今回は「HGUC リーベン・ヴォルフ(A.O.Z RE-BOOT版)」をレビュー(=゚ω゚)ノ
A.O.Z RE-BOOT版は”機動戦士Zガンダムの公式外伝”「ADVANCE OF Ζ」の企画名みたい。
リーベン・ヴォルフはその漫画作品の1つ「A.O.Z. RE-BOOT ガンダム・インレ -くろうさぎのみた夢-」に登場する機体らしい←知識なさすぎてごめんなさい!詳しい方はコメントで解説お願いします(笑)
HGとしては少し大きめのサイズ感で緻密な設計・豊富なギミック・他HGガンプラとの互換性のある特徴が多いプレミアムバンダイ限定ガンプラ!
一目惚れだったので購入しましたが、”HGガンプラではハイエンド”なガンプラでした!
機体名の由来
「サイコ・ガンダムMKⅡ」をベースに作られたと言われる「ドーベン・ウルフ」の発展量産型機体。
名前の由来は元になった「ドーベン・ウルフ」に再びを意味する「Re」を持たせ、「生存」の意である「leben」の2つを合わせて「リーベン・ヴォルフ」と命名。
「ドーベン・ウルフはまだ生きている」という思いが込められているようです。
↓下記で早速総合評価。
【レビューの総合評価】

組み立てはやや難しいので評価を少し下げていますが、他ステータスはほぼ「10」つけて良いほどのクオリティでHGでは最高峰に位置。
外観・ギミックはもちろん高評価のポイントは多いんですが、とにかく良かったのはKPSの強度と軟性!!!
摩耗もほぼなくシブミを維持しながらねじきれを感じさせない安定感はほんとに良かった!!!
唯一の弱点は「ビーム・ソード・アックス」の持ち手が脱着を繰り返すとゆるみが出ることぐらい。
↓各項目評価をタップで見る↓
組み立てやすさ・色分け評価
パーツ数はRGほどではありませんが分割が多く、成形色のみで色分け再現されています。
組み立てはロック機構も多く少し難易度が高め。その他HGとは全く異なる個性的な構造で組み立て工程が楽しめます。
可動域評価
HG標準可動に加え、独自のギミックで可動域を拡張ができます。
もともと広い可動域で作られていますが、より派手なアクションポーズをつけることが可能!
耐久性・安定性評価
大型よりのサイズに合わせて接続軸も大型化されて耐久度がアップしています。加えて全体に使用されているKPSパーツの強度自体性能が上がっていて安定性が高い!
外観・プロポーション評価
やや脚長のプロポーションですが、脚部に密度もありヒョロさを感じさせない。
バーニアや分割されたパーツでメカディテールも多く見栄えも良い!
ギミック評価
HGでは最高峰のギミックの数々を搭載!
可動域を拡張できるように装甲を可動させるギミックから始まり、特に足首と連動する3連装バーニアが魅力!
コストパフォーマンス評価
3,500円ほどと高めに感じていましたが、組み立てて動かした感想としては価格を遥かに超えた完成度でコストパフォーマンスがめちゃくちゃ高い!!!
【こんな人におすすめ】
↑こんな人にはマジでおすすめ!
HGでは比較的組み立て難易度が高いだけに、その他ステータスもHGとしては最高レベル!
他A.O.Zシリーズも完成度が高いみたいですが、ぼくはリーベン・ヴォルフが初で比較できません。
2025年5月現時点で今まで購入したHGガンプラの中で最も評価が高いので↑上記のニーズは必ず満たせるはず!!!
本記事では下記の内容をまとめていきます!
- パッケージの内容
- 組み立てレビュー
- 各部ディテールや可動の詳細
- ポージング例
- その他キットとの比較
すでに3次受注も終了しているので、記事執筆時点では4次があるか微妙なところ。
4次、或いは再販で検討している方は是非参考にご覧ください!
ちょっとでも見栄えが気になっていて、価格がちょっと高いなー程度の方は是非作ってみてほしい(ΦωΦ)これは間違いなく良いものだ!
↓目次タップで見たいところに移動できます↓
「HGUC リーベン・ヴォルフ」のキット概要とパッケージ内容

