y軸:変形・分離ギミック、武装・付属品の豊富さ、保持力
- 円のサイズと色:可動性の高さ
HGガンプラ本体にギミックなどを求めない人におすすめ!
プレイバリューは高いですが、何度も言うように装備など外付けによるものが大半なので、もし装甲展開や武装の連結などギミック面に価値を感じる人には物足りないかもしれません。
逆にそれを求めないなら、初心者さんにも挑戦しやすいかもしれません。
※初心者さんの場合、頭部パーツの細かさとパーツのカット位置には注意
素組みレビュー:全体と各部位毎の詳細
全体の見た目や、各部位毎に詳細をまとめました!








HGの中でも全高・幅も小さく、比例してパーツが小さいのが特徴。
パーツ分割もしっかりされており、自然なパネルラインや凹凸が表現され、ディテールは濃密!
ビットは大型ですが、両肩にマウントできボリュームも表現できていると思います。

カラーシールは↑画像の通り結構多いですが、小さい部位に対して使うものが多数。

マーキングシールはシールドに使える2パターンが付属して任意で選択する仕様。
以下、部位毎のディテールや可動性を実際に動かして解説します!
頭部:ディテールと可動範域
造形・ディテール

- 小さいパーツ構成に1パーツに入った細かいモールドが多い
- ほぼレッドパーツで構成されており、ディテールが多いが視認性が若干落ちる
- 頭部側面にはバルカンも再現されている

首元にも細かく深いメカモールドが刻まれています。
可動域

- 上に大きく可動
- うつむきは顎で制限
- ボールジョイント程度に横に振れる
- 周囲は干渉なく一回転可能

ほぼ垂直に向く可動はほほに縦ロール軸を設けて表現しています。
腕部:ディテールと可動域
造形・ディテール

この基部はマウント状態と収納状態を差し替えて使います。
- ショルダーアーマーは小型で前後にはグレーのラインが入っている
- グレーの基部があり、展開状態と収納状態を差し替えできる
- モールドは比較的全体の中では少ない

- 肩部同様ディテールは比較的少ない
- リベットパーツは一体化している
- グレーのジョイントパーツは先端のレッドパーツを外して簡単に差し替え可能

気になったのはハンドパーツの握り手サイズ。
武器を持たせている際には気になりませんが、持たせていないとマニピュレーターの隙間が大きくてバランスが悪く見えてしまいます。

上腕にはパーティングラインがうっすら前後で出ているので塗装時には処理してあげたほうがいい所!
可動域

肩は引き出しギミックもあり前後に大きく可動。
個人的に「赤いガンダム」の一番の優良ポイントは肩引き出しギミック!
2箇所にボールジョイントを仕込むことで滑らかな可動域を実現。

従来のキットにも多い引き出しギミックですが、「HG 赤いガンダム」は付け根のパーツ内部を引き出すので、引き出したジョイントの軸が露出しません。
気になる隙間が出ないので密度感を落とさないのが良かった!!!

腕は肩を引き出せば水平以上に大きく上がります!

- 上腕はHG標準のロール可動
- 肘は二重関節でピッタリ引き寄せできる
- 手首はボールジョイント標準範囲の可動
「動かすことでテコで抜ける」なんてこともありませんでした!
胴体:ディテールと可動域
造形・ディテール

- 胸部グレーのパーツはメカディテールが濃い
- 小さい多面で密度がある
- モールドは最小限で数カ所にマイナスモールドがある程度
- ウィストは引き締まって人体に近いフォルム
腹部に関しては人体の腹筋や腹斜筋を機械的に落とし込んだようなデザイン。ウエストは長めに設計されていますね。

腰部周りにアーマーはほぼなく、フロントの一部のみガンダムにもある類似パーツが付いています。サイドアーマーは腰部にはなく、脚部から延長した装甲デザイン。
可動域

- 前屈・仰け反り共に大きく可動
- 左右に大きく振れる
- 腰部周りに干渉なく捻り回転可能
アクションの軸になる胴体は保持力・可動域ともに良好でした!

