今回は「HG リック・ドム ガイア機/オルテガ機(GQ) 」をレビュー_(_^_)_
amazonで購入しました。

【HG リック・ドム ガイア機/オルテガ機(GQ)】
登場作品 | 機動戦士Gundam GQuuuuuuX |
パイロット | ガイア/オルテガ |
メーカー | BANDAI |
グレード | HG(ハイグレード) |
価格 | 3,630 円(税10%込) |
発売日 | 2025年09月20日 (土) |
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箱のサイズはかなり大きめ。

「HG GQuuuuuuX」の箱と比べると3回りくらい差がありますね。

1/4程度厚みにも差が出ているのでボリュームの多さを想像してしまいます。
組み立て自体があまり好きでない人には気合が必要(笑)

箱側面情報。
アクション例や可動ポイント、「電磁ハーケン」などが掲載。

更に今回はドムでありながら広い可動域もおすすめのポイント。


完成見本も掲載。多数のバーニアから感じるメカディテールは手にした時を想像してワクワクしちゃいますね(゚∀゚)
内容物一覧をタップで見る

内容物は5つの袋にまとまっています。HGはだいたい袋なのでパーツ数の多さやパーツサイズが大きいのが伺えます。
【マーキングシール】

専用のシールはホイルシールではなくテトロンシールでマーキングや一部センサー部分に使用。
【リード線】

↑画像では2本のリード線になっていますが、もともと1本のリード線として付属します。
【説明書】

説明表紙上部にはパッケージアートのリック・ドム。下部には機体とパイロットのガイア・オルテガの説明が掲載されています。

裏表紙には各種武装の解説とそれを使ったポージング。
下部にはいつも通りカラーガイドと、小さく機体スペックが記載されています。
【ランナー一覧】








Eランナーはメタリックで発色も綺麗!



全体的にKPSの硬めの材質プラが使用されていますが、A~DランナーまではわかりやすくKPS、F・Gは通常PSに近い硬質な触り心地でした。
「ヒート・サーベル」は「SB-18」?が付属し、表面は光沢でかなり柔らかい硬めのゴムって感じでした。
付属品一覧をタップで見る

- 電磁ハーケン×2
- ヒート・サーベル×2
- ヒート・サーベルエフェクト×2
- ジャイアント・バズ×1
- リード線(カット用)×1
- ハンドパーツ2種×3
付属品詳細をレビューで詳しく見る↓タップで移動↓
本記事では「HG リック・ドム ガイア機/オルテガ機(GQ) 」の↓下記の内容をまとめていきます!
発売されたばかりのキット。
少々お高めのキットになるのでレビューで情報収集してからの購入を検討している人も多いはず!
そんな人の参考になれば幸いです・ω・
レビュー後の評価

レビューの総合評価



総評!組み立てる楽しさ・造形・可動性の点でHGドムとしては最高峰の仕上がりを楽しめるガンプラです!
組み立ては一部躓く可能性がありますが、独自の仕様を楽しめますし説明書もみやすい。GQuuuuuuX系キットの中でも組み応えは抜群。
造形も各部位のサイズを調整することでマッシブさとスタイリッシュを持ち合わせたバランスで、何より多数のバーニアがメカとしての見栄えを非常に良くしていますね。
ちょっと合わせ目が多いのは気になるところ。
可動域は広く劇中通り宇宙での戦闘を想定して設計されたと思えば柔軟且つ大胆なポージングを楽しめます。弱点はパーツの抜けやすいところが数点あるところ!
バンダイさんはアクション性を推している印象ですが、ガシガシ動かす人はパーツの落下などには気をつけた方が良さそうでした。
良いガンプラなのは間違いありませんが、コストパフォーマンスは「ドムが好き」を前提としないと高く感じてしまうキット内容に感じました。
長所と短所


どんな人におすすめ?
ドムが好きな人にはおすすめできるキットです!
これまでのHGドムではできなかった可動表現が強みで、クオリティを重視したい人や過去のドムの完成度を高める”素体”としても良いかもしれません!
ただ、少々高めなのでコスト面を重視する人は要検討・ω・
下記の詳細レビューをぜひ参考にしてみてね。
組み立てレビュー:難易度や注意点
- 組み立て難易度:
- 組み立て所要時間:3時間程度
組み立て難易度と時間は↑こんな感じ。
組み立ての様子と特徴
構造は難易度は高くなく、GQuuuuuuX系キットらしく一部独特な作りを楽しめる仕様になっていました。

頭部パーツは少なくシンプルな構成。

胴体は密度が詰まっており内部にはボールジョイント入り。

肩部取り付け基部はロック構造!簡単にスッポ抜けがでない工夫が見られます。

上腕内部には中心に軸となる可動パーツ入り。

上腕と前腕パーツを組み合わせると↑こんな感じ。前腕部の構造は「HG 軍警ザク」に近いですね!

