今回は『HG スターゲイザーガンダム』のレビュー記事です。

| メーカー:BANDAI SPIRITS(バンダイスピリッツ) |
| 登場作品:機動戦士ガンダムSEED C.E.73 -STARGAZER- |
| グレード:HG(ハイグレード) |
| メーカー希望小売価格:2,090 円(税10%込) |
| 発売日:2006年11月24日 (金) |
| 購入先:楽天ブックス |

『ガンダムSEED DESTINY』のサイドストーリーに登場した機体。
探査・開発用の機体として設計され、特徴は『ヴォワチュール・リュミエール(惑星間推進システム)』を搭載していること。
『デスティニー』や『ストライクフリーダム』の光の翼はこの技術がベースになっています。
HGとして2006年発売。
造形も気になりますが、特に『ヴォワチュール・リュミエール』や光の輪をどう表現しているのか気になるところ。
レビュー結論をまとめてから構造や各部詳細をまとめました!破損注意の箇所もあるので参考にしてみてください(^^)
『HG スターゲイザーガンダム』レビュー後の評価






| ★5評価点数:55〜60点 |
| ★4評価点数:49〜54点 |
| ★3評価点数:30〜48点 |
| ★2評価点数:16〜29点 |
| ★1評価点数:〜15点 |
評価は★3!
2000年代のSEEDのHGということで、ご覧の通り造形はちょっと微妙。色分けも足りず、ほぼモノトーンパーツで構成。
ただ、モールドのディテールは意外と多かったのが良いのと、構造自体も割と独自性が高く組み立ては楽しめます。
可動域は古めのボールジョイント仕様で制限が多く圧倒的に物足りない!
一方、『ヴォワチュール・リュミエール』は引き出しギミックによる可動域の拡張や展開状態の表現変更でプレイバリューが高い。
一通り動かすと肩や手首の保持力低下が見られましたが、当時のキットの中ではマシに感じますね。
とはいえ、コストパフォーマンスで見ると・・・『ヴォワチュール・リュミエール』の評価は高いですが、キット本体はどうしても物足りなさは感じます。
- 良かった点
- 良くなかった点

- 組み立ては簡単で胴体にフレーム構造を持ち、独自の関節構造を持つ
- 股関節の3軸接続軸が鍵ロック仕様で簡単に抜けない
- 脚部には完全収納・展開できるスラスターギミックを搭載して推進表現が出しやすい
- 『ヴォワチュール・リュミエール』は引き出しギミック搭載で分割も可能!推奨形態はあるものの、見せ方でポージングの幅は広がる
- 付属のシールで通常状態とラインの発光状態を再現できる

- プロポーション・造形があまり良くない
- 3軸の股関節は抜けにくくなっている一方、足を動かすと勝手に追従するので安定させにくい
- 『ヴォワチュール・リュミエール』の可動アームの一部の組付けが固く破損することがある

『HG スターゲイザーガンダム』のポージング一覧
可動表現の参考にポージングを付けてみたので参考にしてみてね(・∀・)





















ポージング例は以上。
腕部に関しては結構動きますし、長めに調整されていることで振り表現は良さそう。
ただ、胴体が捻りくらいしかできないので、自然な曲線を作ることができず躍動感にはどうしても欠けてしまいますね。
股関節はボールジョイントではありますが、前後可動できるためある程度表現はできました。
肝心の『ヴォワチュール・リュミエール』はフレキシブルで動かしやすくGood!光の輪のエフェクトも取り付け方で劇中のように相手に伸ばす表現も可能。
ポージングに使ったアクションベースは↓コチラ↓
3時間動かした後の保持力は?

