今回は『HG ガンヴォルヴァ』のレビュー記事(^^)

- 登場作品:機動戦士ガンダム 水星の魔女
- グレード:HG(ハイグレード)
- 価格:1,540 円(税10%込)
- 発売日:2023年06月10日 (土)
- 購入先:ふるいちオンライン
レビュー総合評価

| ★1 | ★2 | ★3 | ★4 | ★5 |
| 〜15点 | 16〜29点 | 30〜48点 | 49〜54点 | 55〜60点 |
レーダーチャートにした評価は★4以上!
組み立てやすく完成後の全体のプロポーション良さにディテールの多さ。
簡潔に構成された関節構造ながら柔軟に動かすことができ、サイドアーマーは可動ギミックも搭載。
パーツ強度に弱点を感じますが、対策や知っていれば回避できる。
コスト面で見るとパフォーマンス抜群!
初心者さんやパチ組み、ミキシング・改造と幅広い層におすすめできるHGガンプラでした(・∀・)
デザインがシンプル目なので、装飾・武装で物足りない人にはおすすめしない。
下記レビューでは、1箇所組み立てで注意したい点や各部詳細。ポージング後の劣化などまとめているので再販の参考にしてみてください。
組み立て:難易度や注意点・付属品・ランナーをチェック

- 本体構成ランナー×5
- エフェクトランナー1
- シール×1
- 説明書×1


説明書は小さいフォーマット。
| 組み立て所要時間 | おすすめ層 |
|---|---|
| 1.5時間程度 (ゲート処理なし) | 初心者~上級者まで |
【組み立てた全体写真】






完成した全体が↑こんな感じ。
パーツ構成・構造は簡易フォーマットに落とし込まれ、初心者さんでもかなり組み立てやすく、ランナーも少ない。説明書もみやすかったですね!
完全ポリキャップレスで関節にはKPSパーツが採用されガッチリ組み上がります。

付属品は↑こんな感じ。
スタンダードな武装ですが、シールドのクオリティは高かった!
下記タブでそれぞれ詳細をまとめています。特に組み立て注意点はチェックしてほしいところ(^^)
- 特徴と注意点
- 付属品一覧
- ランナーリスト
【キットの特徴】

頭部は大味に分割されていて組み立てやすくなっています。ツインアイはイエローパーツが使われています。
シールを貼らないとイエロー面積が広くちょっと柔らかい印象になりそう。

脚部には簡易ながらフレーム構造があります。
【主な関節構造】


首・肩関節はボールジョイント。

胸部にも大きいボールジョイントで胴体の前後・左右可動を1箇所で実現しているポイント。

上半身と下半身の接続は太い軸。
軸に引っかかりはありませんが、若干楕円になっており簡単に抜けることはありません。

股関節は大腿部側に太い軸。腰部側についてる軸よりも強度的に安心できるので個人的に好き(*^^*)

足首関節は縦ロールできるC型ジョイント。
ここはKPSの特性状変形する可能性があるのであまり好きじゃないところ!不安!
【余剰パーツ】
なし
【ビームライフル】

「ビームライフル」はマシンガンのような見た目でマガジンと銃口はパーツ分割。
左側面にはマウント用の平軸があります。
持たせるにはハンドパーツを一度分割が必要。
【ビームサーベル】

「ビームサーベル」は2本付属。エフェクトもクリアブルーのものが2本付属します。
エフェクトはSB-13とHGに良く使われるピンの細いタイプ。

サーベルはKPSでグレー単色。薄っすらと縦にパーティングラインが確認できますね。
一部に平軸があります。
固定軸と思いきや、持たせる時にエフェクト側まで貫通しないようにするためのもの。
逆さにするとスッポ抜けるのは気になるところ。

平軸はシールド裏にマウントさせるためにも使うことができ、2本とも取り付け可能。
【シールド】


シールドは縦長で3色構成。
凹凸の多さにエッジも出たデザインで、内部のフレームも見えてクオリティは必要以上に高い。


裏打ちパーツもあり、トップにはライフルのマガジンもパーツ分割で再現。

腕部に取り付ける基部は上下レール可動できるようになっています。


Bランナーはフレームや関節周りでKPS。



HG ガンヴォルヴァのかかと折れる!?組み立ての注意点

足首周りのパーツですが、ヒール側のパーツの渋みが強すぎるように感じました。

対策として、実際左右で上記画像の2通りを試してみました。
- 軸側をヤスリかけて保持力を下げる
- ダボカットで保持力を下げる
おすすめは②のダボカット(゜゜)!
①は手間がかかるし調整が面倒。ヤスリがけする面積にバラつきがでると耐久度も下がってしまう。
②のカットは渋みの塩梅がちょうど良く、ニッパーで切れ込みをダボ穴に入れるだけなので簡単。
ちなみに、検索するとやはりねじ切れ報告を確認。
組み立て段階で何らかの対策は必要だと思います。
完成レビュー|外観ディテール・可動・ギミックを検証
画像をスワイプ or ドラッグで回転
完成した全体を改めてチェック!
胴体が短めで足が長く設計。それでいてマッシブな脚部でプロポーションの良さが際立つ。
若干気になるのは膝が伸び切ったように見えないデザイン。もう少し伸ばした方が自然ではあると思う。
全体的に凹凸やモールドが多く陰影でラインが表現されている箇所も多い。
スミ入れでも変わるとは思いますが、それよりも個人的に部分塗装をした方がディテールアップに繋がると思う。