開脚幅はポージグが困らない程度!
180度開脚している動画も見かけたんですが、ぼくはできませんでした。
脚部:ディテールと可動範囲
造形・ディテール

- 脚部はピンクとグレーのパーツで構成
- 大腿部の裏はメカモールドが造形されている
- 膝回りはリベットや肉抜きから見える内部造形が見える
一部外装から露出するグレーのデザインなど腕部よりディテールが多めでした。

- 足首はモールドが多いが単色で目立ちにくい
- ピンクのパーツはモールドが少ないが、濃いレッドのパーツは機械的な造形がある
- 足裏の一部は肉抜きされているがモールドも小型スラスターの造形もある
- 足裏には「RX-78」の文字が反転したモールドが入っている
アンクルアーマーは足首パーツと脚部パーツではさみこんでいるだけなのでちょっとカチャカチャするので気になる人もいそう。(ぼくは気になる)


脛・脹脛にはパーティングラインが出るので、ココも処理してあげた方が良さそう!腕より目立ちます。
可動域

- 前方にはフロントアーマーが干渉して制限(角度を正面から変えると干渉を避けられます)
- 膝は二重関節で深く沈み込み可能
- 足首は下方に大きく動き、上には少しだけ

足首は↑画像くらいの開脚幅まで足裏が着くので設置性も良いですね。
バックパック:ディテールと可動範囲
造形・ディテール

- モールド・パーツ分割でディテールが多い
- ピンク・レッド・グレーの配色で構成され、造形はやや複雑
- 2本のビームサーベルをマウントする専用軸がある
ランドセルは本体よりメカディテールが強めでパイプやリベット、パネルラインが細かく造形されていました!

バックパック接続はHGに多い2軸接続。
差し替えている「オプションパーツセット ガンプラ14(ガンバレルストライカー)」をレビューで見る

ランドセル底部には6基の小さいバーニアが造形。ディテールは少ないですが意外と見栄えは良いですね。
可動域

マウント基部はボールジョイントで多少動かせるんですが、サーベルを取り付ける軸がメッチャ細いので折れに注意!
ボールジョイントに近い部分を持って動かした方が良さそうです。
6種の付属品一覧
付属品は6種とHGでは多めになっているのと、1つ1つのクオリティが高く感じます。

ビットの詳細をタップで見る







ビットはあるだけ連結できます!
ビーム・ライフルの詳細をタップで見る

ビーム・ライフルは↑こんな感じ。
モールドは多いですが、表現としてはレイヤー表現くらいで、リベットやマイナスモールドはかなり少なめ。

銃口とスコープは↑こんな感じ。
スコープはイエローパーツでパーツ分けされています。

銃身側面は↑こんな感じ。

スコープは左右に180度ほど振ることができます。

ただ、軸に左右からは目合わせる構造なので、底面には合わせ目がでます。
動かさなければ見えないので気になる人と分かれそう。

グリップ底は微妙にサイズが大きくなっておりスッポ抜け防止の構造。

ちなみにハンドパーツへの取り付けもシブミがあるので上下にカチャカチャ動くこともありません。

サブグリップも左右に180度振ることができます。
ビーム・サーベルの詳細をタップで見る

ビーム・サーベル柄の形状は↑こんな感じで、しっかり見ないとスルーしてしまいそうなモールドが刻まれています。

サーベルはランナー紹介でも述べた通りSB-13。
ガンダムSEED系でもよく使われているもので、紛失しても色んなものから代用できます。

GQuuuuuuシリーズはギュッとしまったサイズ感で従来のHGより気持ち小さめ。
これにより、通常サイズのビーム・サーベルが少し大型に見えて見栄えが良いです!
シールドの詳細をタップで見る

シールド表は↑こんな感じで専用の接続パーツも付属。

裏面はレッドパーツに裏打ちモールドがあり、グレーのパーツでフレームも表現。
グレーの部分には2箇所の取り付けダボ穴があるので位置を変えて変更できます!

専用の取り付けジョイントはバックパック用。こちらも取り付け位置を変更して見せ方を変えられます。

腕に取り付ける際にはビット用の接続パーツがあるのでそのまま流用することができるのは楽で良いですね!

画像左は肩に、右は肘に取り付けた様子。
ただ、ポージング例でも見せた通り肘につけるとロール可動ができてポージングの邪魔にならないのが良い。

一応シールド裏にはハンドパーツで掴める取っ手があるので正面に構えることもできます。
ハンマーの詳細をタップで見る

ハンマーはアドバンスドMSジョイントのチェーンパーツに「赤いガンダム」専用のハンマーパーツを取り付けるだけ。
ハンマー部分はギミックがありそうな形状ですが特にありませんでした。

ちなみにチェーンをアップにすると↑こんな感じ。
ゲート後が見えると思うんですが、ここはデザインナイフとかで削った方がいいですね。
先細薄刃ニッパーでもちゃんと刃が入りませんでした。

チェーンのグリップをハンドパーツに差し込んで、底面にパーツを取り付けて装着!
スッポ抜けはありません!

