【RG】レビューガンプラレビュー

【素組みレビュー】RG シナンジュ「欠点だらけのハイエンド」

※当サイトはPR(プロモーション)を含みます。

【RG】レビュー

今回は「RG シナンジュ」のレビューです(=゚ω゚)ノ

RGの中でも4,000円を超え、装甲展開ギミックも豊富なハイエンドモデルに近いガンプラ。

2016年と少々古めなので全身にアドバンスドMSジョイントが使用されています。

お察しの通りアドバンスドMSジョイントによる欠点はありましたが、それ以上にKPSが柔らかすぎるといった弱点もあるので確認してほしいところ。

登場作品機動戦士ガンダムUC
メーカーBANDAI
グレードRG(ハイグレード) 1/144スケール
RG番号No.22
価格4,180円(税10%込)
発売日2016年08月06日
キットの基本情報
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レッドのパーツはグロスインジェクションでツヤツヤなのに加え、目玉のエングレービング部分のゴールドはメッキ仕様と高級感と精密さを感じさせます。

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リアリスティックデカールはややイエローがかった下地にメタリックシールやマーキングシールがあります。

RG シナンジュのレビュー評価:見た目は最高!中身が追い付いていない!

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外観の完成度は高く、グロスインジェクション仕様のレッドの装甲はヌメっとした表面とテカリ、随所のエングレービングや縁のゴールドにトゲトゲしいシルエットなど最高レベルで見栄えは良かったです!

特に良かったのは装甲展開ギミックや付属武装にエフェクトも豊富なこと!

展開させて飾ると迫力も一気に増しますし、武装もボリューム感がすごい。

ただし、どうしてもMSジョイントと独自の腰部可動ポイントの緩みによる影響が顕著に出てしまいポージングには難が出る他、動かすと一部ポロリも頻繁でストレスはすごかったです。

アドバンスドMSジョイントの組み立て段階でパーツが外れることもありましたね。

外観の完成度の高さに内部が追い付いていない印象。

レビュー評価をタップで見る
組み立て評価

全体にアドバンスドMSジョイントが使用されているので、骨格部分は既に完成済み。そこに外装を取り付けていくイメージなので比較的作りやすい。

外観評価

グロスインジェクションでレッドの外装は光沢仕様で、ゴールドは金メッキと発色の良い輝き。プロポーションは足長ですが、HG版と比べて全体がマッシブ且つ、シャープな造形でバランスが取れていると思います。

モールド類のディティールは少ないですが、RGらしいパーツ分割で表面には凹凸が多くスミ入れせずに陰影を表現。

少し残念なのは随所に見られる内部部分が単色な為、パイプデザインなどが見栄えしない点。

可動域評価

可動域自体は広く柔軟で躍動感溢れるポージングなどをつけることができます。肩周りは装甲や胴体内部の可動も加わり、アクション性の高い作り。

ギミック評価

モノアイの可動・各部装甲の展開・フレキシブルスラスターの展開・武装の連結や収納と価格に見合ったギミックが詰め込まれていて3000円台のRGよりワンランク上のクオリティ。

耐久力評価

まずアドバンスドMSジョイントの影響から。”一部”良くない動きをしています。肘・膝・股関節はアドバンスドMSジョイントにシナンジュ独自の仕様でカバー。胸部・腹部・肩付け根に関しては保持力が弱く上げた腕が下りてきたりします。

他耐久力でいうと、首関節、ショルダーアーマー、腰部可動関節、股関節の抜け、膝アーマーの脱落、フレキシブルスラスターの外装破損。

欠点でいうとかなり多く、昔のKPSの強度不足やパーツの割れが顕著に出てしまいました。

コスパ評価

コストが4000円以上と考えると高い!!!人を選ぶキットなのでコストパフォーマンスが良いとは言えません。

良かった点まとめ

  • とにかく見た目が良くディスプレイ栄えする
  • 本体に搭載された展開ギミックによる表情付けの変化が楽しい

↑この2点に特化しているのがRGのシナンジュ!

付属武装も最低限に抑えることで、本体にギミック多数搭載したRGの中では比較的コスト抑えめ。

作ってて内部フレームだけで楽しんでみるのもいいですし、素立ちさせるだけで存在感をアピールできるグロスインジェクション使用の外装など見た目で”良い”と思わせる要素が多い!!!

