今回は「MGSD フリーダムガンダム」のレビュー記事!
MGSDシリーズ記念すべく第1弾のガンプラですね!SDの体躯でMGのような可動や、搭載した多彩なギミックが特徴。

| メーカー:BANDAI SPIRITS(バンダイスピリッツ) |
| 登場作品:機動戦士ガンダムSEED シリーズのレビューリストはこちら↑ |
| グレード:MGSD(スーパーデフォルメ・マスターグレード) MGSDのレビューリストはこちら↑ |
| メーカー希望価格:4,290 円(税10%込) |
| 発売日:2023年01月21日 (土) |
| 購入先:楽天ブックス |
【レビューの総合評価】

| ★5評価点数:55〜60点 |
| ★4評価点数:49〜54点 |
| ★3評価点数:30〜48点 |
| ★2評価点数:16〜29点 |
| ★1評価点数:〜15点 |
評価は★5!他MGSDガンプラとクオリティは同等でしたが、ギミックが多いことで点数が上がった結果となっています。
造形バランスはとれていますし、ディテールはさすがのMGクオリティ!特に頭部デザインでバラつきのあるフリーダムですが、一番劇中に寄ってると思います。(仮に寄ってなくても一番かっこいい)
パーツ数は多いですが、組み立て自体は特に躓くポイントはありません!
可動域はSDの特徴である脚部の短さが若干影響しているものの、拡張ギミックも搭載しているので申し分なし!
保持力は強く一部にはロック機構を搭載しているので安定して動かすことができましたが、一方、胸部・胴体は比較的抜けやすくなっていました。
とはいえ、コストパフォーマンスは十二分に満たせていますし、抜けやすく感じた箇所の補強もそう難しくないことを考慮すると即買い推奨のガンプラで人気なのも頷ける(゜゜)
↑こんな人におすすめ!
そのままでクオリティが高いので改造する前提とかだとあえて選ぶ理由はなさそう。
本記事ではキットの特徴や組み立ての注意点からディテール・可動域の詳細、それを踏まえたポージング例をまとめているので再販の参考にご覧ください。
組み立て:難易度・注意点・内容物レビュー

| 組み立て難易度:脱初心者~ |
| 組み立て所要時間:4時間半程度(ゲート処理なし) |
【完成した全体】





組み立ては難しくありませんが、一部細かいパーツもあるので脱初心者さん。特にMG挑戦してみようかな?と思っているそこのアナタに挑戦してみてほしい。
アンダーゲートもないので2度切りが嫌いな人でも大丈夫!
↓下記では組み立ての特徴や注意点、ランナーなどの内容物をまとめました。
組み立ての特徴や注意点・ランナーなどの内容物チェック!
- 内部構造の特徴と注意点
- 内容物・ランナーなど
MGSDの特徴といえば、SDなのに存在する内部フレーム。
↓こんな感じで内部フレームを搭載しています。





写真をご覧の通り、腕と脛パーツは外装で繋ぐためフレームで全身を表現することはできず、”ほぼ”全身ですね。






細部を見るとダボが少々目立ちますが、内部フレームにもモールドが多く入っています。

動かしやすい腕部にはロック機構を搭載。KPSですが軸・突起どちらも太くなっていて簡単に潰すことはありませんでした。
RGだと抜く時に突起が潰れる経験をたっくさんしてきたのでこれはGOOD!
本体腕部ぐらいでしたが、バクパックのウィングにも同様の機構があります。
全て新規パーツなので余剰パーツは出ません。
【組み立ての注意点】

ツインアイのクリアパーツは小さく、向きも決まっています。
パーツの切り出しで余分なゲートが残っていたり、逆に切りすぎてしまうとうまく嵌まらなかったりポロリすることがあるので注意!
ぼくは今回の『MGSD フリーダムガンダム』ではうまくいきましたが、以前作った『MGSD エアリアル』ではパーツが飛んでいって紛失しそうになりましたね。
【説明書】