登場作品 | 機動戦士ガンダムZガンダム ADVANCE OF Ζ A.O.Z. RE-BOOT ガンダム・インレ -くろうさぎのみた夢- |
メーカー | BANDAI |
価格 | 3,520円(税込) |
発送日 | 5月21日 |
1次受注5月発送分で購入しました。
↓下記の項目をまとめていきます(^^)
パッケージの外観・デザイン

箱サイズはHGとしては大きく、やや長方形気味の箱。

プレミアムバンダイ限定なので箱にはキットの外観が記載され、イラストアートや紹介トピックなども箱側面にはありません。

「HGUC シャア専用ザクⅡ」の箱とサイズ比較。

箱サイズはちょうど「RG νガンダム」とか「RG サザビー」くらいで、厚みはそれほどありませんでした。

ランナーは4袋にまとまっており、箱のサイズに対しランナー数は比較的少なかったですね。
内容物一覧
【ランナー】
ランナーは全部で12枚!HGはちょい多めくらいですが小さいランナーもいくつかあるので実質8枚程度。

Aランナーは×2枚で比較的大きめのパーツ構成。主に外装を構成するランナー。

B1ランナーはダークブラウンの成形色で股関節やバックパックを構成。
B2は胸部・頭部パーツの一部を構成。
いずれも少量でした。

CランナーはKPSで構成された内部パーツや「ビーム・マシンガン」を構成。

D1ランナーは脚部周りを構成するKPSパーツ。
Cランナー同様グレーで整形されシルバーより表現。
D2ランナーは腕部周りを構成しています。
いずれも比較的小さめのパーツが多いランナーで、一部にはパネルラインのモールドも確認できますね。

Eランナーは軟質パーツで動力パイプを構成するランナー。
軟質ですがパーツの中心がやや弾性が高めでグニャグニャではありませんでした!表面も光沢感強めで表層は若干透け感が強めになっています。

Fランナーはクリアパーツで「ビーム・マシンガン」に使うスコープと頭部センサー系に使用する部分。

今回ぼくは所見のMP4・・・音楽データかと思った(笑)
マニュピレーターの4番が付属!

ビーム・ソード・アックス用のエフェクトパーツが付属!
SB-22であまり見かけないタイプ。
ソードエフェクトがやや複雑な形状をしているのが特徴ですね。

最後にEYEランナーでモノアイ専用のクリアパーツを1つ整形。
【説明書】

説明書もモノクロで特に挿絵などはありません。

冊子タイプではなく一枚絵タイプ。
少し長めだったので組み立て時は見づらいこともありました。
【マーキングシール】

最後に付属シール。
ホイルシールなどの色分け補填シールはありません!
専用マーキングシールのみ付属します(ΦωΦ)
付属品の詳細

- ビーム・マシンガン×1
- ビーム・ソード・アックス×2
- ビーム・アックス エフェクト×2
- ビーム・ソード エフェクト×2
- ビーム・ソード・アックス用マウントパーツ
- ハンドパーツ3種
- その他HGとの接続パーツ
【ビーム・マシンガン】

詳細をタップで見る

KPSで整形されていてやや軟質。細かいモールドは少し控えめですが部位毎に凝った造形になっています。
コードのモールドもパーツ分けで造形!
一見アサルトライフルかと思ったんですが、マシンガンで間違いなさそうでした。

マガジンにはポイントに装飾あり。マシンガンなだけあって長めのマガジンが取り付けられています。

ストック部分には上下可動するパーツあり。
中央にパーティングラインが入っているのは少し気になるところ。

専用ハンドパーツがあるんですが、アックス用のハンドパーツにも指し込んで使用できますし、分解不要でシブミも良好でした。

銃身に合わせ目が出ます。
【ビーム・ソード・アックス】

詳細をタップで見る
「ビーム・ソード・アックス」は伸縮できるようになっていて、公式からも推されているポイントで初実装みたい。
確かに「ギラ・ドーガ」には2本状態が違うものが付属していた気がします。
差し替える手間がないのは個人的に嬉しい!
専用パーツに差し込んでリーベン・ヴォルフのリアに取り付けることが可能!

