今回は『HGUC ガンダムGP02A サイサリス』のレビューです!

- 登場作品:機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY
- グレード:HG(ハイグレード)
- 価格:2,420 円(税10%込)
- 発売日:2006年07月23日 (日)
- 購入先:Amazon
レビュー総合評価

ディスプレイに特化したHGガンプラで飾って眺めて楽しもう!
ガシガシ動かす人向きではありませんが、アトミック・バズーカの連結や収納をギミックがあり、両肩のバインダー展開やバーニア可動とプレイバリューは高い!
一部にはフレームがあり、古さは感じるものの組み立てやすく楽しかった!特に腕部は3つの分割ブロックで一瞬どこ作ってるかわからん(笑)
外観もライトグレーで視認しづらいが、豊富なモールドに意外と多い分割パーツでディテールは多め。
初見胴体の短さが気になっていましたが、組み立てて見るとそこまで不自然に感じませんでした。
可動域は2006年フォーマットで開脚幅は気になる。一方、首・肩部やバインダーなどは思いのほか動かせました。
保持力は良好!ただ、パーツ強度がよろしくない箇所はかなり弱点ですね。
| ★1 | ★2 | ★3 | ★4 | ★5 |
| 〜15点 | 16〜29点 | 30〜48点 | 49〜54点 | 55〜60点 |
評価は★4!
レーダーチャートにすると可動・保持力で点をとれていませんが、HGでは点が出にくいギミック面で評価が高くカバーしていますね。
個人的にちょっと悩んで購入したこともあり、思ったより全然出来が良かったので満足度は十分!
もしかしたら作品ファンの人からするとコレジャナイ感あるかもですが、ぼくは見てないので全然納得できる仕上がりかな。
本記事でディテールや可動域・ギミックなど詳細をまとめるので、再販の参考に是非ご覧ください(^^)
組み立て:難易度や注意点・付属品・ランナーをチェック




- ランナー×7
- ポリキャップ×1
- ディスプレイスタンド×1
- 説明書×1
- シール×1
| 組み立て所要時間 | おすすめ層 |
|---|---|
| 1.5時間程度 (ゲート処理なし) | 初心者向き |
【組み立てた全体写真】






ランナーは7枚と2006年だとやや多め。
PSパーツ・ABS・ポリキャップで構成されていて当時の宇宙世紀キットに多いフォーマット。
腕部には一部フレームもあり、外装のライトグレーパーツの分割も割と細かく出来ていました!
組み立ては簡素ながら、独特のバインダー・肩部・腕部のブロックの組み合わせは最近では見られない新しさを感じることができます。
完成後、本体デザインや武装、サイズの影響もありますが、ABS特有のガッシリ感と重量感が相まって満足度高め。

付属品は↑こんな感じ。
ガンダムGP02A固有の武装にビームサーベル。あとはディスプレイ用の専用ジョイントに台座が付属と、付属品は大きく数もあって充実していますね。
下記タブに詳細をまとめます。
- 特徴と注意点
- 付属品一覧
- ランナーリスト
【主な関節構造】

首はボールジョイント。

腕の接続は太い軸。重量のあるシールドを保持・耐えられるような対策かもですね。

上腕はHG標準の軸接続ですが、抜け防止などの工夫はありません。

ハンドパーツはピンと指先のダボとピンで接続。

腰部はボールジョイントで軸の高さがかなり短いタイプです。

股関節はボールジョイント。フック状のもの。
抜けにくさと破損リスク両面を持つタイプですね。

膝関節は独特で固定軸が独立しています。軸側は破損しても修復しやすそうですね!受け側が破損すると難しそう。
【注意点】

肩部の軸受けパーツ部分。隙間がピーキーなのでゲートが残っていると引っかかって腕が上がらない。
無理に上げようとすると上腕軸に負荷がかかって破損の可能性があります!
腕を水平に上がる時45度に制限を受けるようなら一度分解して確認してみよっ(゜゜)
【余剰パーツ】