残念な点まとめ

  • 破損率が高い
  • アドバンスドMSジョイントでやや緩みがでやすい
  • 上記2点を考慮すると価格的には高く感じる

体感しただけでも関節の緩みやKPSパーツの破損率の高さはすぐにわかりました。

2016年ということでお察しでしたが、それが顕著に出てしまう残念さが強く残るキット。

搭載されたギミックやグロスインジェクション仕様などを考慮すると本来なら価格的に特を感じるはずのキットだと思います。

破損率が高すぎて強くはおすすめできないですね。

今の使用で強度性上げて再販んしてほしい気持ち!!!

こんな人におすすめ

  • 自分で修復・改造などができる
  • あまり動かさずにディスプレイして楽しむ
  • ミキシングの素材にする
  • コストを気にしない

↑こんな人なら”損”を感じずに満足できるかもしれません。

RG シナンジュの「再販情報」と「パッケージ内容」

↓下記記事では「RG シナンジュ」の

  • 再販情報
  • ランナーなどのパッケージ内容
  • キットの特徴や注意点

上記の内容をまとめています!

サクッと内容物を確認したい方は下記の記事をチェックしてみてね!(=゚ω゚)ノ

RG シナンジュの素組み外観レビュー

素組み状態のRG シナンジュの外観をチェック!

良し悪しからまとめると外観に関しては好みがあるくらいで良い点しかありませんでした!

一見モールドなどが少ないので物足りなさがあるかなと思っていたんですが、グロスインジェクションのツヤ感を考慮すると逆にモールドがあると違和感がでるだろうなというところ。

加えて、パーツ分割による影でパネルラインも表現できているので情報量としては十分事足りていると思います。

本体の合わせ目は上腕にでますがあまり目立ちません。気になるのはとグレネード・ランチャーぐらいでした。

【素組みレビュー】RG シナンジュ「欠点だらけのハイエンド」 rg-sinanju-review-img-x
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全体の外観は↑こんな感じ。後述しますが、ベースになったシナンジュ・スタインのデザインと似通ってはいますが、先端に至るところまで刺々しいデザインと足の長さが特徴。

「HGUC シナンジュ・スタイン」では足が長すぎるように見えますが、RGシナンジュは外装の肥大化で強調されていた腿が隠れて不自然さを感じませんね。

↓以下は部位ごとの外観詳細。

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頭部は全体的に見て小型でサイドにはバルカンや頭頂のリベット部分の造形をパーツ分けで再現。

首裏はサザビーを思わせるような甲冑のようなデザインになっています。

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ショルダーアーマーは3重構造で、2層目はスパイク付きのアーマーになってます。

ショルダーは腕と別パーツ化していてC型ジョイントで上から肩付け根の関節に被せて装着する仕様。

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腕部内側には装甲から露出したケーブルや袖のエングレービング、外側は甲冑のような曲面のデザイン。

外側の装甲は展開ギミックがあり、内部にはビームサーベルのエフェクトが取り付けられる発生装置のようなものもあります。

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胸部には目を引くエングレービングが大きくあり、ゴールドのパーツにブラックの装甲を重ねることで完全別パーツとして再現。

HGUCではシール再現で、完全再現するには自分で塗装するしかありませんでした。RGシナンジュはパチ組みだけで完全再現できるのは嬉しいポイント!

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フロント・サイドスカートは先端が尖ったデザイン。リアスカートは大きめで上下に配置された廃熱ダクトのような造形は少しですが上下可動させることができます。

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脚部は腿が長めですが膝した装甲からのボリュームがかなり増しているので不自然さはありません。

表面に機械的なモールドなどは刻まれていませんが、パーツ分割で表現された陰影で情報量は十分!

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バックパックは大型ですが、プロペラントタンクはHGに近くやや細め。

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装甲を全て展開した状態。写真だとサイドアーマーと腕部側面がわかりにくいですが、そこも開いています!

付属物一覧

付属物は豊富でギミックもあり満足度は足りていますが、ハンドパーツに限りちょっと種類が少ないかなと思いました。

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タップで詳細を見る↓
グレネード・ランチャー
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グレネード・ランチャーは簡易な作りですが2つに曲げることができます。ディテールは必要最低限って感じ。

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上から見ると合わせ目が目立つところ。

ビーム・ライフル
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ビーム・ライフルは銃口に向けて細長いデザイン。

色は単調ですがスコープも3パーツ構成でチューブのモールドも入って割と情報量多め。

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トリガー近くにはグレネード・ランチャーを連結させるギミックがあるので収納にも便利!

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グレネード・ランチャー連結状態のビーム・ライフル
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シナンジュの本体腰部にはマウントラッチを開くギミックがあり、そこにビームライフルを取り付けることができます。

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付属するハンドパーツの握り手にはライフル固定用のダボ穴があるので、差し込むことで安定感もアップ!