↑こんな感じ。ポロリもなくしっかり保持できます。

エフェクトは3種から好みで交換できますが、全部取り付けることもできました!
※ポージングセクションに画像あり。
フェクトはクリアパーツですが比較的軟質素材。ソードの方は軸が細いタイプなのでシブミが強くなってる分取り外す際ねじ切れには注意したいところ!
【ハンドパーツ】

ハンドパーツは左右同じタイプ4種。以下の通り付属します!
造形も良く、特に平手はカッコいいしあがり!
【その他HGとの接続パーツ】

脚部用の差し替えパーツが付属!
膝周りを組み替えることで互換性のあるHGと組み替えて遊べます!
「簡単にできるカスタム」セクションで後述します!
「HGUC リーベン・ヴォルフ」の組み立てレビュー
まずはパチ組み完成品をご覧ください(*´﹃`*)








↑こちらが武装なしの本体!
落ち着いたカラーリングにメカディテールの豊富さが伝わると思います!
モールドはやや控えめにも見えますが、パーツ分割が多いので自然とパネルラインが表現されているのも特徴。
外観は思った方も多いと思うんですが「HGUC ギラ・ドーガ」や「HG レギンレイズジュリア」をかけ合わせたようなデザイン。
後で比較をしますが、特に脚部装甲や背部バーニアはレギンレイズジュリアを強く投影しているように思います!
宇宙世紀とオルタナティブシリーズの掛け合わせを感じて個人的には好き。
合わせ目もほぼなくどうしても出てしまう箇所はモールド化されていました!
パーツ構造の特徴と感想
まずはザッとどんな組み立て構造かをご覧ください。



前後はめ込みの多いHGですが、横から層のようにパーツを重ねているので内部に余計な隙間などがありません。
密度感がすごい!

肩の引き出しは胸部カバーに取り付ける仕様。
ここだけカバーパーツが薄めなので取り付ける際には破損しないよう注意したほうがいいかもです。

こんな感じでクシャトリヤのような胴体完成!

頭部内部はこんな感じ。
動力パイプやモノアイも全てパーツ分割。

肩内部の一部には裏打ちモールドも入っておりこだわりを感じられますね。

↑組んでショルダーアーマーをつける前の状態。
RGのよに細かい凹凸が多く、トップは露出する部分を想定してデザインも造形されています。

腕部構成はシンプルながら今までのHGでは見ない可動方法を採用。
パーツを増やすことなく可動ポイントを追加出来ているのも面白い工夫だと思います。

肘はHGUC系に見られる独立タイプ。
KPSに変わったことや強度性がUPしたことでスッポ抜けることはない頑丈な作りになっています。
ポリキャップはここの抜けが顕著だったことを考えるとかなり進化してる!

マニュピレーターは専用ランナーが用意されていたのも新鮮でしたが、それよりも左右共通の甲パーツなので左右気にせず取り付けられるのは良かった!

脚部内部構造。
造形だけ見るとRGなんですが、構造的には鉄血のオルフェンズシリーズのガンダムフレームに近いかな?
ガンダムフレームの簡易フレームを少し複雑化させたようなイメージ。

注目は足首と連装バーニアの連動可動ギミック。
ギアで連携させることで角度に応じてバーニアが自然可動する満足度に直結しそうなギミック。

3連装バーニア自体も大きめで見栄えも良い。

脚部外装には一部見えない箇所に裏打ちモールドが刻まれていました。

HG リーベン・ヴォルフにはパーツの随所にロック機構が搭載されています。
その中でも足首は面白い!
↑画像の通り前後パーツを1つの軸にはめ込み、

↑クルッと回転させることで2箇所をロック!
抜けることもありませんし、同時にロール可動を可能にするという一石二鳥の仕組み!

腰部パーツは「RG シナンジュ」の発展型とも言えるパーツ構成。
縦ロールと横ロールが可能で、更に胸部にも縦ロールがあります。
「胸部では背面可動」・「腰部では前屈可動」という風に独立させて役割を持たせることで一箇所に負荷がかからないようになっていました!
仕様の要はやはり強度が上がったKPSですね!
「RG シナンジュ」では柔らかすぎて構造に耐えられませんでしたが、それを完全にクリアしていると言っていいでしょう。

股関節は左右独立して可動できる仕組み。
はめ込んでロールさせることでロックがかかり抜けないようにした上で上下位置を変えることで可動域の拡張を再現。
ぼくが組み立てに時間がかかったのがココ!
はめ込んでからKPSのシブミが強くて中々ロールできずに一度取り外してヤスりました。(外すのがとにかく大変)
個体差かもしれませんが、はめ込む前には一度ゲート後が残っていないかシブミの影響をチェックしながらはめ込むのをおすすめ!