股関節は↑こんな感じ。ギミック要に大きなロール軸が用意されていました。

胸部との接続は大きめのボールジョイント。バックパックの脚部パーツは背中ではなく腰部に接続。

足裏はメタリックパーツでバーニアは1本の軸で接続されています。

ガンプラのフロントアーマーのような形状をしているので、中央をカットすれば左右独立可動させることができます。

1パーツで成形された脚部は上下からパーツを重ねて組み付ける仕様。組み付け跡がデザインにも見えるようになっていますね。

膝と脛は独自の四角い太めの軸で接続します。

パーツをブロックで組み立てると↑こんな感じ。
【ガイア機/オルテガ機の違い】
組み立ての注意点
【前腕の噛み合わせ】

右腕の前腕部内部の軸の一部が干渉してうまく嵌め合わせできませんでした!左腕は問題なかったので個体差の可能性はあるかもしれません。
対策として干渉していた軸の先端を一部カットして噛み合わせを合わせました。
【ハンドパーツ】

ハンドパーツは手首がロール可動できるようになっているため、一部ピンでの接続。
指先からハンドパーツを分解するとテコでピンに負荷がかかって折れてしまう可能性があるので注意したいトコロ。
同じような仕様だった「HG エグザベ専用ギャン(ハクジ装備)」でも破損報告がありましたね。
破損箇所を紹介している「HG エグザベ専用ギャン(ハクジ装備)」のレビュー記事をチェック
【足裏バーニア】

↑こんな感じでカットしたパーツを差し込む時の注意点。
カットすると形状が変わりうまく入らない可能性があります。カット後先端をニッパーでカットするかヤスリで少し整えてあげてください_(_^_)_
ちゃんと深く嵌め込みが出来ないと左右のパーツがズレてうまく嵌りません。
嵌まらない場合、ちゃんと入っていないと判断していいと思います!
付属品一覧
電磁ハーケンをタップで見る

「電磁ハーケン」は2つ付属。リード線は長い物が1本付属するので、それをカットして2つに分けて使います。

「電磁ハーケン」はシルバーパーツで成形されており、結構造形も細かいように思います。

リード線を取り付ける専用のハンドパーツの一部が付属するので、左手の握り手に差し替えて使います。
ヒート・サーベルをタップで見る

「ヒート・サーベル」もシルバーのメタリック仕様。エフェクトは軟質。

メタリックのサーベル柄のグリップにはダボ穴あり。

肩部の一部に専用のマウント軸があるので取り付け!何度か取り外し繰り返してみましたが摩耗も少なくポロリが増えることもありませんでした。
肩部の取り付けは左右にあり、「ヒート・サーベル」の片方は予備。片方装備でも良いですし、両方取り付けてもOK!
ジャイアント・バズをタップで見る


「ジャイアント・バズ」は砲身のディテールは少ないですが、砲口・グリップやスコープ・薬室の随所はモールドが豊富。

サブグリップは水平に180度可動。メイングリップは上下に可動。肩に担いでも手首の動きと合わせて自然に持たせることができます。

構造はシンプルなので上下から見るとセンターに合わせ目が出ます。
ハンドパーツタップで見る

ハンドパーツは2種。握り拳が左右分、平手が左手分付属。
ディテールも細かい!握り拳に関しては手首が上下にロール可動できて可動域が広め。

平手は可動できませんが、モールドでマニピュレーターの細部まで表現されています。
付属品は以上!!
素組みレビュー:全体・部位毎にチェック
- モールドディテールは少ないが分割パーツでのディテールは多い
- 肩部・胴体・股関節の可動性は高く
以下、組み立て完成した全体や部位毎のディテール・可動域・ギミックなどをまとめました。
完成した全体のデザインや印象
武装なしの全体写真が↓コチラ↓







全体はパープル・グレー・ダークグレー・レッド・ネイビー・シルバーで構成。
更にパープルは2色使用されてディテールを感じますね!
ドムらしいマッシブな四肢・胴体ですが、従来のものより頭部が小さく大腿部が長めでスタイリッシュにアレンジされています。
そして何と言っても3つ目の足がバックパックとして付いているのが特徴的。
デザイン的に気になりますが、おかげで足裏の大量のバーニアが視認できてめちゃくちゃカッコいい。
ガイア機・オルテガ機の違いはどこ?
ガイア機・オルテガ機の違いは「ヒート・サーベル」を持っているかどうかでした!機体特徴は変わらず代わりに固有の武装があるとかでもありません。


