今回は『HGUC ズサ』のレビュー記事です!プレミアムバンダイ限定のZZ版ですね。

| メーカー:BANDAI SPIRITS(バンダイスピリッツ) |
| 登場作品:機動戦士ガンダムZZ シリーズのレビューリストはこちら↑ |
| グレード:HG(ハイグレード) HGのレビューリストはこちら↑ |
| メーカー希望価格:2,970(税込) |
| 発売日:2015年07月 |
| 購入先:プレミアムバンダイ |

独特なプロポーションに全身に『ミサイル・ポッド』の発射口を備えた特徴ある機体。
今回レビューするのはZZ版のズサで、他にユニコーン版があります。
本記事ではレビュー評価をまとめてから各項目をレビューしていきます!良ければ評価だけでもチェックしてみてください・ω・
『HGUC ズサ』のレビュー総合評価






| ★5評価点数:55〜60点 |
| ★4評価点数:49〜54点 |
| ★3評価点数:30〜48点 |
| ★2評価点数:16〜29点 |
| ★1評価点数:〜15点 |
総合評価は★3.5!丁度★4と3の間くらいの評価でした。
プロポーションは独特で好みが出ますが、劇中再現度は高い。
2015年ということでパーツ分割もそこそこ多く、自然なパネルラインにリベットの造形。ギミックの『ミサイル・ポッド』の展開と合わせると見栄えは非常に良かったです。
色分けはちょっと気になる点もありますが、許容できる範囲でしょう。
組み立ては簡単で初心者さんでも組み立ては問題なくできる一方、逆に簡素過ぎて物足りなさは否めません。価格に対してのコストパフォーマンスを損なう要因に感じました。
パーツが簡素な点と繋がるんですが、構造的に可動域も極端に良くない。自立、または浮遊させておくくらいしかディスプレイ幅がないのは残念なところ。
総じてコストパフォーマンスで見るとあまり良くない!一長一短が極端なキットでした!
ズサにアクション性を求めない人やコストをあまり気にしない人におすすめ!
全身『ミサイル・ポッド』というコンセプトは面白い!異形なMSが刺さる人には好まれるように思います。(ぼくもそう)
ただ、送料込みだと約3,500円・・・作っている段階だとかなり高額に感じてしまったのでコスト重視の人は避けた方が良いです。
ミサイルハッチの展開ギミックやブースターポッドとの分離などイジっているとプレイバリューは思ったよりありました!
- 良かった点
- 良くなかった点

- 独特なプロポーションを劇中再現!且つ密度・重量感を表現できている
- シールド裏に『ビーム・サーベル』をマウントできる
- メイン武装の『ミサイル・ポッド』は可動して射撃角度を調整でき、キット本体にはハッチの展開ギミックが搭載されプレイバリューが高い
- ディテールは少ないがパーツ分割とイエローの濃淡でディテールが表現され見栄えが良い
- 組み立てが簡単、且つ1パーツが大きいので短時間で作ることができる
- 単体ディスプレイと分離ディスプレイの2択で楽しめる

- 股関節が一体型のボールジョイントで古臭さがあり、開脚幅の狭さや破損リスクもある
- 肩の引き出し関節や膝関節がポリキャップ接続なんですが艶が出すぎてスッポ抜けやすい!
- 高い・・・ギミックやサイズ・密度に満足感はあるが、シンプルにクオリティ不足
『HGUC ズサ』のポージング一覧と保持力
























ポージングは以上!
はい・・・かなりポーズ付けは苦戦しました!武装のほとんどが射撃系・・・胴体・脚部に制限が出てしまいバリエーションを出すことができない(笑)
個人的にはちょっと歩いてる感じや素立ち・浮遊ディスプレイでハッチ展開させた状態がベストに感じました(´ε` )
動き頭部の可動や視線の可動どちらか欲しかったですが、シールを任意の位置に貼り付けるだけなので大分スペック不足。レール可動さできるようにしてほしかったなぁ。
長時間動かした後の保持力は?
2時間半動かした結果、下記の点で保持力不足が出ました。


上部関節は柔らかいKPSとポリキャップの組み合わせになっています。
ポリキャップのPC-002は滑りが強く抜けやすい。さらにKPSも2015年当時だと滑りが強いので相性が良くないです。
肩部は特に顕著に影響が出る。上腕からロールさせようとすると負荷は回す箇所と肩部ボールジョイントに掛かります。
この時ロールの渋みに対し肩部の保持力が弱すぎるため先に肩が抜ける・・・といった感じ。
対策としては、軸側とポリキャップの内側に摩擦が出るように加工するか、軸を太らせるなどがあります。
簡単にやるなら太らせる方ですが、2015年頃のKPSは強度が弱いのでやりすぎると破損に繋がるのは注意してほしいところ!
保持力強化の参考記事があるので、そちらを自己責任で試すなり応用してみてください(^o^)
組み立て難易度は?注意点・内容物・付属品

