今回はオプションパーツ「オプションパーツセット ガンプラ 08 (ボールデンアームアームズ)」をレビュー(゚∀゚)
2024年7月に発売されたオプションパーツ・・・率直にいって単体で見栄えが良くなるオプションパーツではありませんでした!
ただ、他のオプションパーツやガンプラに使うことで装備拡張ができるのが強み!反面、パーツの一部には弱点もあったので、レビュー記事にて詳しく紹介します。_(_^_)_
オプションパーツセット ガンプラ 08 (ボールデンアームアームズ):レビュー評価

レビューの総合評価
メカ的な装甲と関節だけのシンプルな組み合わせデザインで単体で見栄えする「ガンバレルストライカー」のようなオプションパーツではありませんでした。
ガンプラのオリジナリティを出すための接続・補助パーツとしてミキシングや可動拡張に有効なキット!
低価格でコストパフォーマンスはいいですが、単体で使おうとすると物足りなさはあります。
あと、クオリティ的な弱点としてPS樹脂のみで成形されており、軸やダボ穴が摩耗するのはかなり気になりました。
先述した通り、ミキシングや他のオプションパーツを接続・拡張したりしたい方におすすめ!よりオリジナリティのガンプラを作りたい方のパーツ取りとして最適だと思います!_(_^_)_
長所と短所
「ボールデンアームアームズ」の内容物レビュー

名称 | オプションパーツセット ガンプラ 08 (ボールデンアームアームズ) |
メーカー | BANDAI |
価格 | 880 円(税10%込) |
発売日 | 2024年07月20日(土) |
「ビルドファイターズ トライ」のオプションパーツで、パッケージリニューアルされたバージョンですね!

内容物は↑一枚絵の説明書とランナーが入った袋が1袋。
ランナーは全部で4枚あって、サイズ的には小さめになっています。

Aランナーは関節パーツでグレーの成形色で成形。

Bランナーは外観を構成するウィングや装甲をダークグレーで成形。A・BいずれもPS樹脂となっています。
シールなどもなく必要最低限のキット構成!
組み立て完成レビュー
【組み立て所要時間:10分程度】
組み立ては簡易なので10分くらいで完了!特に難しいこともなく、ニッパーさえあれば簡単に組み立てできます。
完成した外観が↓コチラ↓

基本的に形状は自由に変更できますが、指定デザインはこんな感じ。

背面から見るとウィングは機械的ですが余った関節とアンカーの組み合わせで生物的な尻尾を表現。


先端は二股のパーツとアンカーの組み合わせで頭部に見立てたようなデザイン。

ミサイルポッドのような部品もあり、蓋は取り外しが可能。
内部の穴は3mmなのでアンカーやその他パーツも差し込みできます。
発想次第で新しい何かが生まれるかもしれない箇所ですね(゚∀゚)

関節は一昔前のHGUC系・・・特に「HGUC ユニコーンガンダム デストロイモード」の腕関節に近い構造。

アンカーはシンプルなデザイン。

関節と外装を繋ぐパーツには3mmダボ穴が空いているので自由な拡張ができます。

ウィングには最低限のモールド。ウィングは小さめですね!

アンカーは関節に直接差し込めるので武装としても使えます。

付属する関節は↑こんな感じ!
それぞれ大・中・小の関節が付属し、アンカーが一本余剰で出ます。
ボールデンアームアームズの使用例とポージング
下記では実際に使ってみた様子を紹介!

小さいボールジョイントを「HG ゲルググメナース」腕部に差し込んだ様子。
元からダボ穴が空いていればこれを使ってシールドなどのジョイントとして使うことができますね!
キットによっては元の装備の自由度が低かったりするので、そういった柔軟性の欠けた部分をカバーできます。

続いて「HG 軽キャノン」の脚部に取り付けてみた様子。
「HG 軽キャノン」は「HG 赤いガンダム」のパーツが流用できますが、小のボールジョイントは脚部なら代替パーツとして使えます。

ボールジョイントになっている分可動性もアップ!

関節とアンカーだけをつなげて武装化させることもできます。
ポージング例

そのままスタンドにセットしてディスプレイ!
メカ感は強めですが可動ポイントが多いので生物的な表現ができます。

長いテイルに見立てて攻撃するイメージ。

ドッキング!サイズ的には大きすぎず小さすぎずで「HG ゲルググメナース」に付けても不自然さはないかも。
取り付けの弱点としてボールデンアームアームズは「1軸対応」になっています。
単体だと接続するキットが限定されてしまうので、丸ごと装備として使う方は2軸対応にするジョイントが別途必要になるのは留意したいところですね!

アンカーをミサイルやパイルバンカーに見立てることもできそう。

↑こんな感じで先端を変更するだけでも武装としてのバリエーションも楽しめます。


「HG ジークアクス」と「ガンバレルストライカー」と組み合わせ!

「ガンバレルストライカー」は待機状態だと可動性にかけるのが難点でしたが、関節に1つ挟むことでフレキシブルに拡張できます。

アームは長さや位置調整などで密集させたり展開したりも可能。

↑こんな感じでバーニアに見立てることもOK!
今回は「ガンバレルストライカー」で試してみましたが、他のオプションパーツももちろん使えます。
↓こんなオプションパーツと組み合わせるとカスタマイズのインスピレーションが湧いてくるかも?
耐久力評価
「オプションパーツセット ガンプラ 08 (ボールデンアームアームズ)」の耐久力に関して1つ懸念点!

構成するパーツが全てPS樹脂ということで↑画像の通り摩耗しやすい。
関節部分に関しては摩耗を感じることはありませんでしたが、外装部分や一部基部パーツ同士は結構摩耗してしまいます。
おそらく動かし続けるとゆるくなってポロリが起こる可能性もあるので、補強できる方は対策をおすすめ!
補強方法は↓下記の記事でまとめているので、良ければ参考にしてみてください。
※試す際は自己責任でねっ!!
オプションパーツセット ガンプラ 08 (ボールデンアームアームズ)【まとめ】
以上「オプションパーツセット ガンプラ 08 (ボールデンアームアームズ)」のレビューでした!
- 単体ではディスプレイ映えはしない
- ガンプラ・オプションパーツの拡張性が高い
- 改造パーツに最適
- PS樹脂で一部摩耗しやすい
- コストパフォーマンスに優れている
まとめると↑こんな感じ!
何度も言いますが、ボールデンアームアームズを組み立ててポン付けするだけだとちょっと楽しむのは難しいと思います。
あくまでもガンプラや他オプションパーツの拡張パーツとして使うといいかなと個人的には思いました!
実際ぼくの購入目的は購入のしやすさと改造パーツだったので役割とコストパフォーマンス的には満足。
ただ、最近のオプションパーツだとKPSが多いなか、PS樹脂だけで作られている点で少々耐久力に問題を感じる。
もし、種類がもっと多いものが欲しい方は「オプションパーツセット ガンプラ 17 (バインダーガン)」の方が良さそう!
以上、おわりー!
↓その他オプションパーツのレビューを見る↓
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