ただし、左右のハンドパーツにダボ穴があるんですが、使用できるのは右のみですね。

シールド
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シールドは大型で中央にはブラックのパーツとゴールドメッキで表現されたエングレービングがあり存在感強め。

裏には各武装を収納できるパーツとシナンジュに取り付ける2種類のパーツがあります。

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ビーム・アックスを取り付けた様子が↑こんな感じ。

軸回転で上下に位置を入れ替えることができ、ビーム・アックスの回転軸で刃の向きも変更可能。そのまま武装として使うことができます。

下部にはグレネード・ランチャーもマウント可能。

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シナンジュ本体に接続する基部2種。

1つ目はショルダーに取り付ける用でアドバンスドMSジョイントを使用したもの。

2つ目は腕部を包むように装着する方法。

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左がパターンA・右がパターンBの取り付け様子

↑上記画像がパターンAとBで取り付け方を変えた様子。

どちらのパターンも保持力はかなり弱いので補強を推奨します!

ビーム・アックス
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ビーム・アックスは3パーツ構成。ディテール量も少量で、グリップ部分に関しては肉抜きにも見えます。

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ビーム・アックスに使えるエフェクトは2種で、アックス形態と大型アックス形態。

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グリップ部分部分の差し込み位置は3つのダボ穴で調整できます。↑画像右側は刃エフェクトを取り付ける部分。

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ビーム・アックス同士は下部を連結させることができます。エフェクトを含めるとシナンジュ本体の2倍近い長さになります。

ビーム・サーベル
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サーベル用エフェクトは2本付属し、サーベルの柄も2本付属。柄はシナンジュ本体に収納できないのはちょっと管理が面倒なところ。

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代わりに、腕部のギミック内部にサーベル発生装置みたいなものが入っており、そこにエフェクトを差し込んで使用できます。

ハンドパーツ
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ハンドパーツは5つで、左手のみ平手パーツが付属します。

2016年発売なのでアドバンスドMSジョイント用の指が可動するハンドパーツが付属します。

一度抜けると抜けやすくなるあれですね・・・(笑)シナンジュ本体のハンドパーツとは色も違うので基本使わないことを考えると付属ハンドパーツは少な目と言えます。

ミニフィギュア
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パイロットのフル・フロンタルのミニフィギュアが付属。めちゃくちゃ小さいですが服や髪型もパッと見で認識できるレベルの精巧さ。

専用ジョイント
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RGガンプラ固有の専用ジョイントが付属。股関節に取り付けるタイプなんですが、このタイプは摩耗したり破損の可能性があるので取扱いは注意を推奨!

サイズ調整は必要ですが、3mm軸の場合は周りの干渉もなさそうなので「100均ディスプレイスタンド」でも利用できそうですね。

余剰パーツ
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余剰パーツは↑こんな感じ。

可動域とギミックレビュー

ショルダーのみ干渉して動かしにくさがありますが、他はアドバンスドMSジョイントの恩恵で良好。可動ギミックも含め触ってる時の楽しさがありました!

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モノアイは頭部パーツを外すことで若干左右に動かすギミックを内蔵。バイザーが深く見えにくいので、身だたせたい方は蛍光塗料で塗装したりライトギミックを仕込んでみるのも良いと思います。

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↑画像の通り首可動は比較的広めでした!

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ショルダーアーマーそれぞれ独立して可動させることができます。

1番上の装甲に関しては一部展開ギミックも搭載。

肩付け根の関節は引き出しできるので前方への可動範囲を拡張できました。

残念なのはショルダーアーマーの干渉で腕がほぼ上げられない点。ここはポージングにも大きな影響がでたので非常にもったいないところ。

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上腕のロールに肘の二重関節と標準的な可動に加え、独自の関節ポイントとして手首の上にもう1つ設けられています。

これは内側にのみ可動できました。

手首は袖の干渉があるので一部制限されます。

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胸部コックピットハッチは3つのパーツを可動させて開くことができます!

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腰部には独自の可動ギミックがあるので前後可動できます。

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捻りも90度は余裕なのでポージングには十分!

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フロントスカートは↑これくらい動かせます。

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サイドスカートは引き出し展開ギミックがありメカニカルな内部が露出。内側には内部バーニアもあります。

上下・回転と大きく動かせるので開脚にも影響はなさそう。

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↑これくらい開脚しても問題なし!

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リアスカートは左右独立して動かすことができます。

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腿は大きくロール可動。

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脚部にはスラスターを左右に装備。バーニア各部のパーツは展開してメカニカル表現が可能。情報量が一気に増えるポイントですね。

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足裏はもちろん肉抜きなし!

