今回は「HG GFreD(ジフレド)」をレビュー(=゚ω゚)ノ
発売日「2025年08月02日 (土)」、価格「2,530 円(税10%込)」。
「HG GQuuuuuuX」のランナーを多く流用し、基本構造は同じ!
ただ、デザインやパーツの配色で大分イメージが変わってカラバリ感を感じないのが非常に良かったと思います。
シンプルにかっこいい!!!
「HG GQuuuuuuX」は買ったし・・・ほぼ同じなら高いし買わなくていいや!
↑こんな方は一度刮目っ!!!
「GQuuuuuuX」には付属しないライフルのマウントパーツやデザイン的な優劣でみても個人的に「GFreD」の方を推していきたい_(_^_)_
もちろん、デザインは好みが出ると思うので、再販でちょっと考えている方は是非参考にしてみてね!
「HG GFreD(ジフレド)」のレビュー総評
早速完成&武装した「HG GFreD」をご覧ください↓↓
※シール未使用の状態
【頭部非展開状態】




【頭部展開状態】



レビューの総合評価
造形・可動性共にレベルの高いHGガンプラでした!
随所に見られるシャープなデザインに「パープル・オレンジイエロー・グリーン・ブルー・ダークグレー」と配色が多いが意外とまとまっていて見栄えが良かったです。
色分けは足りていませんが十分な存在感ですね!
組み立てに関しては頭部と大腿部が少し難易度高めでしたが、「GQuuuuuuX」ほどの難はなく、一部は分割数が減っていたりと違いもあります。
「HG GQuuuuuuX」がベースで脚部はもちろん、胴体可動は独特で柔軟!HGとして最高レベルのクオリティは間違いないと思います。
ただ、気になったのは流用ランナーにも関わらず、肩部・手首が明確に抜けやすさが出ていた点。
それでも総合的に「HGガンプラのおすすめ神キット」に入れさせてもらうほど良い出来だと思います!
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デザイン的な好みの問題もあるため-1。
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メーカー希望価格と「HG GQuuuuuuX」とほぼ変わらないと考えると少し高く感じるが、組み立てたデザイン的な見た目はもちろん、付属品にも違いがあり個人的には納得。
少しでも安くなっていれば即買い推奨!
どんな人におすすめ?
アクションポーズをつけてディスプレイしたり、見栄えが良いガンプラが好きな人に特におすすめ!
配色のかカラフルさや随所のシャープ化しているデザインでポージングにメリハリが出て目立つ印象。
アクション性の高さもあるので、カッコよくディスプレイできるのはもちろん目を引くと思います。
パッケージ・内容物の紹介
簡単にパッケージ内容を紹介!


登場作品 | 機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス) |
キット名 | GFreD(ジフレド) |
グレード | HG(ハイグレード) 1/144スケール |
価格 | 2,530 円(税10%込) |
発売日 | 2025年08月02日 (土) |

シリーズの箱を並べると↑こんな感じ。
厚みはGQuuuuuuXや赤いガンダムと同じくらい。
イラストでいうとかっこいい部類なんじゃないでしょうか?個人的にパッケージだと「ゲルググ ボカタ機」がお気に入り!

↑ランナーは3袋に入っていました。
【説明書】

説明書表は「HG GFreD」のパーケージアートに機体・パイロットの「ニャアン」の解説が記載。
英文表記もあり海外ユーザーフレンドリーな仕様。

裏面は武装の紹介・解説に完成見本とカラーガイドが掲載。
【付属シール】
シールは2枚付属。

1枚はHGによくあるホイルシール。主にセンサー系の箇所に使う感じ。
「HG GQuuuuuuX」よりは少なめになっていました。

1枚はマーキングシールに使われるテトロンシール。
こちらは「HG GQuuuuuuX」よりも多めなので、全部使うと大分情報量を増すことができますね!(゚∀゚)
【ランナーリスト】

↑ランナーはこんな感じで全部で7枚。
タップでランナーの実物を見る

Aランナーはイロプラで4色構成。メチャクチャ独特な配色なのがこれだけで分かりますね。
ちなみにGQuuuuuuXのランナーとは微妙に配置が違っています。

Bランナーはダークグレーでバックパックや外装・内部フレーム様子の一部に使います。

Cランナーは薄いパープルで成形。
「バックパック・上腕・胸部・大腿・シールド」の一部に使います。ランナーは小さくパーツ数は少なめ。

Dランナーは濃いパープルでCランナーと組み合わせることで同系統でまとめつつ情報量を増やす効果ありっ!