↑ご覧の通りツインアイや胸部シェルユニットはシールで再現。
色分けは成形色で概ね再現されていますが、グレー部分は完成見本だとグリーンがかっているように見えます。
大きく違いは見えませんし、個人的にはグレーがカッコいいと思いますが、完全再現は塗装が必要そう。
以下で各部詳細をまとめます。
頭部
■ディテール


- 額のセンサー部分はクリアパーツで再現
- 頭部側面は3層のレイヤー表現を細部まで再現
- 頭部アンテナは分割されている
- 首元にもラインの様な凹凸の造形が入っている
後頭部は縦に段落ちモールド化されているので、少しでも隙間ができると目立ちますね。
■可動域

- 上に約45度上がり、俯きは若干
- 左右に大きく振れて、首は一回転可能
肩部・腕部
■ディテール

- ショルダー前後にはクランクしたラインモールドが造形されている
- 側面には隙間もなく目立つ空間がない
- トップは平面で合わせ目が隠蔽されている一方、取り付け基部は露出している

- 上腕パーツ前後には広いラインモールドが入っている
- 肘はリペット形状
- 腕部外装モールドも多くゴツゴツしたデザインになっている
- 腕部側面にはシールド組み付けようのダボ穴があり、KPS素材で摩耗しにくい
- ハンドパーツは小型(Sサイズ)でクランクした2本のラインモールド入り
- 腕部は前後からの嵌め合わせで側面に合わせ目が出る
■可動域

ショルダーは上下に約90度可動。

肩部付け根のボールジョイントで前後に可動。関節は前に引き出しもできるので前方に大きく動く。
腕は大きく上がりほぼ180度上下動かせる。

- 上腕は軸接続でロールできる
- 肘は1軸関節で約90度曲がる
- 手首はボールジョイントだが角度を付けると簡単に抜けてしまうので動かせる範囲は狭い
胴体
■ディテール

- 胸部中央のシェルユニットはクリアパーツで表現
- モールドはライン程度だが凹凸が多くディテールは薄く感じない


- フロントアーマー・サイドアーマーは兼用
- アーマー内側には左右1基ずつバーニアノズルがある
- リアアーマーは小型だがパネル・分割表現が濃い
アーマーのデザインは「HG メッサーF01型」を想起させません?(゜゜)

股関節底部には3mmジョイント対応の穴があり、位置は中央ではなくリア寄りになっている。
■可動域

- 胴体は前に若干、後方に大きく可動できる
- 左右にも大きく振れる
- 腰部周りの干渉はなく一回転できる

腰部アーマーは上に約90度上がり、ボールジョイントで後方に逸らすこともできてフレキシブル!
裏打ちモールドも多く入っていました。

股関節は軸接続で180度開脚可能。アーマーの干渉もありません。
■ギミック

腰部アーマーの基部は後方にスライドできるギミック付き。
脚部
■ディテール



- 脚部パーツは大味だが分割が多く多面的でエッジも出ている
- 脚部は内部フレームが一部露出しているのでディテール密度が濃く見える
- 膝裏関節にはケーブル表現のモールド入り

- 足首下は小型
- ヒールには3箇所にマイナスモールド入り
- 足裏には広い面積で肉抜きされている
- ヒールとつま先の間にはパーツで表現したメカディテール有り
■可動域


膝を曲げた時の見栄えGOOD!


- 足は前に約90度上がり、約180度膝曲げができる
- 足首は上に約30度、下に約45度曲がる
- 足首はつま先とヒールは別途独立可動できる。
- アンクルガードも上下に若干動かせる

↑画像のように大きく開脚した状態で足裏を密着できます。
バックパック
■ディテール

- バックパックは左右のスラスターに中央にバーニアノズルもある
- 多面で凹凸が多く影を落とすことで立体感が出ている

バックパックの接続は2軸で最近のHG共通規格。
SEED FREEDOM系のものもポン付けカスタムできます!
■可動域

左右のスラスタはボールジョイントで上下に可動。若干なら左右にも振れます。
HG ガンヴォルヴァのポージング例
ポージング例をまとめるのでディスプレイイメージの参考にしてみてください^_^






















