今回は人気ガンプラ「RG サザビー」にまつわる注意点について簡単にまとめていきます!
というのも、良いガンプラなのは間違いないんですが、仕様や年代的な素材の耐久力の影響で一部破損のしやすさが報告されています。
実際、ぼくも組み立てまでは大丈夫でしたが、ポージグを付けている際に破損した箇所もでました!
いくつか破損しやすい点がありますが、概ね共通しているようです。
本記事では初めてRGサザビーを作る方向けにどこに注意した方が良いのかまとめます。
↑こんな方は是非参考にご覧ください(ΦωΦ)
ついでに塗装の際にも注意した方がいい点も簡単に記載しておきます!
RG サザビーの3つの破損注意ポイント!
RGサザビーの組み立てはパーツ数こそ多いものの、ハイエンドRGの中では比較的難易度は低め。
ただ、冒頭でも述べた通り当時のKPS(軟質プラ)の強度やパーツの仕様で一部破損報告が上がっています!
はめ込みとかその変は問題ありませんが、以下の点は破損報告が多いので注意した方がいいポイント。
【注意① 肩関節の破損】
まずはSNSでも破損報告の多い肩関節。

↑画像の赤枠内、肩関節の土台パーツがKPSで構成され、関節を保持する軸がシブさに耐えきれずネジ切れてしまうことがあるようです。
※Xで「RG サザビー 肩」と検索するとすぐ確認できると思います。
報告例は↓こんな感じ。
KPSは2013年以降に登場した軟質パーツで、ABSの代用としても活用されています。
ただ、強度性がキット毎に安定せず丁度良い塩梅を模索しているような印象。
2018年のRGであるサザビーはこの影響をまだ少なからず受けていて、関節のシブさに対して強度が若干足りていないとぼくは思っています。
組み立てる段階でほんとに少しヤスって上げたほうがいいかもしれません。
もし摩擦が強くてネジ切れが起こっているなら万能油を極少量塗布してみるのもありです!
【注意② ハンドパーツの破損】
次に実体験!あまり報告は見られませんでしたが、パーツの構造的に全然ありえる破損だと思うので紹介します。
手首のボールジョイントの差し込み口が硬く差し込みに力を入れる必要があります。
付属する複数のハンドパーツの内、手首が可動するタイプがあるんですが、可動構造のため耐久力が落ちています。
差し込む際の圧力で折れる可能性が十分あるので注意してください。
ぼくの場合はポージングのため複数回差し替えたことも原因になっていると思います。

↑こんな感じ。
以上、RGサザビーを組み立てする際の注意点でした!
【注意③ 胴体スッポ抜けに注意】

直接破損するポイントではありませんが、胴体のスッポ抜けに注意した方がいいです!
胴体軸がPS素材で、受けがABS。
摩擦が少なすぎて下半身の重さに耐えきれず徐々に抜けるようになりました!
シンプルに落下の可能性があるので、特に動かしてポージングをつける方は注意してほしいですね。
気になるようなら軸側線の入っている底部を少し太らせたり、柔らかめのビニールを1枚噛ませてみると対策できると思います!
↓下記は保持力強化をまとめた記事なので参考にしてみてください。
おまけ:塗装の際に気をつけたい注意点
「腰」・「腕部」・「肩部」の3箇所の部分的に使われている「アドバンスドMSジョイント」にはABSパーツが組み込まれています!
塗装方法によっては破損に繋がる可能性があるのでプライマーをちゃんと使ったり、溶剤が浸透しないような塗装が必須!
とはいえ、表面処理で傷を多く付けすぎたり、改造して隙間ができたりしていなければ簡単に浸透しないと思うので丁寧に作れば問題なさそう。
アドバンスドMSジョイントについて詳しくは↓下記事でまとめています。
RG サザビーの注意点【まとめ】
以上が「RG サザビー」で注意した方が良いポイントでした!
まとめ!
- 胴体パーツの軸ネジ切れの可能性がある
- 柔らかめのKPSが使われているの摩耗や破損リスクはある
- 可動するハンドパーツが割れる可能性がある
- 胴体軸がやや抜けやすい
- 塗装でABSが割れない配慮が必要
↑大体こんな感じですね。
心配する箇所が多いって感じではないので、少し配慮した方がいいかなぐらい!
肩に関してはぼくのものは破損していませんので個体差があるかもしれませんね。
組み上げる前にちょっと様子見て見た方が良さそう。
以上!おわりっ!!!
RG サザビーのレビューを詳しく見る!
本記事では注意点の紹介でしたが、ポージングや可動域の詳細を詳しく確認したい方は↓レビュー記事をご覧ください。
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