今回は「HGUC メッサ―F01型」をレビュー(=゚ω゚)ノ!
- 登場作品:機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ
- メーカー:BANDAI
- グレード:HG 1/144スケール
- 価格:2,750円(税10%込)
- 発売日:2020年07月04日
年代的に比較的最近のHGガンプラ。HGではちょっとお高め。
デザインは結構気に入ってる方も多いと思いますが、それよりも気になるのは「その見た目で可動域はどんなもんなの?」ってところじゃないでしょうか。

- 組み立てレビュー
- 可動範囲
- ポージングで見る外観
- 耐久性
↑本記事は上記の内容をまとめています。
ガンダムベース限定でもクリアカラーが登場していますが、ぼくはノーマルが好き!
どちらを買おうか悩んでいる方もいると思うので参考にご覧ください(‘ω’)ノ
※本記事はHGの基準で評価しています。
HGUC メッサ―F91型のレビュー評価:コスパは良い!
組み立てやすさ
割と最近のHGUCでパーツは細かく分割されていると思ったんですが、外装は比較的大きめのパーツが多く難しさは感じません。
かわりに内部は見たことがないくらい頑丈そうな太い軸や構造で腹部の引き出しができるなど完成度の高い仕様。作ってて新鮮でした。
【所要時間:二度切りなしの処理なしで2時間弱】
外観
HGとしては大型で、装甲も分厚いマッシブな造形。淡いピンクとベージュにイエローのアクセントが入ったカラーリング。
シール補填も少なめで、外装のディテールはややノッペリしているような印象。ですが細部から見える内部にはパイプデザインなどメカニカルな面がチラ見えします。
ショルダーのスパイクアーマーやや背面から見えるバーニアは見所でした!
可動域
肩周りの可動範囲は広く柔軟でしたが、首・下半身・・特に股関節周りは腰部アーマーの干渉や太腿の仕様で大分動きが制限されてしまうのが残念なところ。
ギミック
背部バーニアの展開と腰部アーマーを可変したバーニア展開と重量級のガンプラでありながら機動性を意識させるギミックが搭載されていてメカニカル感が好きな方には刺さるはず!
耐久力
- 腹部の可動軸
- 上腕付け根
- フロントアーマーとリアアーマー
- アーマーの内部アーム
↑2~3時間程度動かした結果、上記の可動部位の耐久力は低下しやや抜けやすくなるなという印象。
改善は難しくありませんが、胴体の可動は一度分解する必要が出てしまうのでちょっと面倒。
コスパ
キットのボリュームやクオリティを考慮すると、正直やや高めに感じます。感じますが、ノッペリした装甲や加工でなんとかなりそうな可動域とちょっと手を加えると飛躍的にパフォーマンスがあがるキットに感じました。
HGUC メッサ―F01型の「長所」
長所は↑こんな感じ。
2020年のキットと考えると素組みでは「うーん」と思う点もありますが、比較的手を加えやすい点はこれからスキルをアップさせたい方なんかにもいいかもしれません。
HGUC メッサ―F01型の「短所」
↑短所はこんな感じ。
初心者さんが購入すると上記の点と価格面でちょっとバランスが良くないように感じるかもしれません。
カスタムポイント
長所でも述べている通り、外装はややノッペリ気味でパーツ自体も大きい。
加えて宇宙世紀の機体で重量感強めということで、
- スジボリしてスミ入れ
- プラ板などを使ったディテールアップ
- 部分塗装
↑上記のカスタマイズがパッと浮かびますね!
特に露出したパイプに金属感の演出を加えると一気に重量感とメカニカル感も増すので初塗装に挑戦するのにもいいと思います!
HGUC メッサ―F01型の「パッケージ内容」と「付属物」

ピンクのモノアイがキラリと光るパッケージデザイン。

「HG レギンレイズジュリア」との箱の厚みを比較。箱がかなり厚みがありボリューム感がお察し(笑)
- 説明書
- ホイルシール
- ランナー
- エフェクトランナー

説明書表には完成見本。
素組みでシール未使用だと特に目立つのはライフルが単色カラーの点。後は足りないイエロー部分を↓下のシールで補填する形。

ランナー一覧
ぼくは2024年9月再販分を購入。
2020年発売当初は余剰パーツとして赤い装甲パーツが多めに出ていたみたいです(4年前の古いレビュー動画で確認済み)
現在ではほぼ余剰パーツは出ません。
ランナー数は全部で9枚。
枚数は多めですが、組み立てはそう難しくはありません。
一部胸部の構造だけ複雑な部分があるのでそこだけ説明書をしっかり見た方がいいですね!