致命的というほどではありませんが、肩関節と手首関節に緩みが出ました。
補強は簡単ですが、関節パーツはABSなので渋みを強くしすぎると簡単に割れるので注意!
ただ、弱点はこれくらいで概ね保持力は良好でした!
保持力補強の参考記事↓↓
組み立て:難易度・完成ディテール・付属品

| 組み立て難易度:初心者~ |
| 組み立て所要時間:1時間半~2時間程度(ゲート処理なし) |
説明書デザインをチェック


組み立てた外観は↓こんな感じ。
画像をスワイプ or ドラッグで外観を回転できます。
組み立て時間はそれほどかかりませんし、関節構造自体は2000年代に多い簡易な仕様。
それでいて胸部や脚部にはフレームパーツで密度があり、当時のHGとしては組応えがありました。
本体の色分けはホワイト・ライトグレー・グレー・イエローのモノトーン。


太めのラインはブラックかゴールドのシールを選択して貼る仕様でした。
色分けは物足りないですが、ホワイト外装の凹凸ディテールは多く見えますね。
下記で組み立て、造形・ディテール詳細、付属品をそれぞれタブにまとめました(・∀・)
組み立ての特徴や注意点・ランナーなどの内容物チェック!
- 組み立ての特徴や注意点
- ランナーリスト
【特徴】

胸部にはフレームがあり、肩関節は独立した珍しい仕様。破損しても修復しやすそう!

手首関節はポリキャップではなくABSのフレームパーツを採用していました。

脚部は直接外装ではなくフレームに当たるパーツを間に1枚挟みます。

股関節は3軸構造ですが、↑写真の通りダボは鍵穴形状でロック式。
頻繁に股関節底部の3mmダボを脱着する可能性を考慮した配慮ですね!これはストレス感じなくて良かった・・・けど3軸でなくても良かった(笑)
【注意点】

組付けの注意点として、アームに使うABSパーツの渋さがあります!
渋すぎて簡単に嵌まらず、力を入れると↑写真のように軸が折れる可能性があるので気をつけた方がいいですね(;・∀・)
軸を予め少しヤスリがけしておくとスムーズに嵌まります。
※ヤスリがけしすぎないよう注意。

折れた場合は真鍮線と接着剤を使って↑こんな感じで修復できます。
幸い、折れた軸側のパーツに厚みがあるので、真鍮線と瞬着で強度は十分でした!
【余剰パーツ】

余剰パーツとしてポリキャップが余ります。
- 本体は4枚のランナーで構成
- 1枚はエフェクトランナー
- スタンドランナー
- ポリキャップ1枚







各部『造形・ディテール』をチェック
【頭部】

- 頭部はホワイト・レッド・イエローの3色で構成
- ブレードアンテナは2本
- フェイスにはスリットなし
- 頭部側面には肥大したインテークのような造形がある

頭部は前後嵌め合わせで側面に合わせ目が出ます。
【肩部・腕部】

- 正面は曲面中央に幅のあるクランクラインが造形されている
- ショルダーアーマー側面にはインテークをモールドで造形
- トップから見ると後方端に合わせ目が出る

ボディトップとショルダーアーマーはボコッと段差があることが多いですが、フラットに近い高さに調整されている。

- 上腕前後には幅のあるラインモールドがある
- 前腕にはパーツ分割されたアームカバーが付いている
- 前腕肘下にもラインモールドがある
- 前腕前後には合わせ目が出る

腕部は長めに設計され、腰部を超える長さに調整されている。
最新のSEED系はどれも腰部までで腕が短くアクションポーズ付けにくいので、個人的に良かったと思えるポイント!
【胴体】


- 胴体はライトグレー・イエローホワイトで構成
- 胸部中央は突き出たデザインになっている
- 左右のインテークはパーツ分割で表現
- 腹部には幅の広いラインモールドが曲線で造形されている
- バックパックは3つのダボ軸で接続。内1つは半円

ボディトップから見ると合わせ目が出る。

ウエストの一部からは内部フレームが露出。シーリングのようなデザインが入っている。

- フロントアーマー・リアアーマーにも幅のあるラインモールドが造形されている
- サイドアーマー中央には楕円の凸モールドと細いラインモールドが入っている

股関節底部には3mmジョイント穴があり、専用キャップが付属。キャップは大きめになっていました。
【脚部】


- 大腿部には幅のあるラインモールドに加えクランクした段差もある
- 膝下にはフレームが露出してメカディテールが豊富
- 外装は3パーツ構成で正面からは合わせ目が出ない