Eランナーは主に関節パーツ。

Fランナーは「GFreD」の新規ランナーで丸ごと「GQuuuuuuX」の物と差し替える形。
ただし、形状・個数が変更され、量はGQuuuuuuXのFランナーより多めになっていました。
「HG GQuuuuuuX」のレビューでランナーの違いを確認する

最後にビーム・サーベルエフェクト。クリアパーツですが非常に軟質になっています。
全体的にKPS(軟質プラ)が使われており、且つKPSの中でも硬質タイプ。
「HG GFreD(ジフレド)」の素組みレビュー
- 頭部が小型で胴体・四肢が長めのプロポーションバランス
- 細かいパーツ分割で構成
- 腕部は割と簡易な構造
- 頭部は狐のようなシルエットが特徴
- 配色が多いが特に違和感を感じない
組み立てで見る特徴や難易度
- 組み立て想定時間:2時間
- 組み立て難易度 :
組み立てと難易度は↑こんな感じ。
プラモデル初心者の方には一部組にづらく感じるかもしれません。

↑画像は頭部パーツ。分割もそうですが、パーツ自体が小さいのでやや組み立てしづらい。
パーツの向きに注意すれば難しくないと思います。

↑胴体構造の画像。内部に空間がなく密度のある構造。

肩部パーツは2つのロールパーツに軸を差し込んで固定する形。ロックなどはありません。

肘は1軸接続。

腕部は画像に示す2点で抜けにくいような工夫が凝らされています。

腰部は前方に跳ね上げできる構造。前屈の動きは個人的に重要視しているポイントなのでかなり嬉しい!
これからのHGに標準搭載してほしいですね!!

各部パーツを組んでブロックに分けると↑こんな感じ。
完成した外観・ディテール詳細
完成した「HG GFreD」をご覧ください↓↓
【全体外観詳細】
まずは武装なしで全体のデザインをチェック(・∀・)
↓画像をスワイプ or ドラッグで回転できます↓
※↓テスト実装なので見づらいとか意見があれば記事の下部でコメント書き込みできるのでくださいっ!(^^)
- 全体的に各部細身でロボよりも人のようなプロポーションスタイル
- 配色は多くカラフルさがありますがうまくバランスはまとまっている
- ベースデザインはGQuuuuuuXと同じ
【デザイン・ディテール詳細】

- パーツ分割が全体の中でも細かくディテールは濃密
- レッドのアンテナは頭頂部に位置し、後方に流れるデザイン
- 「非展開状態」と「展開状態」の2つ付属
- 構成パーツは比較的小さめ

- グリーンの関節は形状をメカディテールにすることで露出しても違和感がでないようになっている
- ショルダーは円錐形状でトップのホワイトパーツは分割。リベットモールドも造形
- 内側にはダークグレーのパーツで分割
- パープルの外装にモールドは少ないがディテールは十分!

- パープルの濃淡で上腕と前腕が色分けされ同系統でまとまりつつディテールを増している
- 上腕は人のシルエットにかなり近い
- 肘関節の軸をリベットパーツで補強し簡単に抜けないようになっている
- ハンドパーツはオレンジ・イエローでアクセントになる箇所

- 胴体内部はもちろん、外装に細かいパーツを使い、関節も含めて自然なパネルラインを表現
- モールドはほとんどないが凹凸で多面が多くディテールが濃く見える

- フロントはアーマーがなくシンプルなデザイン
- 側面はフレームのようなアーマーがありリアまで一体化


- 大腿は上腕と同じく薄いパープルで人のようなシルエット。
- 大腿内側・脹脛側面は生物的なデザイン
- 大腿裏には合わせ目がでやすい


- 足元はアクセントのオレンジ
- スリッパはなく独特のデザインパーツが側面に軸接続
- 足裏には肉抜きされていて、バーニア内部にも造形あり
- つま先正面いは合わせ目が出る




- バックパックはGQuuuuuuXより長めでシャープになったデザイン
- スラスターとの基部は蛇腹デザイン
- バーニア噴射口にはモールド入りで、パーツ分割になっている
- 基部とスラスター本体には合わせ目がでる
付属品一覧

ビーム・ライフルをタップで詳細を見る

「オレンジ・ブルー・ダークグレー」の3色で構成。

先端は細かいモールドで射出口も造形。

後部のオレンジもパーツ分割され、ライフルの中でも比較的パーツ分けされている方。
モールドも深くディテールは十分!