素組みの外観レビュー








全体的にマッシブな造形で凹凸のある表面。
ショルダーはアシンメトリーのデザインで、ハンドパーツはかなり大きめに作られていました。
胴体と脚部のプロポーションバランスも良く重量感を感じるデザインに仕上がっていると思います。
付属品

↑付属品はこんな感じ。右にある赤いスパイク(ショルダーの刺)パーツが余剰パーツですね。
- ビームサーベルエフェクト×2
- ビームサーベル柄×2
- ロング・ビーム・ライフル
- ビームライフル専用右ハンドパーツ
- 大型シールド
- 専用ジョイント
装備は↑こんな感じ!
ビームライフルには特に可動箇所などはありません。

サーベルの柄は大型シールド裏に収納できます!しかもポロリしないくらいガッチリ保持してくれるので、外す時一苦労(笑)
シールド裏には少ないけどモールドも入ってますが、色分けは単色で物足りなさを感じます。

右肩ショルダーアーマー裏にもビームサーベルを1本収納できます。

HGUCのシリーズですが、重量があるので専用付属ジョイントが付属します↑

カチッとはめるタイプではなくスライドして差し込むタイプ。安定性も高くすっぽ抜けるようなこともありませんでした。
HGUC メッサ―F01型の可動域チェック←脚部干渉多め
気になる可動域の詳細をまとめます!
↑基本的に腰部から下は動きが制限されるポイントが多めでした!
以下詳細を部位ごとにまとめます。
頭部の可動域

頭部は下方向には少し可動し、上方向には後方干渉パーツがあるのでほぼ動かすことができません。

首付け根が引き出せるようになっているので、前方に動かすことができる感じ。
あまりHGでは見かけないのでかなり高評価ですが、上方向を向くのはポージングに重要なので可動できる向きは逆が良かったなとちょっと残念。

頭部マスク前にも大きめの突起があるので、そのまま動かそうとすると干渉して少ししか横が向けません。
左右にはちょっと振れます。
この時点でポージングの時に顔をかっこよく見せるのがかなり難しい状況。
腕部の可動域

肩は前方に少しだけ向けることができますが、引き出しギミックはありません。

ショルダーアーマーは左右とも上下可動できます。

小さいアーマーも別で独立可動。

ショルダーアーマーが動かせるので、水平まで腕部を上げることができます!
ビームライフルもサーベルもちゃんと構えることができそう。

肘は二重関節で深く曲げることができました。

上腕付け根にはロール軸があるので回転して角度調整ができます。
後述する耐久性でも述べますが、この付け根・・・・ロールしていると簡単にポロリするので補強をおすすめ。

ちなみに大型シールドのダボ穴は左肘にあり装着は左腕のみ。

手首は上下・左右に若干振ることができるくらい。

注意点なんですが、ハンドパーツは2段階の差し込みになっていて、1回目でハマって隙間が開いているようならもう少し深く「カチッ」と鳴るまで挿しこみ必須。

ハンドパーツはHGとは思えないくらい大きく、オプションパーツセットや次元ビルドナックルズは使用できません。
Lサイズでも取り付けダボがスッカスカでした。
胴体の可動域