【リアリスティックデカール】

【ランナーリスト】
ランナーは全部で16枚。内一枚がエフェクトのランナーになっています。

AランナーにはMGSDに使われるシルバーメッキパーツも含まれていますが、数は少ないですね。








Iランナーは特徴でもある『リフレクションカット』加工が施されたクリアパーツで、『MGSD フリーダムガンダム』により搭載された新技術。

3つの付属品一覧
ビームライフルをタップで詳しく見る

専用の「ビームライフル」が付属。

スコープはリフレクションカットのパーツで中央にラインの凸モールドが入っています。
嵌め殺しになるので、塗装する場合は仮組みでは嵌めこまないようにした方が良さそう。
嵌めこんで取れなくなった場合は裏に小さい穴を空けて爪楊枝とかで押し出せばいいかな。

グリップには右手用の固定軸がある。

フォアグリップは左右に90度可動できます。

基本デザインは左右対象ですが、右側面に腰部にマウントするための平軸が付いています。
シールドをタップで詳しく見る

シールドは厚く密度がある!ディテールも多くパーツ分割も多い。

裏には裏打ちもあり、一部スリットから内部のフレームに入ったメカモールドもチラ見え。


基部はパーツは軸で接続。前後に可動しロールもできます。可動ポイントは少ないですがフレキシブル!

グリップもパーツ分割されているのでハンドパーツに握らせることもでき、グリップは上下にも可動できます。
ビームサーベルをタップで詳しく見る

『ビームサーベル』は2本付属。エフェクトはSB-13のHG標準サイズが2本。

サーベルにはハンドパーツに取り付ける平軸が付いてますね。縦にうっすらパーティングラインが出てました。
ちなみにこの平軸はサイドアーマーに取り付ける際ロックにも活用されます!

サーベルの連結は差し替えなしでギミックとして再現!
『MGSD フリーダムガンダム』の全体外観と各部位の詳細
画像をスワイプ or ドラッグで回転できます。
全体的にパーツ分割が細かくディテール表現は濃密!頭部と脚部はMGSD独自のバランスで調整されデスクに起きやすいサイズ感になっていますね。
ウイングが大型なので自立が少々難しいですが、支えとしても使えるので特に問題はないと思います。
ちなみにウイングなしでも自立できましたが、メッチャ時間かかりました!(笑)
個人的にラインモールドの片辺にC面(面取り)が入っている箇所が多く多面的に見える一方、若干情報過多に見えるのは気になりました。
↓部位ごとにアップで詳細を確認!
- 頭部ディテール・可動域・ギミックを見る
- 肩部・腕部ディテール・可動域・ギミックを見る
- 胴体ディテール・可動域・ギミックを見る
- 脚部ディテール・可動域を見る
- バックパックディテール・可動域・ギミックを見る
頭部
■ディテール

- ブレードアンテナはエッジが出ている
- 頭部側面のインテークやバルカンはシルバーメッキのパーツで色分けされている
- ツインアイはメッキのパーツにクリアイエローを被せており、内部のメカモールドも透過して視認できる
- フェイスには2本の『への字』スリット入り
- 後頭部までくり抜かれた造形から見える内部フレームなどディテール多め
■可動域

- 頭部は上に約30度上がるが、俯きはほとんどできない
- 首は左右には少し振れる
- 首周りは干渉なくロールできる
肩部・腕部
■ディテール

- ショルダーアーマーはトップ・フロント・リアで分割されラインモールドも豊富
- 側面にはブルーのパーツでスラスターを表現

- 上腕か前腕まで凹凸モールドが豊富
- ホワイトとライトグレーでディテールもアップ!且つ分割パーツで自然なラインも出ている
- 肘にはブラックの突起があり、シールドをマウントできるダボ穴がある
■可動域

腕は水平以上に大きく上がり、肩関節は前方に引き出しできる。後方には若干でした!

- 上腕はロールできる
- 肘は2重関節で深く曲がる
- 手首の可動域は若干狭い

ハンドパーツには3箇所のボールジョイント可動ポイントがあります。
■ギミック

ショルダーアーマーの前後は引き出すことで前後共に可動させるギミックを搭載!