あまり「ガイア機・オルテガ機」というのは気にしなくていいかもしれません。
予備の「ヒート・サーベル」もあるので2本持たせると「シャリア専用リック・ドム(GQ)」も再現。
2025年9月28日時点で公開されている付属品を見るとシャリア専用リック・ドムは完全なカラバリになりそうです。
部位毎のディテール・可動・ギミックのクオリティ
- 頭部ディテールと可動範囲を見る頭部評価:
- 腕部ディテールと可動範囲を見る腕部評価:
- 胴体ディテールと可動範囲を見る胴体評価:
- 脚部ディテールと可動範囲を見る脚部評価:
- バックパックディテールと可動範囲を見るバックパック評価:
頭部にフォーカス

- 胴体のサイズに比べ頭部はかなり小さめ
- 合わせ目が出ずパネルラインに見立てて構成されている
- モノアイはシールではなくパーツで再現!奥まっている
- 後方に長い楕円デザイン

組み立てでも触れたようにモノアイパーツはボールジョイントで接続されているので、上下・左右に大きく動かすことができます。
レッドのカバーを簡単に外せるので素手でも問題ありませんが、爪楊枝などでも簡単に動かせます。

- 首は首付根のボールジョイントと襟の上下可動ができる
- 上に35度くらい、下は水平より少し沈み込む程度
- 回転は襟パーツが干渉して35度程度までロールに制限される
- ボールジョイント分左右に少し振ることができる
上下の可動は襟パーツも上下できる工夫が入っていますが、デザイン的に制限されてしまっています。
とはいえ、ドムのデザインでコレだけ動かせることができれば満足度は高いはず(゚∀゚)
腕部にフォーカス


- ショルダーアーマーデザインは従来のドムとほとんど変わらず、装甲の強度性がありそうな面のみ
- ショルダーアーマーの内側にはレッドパーツで裏打ち・アクセントのように見えて安っぽさがない
- ショルダーアーマー上にはパープルの突起パーツ、裏には「ヒート・サーベル」のマウント軸がある

肩のパーツには側面から見ると合わせ目が出ます。

肩付け根のパーツは後方に一度引き出し、前後に可動!前方に引き出して可動は多いですが、後方は珍しいですね。

さらにショルダーアーマーの付け根も上下可動できるようになっています。

肩は前に大きく、後ろに少し可動でき、腕も水平より気持ち上まで上がります。

- 上腕パーツは太め
- 前腕・肘回りはモールドディテールが全体の中でも比較的多い部分
- 2色のパープルで色分けされ情報量もUP!

肘裏から前腕裏にかけて合わせ目が出ます。

側面は比較的目立ちませんが、少しでもパーツが浮いてしまうと気になる人もいそう。

ギミックというほどではありませんが、手首は軸を若干引き出すことができます。「ヒート・サーベル」をより自然に持たせたり、「ジャイアント・バズ」のグリップに合わせて角度調整にも活用できますね。

- 上腕はロール可動
- 肘は2重関節に近い構造ですが、制限されて90度よりちょっと曲がる程度
- 手首は引き出した状態で上下大きく可動
胴体にフォーカス

- 胸部は大きな曲面で紫がかったグレーで成形
- 胸部左には拡散ビーム砲を別パーツ化して再現
- モールドはほとんどなく、3パーツで分割した自然なラインのみを表現

胸部は拡散ビームとネイビーの四角パーツが左右非対称のデザイン。


- 胴体リアを見るとバックパックになる脚部を取り付ける基部がの複雑なデザインになっている
- 腰部リアには3連装バーニアが付いており、内1つはサイズが異なる
- バックパック基部を下げると3本の格子デザインで内部ボールの動きが見える


腰部3連装バーニアは取り付け基部の軸で斜め1方向に可動し、球体部分でロール可動ができます。

球体部分は合わせ目が出ますね。

- 腰部アーマーはフロント・サイド部分が1パーツで成形
- 側面には突起があり、別パーツで再現されている
- モールドはなく「装甲」を意識した広い面


フロント・サイドアーマーは前でボールジョイント接続になっていて前後にロール可動ができました。

腰部上腹部に合わせ目がでます。

- 胴体は前後可動ができる!俯きは少し、仰け反りは大きくできる
- 左右に胴体を大きく振れる
- 腰部回りの干渉もなく360度胴体を回転できる
胸部・腰部を繋ぐ大きめのボールジョイントで割と動かせる範囲は広いですね。