俯きは大きく動かせて、仰け反りはほぼできませんでした!
俯きが大きいのはアクションポーズに有利なのでメッサ―独自仕様の強みと言えますね。

背面には「SEEDアクションシステム」や「RG RX-78-2 ver.2.0」にあるような構造が採用されており、背面を引き上げることができます。

捻りは腰部アーマーが干渉してほとんど動かすことが難しく、横に若干振れるようになっています。
胸部下部の一部装甲がロックの役割を果たしています。
外すと大きく左右に可動できる代わりに保持力が極端に落ちます。
脚部の可動域

開脚は↑画像の通りあまり開かない。

ロール可動はあるものの、前後・上部のパーツが干渉して可動域を制限していました。改造できる方は可動域広げるの難しくなさそう。

フロントアーマーは前方に思ったより動くので、足上げは意外と大きくできました。
スリッパパーツが広いので安定性抜群!

ダボ穴カットしている影響もあると思うんですが、ロール可動をしていると腿に合わせ目ができやすかったです。
↑画像は隙間が開きすぎて合わせ目になっていますが、段落ちモールド化されているのでピッタリくっついた状態だと気にならないレベル。

膝は二重関節ですが、脹脛(ふくらはぎ)裏のパーツが大きく腿(もも)裏に干渉してあまり曲がりません。

リアアーマーをそらすことである程度膝立ちもできますね。
みんなやってるからカット入れてみましたが必要そう?(笑)

足首は大きめのボールジョイントで上下に少し可動します。
以上可動域でした!
個人的にはめちゃくちゃ制限されるだろうなと思った上で購入したので、首や背中の引き出し可動は予想外!
少しでも良くしようという工夫は見れたと思います。
メッサ―F01型の可動ギミックをレビュー
搭載されているギミックをまとめます。
↓チェック↓
- リアアーマーの展開
- モノアイの可動
- 背部バーニアの展開
モノアイの可動

分解が必要ですが、モノアイを左右に可動させることができます。
シールはピンクでちょっと物足りなさがあるので、メタリックシールや部分塗装、別パーツを取り付けてもいいかもしれません。
リアアーマーの展開

リアアーマーには可動させるためのアームがあり、展開することで内部バーニアを露出できます。
アームは太めのKPSなんでネジ切れたりはしませんが一部すっぽ抜けやすい印象でした。
背部バーニアの展開

レッドとベージュのパーツは左右連動して上下に可動。
内部の黒いバーニアも左右連動して上下に動かせます。
展開具合は自分で調整可能。
外観をポージングでレビュー
評価は低めの可動域。ではその可動範囲でどんなポーズがとれるのかポージング例を紹介します。
ディスプレイポーズをイメージしている方は、想定通りできそうか参考にしてみてね!(‘ω’)ノ

直立させてるだけでもかなりカッコいいと思うんですよね。サイズ感に合わせたシールドのサイズ、全体からわかるマッシブ感・・・良い!

直立の時はわかりませんでしたが、動かす際背中の引き上げを使うとウエストがスマートに見えてスタイル良く見えます。


今回撮影では「アクションベース8」を使用しましたが、専用のジョイントと相性が合っていません。
長さが足りておらず油断すると倒れます。
説明書に記載ある通り、「アクションベース2」か「アクションベース5」がおすすめ!どちらも個人的には普段おすすめしていませんが、メッサ―には取り付けやすいからやむなしですね。
アクションベースが無くても自立は問題ないので、浮遊するポージングをとらないなら無理して使う必要はありません。






大型シールドは専用ジョイントを使って肘裏と肘横のいずれかに装備できます。
ビームサーベルエフェクトはキレイなイエローのクリア。長さも普段作るHGより大きめ。


背部から見るとバーニアや足裏モールドなど露出して見えて、正面からはわからないメカニカルな一面が見れます。

ビームサーベルはハンドパーツにジャストフィット!ゆるさなどないのですっぽ抜けることはありません。
HG全部これくらいに調整してほしいくらいスバラシイ!!!