ショルダーの内側にあるスラスターは上下可動できる!
加えて、下に動かすと内部のギアがレッドパーツ部分と連動して展開。
胴体
■ディテール



- 胸部ダークグレーで左右にあるバルカンはシルバーメッキで色分け
- 胸部インテークもシルバーメッキで階段モールドが造形されている
- 背面にはバックパックを接続に使うダボ穴があり、大きめの平軸になっている

- フロントアーマーはモールドが多くラインにはC面が入っていたり凹凸表現も入っている
- 裏打ちモールドも入っている
- 下部にはインテークも造形されている

サイドアーマーのレールガンはフリーダムの特徴を再現しつつ、メカディテールも追加されています。
『ライトグレー・ダークグレー・レッド』のパーツで構成。
ここはレールガンがライトグレー単色になっていますがモールドのパネルラインが豊富なので金属表現を足してみるのも良いかもしれません。


- リアアーマーにもフロントアーマー同様インテークが左右に造形
- 外装と裏打ちパーツで色分けしてディテールもある
- 中央にはライフル用のダボ穴がある
- リアアーマーは大型
■可動域

- 胴体は前後に大きく可動できる
- 左右にも少し振ることができる
- 腰部は干渉なくロールが可能

フロントアーマーは大きく上がるがサイドアーマーは若干上下できる程度の可動。

リアアーマーも大きく上がります。

約180度開脚できる!
■ギミック

胸部にはコックピットの開閉スライドギミックを搭載。

胴体は上に引き出すことで可動域を拡張できる。

サイドアーマートップには『ビームサーベル』をマウントでき、パーツの一部を引っ掛けることでロックが可能!
HGに多いポロリ問題を見事に解消しています(^O^)

股関節はフロントアーマーを引き下げることで可動域を拡張できます。

レールガンはもちろん展開でき、内部にはギア構造が入っているので前方・後方が連動して展開します。

ちなみに前方の発射口とダクトらしき造形は↑こんな感じ。

レールガンにはグリップも収納されており、左右90度可動できます。

さらにさらに!サイドアーマーは後方に反らせるギミックがあるので、レールガンは正面だけでなく斜めに構えるなど劇中ではなかったアレンジも楽しめます。
脚部
■ディテール



- 脚部は短いが胴体・腕部とバランスが取れている太さになっている
- パーツ分割が多いので自然なラインと多彩なモールドでディテールは多い
- 膝にはシルバーメッキのインテーク、脹脛にはスラスターがある

- スリッパはHGに近くモールドはかなり少ない
- アンクルアーマーは2パーツ構成でマイナスモールドやインテークのような造形が入っている
- 足裏には細かいモールドが入っており、中央にはバーニアの造形も確認できる
■可動域

大腿部は引き下げることができ、膝を曲げると自然に連動して可動できます。

- 足は前に約90度上がり、曲げるのは90度以上
- 足首は上下に大きく可動できる

足首近くにはロール軸が入っているので↑この角度でも接地性は良い!

一方、ヒールと爪先は分離しているので、角度を付ける際直感的に動かしづらい。
『RG ゴッドガンダム』などにも導入されている構造ですが、接地性が良いはずなのに安定させにくいというジレンマ構造。
バックパック
■可動域


- バックパックのウイング・バラエーナは長めにデザインされている
- 全てのウイングは分割され、厚めになっている
- 色分けも全て分割パーツで再現

ウイングの基部には新技術である『リフレクションカット』を使い、隙間から反射したドットに見えるクリアパーツが露出しいている

バックパック中央には2基のスラスターがあります。

首裏にも階段モールドで表現されたインテークがある。
■可動域

2基あるスラスターの下部は開閉でき、開くと3mmジョイントダボ穴が露出!アクションベース用ですね!

ウイングは前後に約90度可動できる。

片翼6枚の翼は全て独立して上下可動が可能!(バラエーナも同じ)


バラエーナは前方に構えることができ、左右にも開くことができる。更にロールもできるので見せ方を変えることも可能!
■ギミック

自由度の高いウイングですが、バックパックの基部は左右共に引き出すことができるのでさらに拡張!
見せ方や可動域を広げることができます。
『MGSD フリーダムガンダム』のポージングギャラリー
MGSDってどの程度動かせるの?っていうところ!(゚∀゚)
買った時どう飾るか?など参考にご覧ください。

























以上!ポージングギャラリーでした!
広い可動域にレールガンやバラエーナ、バックパックの柔軟性で表現できる幅は間違いなく広い!
劇中ポーズの再現度も高いですし、それを可能にする肘・膝の深い曲げに拡張ギミックは拘りを感じることができました!(*^^*)
一方、ちょっと残念だったのはアクションベースの対応ジョイントダボ穴。ポージングにキレは出ているものの、若干固さを感じた人は感性高すぎ!

