今回は「HG ガンダムAGE-1 タイタス」のレビュー記事。

| メーカー:BANDAI SPIRITS(バンダイスピリッツ) |
| 登場作品:機動戦士ガンダムAGE |
| グレード:HG(ハイグレード) |
| メーカー希望価格:1,650円(税10%込) |
| 発売日:2011年11月19日(土) |
| 購入先:Amazon |
レビューの総合評価

| ★5評価点数:55〜60点 |
| ★4評価点数:49〜54点 |
| ★3評価点数:30〜48点 |
| ★2評価点数:16〜29点 |
| ★1評価点数:〜15点 |
レビュー評価は★3ですが、ほぼ4のクオリティです!
組み立てやすさはノーマルと同様で初心者さんでもサクッと組み立て可能。
外観は肥大化した腕部に脚部とマッシブに表現され、外装から得られるディテールも申し分ありません!
特に良かったのは腕部の長さとHGガンプラで気になる下りた腕部の”角度”がつかないのでより自然体に見えます。
ノーマルに比べ開脚幅や接地性は落ちているものの、それ以外はほぼそのまま!
ショルダーアーマーの展開ギミックも簡易ながらディテールを増すのでお気に入り(・∀・)
股関節の保持力の緩さはそのままで、ノーマルであったハンドパーツのポロりは改善。トレードオフとして腰部接続が緩くなっていたのは気になりました。
武装は付属しませんが、専用のエフェクトが付属。
以上を考慮するとコストパフォーマンスは十分満たせた価値を示していると思います!
組み立て:難易度・注意点・内容物レビュー

- 組み立て難易度:初心者~
- 組み立て所要時間:1時間程度(ゲート処理なし)
- ランナー×5 【素材:PS】
- ポリキャップランナー×1
- 説明書×1
- シール×1
説明書をタップで見る


説明書はノーマルと同じサイズで宇宙世紀系の説明書より一回り小さいペライチです。
【付属品を装備した全体写真】






短時間で初心者さんでも簡単に組み立てが可能!
箱を空けるとパーツが少なく感じるのでちょっと物足りなさを感じるのが残念ですが、完成するとボリュームがあり満足度は高い。
2011年発売なのでパーツはPS素材、関節にはポリキャップが採用。
専用工具は特に必要ありませんが、ゲート処理を丁寧にするなら『スポンジヤスリ』など使った方が良いですね。
↓下記でそれぞれ詳細をタブにまとめたのでタップしてご覧ください(・・)
『組み立ての特徴や注意点』『付属品』『ランナー』詳細
- 特徴と注意点
- 付属品一覧
- ランナーリスト

フェイスはノーマルと同じで前後パーツの前に取り付ける変わった仕様。

頭頂部のグレーとツインアイが一体化した変わった分割構成。

ショルダーにはフレームが入っており、レッドの外装を取り付ける仕様。

腕の組付け側は空間が広く目立ってしまいますが、関節に取り付けるカバーがあるので隠蔽できる。
さらにカバーを付けることでポリキャップのスッポ抜けを防げるようになってました。


足首は独立した関節で接続。つま先近くをボールジョイントで繋ぐ仕様でした。

リアアーマーは可動できる仕様ですが、フロントアーマーのようにカットすると引っ掛かりがないので抜けそう。
カットするなら少し加工が必要ですね。
【注意点】

「PC-001」のポリキャップなのでバリが出ます。挟み込みで使う場合、組付けで影響が出る可能性があるのでバリは切り取った方が良いですね。
【余剰パーツ】

Aランナーの『HG AGE1 ノーマル』用の肩パーツとポリキャップが余剰パーツで出ます。
【エフェクトランナー】

タイタス専用のビームエフェクトが付属します。
スパイクエフェクトは肩左右4本ずつ、膝左右3本ずつの計14本。
腕部のリングエフェクトは左右1つずつ。1つのリングは2パーツで構成されています。