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前方に90度以上開脚して、膝も90度曲がります。

足首は↑画像の通り下方向のみに大きく可動。

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膝を曲げるとアドバンスドMSジョイントが連動してスライド可動するメカニカルな表現。

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大型のフレキシブルスラスターは基部が柔軟に可動し、各部位の展開表現が可能。

展開するとさらにボリューム感が増します!

RG シナンジュ:ポージグ例

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ビーム・ライフルをかまえ。

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シールド!

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蹴り。

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躯体が大きいので長いサーベルをブンブン振り回すようなイメージでポーズつけると劇中では見れない魅力を感じます。

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↑ここっ!これ惜しい!!!

シナンジュの腰部関節が弱くバックパックの重さに引っ張られて重心が中央によってしまってますが、もう少し前に沈みこむと躍動感が出ると思う(‘Д’)

ポーズつけてピント合わせてるうちに・・・無理(笑)

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シールドにビーム・アックス装備で。

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ポージングはここまで。

基本的な可動域は広く柔軟なポーズをつけることができますが、欠点としてショルダー、膝外装、バックパックと一部パーツがポロポロ取れて難易度難易度高かったです。

また、装備するシールドの基部保持力も弱いため、引っ張ったり少し振ったりするだけで簡単に脱落するのは残念な所でした。

良くない点から先に述べましたが、上記を踏まえた上でめちゃくちゃかっこいいと思います!!!!

どの写真もアドバンスドMSジョイントと独自の関節構造の影響でベストショットは取れていませんが、それでもボリューム感・見栄えの面で突出しています。

【耐久力評価】RGシナンジュの欠点まとめ!

ポージングまで3時間以上の撮影を終えて耐久力はどんな感じだったのかまとめていきます!(=゚ω゚)ノ

2016年の仕様でKPSが多く使用されているキットですが、個人的にこの時代のKPSは”柔らかすぎる”ように思います。

変形しやすく摩耗しやすいので一部では影響が出ているように感じました(‘Д’)

耐久力評価の結論をいうと、

  • ポロポロパーツの落下が多い
  • 関節強度がゆるい

上記2点の面で弱いです!!!

撮影には何時間もかかりましたし、特定パーツがポロポロとれて初心者さんにはとてもおすすめできない(笑)

ただ、それを差し引いても外観はかなりレベル高いので、素立ちさせておく人には腰部の補強ができれば十分かもしれません。

↓下記は耐久力が弱かった部分のまとめ。

【素組みレビュー】RG シナンジュ「欠点だらけのハイエンド」 rg-sinanju-review-img-x
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↑画像で示す箇所が欠点の箇所。

その内ポロリ箇所が↓コチラ

  • ショルダーアーマー
    KPSのC型ジョイントで摩耗したり変形すると外れやすい
  • 膝装甲
    差し込むだけの簡易取り付けで手に接触しやすい
  • 股関節
    KPSで滑り止めのような加工がなく回していると取れる
  • フレキシブルスラスターの外装
    スラスター外装のC型ジョイントがとれやすい
  • 首関節
    ボールジョイントが抜けやすい
  • バックパックの付け根
    掴む際の干渉で徐々に抜ける

調べた時は腰部関節の弱さが欠点になるとの噂を聞いていたんですが、それよりも上記がマジで撮影を妨げて大変でした”(-“”-)”

特にストレスを感じる3つの欠点

特にストレスを感じたのは↓コチラ!他は個体差がありそう!

股間節詳細をタップで詳しく見る
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↑画像の股関節の軸はすっぽ抜け防止の対策加工が何もされていないので、動かしていると自然に抜けやすいです。

膝装甲をタップで詳しく見る
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膝の装甲が差し込むだけの簡易取り付け。下側を軽く押してしまうだけでテコですぐに抜けてしまい、摩耗するとさらに悪化します。

接着できる方は推奨!間違えて関節は接着しないでね。

バックパックの付け根をタップで詳しく見る
【素組みレビュー】RG シナンジュ「欠点だらけのハイエンド」 rg-sinanju-review-img-x

最近だと「HGCE マイティ―ストライクフリーダムガンダム」のプラウドディフェンダーに使われていたフック型の接続方法。

「RG シナンジュ」は持つ箇所が下半身かバックパックになりがちだと思います。いずれも少しずつ干渉することで徐々に抜けてしまいました。

ロックが無いのが残念すぎる。

個体差かどうか不明なトラブル

アドバンスドMSジョイントの膝一部が抜けた

↑上記の点で別途トラブルがありました。

【素組みレビュー】RG シナンジュ「欠点だらけのハイエンド」 rg-sinanju-review-img-x

アドバンスドMSジョイントの仕様上一度動かして慣らす記載があります。その際、脚部関節を慣らすと膝と連動する一部のパーツが外れてしまいました。

最初は動かさず装甲を取り付けてからの方がいいかもしれません。そうすれば左右から固定されるので抜けないと思います!