胴体も前後で差し込み回転してロック!胴体のスッポ抜けはありません。

バックパックはシンプルで内部パーツに外装を取り付けるだけ。特に困る点はありませんでした。

バックパックとの接続は太めの2つの軸。
ドーベン・ウルフなど関連キットとの互換性はありますが、最新キットにはマッチしません。
30MMやオプションパーツも難しそう。

「ビーム・マシンガン」に取り付けるスコープはクリアパーツなんですが、右は脱着可能。左ははめ殺しになるので何か加工する方は注意!
ぼくはちょうど脳止しててやってしまった(笑)
油でなんとかなるかも?取る時やってみます_(_^_)_
【余剰パーツ】

Aランナーが2枚使う構成なので、3つほど頭部の一部と胸部パーツが余ります。
組みやすさ・初心者向け?
組み立て所要時間:4時間で初心者さんには難易度高め!
基本的に説明書も見やすくランナー構成もまとまっていたので組み立て自体の難易度はそう高くないと思います。
ただ、今までに見ない構成やスナップフィットの密着度の影響でやや組み立て速度は影響でますね。
実際ぼくも股関節周りはロックがうまく回らず、一度取外すことに30分ほど費やしてしまいました!
初心者さんにはちょっと難易度高いかもしれませんが、同時に組みごたえの点で満足度が高く楽しめると思います!
「ディテール」・「可動」・「ギミック」3点をレビュー!

完成したキットの各部ディテール・可動域・ギミックをチェックしていきたいと思います(ΦωΦ)!
【頭部のディテールと可動域】

頭部は甲冑イメージのデザインをベースに角のある造形。
後頭部はモールドなど少ないですが、正面からは動力パイプにクリアのモノアイと非常にメカニカル。

頭頂部のパーツは2種付属
角のある指揮官用と何もない一般用。

↑それぞれ取り付けた比較。


どちらもかっこよく2つ欲しくなっちゃった(笑)
レビューでは指揮官用で進めていきます。

首元は引き出しギミック搭載しているので、上下大きな可動ができます!

- 上下大きく可動
- 左右標準程度
- 干渉なく一回転できる
【腕部のディテールと可動域】

ショルダーは「ギラ・ドーガ」の右側を思わせるデザイン。スパイクは円柱方で中央に大きめのスリットが履いているのが特徴的。
トップから見ると露出した内部で合わせ目の部分はモールド化されていますね。
全体的に肩はモールドが少ない!

シールドはボールジョイントで取り付け。

ボールジョイントの基部は縦ロール出来て大きく跳ね上がります。
ボールジョイントで前後ロール回転もOK!

更にショルダー自体も大きく跳ね上がるので肩周りは広い可動なのがわかりますね。

- 腕は水平以上に大きく跳ね上げできる
- 肩は引き出しと肩パーツの前後左右で広い可動域

情報量の多いリーベン・ヴォルフの中でも腕部は比較的あっさりしたあまり特徴のない部位。
リベットモールドと肘裏の3mmダボ穴くらいですね。
付属品でも述べた通り「ドーベン・ウルフ」などとの差別化のためかも?

- 上腕ロール可動
- 肘は二重関節
- 手首はボールジョイントの標準可動

さらに手首は組み立てで見せたように上下できるギミックを搭載!
振り抜くポーズで深みをもたせたり「ビーム・マシンガン」の角度調整にも使えます。
【胴体のディテールと可動域】

「クシャトリヤ」に角を加えたようなデザインで胸部にもバーニア。
フロントからリアにかけて太めの動力パイプ。更にパーツ分割で表現されたパネルラインとメカディテールが見てて楽しい!

腰部フロント周りも細かいパーツ分割。
パネルラインが表現されていますが、パーツ自体にモールドは少ないですね!

