今回は『HGUC ガーベラ・テトラ』のレビュー記事。

| メーカー:BANDAI SPIRITS(バンダイスピリッツ) |
| 登場作品:機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY |
| グレード:HG(ハイグレード) |
| メーカー希望小売価格:2,200 円(税10%込) |
| 発売日:2013年07月27日 (土) |
| 購入先:楽天ブックス |

『RX-78 GP04G』をベースに開発された機体で強襲用MSとして開発。その祖には『ケンプファー』の技術が取り入れられているようですね。
『HGUC』として発売されたのは『2013年07月27日 (土)』で、比較的造形・可動域の技術が上がった年代。
ただ、パッケージや他のレビューでは可動面があまり良くないように見えるので、実際どの程度動かせるのかは気になるところですね。
レビュー結論をまとめてから各部詳細、ポージング例や保持力に関してまとめているので参考にご覧ください。
『HGUC ガーベラ・テトラ』レビュー後の評価






【シュツルム・ブースター装備】



| ★5評価点数:55〜60点 |
| ★4評価点数:49〜54点 |
| ★3評価点数:30〜48点 |
| ★2評価点数:16〜29点 |
| ★1評価点数:〜15点 |
評価は★3!
ギミック面がほぼなかったので点数を落とした形ですが、色が単色なのを除き造形は良く、ディテールもある。
組み立ても大味のパーツが多いかと思いきや、意外と分割パーツも多く難しくない。初心者さんでも全然挑戦しやすい!一部には内部フレームもあり密度感を感じられて良かったですね。
気になっていた可動域ですが、他の動かせるキットと比較するとまだまだですが、思ったより全然動かせました!パッケージのポージング例が良くない!!
付属品を含めてコストパフォーマンスは気持ち高く感じましたが、大型の『シュツルム・ブースター』を考慮すると本体は2,000円くらい?となると納得できる範囲かも。
去年店頭で見かけた時割引で1,700円で買えたのにスルーした自分を叱責中(・A・)w
- 良かった点
- 良くなかった点

- 造形・プロポーションが良く、単色で目立たないがディテールもある程度入っている
- シュツルム・ブースターの装備・非装備時で見せ方やボリュームに違いが出るのでディスプレイの選択肢が広がる
- パーツの干渉で可動域が制限されますが、構造自体は悪くありませんし、ある程度アクションポーズを付けることができる

- 手首と大腿関節に抜けやすさを感じる(補強は難しくない)
- 『シュツルム・ブースター』を装備するとディスプレイに奥行きが必要
- 大腿部の外装やバックパックのスラスターの一部が可動に干渉する
『HGUC ガーベラ・テトラ』のポージング一覧
可動域の参考にポージング例を掲載!参考にみてみてね(^^)


















ポージング例はこんな感じ。
膝や足首、胴体に多少物足りなさは感じましたが、干渉はあれどある程度動かすことができました!
開脚幅や膝の曲げが浅いので直線的なポージングが付けやすいと思います。
また、胴体にボリュームがあるので、仮に膝曲げが深くできたとしても、成形色単色だと視認しづらくメリハリが付けにくい。
弱点はあれど、パッケージと見比べるとある程度動かせるのは伝わったかと思います。
ポージングに使ったアクションベースは↓コチラ↓
3時間動かした後の保持力は?

↑画像の通り『手首』と『大腿ロール軸』が比較的抜けやすい!それ以外は全くグラつくこともありません。
手首はシンプルにポリキャップパーツとPSパーツの保持力不足なので、ボールジョイントを太らせて対処できます。