ぼくはデザインナイフで一部切り取って加工してはめ直しました。

↓↓下記記事では欠点のポロリや破損例に加え対策例も載せています。

どういう風にやろうか考えている方や、事前に知りたい方は是非確認してみてください(‘ω’)ノ

関連キットとの比較

【素組みレビュー】RG シナンジュ「欠点だらけのハイエンド」 rg-sinanju-review-img-x

「HGUC シナンジュ・スタイン」との外観を比較。

いずれも1/144スケールだと大型。

シナンジュのベースになったシナンジュ・スタインなので基本造形は同じ。

「HGUC シナンジュ・スタイン」が四角い直線的なデザインなのに対し「RG シナンジュ」は曲線的なデザイン。

加えてシナンジュの方がマッシブさが増してボリューム感も出てますね。

【素組みレビュー】RG シナンジュ「欠点だらけのハイエンド」 rg-sinanju-review-img-x

価格の近い「RG RX-78-2 ガンダム Ver.2.0」との比較。

サイズ感は同じ1/144スケールでも大きく異なっていますが、情報量はいずれも高密度。

プロポーションはガンダムの方が胴長でシナンジュは足長なのがよくわかりますね。

【素組みレビュー】RG シナンジュ「欠点だらけのハイエンド」 rg-sinanju-review-img-x

「RG サザビー」との比較。

躯体は同じくらいですが横幅がある分サザビーが大きく見えます。

デザインは同じ曲面的な部分が多く、つま先の造形に関しては非常に近しいものがありますね。

比較ガンプラ価格発売日外観クオリティ付属品の充実度ギミック耐久性
シナンジュ4,180円(税10%込)2016年08月06日超高中~高
シナンジュ・スタイン2,860円(税10%込)2018年10月27日中~高
サザビー4,950円(税10%込)2018年08月11日中~高

表にまとめると↑こんな感じ。

比較まとめ
  • RGガンプラとして外観の完成度は非常に高い
  • ギミックも豊富でディスプレイ栄えする
  • 付属品はRGとしてはやや少ないが、ギミックで満足度を底上げしている
  • 耐久力はかなり低く、最初から独自の関節構造も緩め

RG シナンジュ【レビュー評価まとめ】

【素組みレビュー】RG シナンジュ「欠点だらけのハイエンド」 prof
ファズ

レビューは以上!

まとめると↓こんな感じ。

  • 外観ディテールやアレンジされたデザインは見栄えが良くディスプレイ栄え間違いなし!
  • 展開ギミックや武装の連結とプレイバリュー高めの一面もあって、触っても楽しめるしディスプレイする時の表情を変えることもできる
  • 可動域は広くいろんなポーズでディスプレイ可能
  • 付属品はやや物足りないが武装の連結や収納とギミック面でカバーできている
  • 2016年段階だとコストは高いが当時の最新RGだったのが伺える
  • アドバンスドMSジョイント・KPS・PSパーツなどに強度不足の欠陥を感じる初心者にはおすすめできないRGガンプラ

良かったところ

特に良かったのは何と言っても外観のクオリティ!

HG版だとやや細身で足の長さが際立ってしまっているように見えますが、RGでは全体的に外装ボリューム感が増して迫力が出ていました!

加えて装甲の展開ギミックでその迫力を底上げできたり、角度によっての見え方もバシッと決まる!

メチャクチャかっこいい!!!

良くないところ

  • 保持力が弱い
  • 破損しやすい

上記2点はどうしても弱点になると思います。

あまりガンプラを作ったことがない方からすると評価は著しく低くなるのではないでしょうか?

特に腰部の保持力が弱い点に関しては、その時点でパーツが破損している可能性もある。

重要度の高いパーツが持つ耐久力が追い付いてないのは残念に思いました。

どんな人におすすめ?

  • ディスプレイ栄えするRGが欲しい
  • ギミックが多いRGが欲しい
  • ガンダムユニコーン関連のRGが欲しい
  • 完成度の高い1/144スケールキットが欲しい
  • RGを作った経験がある
  • 破損修復や改造スキルがある

↑こんな方にはおすすめ!

先述した通り、破損や保持力の低下はかなり顕著に出てしまうので万人向けとは言えず、特にガンプラ初心者の方にはおすすめできません。

コスト面と可動に拘らない人にはおすすめできますが、頻繁に動かして楽しみたい方には不向きですね!

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