やったー!ワードプレスインストールできた!!
さぁっ!これからブログ頑張って収益化あげていくぞーーー!!!
・・・・と、ちょっと気の早いあなたへ。
STOP!!!
ワードプレスをインストール後に初期設定やったかい?
この初期設定、存在は知っていても実は後回しにしがちな人が結構多い。
ですが、絶対にしておいた方がいい設定があります。
記事を作った後になって困る問題もでてくるはずなので、今回はぼくが思う「必要最低限の初期設定」にフォーカスを当てていきたいと思います。
さっそくですが、最初に絶対やっておいた方がいい設定はコレっ!
下記ではそれぞれの項目の詳細と、後でほぼ間違いなく必要になるおすすめのお問い合わせフォームなども合わせて紹介していくので参考にご覧ください。
- 【ワードプレスブログ名変更】4つの方法と変更できない時のチェックポイント
- WordPressのツールバーが表示されない!?初心者向け表示法解説
- WordPressのローカル環境を整える!おすすめツールと使い方
- WordPressを使ったリンクの貼り方は?外部・内部リンクの設定方法
ワードプレス最初にやること① 言語設定
WordPressをインストールする際、簡単インストールは日本語になっていると思うんですが、手動だと英語版になっていることも。
もし、表示が英語になっている場合はWordPressの管理画面メニュー「Setting」>「language」を選択して「日本語」を選択してください。
タイムゾーンの時間も「UTC+0」>「UTC+9」に変更してください。
これで日本語表示されるはずです。
英語が読めるのであればそのまま運用しても大丈夫ですが、多くの場合日本語にしないと項目などわからないと思うので紹介。
重要度は
ワードプレス最初にやること② SSL化
今回紹介する初期設定の中でも、特に重要度の高い最初にやることです!
この設定を最初でやっておかないと、初心者の方では後のトラブル解決に割く時間が多くなってしまう可能性が高いので、面倒と感じても後回しにしないようにしてください。
そもそもSSL化って何?
SSL化はデータ通信を暗号化させてセキュリティを向上させる技術。
数年前まではSSL化されているサイトと、そうでないサイトが混在していましたが、2023年現在、導入はほぼ必須であり、googleからも推奨されています。
その証拠に、SSL化されていないサイトにchromeアクセスしようとすると警告文がでることがあります。
一度は見たことあるのではないでしょうか?
これからサイトを使って収益に繋げていきたい方にとってこれは致命的ですよね。
見分け方は簡単で、URLの冒頭「http」→「https」になっているかどうか。
さらに、URLの左側に鍵のマークがあると思います。これがクリックして情報が保護されていればOK!!
- SSL化未設定URL例:http://www.〇〇〇.site
- SSL化済み設定URL例:https://www.〇〇〇.site
SSL設定は以下の段階で進めていきます!
重要度は
- Xサーバでの無料独自SSL設定方法
- 「WordPress アドレス」と「サイトアドレス」の変更
- Xサーバーから「.htacces」のリダイレクト設定
以上の手順で進めていきますが、事前にWordPressの「管理画面」>「一般設定」を開いておいてください。
1.Xサーバでの無料独自SSL設定方法
ー フェーズ1 ー
ぼくがXサーバーを使っているので、Xサーバーで無料で使える「無料独自SSL」の設定方法を教えますね。
- STEP1サーバーパネルへログイン
- STEP2「ドメイン」項目に入り「ドメイン選択画面」からSSL化するドメインを選択
- STEP3「SSL設定」に移動したら任意のドメインの「変更」を押し「ON」にする。
ぼくはONになっているのでOFFのボタンが表示されています。
手順はこれだけ!
Xサーバーを使っている方であれば、ドメインの設定段階でSSLにチェックを入れていれば初期設定でONになっていると思います。
とりあえずONになっているか確認してもらえればOK!
もし「OFF」になっていたら「ON」に変更してもらえたら完了!
・・・って、多くのサイトではここで説明が終わってしまいまってますが、まだです!
2.WordPressの設定変更
ー フェーズ2 ー
WordPressの管理画面、左の項目一覧から「設定」>「一般」の中にある
- WordPress アドレス (URL)
- サイトアドレス (URL)
この2か所のアドレスを「http」の部分を「https」に変更してください。
変更できたら下部にある「変更を保存」ボタンを押して保存します。
これでフェーズ2完了です!
