今回は『RG シャア専用ズゴック』のレビュー記事です。

- 登場作品:機動戦士ガンダム
- グレード:RG(リアルグレード)
>>RGガンプラ番号順一覧 - RG番号:No.16
- 価格:3,080 円(税10%込)
- 発売日:2014年07月19日 (土)
- 購入先:Amazon
レビュー評価

ディスプレイ特化のRGに仕上がっていると思います。
RG初期のモデルの中では比較的アドヴァンスドMSジョイントの影響が比較的抑えめ。
造形も良くパーツ分割によるディテール密度も濃い!可動域も広いのである納得できるポージングもある程度付けられますね。
パーツ分割は一部ポロリの弱点に繋がりますが、そこはトレードオフと考えることができますね。
| ★1 | ★2 | ★3 | ★4 | ★5 |
| 〜15点 | 16〜29点 | 30〜48点 | 49〜54点 | 55〜60点 |
評価はギリギリ★4。
RGの中ではコスト低めですが、プレイバリューの点で他のRGと比べると若干ギミックや個性と呼べるポイントが若干少なくコストも少し高く感じてしまったのが正直なところ。
ただ、ズゴックとしては間違いなくクオリティが高いので、好きな人ならHGより間違いなく満足度は高いのでおすすめ!
本記事では具体的な詳細や弱点、ポージング写真を確認できるので参考にしてみてねー(・∀・)
組み立て:難易度や注意点・付属品・ランナーをチェック


↑内容物はこんな感じ。RGですがボリュームほどはそこまでありませんでした!
| 組み立て所要時間 | おすすめ層 |
|---|---|
| 3時間~3時間半程度 (ゲート処理なし) | 脱初心者~ |
- ランナー×8
- 説明書×1
- リアリスティックデカール×1
【組み立てた全体写真】





RGの中でランナー数は比較的少なめですが、パーツ分割が細かく似たパーツもある。
アンダーゲートもあるので処理が必要な点で初心者以上の人に推奨!

付属品は専用ジョイントにシャアのミニフィギュア。さらに4本クローVerのパーツが差し替え用として付属します。
- 特徴と注意点
- 付属品一覧
- ランナーリスト
【主な関節構造】

四肢は軸接続でスッポ抜け防止の形状も確認できましたが、ABS特有の光沢で摩擦が弱い仕様でした。
【組み立ての注意点】

大腿部のパーツ組付けですが、組付けづらいので下から位置を確認すると合わせやすいです。

膝に当たるパーツの側面に付けるパーツですが、そのままだとポロリが多く心配になる。
でも大丈夫!
外装を付けると固定されるのでポロリはありません。
【内部フレーム】






使われているアドヴァンスドMSジョイントは8番。
素材はABSで、他のフレームより初期の慣らしで破損するようなリスクが低く感じました。
胸部やスリッパなど一部のパーツをアドヴァンスドMSジョイントと組み合わせることでズゴックの体型にマッチするように調整されています。







若い番号と違うのはアドヴァンスドMSジョイント自体に股関節のスイング機構が搭載されている点でしょうか。


ぼくが作ったことのあるRGだと8番は初かも?他に使われているのか今後チェックしていきたいところ。
【4本用クロー】

差し替えで標準の3本クローから4本クローへ交換できるようになっています。
4本クローなんですが、ちょっと調べたところ劇場版ポスターに並んだイラストミスのやつらしい。

本数が異なるだけで設計は3本も4本も同じ。

↑4本クロー内部を見たら分かる通り、クロー1つ1つがC型ジョイントで接続されています。

ここで注意!
ホワイトのクロー部分は被せる式なんですが、押し込みすぎると一部抜けにくい。
ぼくの場合全く抜けず接続部分が白化しました。こうなると緩くなってプラプラ・・・。
個体差の可能性はありますが、ちょっと遊びをもってクローパーツは被せた方が良い。

4本クローを取り付けると↑こんな感じ。ボリューム差が若干ある程度。
【シャア・アズナブルミニフィギュア】

シャアのミニフィギュアが付属。
レッドで成形され、仮面までディテールを再現。
【アクションベース対応ジョイント】

ディスプレイ用のジョイントが付属。
これ、保持力に問題ありでした。
少なくともポージングを付ける人は挟み込む部分に突起を作るか厚みを増した方がガッチリ固定できます。
補強なしだとアクションベースの揺れで落下しましたね。







完成レビュー|外観ディテール・可動・ギミックを検証
スワイプ or ドラッグで回転
外観は細かい分割で表現した色の濃淡やトーンの落ち着いたレッドで統一され安っぽさを感じないはGOOD!
プロポーションバランスも良く立ち姿だけでも見栄えは良いですね(・∀・)
頭部
■ディテール

- フェイスにはクリアのバイザーがあり、内部にはモノアイがある
- モノアイはクリアパーツ
- 頭部ミサイルの弾頭はパーツ分割で色分けされている
※写真では左側のカバーが浮いて隙間が出来ています。確認したところ内部の一部ちゃんと嵌ってませんでした。実際は隙間が出ることはありません。
■ギミック