ハンマーには専用の保持用クリアジョイントが付属。
付け根をスタンドで固定してディスプレイ表現の幅を広げられます!
平手パーツの詳細をタップで見る

ハンドパーツは標準の武器握り手の他、専用の平手が付属。

ハンドパーツのボールジョイントサイズはRGサイズだったジークアクスに対し、「赤いガンダム」はHG標準サイズ。
オプションパーツのハンドパーツに変更も可能。
甲のパーツもマニュピレーター部分もモールドが細かく、単色ですがディテール多め。
付属品は以上!!
「ポージング例」と「耐久力・保持力」
「HG 赤いガンダム」は柔軟に可動でき、武装を持たせた躍動感も演出できます!何よりハンマーを持たせたディスプレイは迫力も出て見栄えが良かった(゚∀゚)
レビューを踏まえてポージング例を紹介!さらに数時間動かした結果パーツの耐久力や保持力も一緒にまとめます。
【ビーム・ライフルを持たせて】





ライフルは正面に構えても頭部が垂直に可動できることでしっかり目線を合わせることができます。
片腕でもシッカリ保持でき、ハンドパーツとの隙間もないのでカチャカチャしません。
【シールドを持たせて】


シールドは最低限の可動ですが、ポージングの邪魔にはなりません。通常HGガンプラだと若干小さく感じるかもしれませんが、赤いガンダム自体が小さいのでサイズ的にも悪くない。
【ビーム・サーベルを持たせて】





サーベルもシールド同様、通常サイズが比較的大型に見えてボリュームが出ています。
ちょいちょいスッポ抜けるのはストレスですが、大きく動かせる肩周りが人のようなアクションを実現していました。
【ビットを装備】





ビット展開は複数の台座が必要なので、ディスプレイには少し幅をとるかもしれません。
アクションベース6なら小型に加え、1つの台座で支柱2本差し込めるので台座スペースを縮小できます。

【ハンマーを持たせて】



ハンマーチェーンの造形で保持力も硬くラインを作りやすいのが良かったですね!
ディスプレイの幅は取りますが、ビットとハンマーが一際プレイバリューを感じられる武装だと思います。
グリップ下部には引っ掛かりもありスッポ抜けもなくストレスフリー!
あとは妄想のまま写真をいくつか貼っておきます(^O^)










【ポージングを終えての感想】
以上、ポージング例でした!若干脚部周りに固さを感じるものの、概ね満足度は高い!
特にビットやハンマーでの見せ方は劇中再現もちゃんとできますし、想像次第でオリジナリティも出せそうでした。
持たせる武装が多くなると重量が重くなるので、個人的にはアクションベース8がおすすめですが、アクションベース7でもディスプレイはできそうです。
パーツの耐久力・保持力評価
3時間動かした結果耐久力の評価としては申し分なし!!!ただし、以下の点は心配になりました。
【胴体の抜け】

ポージングの際、前屈をしているとちょいちょい腹部ボールジョイントがテコで抜けてしまいました。
保持力低下というよりも、もともと溝が浅く抜けやすい感じ。
ジークアクスも同じポイントで抜けやすさを感じたので、改善されていないのは少々残念だった気持ち。
修正するほどではないと思いますが、保持力を強化したい人は「ガンプラの関節がゆるい!補強方法の紹介」の記事を参考にしてみてください。
組み立てレビュー:パッケージ内容と組み立て難易度
パッケージを開封して内容物や組み立て構成を確認!(゚∀゚)
パッケージ内容・ランナー・再販情報
パッケージの内容物・ランナーの詳細は下記の再販情報でまとめているので、詳細はそちらの記事を合わせてご覧ください!
難易度と構造
- 組み立て難易度:脱初心者~
- 組み立て所要時間:2時間程度(ゲート処理なし)
組み立て自体は頭部・大腿部が独特で、頭部に関してはパーツも小さい点を考慮してガンプラをどちらかと言えばいくつか作った経験がある人向けの難易度にさせてもらいました・ω・
構造を簡単に紹介(^^)

頭部が特徴的で、パーツ数が細かく12個構成。組み立ての難所が一番最初にやってきます(笑)
ブルーのパーツは光沢で、視認しにくいですがモールドが入っていました!