余剰パーツはポリキャップのみ。形状も大きくちょっと扱いづらいものが多いですね。
【アトミック・バズーカ】



『アトミック・バズーカ』分割・連結が可能。
砲身はグリップなど一体化した簡易なもの。肩部に装着する部分は逆にパーツ分割が細かい。

連結部分内部にも細かいモールドが造形。



基部は上下・左右・回転でき、軸先端はさらに縦可動もできます。

基部は肩部にあるダボ穴に軸で接続。緩みもなくガッチリ嵌まります。逆に抜く時も多少力使います。
基部が破損しないよう気をつけた方が良さそう。

↑取り付けて動かした様子は↑こんな感じ。
【ラジエーターシールド】


『シールド』は大型。
内側の縁は合わせ目が出ますが視認しづらい箇所ですしディテールにも見えるので気にはならないかな。

内側にはバズーカの砲身を収納できるギミックがあります。

ダークグレーの部分を閉じてグリップを差し込んで軸で固定。差し込み軸は4箇所あるので縦と横任意で組み付けできます。

側面のインテークは色分けされていませんがパーツ分割されています。
一部には極小の破線モールドがビッシリ造形されていました!
【ビーム・サーベル】

『ビーム・サーベル』が2本付属。
エフェクトはクリアグリーンで短いものが付属。結構柔らかく感じました。
サーベルの形状も独特で柄の底が太くなっている。

サーベルはハンドパーツの下から差し込むタイプ。

サーベルはサイドスカートに直接差し込めます。
【ディスプレイジョイント】

専用のディスプレイジョイント、平軸タイプが付属。
【HGUC フルバーニアン用のジョイント】

別売りのフルバーニアン用ジョイントが付属。直接GP02A(サイサリス)には使用しません。
【台座】

ディスプレイ台座は支柱が2本と延長パーツが1つ。台座も標準的な形状のものが1つ付いてきます。
説明書を見ると、先述したフルバーニアンと一緒に使えるように設計されているようでした。

支柱は角度違いになっています。

延長パーツはどちらの支柱にも使うことができ、側面から嵌め込む簡易仕様。

台座裏面は縁に肉抜き。








完成レビュー|外観ディテール・可動・ギミックを検証
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胴体は短く、足の長さと太いレッグアーマーが特徴的。
全体的に外装に凹凸や分割も多くディテールも悪くありません。
デザインはボリュームのある脚部でバランスを崩さないよう両肩のバインダーで上半身も帳尻が取られている印象。
ただ、実際バインダーを外してみたところ、そこまで違和感がなかったように思います。

成形色4色で再現。ツインアイやセンサー、イエローに足りない赤はシールを使います。
配色バランスが良いので、パチ組みでもディテールの多さが相まってノッペリした印象はありませんでした。
頭部
■ディテール

- 頭部正面には広いインテークのようなモールドが入っている
- 頭部側面の60mmバルカン砲はモールドで造形
- 後頭部には一部マイナスモールドや丸モールドがある
顎のデザインは最近作った『HG ガンダムレギルス』と似てるかも?(゜゜)

頭部は前後からの嵌め合わせなので合わせ目がでやすい。
塗装する際は合わせ目消しや一部段落ちなど工夫した方が良さそうですね。
■可動域

- 上に約45度以上がるが俯きは不可
- 左右にも少し振れます
- 左回転はパーツの干渉があり90度に制限される

左回転だと首元のパーツが干渉するので90度の制限がかかりましたが、右からなら180度以上回転できました。
肩部・腕部
■ディテール
【左肩】

- 左肩正面には「02」がモールドで印字
- 側面には肩部バインダーの組み付け用ダボ穴あり。ポリキャップではなくPSパーツになっている
- トップから見ると合わせ目が出る
【右肩】

- 右肩正面には斜線モールドがあり、裏にはバズーカダボ穴がある
- 側面・トップは左肩と同じ
【バインダー】



- 肩部バインダーはブルー・ライトグレー・グレーの3色構成
- 凹凸モールドが多彩で先端のバーニア周りはパーツ分割され自然のラインが入っている
- バインダー裏にはバーニアユニットが軸で取り付けられている
- バインダー側面中央には合わせ目が出る

バインダー先端のバーニアを展開すると内部にはシリンダー。裏にはバーニアノズルが露出。
【腕部】

- 上腕はモールドがなしで1パーツで成形
- 肘関節はリベットモールドが造形
- 前腕は内部フレームに外装を左右から挟み込み
- 前腕正面にはシリンダーが2本モールドで造形されている
- ハンドパーツは大き目でダークグレー単色で構成
- 前腕前後には合わせ目が出る
■可動域