3.「.htaccess」でリダイレクト設定
ー フェーズ3 ー
まずは現状の確認。
フェーズ1、2の対応をしたことで、今現在、インストールしたWordPressの管理画面URLではアクセスできなくなっているはずです。
手持ちのメモ、またはサーバーパネルより「WordPress簡単インストール」からドメインを選択し、インストール済みのWordPressURLを叩いてみてください。
繋がらないのが確認できると思います。
続いてフェーズ3!最後の設定!
もう少しだからがんばって~!
.htaccessの設定は、「http」のサイトアドレスを「https」のサイトアドレスへ飛ばす設定。
こうすることで、SSL化前と後の両方のアドレスからアクセスすることができるということになります。
それでは「.htaccess」の設定。
※このやり方は独自ドメインが対象です。サブドメインはファイルマネージャーやFTPツールから設定する必要があります。
- STEP1サーバーパネルからホームページの項目より「.htaccess編集」へ遷移。
- STEP2設定するドメインを選択
- STEP3.htaccess編集でコード編集画面を開く
下記のコードをコピーして編集画面で貼り付け、入力したら確認画面へ遷移してそのまま実行。
RewriteEngine On RewriteCond %{HTTPS} !on RewriteRule ^(.*)$ https://%{HTTP_HOST}%{REQUEST_URI} [R=301,L]
これで以上です!
先ほど繋がらなかった管理画面へのログインURLで画面が表示されていればユーザーネームとパスワードを入れて、中へ入って確認してください。
無事表示されていればOK!
おつかれさまでした。
以上がXサーバーを使ったSSL化の設定でした。
ワードプレス最初にやること③ noindex設定
3つ目の最初にやること。
WordPressの初期設定では、botによるindex登録ができるようにブロック設定がされていません。
全くの初心者や、ブロガーさんたちには基本的にこの設定で問題ありません。
ただ、中には制作中の製作途中のサイトを外部に漏らしたくないケースもあります。
企業サイトやサブドメインのサイト、すぐに人の目に触れてしまっては準備中のものがダダ洩れ。
この対策をしたい方はnoindexの設定をおすすめします!
- STEP1WordPress管理画面から「設定」>「表示設定」。
- STEP2「検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」にチェック。
noindex設定はこれでOK!
この設定はサイト全体をnoindex状態になるので、公開時には必ずチェックを外すようにしてくださいね。
重要度は
表示設定にて「ホームページ設定」や「1ページに表示する件数」の表示設定に関しては下記記事をご覧ください。
【WordPress】トップページの投稿表示件数を簡単に変える方法
ワードプレス最初にやること④ パーマリンク設定
個人的に最初にやることの中でSSLと同じくらい大事な設定、パーマリンク。
厳密には、記事を公開してgoogleに記事がインデックスされる前には決めておきたいところ。
パーマリンク・・・要は記事URLの構造です。
このパーマリンクをどういう形で表示したいかを決める設定があるので、カテゴリーや記事を作る前に是非設定しておいてほしいと思います。
- STEP1WordPress管理画面から「設定」>「パーマリンク」。
- STEP2パーマリンク構造から任意の構造をチェック。
- 基本
- 日付と投稿名
- 月と投稿名
- 数字ベース
- 投稿名
- カスタム構造
色々あってわからないと思うので・・・ぼくのおすすめを教えますね!
おすすめは「投稿名」です!
サイトを持つと色々考え「こうした方がいいかも」という理由でカテゴリー名やリンク設定をいじることがよくあります。
初心者さんならなおさら!間違いなくあると思う!!
「投稿名」にしておくと、ほんとに楽ですし、修正する時にも時間を取られずにすみます。
パーマリンクを「投稿名」に設定するメリット
- カテゴリー名を変更するたび依存してURLを変える必要がない
- カテゴリーを変更してもリダイレクト設定する必要がない
- ユーザーから見て記事がわかりやすい
「投稿名」に設定することで上記のようなメリットが得られます。
特に、カテゴリー名や、その他ワードをURLに含めてしまうと、含めたワードもindex登録されてしまうので、何か変更するごとに記事URをいじるリスクがあります。
例えば「https://〇〇〇.site/カテゴリー名A/投稿名」このようなパーマリンク設定にして、googleにindex登録された後、カテゴリー名がA→Bに変更された場合。
カテゴリーAに属する記事URLはすべて変更されるので、リンクパワーを保つためにはリダイレクト処理する必要がでてくる。
他のパーマリンク設定も同様に、変更が必要なケースを考えた場合「投稿名」一択しか考えられませんね!