| 組み立て難易度:初心者~ |
| 組み立て所要時間:1時間程度(ゲート処理なし) |
組み立てた外観は↓こんな感じ。
画像をスワイプ or ドラッグで外観を回転できます。
組み立て時間は1時間程度で、パーツが大きくポリキャップを使った古から伝わる簡易構造!
シールで細かい箇所を色分けになっていますが、大まかなネイビー・イエロー2色の濃淡・レッドのアクセントでそこまで物足りなさを感じません。
形状は独特ですが、内部の構造は至ってシンプル!
組み立ての特徴や注意点・ランナーなどの内容物チェック!
- キットの特徴・注意点
- 内容物を確認
特別な仕様はほとんどないので、気になるであろうポイントだけ紹介。

股関節は2000円初期から2007年程まで主流だった一体型のボールジョイント・・・嵌め込みが硬めだったので、押し込む際折れないように注意した方が良いです!

脚部は独立した足首関節に膝の挟み込みとモナカ構造のスタンダード。その中に『ミサイル・ポッド』のパーツを挿入する仕組みで独特。

余剰パーツはポリキャップが4つ余ります。
【説明書】


説明書はユニコーンバージョンのものが同封されていました。


ユニコーン版の説明書に加え、1枚モノクロの説明ページが付属。これが唯一の相違点になります。
はいっ!ここでBADポイント!

同梱した1枚の紙の方。メッチャ汚いしメッチャ気持ち悪かったです。写真でちゃんと写しませんでしたが、寄るとかなり粘度の高いなんか・・・う◯こみたいだった。
マジで気分悪かったです(-_-)
筆者は捨てるので良いんですが、コレクションする人には非常に激オコポイントになると思うのでもっと品質管理気を付けてほしいですね。
説明書はWEB版公開されていたので、もし同じように汚れていてもそちらを利用できます。
【シール】

カラーシールは1枚付属。弾頭やラインなどに使います。
【ランナーリスト】
ランナーは10枚でポリキャップが1枚。
枚数で見るとランナーは多いですが、1パーツが大きく、追加ランナーも小さいので多くなっているだけ。
先述した通り、組み立ては1時間程度で出来ます!
『HGUC ズサ(ユニコーンVer.)』のランナーとほとんど共通で、腕部などの一部が新規造形になっています。











各部ディテールチェック
【頭部】

- 頭部は胴体とほぼ一体化したデザインになっていて、額は前方に突き出たデザイン
- 額中央には小さい逆三角形のモールドが入っている
- 後頭部にはエアインテークのようなデザインが造形されている
- モノアイはシールで再現。左右の目に見える枠は狐を彷彿させる形状
- 首元にはモールドで30mmバルカン砲も再現されている

頭部横にはエアインテークの造形があり、スリットラインも入っている。

頭部は被せるだけで内部は↑こんな感じ。モノアイシールは固定位置になるのでレール可動は不可。
【腕部】

- ショルダーは前後から見ると波紋のようなデザインに段差を付けて奥行きを造形
- 大きいリベットモールドが入っている
- ショルダートップには目立つ合わせ目が出る

頭部から肩部にかけてラインが入っていますが、一部はデザインに落とし込まれています。肩部上は合わせ目に見えますね。

- 前腕・肘は大きく造形され、側面には大きなリベットデザインが入っている
- オレンジイエローのアームカバーは2パーツで構成
- アームカバー底部には弾頭デザインが造形されているが色分けはされていない
- ラインなどのモールドは比較的少ない
【胴体】


- ラインモールドはほとんど入っていないが、胸部の左右には分割パーツでハッチがある
- ハッチ内部にはミサイルが造形されているが色分けはされていない
袖同様、胸部のミサイルは部分塗装してあげるだけで更に特徴を引き立てることができるので、普段塗装しない人にもおすすめ!

- 背部にはバックパックを取り付ける独自のダボ穴
- 背部は突起があり、大きい2基のバーニアノズルもパーツ分割で造形。ディテールは最小限


- 腰部アーマーはフロント中央のみにあり、長めに造形
- レッドのアポジモーターらしきパーツは分割されている
- サイドアーマーはないが、大腿部には装甲やハッチがある。背部はリアアーマーも兼用
- 股関節底部には3mmダボ穴があり、形状は8角形になっている
【脚部】



- 大腿部・レッグアーマーは丸みがあり太めに造形されている。大腿部はパーツ分割されている分ディテールが多い
- レッグアーマー側面にはクランクのラインデザインが入っている
- モールドは最小限になっている

大腿裏や前のミサイルハッチ下に合わせ目が出ます。

- スリッパは3又にわかれている(デビルガンダムっぽい)
- ヒール裏には3基のバーニアノズルがある
- 足裏を見ると爪先は肉抜きされている中央には凹凸のモールドが入っているが比較的控えめ
付属品一覧
ブースター・ポッド






『ブースターポッド』のメインスラスターには5基の大型ノズルを搭載!内左右の2基は特にボリュームがあります!
仕様としてはサブ・フライトシステムの運用も想定された設定。
エアインテークも造形されていますが、色分けはされていません。本体よりもディテールは濃く反映されていますが、オレンジイエローという点でやや視認しづらい。
ミサイルポッドはレッドで分割されています!