バインダーは大きく上がりフライング形態を表現しやすい。

裏のユニットはロールできる。


バインダー先端とバインダー裏のユニットについたノズルはボールジョイント接続で若干可動できます。

肩は前後に若干可動し、腕は水平まで上がる。

- 上腕はロール可動できる
- 肘は90度曲がる
- 手首はボールジョイントと独立可動部位で大きく上下に可動できる
■ギミック

バインダー先端のバーニア部分は可動でき、且つ内側にあるバーニアと連動可動します!
胴体
■ディテール


胸部トップ・正面はブルーパーツはフラットで下部にはインテークやリベットパーツが分割パーツで再現。

- フロントアーマー・スカートはモールドで細かいディテールが造形されている
- サイドスカートは曲面で上部には「ビーム・サーベル」の差し込みダボ穴がある
- リアアーマーには動力パイプがモールドで造形
全体の中でも特にディテールが集中している部分で、ライトグレー単色ながら細かい造形になっているので部分塗装が映えそう!

股関節底部には専用ジョイントのダボ穴があり、キャップも付属。
■可動域

- 腰部ボールジョイントで前後に若干動かせる
- 左右への振りはわずか程度
- 腰部は少し干渉するが若干引き上げるとロールできる
ロールの際引き上げが必要なんですが、組み立て構造で見せた通り、ボールジョイントの軸が極端に短く胴体が抜ける要因になります。
ポージングで捻る場合は落下しないよう注意!

フロントスカートは上に水平以上大きく上がり、サイドスカートは約45度上がる。

開脚幅はボールジョイントの影響で制限されます。↑画像程度までしか開けませんね。
脚部
■ディテール


- 膝側面には肘同様のリベットモールド
- 大腿部は前後からの嵌め込みで側面に合わせ目が出る。ディテールはほぼない
- レッグアーマーは大きく、モールド・パーツ分割が多くディテールも多い
- 合わせ目が側面にでるがクランクすることでデザインに取り入れている
見応えのある部分ですが、少し引き目でみるとディテールが目立たないのでスミ入れなどしてあげたくなる箇所でした(・∀・)


- 足首下はレッグアーマーに覆われ露出が少ない
- アンクルガードは大型で数パーツで構成され、先端はリベットパーツが分割されている
- ヒールは曲面でモールドはなし
- つま先は反り返ったような爪のデザイン
- つま先裏は肉抜きされ、周辺はインテークのような凹凸モールドで造形
- 足裏は単色で肉抜きなし。2基のバーニアノズルも含めて造形されている
■可動域

- 足は前に水平まで上がる
- 膝は約90度曲がる
- 足首は上にほぼ上がらないが、代わりに下には比較的深く伸びる

アンクルガードは左右へ振り・ロールなど比較的柔軟に動かせる。

↑画像の開脚幅までは足裏を完全に接地できます。思ったより密着できましたね!
バックパック
■ディテール


- ランドセルは小型で左にボール状、右に左肩と同じ「02」の印字がある
- 中央にはダクトモールドや小さい丸モールドあり
- 2パーツ構成ですが、合わせ目は内側に出るので隠蔽されている

ランドセルの接続は太めの2軸。取り外すと内側になるブルーパーツにも細かいモールドがビッシリ入っていました。
見えないところにモールドが集中してるのって何か理由があるんですかね?
有識者の人知ってたらコメントで教えてください(^^)
HGUC ガンダムGP02A サイサリスのポージング例
それではポージング例!年代的にもディスプレイする時の見栄えなど気になると思うので参考にどぞ。
ちなみに!
以前「劇中ポーズじゃないとだめ」みたいなキッショイコメントが届いたことがある。
ぼくはぼくのかっこいいと思うポーズしかつけないよ(・A・)w
それでも見てくれる人は是非ご覧くださーい!



















ポージングは以上!
年代的な構造に重量のあるシールドでポーズの付けづらさは確かにあります。
あるんですが!思っていたより全然良かった!!(・∀・)
もっと固い表現になっちゃうかなと思いきや、脚部の動かしやすさや重量級の外観でキレがそこまで必要としなかった点は大きい。
関節強度も強いのでシールドも保持出来ているのもやはり考慮された設計なんでしょう。
ただ、ABS特有の滑りの良さがあります。シールドの角度によっては重さに負けて回転してしまうので補強や角度調整は必要かも。
それよりもディスプレイジョイントの嵌まりの甘さが気になった!股関節にあるダボが抜けやすいので落下に繋がるので注意。
今回は100均スタンドも使いました。

あと↑画像のように形状的に固定されてしまうためロールができない!躍動感が出るアングルでの撮影が難しかったのは苦労ポイント。
2時間動かした後の「耐久力」・「保持力」
まず保持力!