ライフル専用のマウントパーツがが付属!
これは「HG GQuuuuuuX」にはなかったパーツ。

取り付けは股間底部にある3mm軸を使って↑画像の通り取り付け。

マウントパーツの底面にも3mm軸があるので、使用した状態でもアクションベースを使用できるようになっていました。

「GFreD」と「GQuuuuuuX」のビーム・ライフルを比較。完全に色変えのみでした。
ビーム・サーベルで詳細を見る

サーベルエフェクトはクリアパープル。グリップは細かいモールドも入ってディテールはありますね。

グリップはリア腰部に軸で差し込み。

クリアパープルのエフェクトはラメ入りの柔らかい軟質素材。

「GFreD」と「GQuuuuuuX」のビーム・サーベルを比較。
こちらもカラバリで形状は同じ物でした。
シールドで詳細を見る

シールドは↑こんな感じ。表面は曲面で無駄なディテールもなくシールド表現が良く出来ていると思います。
裏打ちモールドは単色ですが凹凸モールドの造形は細かい。

手首のパーツに取り付け。取り付け箇所はロロール回転できるるので「なんで角度調整できないんだよ!」なんてことはありません!
稀に肘下がロールできるタイプもありますが、取り付け位置やロール箇所の効率化など仕組みは良く出来ていると思います。

取り付け基部はシールド側にボールジョイント接続。多少全方向に可動可能!

「GFreD」と「GQuuuuuuX」のシールドを比較。基部のカラーのみGQuuuuuuXのままですが、それ以外はカラバリ。
頭部で詳細を見る

頭部は「非展開状態」と「展開状態」の2種が付属!好みの形態で選択できますね。


基本的に好みによりますが、「展開状態」にすると縦の高さが増えるので可動域が若干変わるのは意識したいところ。
エスビットで詳細を見る

頭部の「エスビット」は脱着でき、個別ディスプレイするための専用ジョイントが付属します。

ディスプレイすると↑こんな感じ。
ハンドパーツで詳細を見る

ハンドパーツは武器握り手と平手パーツが付属。

「HG GQuuuuuuX」と比較すると↑こんな感じ。
マニピュレーター部分の色が違うだけですね。
キャノピーで詳細を見る

バックパックはとりはずして付属するキャノピーをとりつけて独立ディスプレイできます。
底部には3mmジョイント穴有。

連結は差し込むだけ!

ディスプレイすると↑こんな感じ。
「HG GFreD(ジフレド)」の可動域チェック
部位毎にどれくらい動かせるのか詳細を実際に動かしてチェック!_(_^_)_
- 頭部可動域を見る評価:
- 腕部可動域を見る評価:
- 胴体可動域を見る評価:
- 脚部可動域を見る評価:
- バックパック可動域を見る評価:
【頭部の可動域】

- 上下大きく可動
- 左右にも大きく可動
- 首周りに干渉箇所はなく360度一回転できる
【腕部の可動域】




- ショルダーの上下可動ができる
- 肩関節は引き出せないがC字接続で前後にロール可動
- 腕部は水平より上に上がる(画像では水平までだがもう少し上がる)
- 肩は上下にも軽く動かすことができいかり肩やなで肩と好みに調整可能

- 上腕はロール可動
- 肘は1軸だが90度以上に曲がる
- 手首はボールジョイントだがボールが小さめなので若干可動範囲が狭い
【胴体の可動域】

- 胴体は前後に大きく可動できる
- 左右に多少振れる
- 腰部は干渉なく360度捻りができる



- 開脚幅は十分だが大腿部のパーツが干渉して制限される
- 股関節はボールジョイントで多少上下可動できる
【脚部の可動域】

- 足は前方に大きく上がるが正面ではなく外側に開く
- 膝は90度以上曲がる
- 足首は軸接続なので上下大きく可動
- バーニア兼足首はボールジョイントで左右・ロール可動できる
【バックパックの可動域】

- バックパックは基部の2箇所がロール可動できる
ポージングでレビュー
実際に「GFreD」にポーズを付けてディスプレイ例を紹介!












GQuuuuuuXキックもモチロン再現できます!