股関節は前後に動かすことができます・・・個人的に緩くなる不安が残るのでいらない(´・ω・`)付けるならロック付けてほしい気持ち。

股関節は太めの軸接続で180度近い開脚ができました。
脚部にフォーカス

- 膝回りはメカディテールを少し感じるが、脚部全体で見るとモールドはかなり少ない
- 膝下は従来のドムに共通した大型の膨らみを持った装甲デザインになっている
- 膝の色分けはパーツ分割で表現している

大腿部側面には合わせ目が出ます。脚部を動かしているとたまに開くことがあったので比較的目立つ方かもしれません。


- 足首は大きめのボールジョイント接続
- 足首下のモールド・メカディテールは豊富
- 足裏には8つのサイズが異なるバーニアがあり、内3箇所は可動できる
- 単色だがバーニア内部まで造形されている
- 脛の大型1パーツ前後にパーティングラインが出る

足首ボールジョイントは左右に大きく可動。

ヒール部分も独立して可動できる独自構造!

組み立てセクションでも紹介した通り、足裏バーニアの可動3箇所は中央で軸カットして左右独立で可動できます。


つま先から足首・ヒール部分に合わせ目が出ます。

- 前に水平まで脚部は上がる
- 膝の沈み込みは90度程度
- 足首は上に大きく動かせるが下には水平以上沈み込みができない

気になったのは接地性の悪さ!
↑画像をご覧の通り、ほぼ垂直立ちなんですが足裏の接地性がかなり良くない。足首のボールジョイント自体は結構動いているので、見えないところで干渉して制限されている様子。
個人的に素立ちでのディスプレイを好むので足を開いてハの字にした時の見栄えがかなり良くないのは最大の弱点だと思いました。
バックパックにフォーカス

バックパックのデザインは完全に脚部と同じ。


膝の関節、基部の上下可動の2つが可動ポイント!
上下の縛りが出てしまいますが、ある程度表現の幅はありそうです。
「ポージング例」、「耐久力・保磁力」評価
レビューした可動域で「HG リック・ドム ガイア機/オルテガ機(GQ)」のポージング例を紹介!
今回も「アクションベース8」を使っていきます。
リック・ドム(GQ)は割と重量があるので、使い古したアクションベース7とかだと保持できない可能性がありそうでした(´・ω・`)

殴り!

ヒップアタック風の蹴り(笑)

「ジャイアント・バズ」を持たせて!サイズもあって大きめのリック・ドムが持っても違和感が出ないバランスでした。












「電磁ハーケン」を射出!


「ヒート・サーベル」。






2本「ヒート・サーベル」を持たせて風車風。



ポージング例は以上。
胴体回りは柔軟に可動でき「ヒート・サーベル」を持たせたポージングは幅広い表現ができました!「ジャイアント・バズ」は片手・両手持ちができるので、劇中を再現できます。
股間節も幅広く、膝・足首も動かせてはいたんですが・・・やはりデザイン的に膝下が表現の幅を狭めているのは否めませんでした。
それでも従来のドムと比較するとかなり動かせますね!
気になったのは破損の怖さ。実際に壊れたりしていませんが、シブミが強すぎる股関節や全体のグラつきは心配になってしまうのが正直なところ。
2時間動かした耐久力・保持力評価
実際にポージングを付けて2時間程度動かしてみた感想としては「パーツの耐久力」に関しては問題ありませんでした。
ただし、組み立て段階で保持力が気になる点が数点ありました(´・ω・`)

- 首関節
- 上腕ロール軸
- 手首関節
- 胴体接続のボールジョイント
【首関節】

首を動かしているとテコの要領で首が比較的抜けやすかったです。軸の太さと短いのが原因かも。
【対策】
首ボールジョイント球体の中心から上に接着剤を塗布して幅増しする。
【上腕ロール軸】

上腕は軸が太く強度性がありそうでしたが、特に抜けにくくなる加工や工夫はみられません。
シブミも弱いので「ジャイアント・バズ」を持たせたり、ロール可動させているとポロリすることがありました。
【対策】
軸先端の縁に瞬着を塗布して幅増しする。こうすると引っ掛かりができて抜けにくくなると思います。
※初めてやる場合は薄く塗布してちゃんと乾燥させてから取り付けてみること!少しずつ調整してみてね。やるやらないは自己責任!
【手首関節】