ポージングの参考は以上!
設定が無人MSなので人っぽい動きはどうかと思ったんですが、これだけ動かせるならやらないわけにはいかない(笑)
全体的にガシガシ動かせて、特に膝が深く曲がるのは表現のキレに貢献してて良かった!
腕は90度程度の曲がりでしたが、正直ぼくのポーズ付けにはあまり影響しないので十分。
武装がシンプルでちょっとおもしろさに欠けるのが弱点。シールドにサーベルを付けた状態などやってみましたが・・・固有武器が欲しいですね(笑)
見栄えの点で物足りなさはありましたが、アクション性もあるし多面的で光の反射によるディテールも表現できて良かった(・∀・)
不満は手首の柔軟さがもう少し欲しかったのと、サーベルのスッポ抜けが多いこと。
2時間動かした後の「耐久力」・「保持力」
保持力・パーツ強度に関しては下記画像で示す箇所。

【ハンドパーツ】
ナックルガードパーツがシンプルにとれやすい。サーベルを持たせて触っているだけでとれたので、ここだけ保持力微妙だったかも。
差し込みダボのどちらかを瞬着で幅増ししすると解消できそう。
【足首関節】

足首関節がC型ジョイントなので横の可動を加えていると白化しました。
負荷がかかりやすいので、ここは意識して動かしたほうが良さそう。
幸いこの程度なら白化して変形しても抜けやすくなることはありませんでした。
できるならC型が折れる前に側面に固定プラ板を貼り付けて補強するなど工夫が必要かも。
ここだけ上級者向け。
【サーベルの平軸】

シールド裏に脱着を繰り返すと白化しました。
保持力が高かった分、雑に抜くと変形しますね。
ナックルガードの補強は簡単。
白化部分はちょっと対策難しいかもしれません。
組み立てで紹介したヒールの弱点と合わせて「HG ガンヴォルヴァ」の気になる点として購入する人は頭の隅に置いといてね(゜゜)
水星の魔女ガンダムタイプと比較



「HG ガンダムキャリバーン」と比較。
全高は同程度。頭部のサイズ・胴体の長さに若干違いがありますね。
胴体の形状は類似していますが、脚部は丸みのあるキャリバーンに対し、ガンヴォルヴァは多面的。
より角の多いデザインなのがわかります。
脚部も多面的な分キャリバーンよりもディテールは多く見える。



「HG ガンダムシュバルゼッテ」との比較。
全高はこちらも同程度。外観はほぼ類似点がありません。
シュバルゼッテはキャリバーンとガンヴォルヴァの中間デザインのようで、曲面と平面を併せ持ったデザイに見えますね。
HG ガンヴォルヴァ【レビューまとめ】
まとめっ!
「HG ガンヴォルヴァ」は初めて挑戦するガンプラの1つとしておすすめ!
主要機体ではありませんが、ディテールが多く見た目としてはかなりレベルが高い。シンプルなデザインを許容できるかどうかって感じですね。
組み立てやすい構造に柔軟な可動で表現の幅も広い。背部は2軸でポン付け差し替えで組み換えでも楽しめる。
個人的には関節パーツを移植して使うのも全然ありっ!
水星キットの関節はフォーマット化されて使いやすいのでミキシングしてる勢にもおすすめしたい(*^^*)
初心者~上級者まで推せるHGでした!
「HGガンプラのおすすめ」記事に加えようと思います。
長所と短所

- ランナーが少なく組み立てやすいフォーマットで初心者さんでも挑戦しやすい
- 多面的な造形・スタイリッシュなプロポーション・モールドや凹凸の多いディテールの点でクオリティが高い
- 可動域が広く躍動感ある表現ができる
- シールドはレール可動できるギミックを搭載し、ディテールも多くクオリティが高い
- HGではクオリティに対しコストパフォーマンスが高い

- 組み立て段階で破損する可能性のあるパーツがある
- 他HGのフォーマットと違う構造で、忘れてガシガシ動かしていると白化、最悪破損の可能性がある
- ビームサーベルを脱着する際角度を付けすぎると白化、破損の可能性がある
- 武装が物足りない
弱点はあり、補強は難しい面がありましたが、そこさえ気にしていれば保持力・パーツの安定性も高い。
ぼくは忘れてガシガシ動かした結果白化したので、ある意味よく耐えたと言いたい(笑)
水星キットのガンダムタイプは曲面が多いですが、ゴツゴツした機体が好きな人には特に刺さると思います!
比較的やすいHGなので再販でおすすめ。
以上、おわりっ!
余談
今回レビューしたガンヴォルヴァは「ふるいちオンライン」で購入。
サービス終了なので、送料無料オンラインで買えるおすすめの中古ショップなんかあればコメントで是非教えてくだはい(T_T)








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