上部長いスタビライザー裏は肉抜きされています。サイズは本体と同等で、独立したディスプレイも可能!

組み付け段階でミサイル・ポッドの基部2箇所が緩く感じました。ポージングには影響ありませんが、動かす頻度が多いと抜けると思います。

バックパックの取り付け基部は独特な形状↑

ミサイルポッドは上下回転!ただし360度は不可で、回しすぎると抜けます。

下部のスタビライザーらしき部分も上下に可動。

トップから見ると平軸用のダボ穴があり、合わせ目が出るポイント。
付属品にはありませんでしたが、サブ・フライトシステム用のパーツがはめ込めるかも。
ビーム・マシンガン

『ビーム・マシンガン』は3パーツで構成。モールドは少なめですね。


右側にはマガジンがあるのでそこだけ左右非対称。

グリップには平軸が造形されているので専用ハンドパーツに固定できる。

上下から見ると合わせ目が出ます。
ビーム・サーベル

サーベルは一本、エフェクトは2本付属。

サーベルには浅いですがモールドも入っていました。思ったより細かい階段モールドもありますね。

エフェクトは大小2種付属してきます。
シールド

シールドが1つ付属。裏打ちはほぼありませんが凹凸でデザインは入っていました。

シールドは上部の短い部分のみ約90度可動できます。

基部には円形の突起があるので、肘の大きい2つのリベットに選んで取り付けできます!

基部は軸接続でロールのみ可動。

嬉しかったのはサーベルを基部横に4本マウントできます!アレンジで情報密度も簡単に追加できるのは嬉しいところですね(゚∀゚)
ハンドパーツ

『ビーム・マシンガン』用のハンドパーツが付属。甲は曲面でモールドは入っていません。

先に説明した『ビーム・マシンガン』用の平軸ダボ穴は↑こんな感じ。
可動域チェック!弱点の詳細
【肩部・腕部の可動域】

- 肩は前に引き出しでき、ボールジョイントなので後方にも可動
- 腕はショルダーが干渉して約45度まで上がる

- 上腕はロールできる
- 腕はほぼ直角まで曲がる
- 手首はボールジョイント接続だが、軸の差し込みが深いのでほぼ動かせない
【胴体の可動域】

胴体はボールジョイントで接続になっていますが、背面のスラスターパーツが干渉してほぼ動かすことができません。
できるのは若干捻れるくらい。

股関節もボールジョイント。開脚にかなり制限がつきます。
【脚部の可動域】

- 足は前に水平以上まで上がる
- 膝は二重関節だがレッグアーマーと干渉もあり約90度まで曲がる
- 足首は上下同じ程度可動する
搭載ギミック
主なギミックは3つ!基本的にミサイルハッチの展開ですね(^^)
【胸部ハッチの展開】

ハッチ展開は可動ではなく、一度取り外す手間がでますが開閉状態を再現できます!側面の平軸ダボ穴に差し込んで固定。
【大腿部のハッチ展開】

大腿部には上下スライドハッチのギミックを搭載!弾頭には一部マイナスモールドも入りパーツも分割されています。
【レッグアーマーの展開】

レッグアーマーも引き出して開閉可能!片方5発ずつパーツが造形されています。ただ、若干空間が無駄に広く感じますね。
ガンダムZZ関連のガンプラと比較
『機動戦士ガンダムZZ』関連のキットを年代順・同価格帯で並べて比較してみました。

2010年発売の『HGUC ダブルゼータガンダム』と比較。

続いて2014年とズサと同年代の『HGUC ドーベン・ウルフ』と比較。

最後に2025年に発売されたZZ関連の最新作である『HGUC ガルスJ』と比較。
残念なのはどちらもモノアイがシールで固定タイプ。ズサはシールもパーツも1つだけでしたが、ガルスJは2セット作れて差し替えできるので、同じようにしてほしかったかも。
HGUC ズサ【レビューまとめ】

まとめると↑こんな感じ!ディスプレイに特化したガンプラだと思います!
正直、見栄えは良いがギミック・プレイバリュー・付属品を含めて高いっっ!!!!
構造がシンプルで作りやすいのは良いですが、初心者に優しい反面経験者としては物足りなさすぎる。
加えて破損リスクを感じる股関節に極端に制限された可動域はどうしても評価を下げてしまいました。
ですが、改造はしやすそうだし、飾ってる存在感も強い。
メーカー希望価格だけなら全然ありなので、ユニコーン版が出たらそっちをおすすめしたいかも。丁度送料分高く感じる(笑(゚∀゚)
以上、レビューおわり。



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