- スリッパはシンプルだが、底が厚めに造形されている
- 側面から見える合わせ目はモールド化されている
- 足裏は凹凸モールドで造形


大腿部には合わせ目が前後に出ます。
組み立ての際に感じましたが、ここはスナップフィットの噛み合わせがあまり良くないみたいでちゃんと嵌まらず合わせ目が目立ちます。

脚部バーニアユニットの上には小さい合わせ目が出ます。
付属品一覧
ヴォワチュール・リュミエール



- 『ヴォワチュール・リュミエール』には少量のモールドが造形
- 側面は合わせ目をモールド化しつつ、小さいスラスターを劇中通り再現
- バックパックには2つのアームが収納され、リベットモールドも造形されている

アームは上下に可動できる。

アーム支柱は引き抜き延長できるギミックを搭載。


『ヴォワチュール・リュミエール』は分離でき、スラスターとしても使用可能。

フレキシブルに可動できますが、基本的な形態は2つで、説明書に記載されています。

光の輪はクリアグリーンのABSで成形。やや軟質で弾力があるパーツなので多少曲げても割れることはありませんでした。


ステンレスシャフトを接続に使っているので、光の輪は3つの内2つは独立してロールできます。
劇中ほどのボリュームはありませんが不規則な輪の回転表現を再現できます。

光の輪は股関節底部にある3mmジョイントに差し込んで取り付け。
紹介したロック機構はここを動かす頻度の多さを想定されてますね。
ホワイトのパーツ底部には3mm穴があるので、アクションベースも問題なく使用することができます。
ビームガン

ディスプレイスタンド

固定式のアクションベースが付属。
支柱は角度違いが2本、高さ延長パーツが1つ付属しています。

台座の方はなんか・・・汚かった(;^ω^)なにかの薬剤かな?

支柱は前後にスライドするので、差込後押し込むことで固定されます。

延長パーツを使うと↑こんな感じ。簡単な浮遊ポーズくらいなら十分使えますね。

角度はそれぞれ↑写真のように異なります。左の支柱はちょっとスターゲイザーには使いにくそうですね。
可動域・ギミックチェック!
各部位ごとの可動・ギミック詳細をまとめます!
サイズ・造形比較


『HGCE デスティニーガンダム』と『HG スターゲイザーガンダム』の比較。
スターゲイザーとHGCE版のキットと比べるとかなりプロポーションや四肢のバランスが際立ってしまいますね。
共通点として、アームカバーや胴体の形状がデスティニーと類似しているように見えます。・・・というより胴体はGATシリーズにデスティニーが似たのかも?
スターゲイザーは腕部が長く、ディテール面で見るとクオリティは負けてないように見えました。


続いて『説明書の塗装済みHG スターゲイザー』と『パチ組みシールなしのHG スターゲイザー』を比較。
やはりパチ組みだと色分けが足りず、モールドは多いがノッペリ見える箇所も多い。
対して完成品はラインモールドに色が入っていることで、独特の模様が表現されて見栄えが良いですね。
シールだと剥げてしまいそうですが、ラインモールドだけなら水性・エナメルでも簡単に部分塗装できるのでおすすめ!
・・・ツインアイはシールで再現なんですが、使った方が良いかも。成形色のレッドとは大分印象が違いますね。
『HG スターゲイザーガンダム』のレビューまとめ

まとめると↑こんな感じ。
手を加えることのできる人には間違いなくおすすめ!
『パチ組みでも超かっこいいよ!』とは言い切れませんが、古いSEEDキットの中で選ぶなら推せるので買ってみても良いと思う(^^)
以上、レビューおわりっ!
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