大腿部は保持力は足りているんですが、抜けにくくする工夫がないので、徐々に抜けてしまう感じ。
対処方はいくつか思いつきますが、ぼくなら太い軸先の縁に瞬着で引っかかりを作るかな。
難易度は高くないと思うので、補強初挑戦してみても良いかも。動かさないならどちらもディスプレイに影響はしません(・∀・)
保持力補強の参考記事↓↓
組み立て:『難易度・完成ディテール・付属品』

| 組み立て難易度:初心者~ |
| 組み立て所要時間:2時間程度(ゲート処理なし) |
組み立てた外観は↓こんな感じ。
画像をスワイプ or ドラッグで外観を回転できます。
組み立てには少し時間がかかりましたが、パーツ分割の多さが要因で特に難しい点はありませんでした。2013年当時のフォーマットに、一部独自の構造を組み込んだ仕様。
関節はポリキャップとPSパーツで構成されABSは使われていません。
造形・プロポーションは良く、オレンジの外装間から見えるグレーの内部フレーム表現も見栄えが良い。
全体的に見て色分けオレンジの面積が広く間延びして見えるのちょっと気になる・・・これはパチ組みでもスミ入れした方が良いかも。

付属シールは小さく、主にモノアイやセンサーに使用します。
ちなみに、パッケージではピンクのような発色ですが、実物の成形色は『澄んだ赤』のような発色に近い。
組み立ての特徴や注意点・ランナーなどの内容物チェック!
- 組み立ての特徴や注意点
- ランナーリスト
【特徴】

肩関節は当時のフォーマットに採用されていたポリキャップ仕様ですが、肩部パーツは胴体ユニットから独立していました。

胴体関節は2軸。腹部と胸部・腰部をボールジョイントで接続します。

膝関節にポリキャップを取り付ける平軸があるんですが、ここ注目!
平軸の先端に返しが付いているので、簡単にポリキャップが抜けない仕様。強度が不安な点は残るものの工夫が凝らされているのがわかりますね(゜゜)

脚部内部はほぼ全域にフレームとしてパーツが入っているので密度がある!
【注意点】
特に問題はありませんが、強いていうなら一部のポリキャップにバリがあるので、パーツ組付けが上手くいかない可能性あり。
【余剰パーツ】

ポリキャップが多く余ります。
ランナーはすべて『HGUC ガーベラ・テトラ』専用のもので流用パーツはありませんでした。







各部『造形・ディテール』をチェック
【頭部】



- 頭部は頭頂部から襟まで曲面造形でモールドは少量入っている
- 頭部左側にはアンテナがあり、右側にはないアシンメトリーのデザイン
- フェイスはモノアイだがパーツ化されておらずシールで再現
- 重ねる構造で合わせ目が出ない
- フェイス下の動力パイプはパーツ分割されている。軟質パーツではない
【肩部・腕部】


- 曲面で造形されラインモールドやリベットモールドが少量造形
- 側面には大型バーニアノズルがパーツ分割で造形
- 前後のデザインが異なる
- トップから見ると合わせ目が出る

- アームカバーと腕部、動力パイプパーツは分割されている
- 肘にはリベットモールドが造形
- 曲面の腕部外装にはモールドなどのディテールはないが、アームカバーには『腕部110mm機関砲』やラインモールドが造形されている
- 前腕正面から見ると合わせ目が出る
【胴体】

- 胸部は曲面の面積が広く、一部は分割パーツに見立てて造形されている
- 脇下には大きなリベットモールドが入っている
- 腹部には動力パイプが分割されて組付けられている


- 腰部にはアーマーがない
- 腰部中央には前に突き出たデザインで造形され、先端はインテークパーツがあり分割されている
- サイドアーマーの代わりに大腿部にアーマーに見立てたデザインが入っている
- リア中央にもインテークのような造形があるが、フロントと違い分割はされていない

股関節底部には3mmダボ穴があります。ポリキャップなのでPSパーツのように簡単に摩耗することはなさそうでした。
【脚部】


- 大腿部から膝下にかけて筋肉を想起させるような大腿部の丸みや脹脛のデザイン。加えてラインモールドや小さいリベットモールドが造形されている
- 脹脛にあるスラスターはパーツ分割になっている
- 正面から見ると膝下側面にはインテークがモールドで造形
- 膝アーマー下の一部は肉抜きされ内部のフレームが露出している
- 膝裏には動力パイプが造形されている