もし、「今後絶対カテゴリー名を変更しない!!!」という確固たる意志が決まっていればどの形でもいいと思います(笑)
重要度は
※パーマリンク変更後には投稿記事のページでリンクエラーで繋がらないことがあります。
この場合、再度「設定」 > 「パーマリンク」を開いた後「何も編集せずに」変更を保存のボタンを押して更新してください。
これで修正されるはず。
ワードプレス最初にやること⑤ 更新チェック
最後に設定というほどのことでもありませんが、導入したテーマとプラグインの更新をチェックしてください!
更新ができるかどうかは管理画面にログインしていたら赤い数字で更新数が表示されていたり、プラグインなら「プラグイン」>「インストール済みプラグイン一覧」から確認できます。
※プラグインをチェックする際には「Hello Dolly」が入ってると思うのでついでに消しちゃいましょう。使わないプラグインです。
テーマも「テーマ一覧」からも確認できます。
ただ、この段階ではもしかするとテーマの導入がまだの方もいるかもしれません。
導入したら必ずチェック・更新してから使うようにしましょー!
重要度は
テーマの導入がまだの方はこちらの記事を参考にどうぞっ!
後で設置するツールのおすすめ
最初にやることではありませんが、WordPressを設置したらとりあえずあった方がいいよねっていうツールに「お問い合わせフォーム」があります。
プラグインで簡単に実装はできるんですが、日本だと下記の2つがメジャー。
- MW WP FORM
- Contact Form 7
逆に他のツールを選ぶ選択肢がないぐらい。
選び方はこんな感じ。
基本機能は誰でも簡単に使えるプラグインで、画面の見やすさや設定の簡易性から、初めてWordPressサイトを使う人に最適。
細かい設定まで充実した高機能プラグイン。
玄人向けで柔軟な設定や、独自の機能も組み込みやすい作りをしているのでカスタム性を高めたい人に最適。
ぼくの使った印象としては「MW WP FORM」は初心者用、「Contact Form 7」は玄人用。
あっ、でもでも!
こう言ってしまうと「MW WP FORM」が劣っているように見えてしまいますが、そんなことは全くないです!
知識がある人が触ればしっかりカスタマイズもできる。ただ、カスタムは初心者には難度がちょっと高いかなっていう感じですし、Contact Form 7の方は管理画面が見づらいと思いました。
初心者がどっちを使ったら楽かを考えると「MW WP FORM」に軍配だと思いました。
ちなみにどちらのプラグインも人気なので、困った時調べるとどっちも情報があるので最終的には好きな方を使うといいと思います。
フォーム用に設定するメールアドレスは、できればワードプレスを設置したサーバーで発行したメールアドレスを使った方がいいです。
例えばG-mailのアドレスを設定した場合、G-mail側のセキュリティでブロックされてしまうことが多々起こると思います。
回避するプラグインもありますが、WEB初心者さんを想定すると設定するのがメンドクサイと思うので、最初からサーバーでメールアドレスを発行して使った方が良い。
ワードプレスの一般設定で設定されているアドレスがG-mailの場合も同様。
5つの初期設定!絶対最初にやることまとめ
以上、WordPressインストール後、最初にやることを5選にしぼり紹介しました。
テーマによってはもっと設定も多く、共通しているコメントなどの非表示方法なども気になる人もいると思います。
ですが、その辺はサイトの運用方法と合わせる設定なので、今回どのサイトでも共通している設定を中心に取り上げた形です!
再度になりますが、下記の初期設定は運用開始前。できればインストールしたらすぐに対応しておくことをおすすめします。
- 言語変更
- SSL化
- noindex設定
- パーマリンク設定
- テーマの変更と更新チェック
記事を作ってからだと後々面倒になることもあるので(特にSSLやパーマリンクは)。
今回はこんな感じ!
ありがとうございましたー!
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