↑上記の画像はモールドを見せようとしている様子。
右は角度を変えて光に当てた状態!複眼のモールドが入っているのが感動的でした!メッチャ細かい。
シール使ってもいいと思いますが、そのままでも十分クオリティは高い。
ニッパーの刃先が見える通り、かなり小さいので組み立て時には紛失に注意!

センサーにも2点凹凸が表現されているのがわかります。

肩は太めの軸で構成されているので簡単に折れることはなさそうです!

脚部内部は↑こんな感じ。
太ももの内部は若干凝っていましたが、構造自体はHGとしてはスタンダード。

足首ジョイントは30MFなどに使用されている斜めに合わせて組み立てるボールジョイントを使用。
直感的に動かしにくい角度があるので個人的には嫌いっ!(ヽ´ω`)
実際苦手な人は破損させてしまうこともあるので、ちょっと気をつけて動かすようにした方がよさそう。

最後に↑ビット!
CランナーとGランナーのパーツはグレーでABSではありませんが、近い質感と厚みを感じます。
大体構成はこんな感じで、一部特徴を持つ部分はあるものの、パーツが細かく多い点を除けば至って普通のHG。
「HG GQuuuuuuX」ほど難しくありませんでした!

新規造形でパーツに余剰は出ませんが、関節に使ったポリキャップのボール型が3つが残ります。
素組み完成レビュー
素組み状態の「HG 赤いガンダム」をビットなしでチェック!








ビットを取ると「HG 赤いガンダム」自体は小柄で華奢。出来は良いんですが、これだけで見ると正直価格は1,500円くらいに見えてしまいますね(笑)
組み立てる時の注意点
強いて組み立て時の注意点を挙げるなら下記↓の2点。
パーツカットに注意の詳細をチェック

肩関節はレッドパーツに小さい突起があります!そこはカットしないようにしましょう!
ぼくはちゃんとカットしちゃいましたが、可動など特に影響はありませんでした(゚∀゚)アハーン
一応説明書ではついたままなので気を付けてね。
取り付け向きに注意をチェック
パーツが細かいので良く見て向きを間違えないように気をつけてください。もし実物の説明書が見づらいならWEB版は拡大できるのでそちらをおすすめ!
「HG 赤いガンダム 説明書」←これで検索できます。
HG 赤いガンダムの簡単カスタム


↑2軸接続なので、最近のオプションパーツなら互換性あるものが多くポン付けで簡単改造が可能!
その他HGガンプラとの比較
【HG GQuuuuuuXとの比較】

「HG 赤いガンダム」は全体的に見ると赤単色に見え、刻まれたモールドも視認しにくい点から、ディテールが少なく見えてしまい「ジークアクス」の方が見栄えは良いように思います。

全高はどちらも同じ程度で「赤いガンダム」はより人の形に近いデザインに見えます。

造形は全く違うので比較してもアレなんですが、気になったのは質感と構造。
ジークアクスの方は全体の外装にKPS(軟質プラ)が使われていたんですが、「赤いガンダム」は普通のプラ(PS)パーツで成形されていました。
新しさを求めたジークアクスに対し、「赤いガンダム」は基本構造はこれまでのHGとそう変わらないように思います。
もちろん新鮮味がある箇所もありますが、作ってて楽しめたり難易度を求める人にははジークアクスの方がいいかもしれません。
比較した「HG GQuuuuuuX」をレビューでもっと詳しく見る
HG 赤いガンダム【レビューまとめ】

造形は新鮮でしたが、構造自体は基本的に従来のHGで頭部・大腿部などは独特な構造が楽しめる!
パーツの向きさえ注意していれば基本的に説明書も見やすくランナー分けも出来ているので組み立ては容易だと思います。
可動性が高いだけでなく、見栄えを良くするための肩引き出しギミックは挑戦的な機能性も感じられて個人的に好き!
「HG 赤いガンダム」はキットの拡張性や付属品での満足度の高さがとにかく強みだと思うので動かして楽しみたい方に激推しですね!
HGだと価格は高めで本体ギミックもほとんどありませんが、「プレイバリュー」・「耐久力の面」でコストパフォーマンスが非常に良いと思いました!!!_(_^_)_
現場からのレビューは以上、おわりー。



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