- 足首下はパーツを重ねることで段差を表現しているが、単色のためノッペリして見える
- ヒールは垂直ではなく斜めに造形されている
- 足裏中央部分には凹凸やバーニアノズルが造形されているが、縁は肉抜きされている
【バックパック】


- バックパックは頂点がラウンドした円錐で、縁の一部は肉抜きされ内部フレームのリベットが露出している
- 中央には大型バーニアノズルがあるが、ショルダーアーマーのバーニアより若干小さい
- バックパックの円形部分は『シュツルム・ブースター』の有無に合わせて脱着可能
- 中央バーニアの下部には独特の突起がある
付属品一覧
ビーム・マシンガン

- 1/144スケールキットにはやや大型の武装
- 3パーツ構成。モールドは入っているがパーツがやや厚くABSのような光沢が出ている
- グリップの右側には専用ハンドパーツへ取り付け固定するための平軸がある
ビーム・サーベル


『ビーム・サーベル』は2本付属。サーベルエフェクトは短い『SB6』のクリアイエロー。
シュツルム・ブースター

大型の『シュツルム・ブースター』が付属します。
ブースターには2機のプロペラントタンクをボールジョイントで組み付けているので若干基部は可動できる。

ブースターにはラインモールドが入っているが単色で視認しづらいですね。
左右には大型のバーニアノズルがパーツ分割で組み付けられています。

先端右側には細いアンテナのようなパーツがある。分割されていて、差し込む際ちょっと気持ち硬めだったので折らないように注意したいところ。

ブースターの取り付けは『HGUC ガーベラ・テトラ』本体のバックパックカバーを外し、そこに1軸で差し込むだけ。
形状的に1軸でも回ったりしないようになっています。強度は不安ですが、仮に折れても簡単に修復できそうですね(゜゜)
ハンドパーツ

基本的に武器握り手以外では2つハンドパーツが付属します。
- 『ビーム・マシンガン』用手首の角度付きハンドパーツ(右用)
- 平手ハンドパーツ(左手用)
平手ハンドパーツの指の間は第一関節まで埋められてちょっと気になるかも。
可動域チェック!
各部位ごとの可動域詳細をまとめます!
関連機体のHGガンプラと比較


まずは強襲用MSとして大きな影響を受けた『HGUC ケンプファー』と比較。
まずガンプラとしてみた時構造は全く異なっており類似点はないと言っていい。
機体デザインとしてみてもモノアイ以外あまり類似点は見られませんね・・・。
強いていうなら胸部の造形・・・側面にあるリベットなどは近いようにも見えます。あとはアームカバーがあるくらい(・・;)
全高は『HGUC ガーベラ・テトラ』の方が少し大きかったです。
ちなみに『HGUC ケンプファー』が2008年発売で、『HGUC ガーベラ・テトラ』が2013年と差は約5年。
価格は同じ。
構造はガーベラ・テトラが優秀ですが、付属品の多さなどプレイバリューはケンプファーが勝っているように思います。
外観的なディテールは若干ガーベラ・テトラが多いですが、そう大きな違いはありませんでした!(・・)


『RG フルバーニアン』と比較。
RGとの比較なのでディテールに差がでるのは仕方ない!
プロポーションはどちらも近く、全高も同程度。ベースが『RX-GP04G』ということで、足首下のデザインは類似しているように見えます。
それぐらいですね。
『HGUC ガーベラ・テトラ』のレビューまとめ

まとめると↑こんな感じ。
可動域は良いとお伝えしましたが、それでもどちらかと言えばディスプレイして楽しむ用だと思いました!
でもねでもね!メッチャ良い(笑)ショルダーアーマーのサイズでマッシブさも表現されてて好み。部分塗装とトップコート吹くだけで大分クオリティ上がりそう(^^)
肩付け根部分にエロさを感じる(笑)
総合★3評価ですが、個人的にかなりお気に召したHGガンプラでした。
以上、レビューおわりっ!













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