手首を伸ばした状態で使用すると保持力が極端に落ちてしまいます。上下から挟む2色のパープルパーツのゆるみが原因になっていそうでした。
【対策】
- 改造などをしない場合は腕部の2色の紫パーツを瞬着でくっつける
- 塗装やミキシングに使う可能性があるなら受け側の四角い1色側のみに瞬着で狭くする
上記2つの対策がおすすめ。
【胴体接続のボールジョイント】

胴体ボールジョイントの軸は太く折れの心配がない反面、首同様可動させていると抜けてしまいがちでした。
【対策】
球体を水平の中心からちょっと上に塗布して太くすれば解決できそうです。
【対策に瞬着を選ぶ理由】
どれも瞬間接着剤やビニールを噛ませるなどで対策できますが、将来的に買取査定などに出さないなら瞬間接着剤が良いかもしれません。
特に首と胴体のボールジョイントは軸が短いのでビニールだけだと抜ける可能性がありそうでした。
ちょっとした見栄え変更
シンプルにバックパックを取り外すだけでも違った見栄えで楽しめます。

バックパックを外すと↑こんな感じ!取り外すだけで印象が大分スッキリしますね。
正面から見ると大腿部が長い点がちょっと気になるかな。

背面から見るとバーニアで密度が増して見えるので大腿部も気になりません。
バックパックの取り付け基部がある状態だと取り付ける物があった感があり、多少の違和感が残りますが改造にもそのまま使えそう。

基部をとっちゃうとフレームが露出したように見えてちょっと脆そう(笑)
他HGガンプラのドムと比較
2種のドムと外観を比較!特にプロポーションなどの違いは注目!
【HGUC リック・ドムⅡ(ツヴァイ)と比較】



リック・ドムⅡと比較してみると全高はほぼ同じで上半身と下半身のバランスも変わっていないのは意外でした!
代わりに四肢の長さやハンドパーツのサイズを変更しスタイリッシュに見せているのがわかります。
可動域の比較は見せなくても分かる通り「リック・ドム(GQ)」が圧倒的に上。
対してディテールでいうとリック・ドムⅡが勝っているように見ました。
造形に特化したドムと可動に特化したドムって感じですね。
HGUC リック・ドムⅡ(ツヴァイ)のレビュー記事で可動域も詳しく比較する
【HG ドム試作実験機との比較】



比較すると「HG ドム試作実験機」の方が全高は低く胴体は小型。
四肢の長さやパーツサイズは同じくらいですね!
リック・ドム(GQ)の「ジャイアント・バズ」は試作実験機の「ビーム・バズーカ」と比較してサイズは同等。しかし、ディテールに大分差を感じてしまいます。
・・・率直に、比較すると「HG ドム試作実験機」の方がディテール・可動性の点で勝っているように感じました。
リック・ドム(GQ)が勝っているのはパーツ素材の耐久力や構造!
試作実験機はクオリティは高いですが、年代的にボールジョイントが多用されているので保持力の低下が弱点。
リック・ドム(GQ)は抜けやすい箇所はあるものの、パーツ自体の耐久面では信頼性が高いと感じています。
HG ドム試作実験機のレビューで造形・可動域を詳細に比較する
HG リック・ドム ガイア機/オルテガ機(GQ)【レビューまとめ】

「HG リック・ドム ガイア機/オルテガ機(GQ)」は造形も良く、歴代ドムと比較すると可動性も高いのは間違いない良いガンプラに仕上がっていました!
- プロポーション
- 可動性
- ギミック
- ミキシング素材
↑こんなところで、これまでのドムに納得ができなかった人におすすめ!
過去のお気に入りドムの可動性に物足りなさを感じている人は、「HG リック・ドム ガイア機/オルテガ機(GQ)」を素体にしてミキシングするのもあり。
外装パーツを取り替えたりちょっとしたプロポーション調整するだけで出来そう・・・ちょっとワクワクしますね(゚∀゚)
残念だったのは組み立て初期から一部パーツがちょっと抜けやすい印象がある点。加えて価格!
率直に言います。これは高いっ!!!
「3,630 円(税10%込)」なら、
「もっとギミックらしいギミックを搭載したり、足首の対応だったりできたのでは?」
と、良く出来ているが中途半端なクオリティ感が否めなかった。
個人的にドムに拘りがないなら、同価格帯だと「HG ズゴック(SEED FREEDOM Ver.)」とかをおすすめ!
良いガンプラですが、買い手を選ぶっていうのがぼくの正直な感想。
レビューは以上、おしまい。
↓GQuuuuuuXの他HGレビューをもっと見る↓



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