こういう疾走感を出すポージングは顔を見上げるくらい上向かないとスピード感だせないのでマジで首は残念。

・・・なんかアイ●ンマンにも見えてくる(笑)
メッサ―F01型、惜しいキットですね~!可動がもう少し良ければ神キットの可能性が見えるくらいカッコいい。

浮かせるディスプレイよりも接地させたディスプレイが映えるのでおすすめかな。

ポージングは以上!
やはり可動域の干渉ポイントが多すぎて、ビームライフルだとほぼバリエーションがなくなってしまうこと。
そして躍動感ある動きを表現できないことが残念でした。
とはいえ、ハサウェイの機体ってモッサリした動きが特徴的。”ザ・ロボ操縦しています!”みたいな。
SEEDみたいなポージングはとれませんが、これはこれで劇中再現できる正解なのかも。
同じHGガンプラと外観サイズ比較
「HGUC メッサ―F01型」はHGではかなり大型。
↓以下同価格帯のHGガンプラとサイズを比較してみました。


比較項目 | メッサ―F01型 | ライジングフリーダム | シナンジュ・スタイン |
---|---|---|---|
価格 | 2,750円(税10%込) | 2,640円(税10%込) | 2,860円(税10%込) |
コスパ | △ | ◎ | ◎ |
特徴 | ・HGではかなり大型 ・ショルダーはアシンメトリー ・マッシブなデザイン ・可動性が低い | ・関節はKPSでSEEDアクションシステム搭載 ・武装の可動ギミックが豊富 | ・関節はポリキャップ ・独自の肩関節機構を搭載 ・武装の連結ギミックが豊富 |
価格と特徴を比較した結果、「HGUC メッサ―F01型」はサイズ感は突出して大きくプレイバリューに欠けているのが顕著にわかりますね。
特にSEEDシリーズとは大人と子供くらいサイズ差がでて並べて飾るとデザイン面も含めて合わない印象だったので、ならべるなら同じ宇宙世紀がおすすめ。
同じ価格帯として比較した時、プレイバリューは著しく低いキットなのが顕著にわかりました。
素組みでガシガシ動かして楽しみたい方にはおすすめしにくい!
ポージング後の気になる耐久力


ポージングを撮り終えるまで約2時間。
動かして耐久の弱いポロリポイントを↑画像にまとめてみました!
特に気になったのはリアアーマーとそのアームですね。

↑画像の通りアームがリア・サイドアーマーに干渉して動かしにくかったり、アームの接続基部が抜けたりとガシガシ動かそうとするとストレスがたまります。
ただ、レビューの為ポージングをたくさんとらせようと動かした結果ポロりが印象づいてますが、普段組み立てて眺める程度にはポロポロ落ちることはありません。

あとは上腕付け根!
ここは簡単に取れるので、軸を太らせるか滑りを防ぐなどの対応をした方が良いと思います。

足首は左右に角度をつけるとテコで抜けやすい仕様上仕方ない感じになってます。
- 関節強度:◎
- パーツの取れにくさ:△
- 割れなどの破損:◎
HGUC メッサ―F01型【レビューまとめ】
以上、HGUCのメッサ―F01型のレビューでした!
まとめ!
- 外観は大きくプロポーションも良いのでディスプレイした時の見栄えが良い
- 関節は軸も太く頑丈で破損の心配を感じない
- 胴体胸部には可動域を拡張する独自の仕様を搭載し、組み立ても新鮮で楽しめた
- 内部は比較的細かいが外装は大きく組み立てにくさは感じない
- メカニカルなギミックが楽しめる
- 下半身は干渉ポイントが多くダイナミックなポージングは難しい
- HGとしてコストは少し高め
こんな感じ!
胸部の内部に関しては少しだけ組み立てが難しいので、全くの初心者さんだとちょっと躓く可能性はあります。
それでも作りやすいほうなので説明書が見れれば問題なさそう。
ガシガシ動かす方にはちょっと物足りなさもありますし、おそらくパーツのポロリも考慮すると少々高めに感じるかも。
先述した通り、塗装に挑戦する方やその他カスタマイズに挑戦する方には最適なキットだと思います。
基本的にはディスプレイ特化のガンプラでした!!!

レビューはここまで!可動性は良くないけど簡単に改善できそうなので、出来たらアップしまーす
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