フロントアーマーはリアにかけて一体化しており、リアからはバーニアが露出!
バーニア内部はディテールが少ないですが、円と筒を模した造形は入っていました。

リアは大きく、モールドはありませ。
パーツ分割でダクトは色分けされていますね。
センターには「ビーム・ソード・アックス」を2本マウントする用の取り付けダボ穴。形状は平軸。

リアアーマーの裏打ちはKPSでモールドが多め!マイナスモールドも多く入っています。

リアアーマーは若干上下可動ができます。

- 前屈に深く可動
- 大きく仰け反り可動
- 左右ロール可動で大きく振れる
- 腰部は干渉なく一回転

↑上記は通常開脚幅とサイドのアーマーを引き出して拡張した状態での開脚幅。

↑画像がアーマーを横に引き出した状態。

股関節底部にはHG共通の3mmダボ軸穴。
【脚部のディテールと可動域】

膝側面に大きなリベットパーツにフロントは滑らかな曲面で刃上につなげた装甲。
膝裏に動力パイプやダクトとメカディテール要素が詰め込まれています。
パーツに刻まれたモールドは脚部も必要最低限ですが、全くディテールの物足りなさを感じさせないクオリティ。

目玉として膝関節を曲げると太めのピストンシリンダーが露出します!
単色なので、こういう点だけでも塗装してあげたくなりますね(*´﹃`*)

カカトはヒールタイプでつま先まで細めのデザインですが、カカト上には3連装大型のバーニアでボリューム感があります。
足裏は肉抜きなどなく細かいモールドが刻まれていました。

- 足は前に大きく上がる
- 膝は90度程度に留まるが、3重関節ボリュームのあるパーツの干渉は最低限に抑えている
- 足首可動は前後に少しだけ可動し、連装バーニアと連動して動くギミック搭載

組み立て工程で紹介した通り、足首には横ロール軸があり、↑画像右側の通り設置性が高い。

脚部はつま先可動ができない代わりにヒール部分が若干前後可動できるようになっていました。
新鮮ですね!
【バックパックのディテールと可動域】

バックパックには大型バーニアとミサイル・ポッドが2基ずつ搭載!

ミサイル・ポッドは基部が2箇所ボールジョイントで接続されているので上下に大きく、左右にも若干振れる可動性あり。

バックパックは引き出して可動拡張できるギミックを搭載!

- 引き出したバックパックは上下大きく可動
リーベン・ヴォルフのポージング例
レビューしてきた可動域でどの程度のポージングが可能なのか例をご覧くださいませー_(_^_)_



「ビーム・マシンガン」装備!

設置性の高い足首なのでしっかり開脚して置くディスプレイにも対応!







ショルダーにつけるシールドはフレキシブルで方向性を示す表現がバッチリできます!



猪突猛進!


背面から見る10基のバーニアでメカディテールがとにかく凄い!





ビーム・ソード・アックスのエフェクトを全て取り付けた状態。



開脚もしっかりできるので蹴りなどのアクションポーズも全然いけます!
以上ポージング例でした。
首からつま先まで柔軟な可動域で、表現できるアクションポーズは多彩でキレのあるポーズをつけることができました!
2時間半動かした耐久力評価は?
約2時間半ポージングをつけてみましたが、重要部分で耐久力が落ちる箇所はありませんでした。
保持力も良好で強度性を保ち、KPSがネジ切れる不安もない。
まだ2時間そこそこですが、現時点でメチャクチャ優秀!!!
3,000円を超えるキットでも最近はハズレを感じることも多かったんですが、今回紹介した「HGUC リーベン・ヴォルフ」は間違いなくHGの最高峰レベル。
ただ、強いて残念だった点をあげると公式が推していた「ビーム・ソード・アックス」の伸縮ギミック。
脱着を繰り替えすと摩耗し緩みがでるので補強が必須!
加えて、「ビーム・ソード・アックス」の専用ハンドパーツから徐々にポロリが増えてきたように思います。

摩耗なのか甲の部分が緩くなって余白が出来てしまっているのか・・・。どちらにしろ↑画像赤枠内部分に何か工夫をしたほうが良さそうです。
既視感のある他HGガンプラと比較
今回比較するのは↓下記2つ!
- HGUC ギラ・ドーガ
- HG グレイズ・アイン
簡単に外観を比較紹介していきます。
HGUC ギラ・ドーガの外観・スペック比較