↑ポージング中に起こった1シーン。五月雨式に取れてって笑った(笑)
胴体に捻りを加えているとそこも抜けやすいです。
で、あとから気づいたんですが肩部バインダーに関してはパーツが破損が原因でした。
詳細とやった対策をまとめるのでラベルやドットをタップしてご覧ください。

【バインダー基部の破損】

当初保持力の問題と思っていたんですがパーツが破損していました!
短時間動かした段階でポロポロとれるようになったので、早い段階で割れていたと予想されます。

ですが大丈夫!対策は割と簡単で、割れた部分と余りやすいポリキャップを差し替えて対応できます。
差し替えだけだとちょっと緩い。
差し替え後軸側先端を瞬間接着剤で少し太らせるだけで抜けにくくできます。
【上腕軸の抜け】
上腕軸に引っかかりがないので抜けやすいと思っていたら・・・

↑こちらも割れていました(笑)
ただ、1パーツ成形の上腕を被せる都合上、修復はいらないと思う!
軸側先端(軸の半分位)を太らせると対策できます。
割れが拡張するようならABS専用の接着剤を使うとか検討した方が良さそう。
腰部の抜けに関しては保持力というよりも構造的な問題なので、軸を延長するなどできればおすすめ。
しなくても落下に気をつければ特に問題はないと思います!

ちなみにぼくは落下して↑サーベルエフェクトめちゃ曲がった・・・重量あるので位置悪いと破損する(;・∀・)
でね。破損はしていないんですが、ハンドパーツの組み付けも注意した方が良いかも。

何度か取り外しして撮影終わるころにはピンが白化してました。
真鍮線に置き換えるか次元ビルドナックルズ「角」とかオプションパーツを視野に入れても良さそう。
関連ガンプラとの比較



「RG GP01 フルバーニアン」を並べてみました。
色と細かいパーツ分割で流石にディテールはRGが上。
全高と配色バランスも同程度。
デザインで共通箇所を探してみたんですが、膝上のリベットパーツ以外探せませんでした!コンセプトの違いで全く違うねぇ(゜゜)
HGUC ガンダムGP02A サイサリス【レビューまとめ】
レビューをまとめます。

- 大ボリュームの武装に幅のあるバインダー・レッグアーマーでディスプレイで目立つ
- アトミック・バズーカの収納やバインダー内バーニアノズルの連動可動手首関節の広い可動とギミック要素も多い
- ABS関節やPSパーツの厚みで重量がある!手に持った時の満足度高め
- 破損パーツの一部は代替えもできる
- ちょっと手を加えるだけでディテールアップが容易にできる
- 付属品や本体クオリティを考慮するとコストパフォーマンスが高い!

- 目立つ合わせ目が比較的多い
- ABSパーツの一部が割れやすい
- 可動域は胴体・股関節に制限がかかる
- 専用ジョイントは角度制限や抜けやすさでポージングに使いにくい
- ライトグレー面積が広く細かいディテールが視認しづらい
冒頭で述べた通りディスプレイ(飾ること)に特化したHGで動かして楽しむものではありません。
外装ディテールも多いので、部分塗装やスミ入れするだけで簡単にディテールアップも可能。
付属品も多く、価格「2,420 円(税10%込)」と考えると可動域の制限やパーツ強度を考慮してもコストパフォーマンス高いと思います。
改造要素も多く、特に可動域の拡張はしやすそう!
作品を知らないぼくでもイジってみたくなる!そんな魅力があるガンプラでした。
一方、ABSパーツが割れやすいので塗装する際はプライマー・クリアランスなどちょっと神経質な位気にした方が良いかもしれません。
最後に!思ったより良かったので一言。
昔のだから今言うのはあれだけど、箱の参考画像もっと見せ方あったでしょ(笑)
それ見て買うのやめようとしてたんだからもうちょっとさー^^;(笑)
以上、おわりっ!
良かったら他の記事も暇つぶしのお供にしてみてねー(^^)







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