↑取り付けるとこんな感じ。
【ランナー】
Aランナーは「HG AGE1」の共通ランナーとなっており、それ以外は「タイタス」用のランナー。






『HG ガンダムAGE-1 タイタス』の全体外観と各部位の詳細
画像をスワイプ or ドラッグで回転できます。
『レッド・ブルー・イエロー・グレー・ホワイト』の5色で構成。
頭部・胴体はAGE1共通でタイタスは四肢がマッシブでデザインされている分小型に見えますが、長い脚部でプロポーションは良好。
若干腕部が長すぎる気もしますが、個人的には短いより長い方が自然だと思うので高印象。
ランナーのボリュームに対し、キットを手にした時の重量や満足感は良かった!(・∀・)

色分けも良好でシールはツインアイや額・胸部のセンサー系のみに使います。
頭部
■ディテール

- 頭部は小型でブレードアンテナは平たい造形
- ホワイト・イエロー・レッドの3色構成でモールドは少ない
- ひさしは前方にやや突き出ている
- ブレードアンテナ先端には安全フラッグがある
- フェイスには2本の『への字』スリットが入っている
■可動域

- 首は上下に約35度可動できる
- 横に少しかしげることができる
- 首周りは干渉なく一回転できる
肩部・腕部
■ディテール


- ショルダーアーマーは球体デザインで大型
- 外装は2パーツ構成で内部にフレームがある
- 丸モールドやマイナスモールドも入っている
- エフェクトの取り付けダボは鍵穴になっている

- 上腕・関節・前腕・ハンドパーツ共に太く大型にデザインされている
- モールドは少量のパネルを凹凸で表現している
- ハンドパーツにはロールできる様なメカモールドがあるが可動はできない
- ハンドパーツの甲にはナックルガードが造形されている
- 前腕ホワイト部分の前後には合わせ目が出る

腕部は腰部を超えて大腿部まで伸びる長さ。且つほぼ垂直に垂らしても脚部がほとんど干渉しない。

前腕のレッドパーツは取り外しできて、ビームエフェクトを取り付けることができます。
■可動域
肩と胴体は軸で接続。

肩は前方に可動できるが後方には動かせない。腕部はほぼ水平まで上がる。

- 上腕は360度ロールできる
- 肘は二重関節だが太い前腕が干渉して約125度まで曲がる
- 手首はボールジョイントで若干可動できる
■ギミック

ショルダーアーマーは『タックル』再現時の展開状態にできるギミックを搭載!
『タックル』以外でもディテールが増えて見栄えもUPできます!
胴体
■ディテール

- 胸部はAGE1共通の同じデザイン・パーツ構成でマークはパーツ分割で再現されている
- 左右のインテークもフィンが深く造形されている

- フロントアーマーはイエロー部分のみで面積が小さい
- サイドアーマーも小型でフロント・サイドアーマーの隙間から球体の関節が露出している
- リアアーマーはイエロー・レッドパーツで構成されインテークらしきモールドも入っている


股関節底部には3mmジョイント対応の穴があり、キャップが付属。
■可動域

- 胴体は前後に大きく可動
- 左右にも多少振れる
- 腰部周りに干渉はなく一回転可能

フロントアーマーは約90度上がり、サイドアーマーは約45度。リアアーマーは約135度上がる。
フロントアーマーとサイドアーマーはボールジョイントで接続。

開脚は『ハの字』まで可能!

タイタス独自のパーツになったことでサイドアーマー基部へ干渉して制限されます。
■ギミック

リアにある引き出しギミックは共通。ですがノーマル同様タイタスでも使いません。
脚部
■ディテール



- 脚部は太く長めにデザインされている
- モールドは小さい丸モールドとラインモールドでディテールを表現
- 凹凸が多く比較的ディテール量が多い
- 膝にはビームエフェクトを取り付けるダボ穴があり、ショルダーと共通の鍵穴ダボ。

- アンクルアーマーはレッグアーマーと一体化され、間にある面積の小さいホワイトはパーツ分割されている
- スリッパは厚くゴツゴツした蹄を想起させるデザイン
- 足首関節は独立し、ヒールとの間に隙間がある
- 足裏はつま先から縁にかけて肉抜きされている
足裏の肉抜きが結構目立つので埋めてあげたいですね。
■可動域