正面から「HGUC ギラ・ドーガ」と比較。
スタイルはリーベン・ヴォルフの方が全長が大きくスタイリッシュですが、右肩シールド・頭部に関しては近しいフォルムなのが分かります。


パッと見で「ギラ・ドーガ」に似ているなと思ったんですが、割合でみるとほぼ違いますね。
バックパックやリアアーマーも形状が全く違うので、本体に関しては似ているというと若干というのが結論かも。
ビーム・ソード・アックスに関しては伸縮ギミックがある以外類似していると思います。
頭部が曲線と直線の違い以外似ているので、その印象が強いだけみたいでした。
HG グレイズ・アインHGガンプラとサイズ比較

次に鉄血シリーズの「HG グレイズ・アイン」と正面から比較。
全長は同じくらい。

頭部フォルムや成形色、膝の装甲形状は類似しているように感じます。

背面は全くデザインが異なっていますが、メカディテールが見える点で要素として組み込まれている可能性を感じました。
で、本来「レギンレイズジュリア」の方がアインより類似している思っています!
探せなかったのでアインを比較に出しました!ごめん!!
レギンレイズジュリアも確認してみたい方は↓レビュー記事を覗いてみてね!
比較ガンプラとのスペック比較
項目 | リーベン・ヴォルフ | ギラ・ドーガ | レギンレイズジュリア |
---|---|---|---|
発売年(発送) | 2025年5月21日 | 2008年11月15日(土) | 2017年02月18日(土) |
価格 | 3,520円(税10%込) | 1,980 円(税10%込) | 1,540 円(税10%込) |
組み立てやすさ | ◯ | ◎ | ◎ |
外観プロポーション | ◎ | ◯~◎ | ◎ |
可動範囲 | ◎ | ◯~◎ | ◯~◎ |
武装・ギミック | ◎ | △ | ◯ |
耐久力 | ◎ | ◯~◎ | ◯ |
3種比較すると↑こんな感じ。
価格も段違いになっていますが、評価を見てもダントツでスペックが高いのがわかると思います。
冒頭・組み立てセクションでも述べた通り、組み立て難易度に関してはちょっと初心者さんには難しめですし、正直これをHGの標準だと思わない方がいいので初心者さんには組んでほしくないかも(笑)
HG リーベン・ヴォルフの簡単カスタム!
ぶっちゃけ改造になると内部パーツ密度が高く手を入れにくいキット。
そこで、簡単にカスタムする方法として、公式さんが既存HGガンプラとの組み合わせができる旨を伝えています!!
例えば↓例の1つがコチラ。

「HGUC シナンジュ」や「HGUC シナンジュ・スタイン」のバックパックにあるプロペラントタンクを改造なしでそのまま使えます。

取り付け基部は上下に大きく可動でき、左右はボールジョイント分だけ動かせます!
ぼくはちょうどシナンジュ・スタインのタンクを別のものに差し替えていたので余っててラッキーでした。
シナンジュ・スタインにはマッチしていませんでしたが、本体ボリュームのあるリーベン・ヴォルフにピッタリ!!
↑こんな感じで他にも「ドーベン・ウルフ」や「ウーンド・ウォート」などとの差し替えも可能。
下記公式では差し替えて遊べる例を紹介しているので、持っている方は是非組み合わせて遊んでみてね_(_^_)_
公式:HG 1/144 リーベン・ヴォルフ(A.O.Z RE-BOOT版)|
【レビューまとめ】

レビューは以上!サクッとまとめます(^^)/
冒頭からずっと言っていますが、初心者さん以外にはとにかくおすすめのHGハイエンドガンプラ!
コスト面で不安が残ると思いますが、確実に価格に見合った・・・いや、それ以上のスペックを示してくれるはず!
個人的に「指揮官用」・「一般用」や「塗装用」・「パチ組み」用と予備としてもう一個欲しいかも・・・4次こないかな(笑)
とりあえずKPSの強度はちょいちょい変更してテストしている感があるので、今後良くなりそうな未来が見える!
以上!最後に特に良かった点、強いていう残念な点をまとめておわります!
特に良かった点
強いて良くなかった点
ありがとうございました!
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