頭部「展開状態」!






「エスビット」射出っ!
「アクションベース6」を使って取り付けていますがエスビットがちいさ過ぎてディスプレイするとちょっと違和感あるな・・・。




ポージングは以上。「アクションベース7」を使ってポージングを付けてみました。
基本的にどのポーズも決まりますし、シャープ化されているバックパックや肩部のシルエットでメリハリが出ているように思います。
全体的にどんなポージングも見栄えしますねっ!
ただ、開脚したポーズよりも胴体や首の可動も含めて直線的なポーズが得意な印象でした!!これはGQuuuuuuXキットの多くに共通する特徴と言っても良いかもしれません。
耐久評価:ポージングで2時間動かした結果!
基本的には摩耗するポイントなどなく良好ですが下記の点が弱点!

肩軸の緩み

肩に使う軸が動かしていると若干緩み、肩上下の保持力が弱くなることがあります。
「HG GQuuuuuuX」にはありませんでしたし、同じ流用ランナーのため心配していませんでしたがなぜか緩くなりやすい。
ゆるくなったら軸を差し込むだけで修正はできますが、頻度が多くなるとやや面倒かも。
かといって修正に手を加えるのが少々難しい。
酷くなるようなら薄いビニールを噛ませたり、軸の一部を太らせる必要が出てくるかもです。
手首の緩み

こちらも流用ランナーなんですが、手首の保持力が若干弱くテコで抜けやすくなっています。
胴体の抜け

「GQuuuuuuX」と同じく腹部はテコで抜けやすいので少々気になることがあるかもしれません。
上記の弱点はあくまで可動させた際に起こる可能性があるもので、ポロリしやすいとかではありません。
「ガンプラの保持力強化の方法」の記事で対策をまとめているので、気になる方は参考にしてみてください。
GQuuuuuuX(ジークアクス)系ガンプラと比較
GQuuuuuuX系ガンプラと比較してみます^^
【HG GQuuuuuuXと比較】
まずは同系統の「HG GQuuuuuuX」との比較!

「HG GFreD」は「HG GQuuuuuuX」のランナーを多く流用していて特徴は近いはずですが、カラーリングと頭部・肩部の形状で大分印象が変わりますね!




正面よりも背面を見ると一目で類似しているのがわかりやすいかも。
ただ、スラスター内部のモールドはGQuuuuuuXが一体化されているのに対し、GFreDは分割化されていました!塗装しやすいと思います。

側面からもほとんど違いはありません。
ただ、脚部に関しては分割されていたパーツが一体化されていたりしました!

内側も同様に一体化部分がありますね。

あとは頭部・肩部などのデザインが違うくらいが違いでした!
【エグザべ専用ギャンとのサイズ比較】


ついでに「GFreD」と「エグザべ専用ギャン」とサイズを比較。
「GFreD」の全長は意外と大きく、ギャンとほぼ同じ程度。
ただ、装甲の厚みやデザイン・ボディの幅でギャンの方が1回り大きく見えますね!
↓上記比較したキットたちと価格などの項目を比較してみました!
項目 | GFreD | GQuuuuuuX |
---|
発売年 | 2025年08月02日 (土) | 2025年01月17日 (金) |
価格 | 2,530 円(税10%込) | 2,200 円(税10%込) |
組み立てやすさ | ◎ | 〇~◎ |
外観プロポーション | ◎ | ◎ |
可動範囲 | ◎ | ◎ |
ギミック | 〇 | △~〇 |
武装 | 〇 | 〇 |
耐久力 | 〇~◎ | ◎ |
ステータスを比較すると多少一長一短がでますが、そう大きく違いが出る点はなくどちらも良いガンプラですね!
ポジショニング
- ※オレンジに近く、大きくなるほど可動性が高い
- ※X軸はメーカー希望価格の大小
- ※Y軸はキットの完成度
HG GFreD【レビューまとめ】
今回は「HG HG GFreD」をレビューしてきました。
完成度・見栄え共に良好で価格的にちょっと足踏みはするものの大変満足度の高いHGガンプラに仕上がっていると思います。
多少部分的にGQuuuuuuXで問題なかった点で弱点が出ているのが気になりますが、まだ修正できるレベルですし、エスビットの専用ジョイントやマウントジョイントの付属と個人的には価格相応のクオリティはあると感じました!
長所と短所


レビュー以上!おわりー。



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