大腿部は外側に約90度ロールできる。

- 足は前に約90度上がる
- 膝は深く約180度曲がる
- 足首は上下に約35度可動できる

接地性は思ったより良くないですね。↑画像くらい開けます。
バックパック
■ディテール

- バックパックには3基のバーニアノズルとスラスターがありパーツ分割されている
- 3基のバーニアノズルの内、中央のメインはノズル内部が3層で造形されている
- ウイング部分には細かいラインモールドが入っている
中央のバーニアノズルはボールジョイント接続なので若干なら上下・左右動かせます。
『HG ガンダムAGE-1 タイタス』ポージングギャラリー
タイタスのポージング例を参考に紹介(^^)



















ポージング例は以上!
ノーマルに比べ、タイタスは接地性の点で弱く置いた表現はちょっと難しい。
それ以外に関しては首・胴体・腕部周りなど必要十分以上の可動表現ができたと思います。
強いていうなら、『ビームニーキック』の膝を曲げた時の角度と取り付けたエフェクトの方向が一致させづらい。
角度を合わせると膝を浅く曲げる必要が出て、ちょっとキレがなくなってしまうのが気になるところ。
概ね可動域は良好!
最近のキットと比較して構造に古さは感じますが、可動域という点で見ると負けてないと思います。
3時間動かしてわかった『HG ガンダムAGE-1 タイタス』のポロりポイント

主に↑画像で示す3箇所でポロりと緩みが出ます。
特に腹部は『HG AGE1 ノーマル』では感じなかった緩みで、結構抜けました!
サイドアーマーはたまに抜ける程度なのであまり気にならないかな。
股関節は構造の問題で、可動域を広げる役割も担っている分改修は自己判断。
ということで、腹部にスポットを当てて改善した様子を下記にまとめました(^^)
腹部の保持力強化法をタップで詳しく見る

抜けやすいパーツのダボ穴側の縁に瞬着を塗布して補強しました。
曲げた時に抜けやすいので、差し込み口にフックを作るイメージ。
瞬着が剥がれないように、少しだけ400番のスポンジヤスリで表面を荒らしています。
これでOK!
保持力強化の基本は↓下記記事でまとめています(・・)
HG AGE1 ノーマルとの比較
ベースとなる『HG AGE1 ノーマル』と比較してみました。



細身のノーマルに対し、ボリュームのある四肢で重量感があるタイタスを忠実に再現。

頭部・胴体には同一ランナーが使われているためほぼ同じですが、タイタスの肩関節は専用パーツが使われています。
これにより肩と胴体との距離が出来てゆったりしたシルエットと、肥大化したパーツの干渉を減らしていますね。


ちなみに、ハンドパーツも顕著に異なっており、タイタスは2倍ほど大型化されていました。
接続部分のボールジョイントは共通なのでそのまま差し替えできます。

↑こんな感じでノーマルのものを差し替えできますね。
『HG ガンダムAGE-1 タイタス』レビューまとめ

- 良かった点
- 良くなかった点

- 造形・見栄えが良く、色も目を引くのでディスプレイ向き
- ノーマルよりも少し制限されているが十分以上のアクション性でポージングの幅は広い
- ショルダーアーマーの展開ギミックで満足度アップ!
- 付属品がエフェクトの差し替えでディスプレイ表現は自分好みに調整できる
- 構造が簡易なので初心者でも挑戦しやすく時間もかからない
- コストパフォーマンスがとにかく良い

- 腰部・サイドアーマー・股関節に緩みが出る
弱点の『腰部・サイドアーマー』の対策は簡単。
タイタス最大の魅力は、マッシブな見た目に反した動かしやすさ!AGE1を買うなら個人的にタイタスは推せる。
ノーマルと並べた時の対比も面白いですし、構造がシンプルなので組み立てやすさや改造のしやすさの面で色んな挑戦ができる。
個人的に配色がアンバランスに感じるので、もっと統一感のあるレッドの濃淡で揃えたり、思い切って全く違う塗装をしてみるのも面白そう。
メーカー希望価格(定価)が『1,650円(税10%込)』なのでコストパフォーマンスはかなり高いと言っていいでしょう。
原作オリジナルのタイタスを楽しむも良し。自分独自のタイタスを作って満足しても良し。
表現の可能性を感じるそんなHGガンプラでした!
レビューは以上、おわり。



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