お察しの通りダボ穴周りの形状が四角になっており、形状に合わせたアクションベースを使うとフィットして回転できず細かい角度調整ができない。
この点は後発のMGSDで改善されている点ですね!
扱いづらさはあったものの、納得いくポージングを再現できるクオリティになっていました!後は発想次第!!!\(^o^)/
3時間動かしてわかったポロりポイント!
基本的に保持力は良好でしたが、前屈可動をしていると胴体がテコで抜けやすいということを確認しました。

胸部の抜けをタップで詳しく見る

1つ目は胸部内部にあるボールジョイント。ここが前屈を繰り返しているとちょいちょい抜けます!
先述した通り優位わけではなくテコで抜けているので、補強はしなくてもいいかも。形状的に補強すると破損リスクがありますね。
ぼくみたいにギリギリを攻めないのであれば問題ないはず。
腰部抜けをタップで詳しく見る

腹部は太い軸接続。捻り可動をさせているといつのまにか抜けるって感じですね。
ここも保持力自体は足りているので、抜けにくいようにダボ穴の縁に瞬着を突起のように塗布してみると良いかもしれません。(軸の肉抜きに引っ掛けるイメージ)
ただ、写真右を見て分かる通りダボ穴が若干白化している。KPSですが、厚みを増しすぎると割れる可能性があるので注意してください。
股関節をタップで詳しく見る
最後に股関節・・・なんですが、ここはぼくのミスなのか個体差なのかちょっとわからないいんですが、左がちょいちょい抜けることがありました。
ただ、ある時を堺に抜けなくなった(;・∀・)差し込みが甘かった可能性があります。
抜ける”かもしれない”(笑)
ボールジョイント接続ですが、抜けにくい工夫も入っています!
↓補強の参考記事があるので、実践する際は自己責任でお試しくださーい。
MGSDシリーズと比較!
まずは後発のMGSDガンプラと比較して、その後『HGCE フリーダムガンダム』と並べてみます(゚∀゚)

『MGSD ガンダムバルバトス』と比較。
『MGSD フリーダムガンダム』の次に発売されたMGSDシリーズガンプラ。
ディテール・エッジ・サイズ感は同等に見えますね。
作って見た感想としては『MGSD ガンダムバルバトス』の方は股関節・ヒール周りが簡素化されている点は違っていました!
接地性とか『MGSD フリーダムガンダム』で感じた不満点を簡素化しつつ改善した感じですね。
とはいえ、簡素にしすぎてちょっとぼくは物足りない気がします。
比較した『MGSD ガンダムバルバトス』のレビューも合わせて見る

『MGSD エアリアル』と比較。
こちらもディテールクオリティはあまり大きな変化はありません。
内部フレームですが『MGSD フリーダムガンダム』は腕部・脚部に一部繋がありました。
バルバトスもそうなんですが、エアリアルは完全にフレームだけで形を保つことができるようになっており、所感だとメカディテールは密度が増していると思います。



『HGCE フリーダムガンダム』とついでに比較。
はい、もうクオリティは圧倒的に違うのでみなまで言うまい(笑)
サイズでいうとMGSDはHGよりちょっと小さいくらいですが、密度があり重量感はHGより全然重いです。
所有欲の満たされ方は異常!
MGSD フリーダムガンダム【レビューまとめ】

- 良かった点
- 良くなかった点

- パーツには一部シルバーメッキが使われ金属感やメカディテールを表現している
- MGSDだが組み立てやすくHGを数回組み立てたことがあれば挑戦できる
- 可動域は広くアクションポーズの幅は広くキレのある表現ででディスプレイ映えする
- ギミックが多彩で他MGSDよりも満足度高め
- コストパフォーマンスは納得できるクオリティに仕上がっている

- 胸部・腰部が若干抜けやすい
- 足首の接地性は良いがヒールと別可動軸で安定させづらい
- 内部フレームは一部装甲で繋ぐ必要がある
MGSD第1弾ですが、後発のキットよりもギミックの充実度が頭1つ抜けており、股関節周りはより細かい。
直感的に自立させにくい点や構造による胴体の抜けやすさは少し気になりますが、コストや完成度を考えると冒頭で述べた通り十分パフォーマンスは満たせていると思います。
良いキットでした!レビューは以上、おわりー。




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