- モノアイはC型ジョイントで接続!縦に上下可動できる
- 左右へのロールも可能!
視野の広い可動ギミックを搭載していました。
肩部・腕部
■ディテール

- 肩部から前腕にかけて蛇腹関節になっている
- 蛇腹関節はMSジョイントを前後から挟み込む仕様
写真で見るとわかるんですが、蛇腹関節はゲートから切り離す際角度が違うと一部アンダーゲートのように残ってしまいますね。
パチ組みでキレイに仕上げたい人は切り方や処理必須。

- 腕部は曲面パーツを2層重ねることで装甲を再現
- 外装モールドは少ないが分割パーツで自然なライン・陰影を表現している
- マニピュレーター先端にはメガ粒子砲が色分け再現

↑画像箇所に関節があり弧を描いた可動ができます。
■可動域

肩は前方に大きく可動できるが後方には動かせない。
腕は水平以上に上がる。

- 上腕部分はロールできる
- 肘辺りから約90度曲がる
- クロー基部は縦にロール可動でき、それぞれ独立可動できる
胴体
■ディテール

- 胸部には円形のダクトや台形のダクトがあり、内部のフィンまで細かく造形されている
- 胸部モールドも最小限で分割パーツでラインを表現。一部面取りすることでディテールアップされている

- フロントアーマーは小型で2色のレッドで表現
- サイドアーマーはなし
- フロントアーマーは広い面になっており、下部には分割されたパーツや一部肉抜きされたディテールがある

股関節にはバーニアがありノズルが精密に造形されています。
■可動域

- 胴体は前後に多少可動できる
- 左右にも少しだけ振れる
- 腰部は干渉はあるものの一回転できる
※胴体可動できるんですが、アドヴァンスドMSジョイント特有の元の位置に戻るというやつが起こります。(首とかにあるようなやつ)

股関節は180度開脚できます。
■ギミック

胸部にはコックピットの展開ギミック搭載。構造自体はシンプルなやつ。
脚部
■ディテール



- 蛇腹関節やレッグアーマー側面に入ったインテークなどメカディテールが豊富
- 蛇腹の一部は細かいパーツ分割で色の濃淡でディテールを加えている
- レッグアーマー裏には6つのマイナスモールドが整列したデザイン


- 足首下は特徴的な楕円形
- 表面は縁に細かいデザインが少量
- 足裏には丸モールド・リベットモールド・分割されたスクリューで情報量多め
■可動域


- 足は前に約45度上がる
- 膝は約90度曲がり、大腿部内部にも小さい可動域がある
- 足首は上に約45度、下に約30度程度可動
- つま先にも可動軸が入っているので

↑開脚幅程度なら足裏もしっかり密着できます!
バックパック
■ディテール


複合エンジンは肉抜きや色分けでディテールも多く、下部には視認しづらいが足裏同様スクリューが分割パーツで再現されている。

バックパックは2軸接続で、ダボ回りはスクリュー造形が入っている。
■可動域

複合エンジンはダボ穴下の空間分左右に振ることができる。
RG シャア専用ズゴックのポージング例
それでは撮影!(・∀・)ディスプレイの参考にしてみてねー。




















ポージング例は以上!
可動域は良好でパーツの位置で動かし方もわかりやすかったですね!
蛇腹関節は直感的に動かしにくいと思っていたんですが、そんなことありませんでした。
モノアイ可動で相手に目線を合わせることができるので、躍動感の表現にも一役買っています。
一方、モノアイはクリアパーツなので視認のしづらさがあります。
部分塗装やリアリスティックデカールでモノアイだけでも色を付けた方がポーズ映えしますね。
マイナス点としてはやはりアドヴァンスドMSジョイントの保持力不足。
可動域は良いですが、それを維持できる力が足りていないのでキレが表現できなかったのは残念だったところでした。
2時間動かした後の「耐久力」・「保持力」
ポージング後、以下画像で示す2点がポロリポイント!

【肘装甲の抜け】

肘を深く曲げると干渉がありポロリする。そもそも保持も平軸に差し込んでいるだけなので、組付けが甘い。
塗装しないなら接着しても良いですし、差し込みダボ穴の縁を太らせるなどで対応できますね。
【膝蛇腹装甲の抜け】

膝を曲げた時付け根部分の蛇腹パーツが干渉して抜けます。
対策は軸を太らせたり接着させたり、面倒ですがクリアランス(空間を作る)など検討できますね。
保持力に関しては全体的にグラつきを感じますね。
特に膝は緩いようで、立たせる時角度を調整しないと仰け反ったようになりやすかったです。
↓下記は補強の参考例をまとめたページですが、アドヴァンスドMSジョイントへ手を加えるのは控えた方が無難!
初心者さんなら特に取り返しつかなくなる可能性が高いので、保持力不足前提で購入検討した方が良いです。
ズゴック比較
手元にHGのSEED版しかないので外観比較(^^)



基本造形は同じですが、四肢の長さ・頭部のデザイン・バックパックが主な違い。
グレードはRGとHGなのでシャア専用ズゴックの方が密度が高い。
一方、KPSパーツが多く可動域も広いSEED版は安定性が高い。
価格も同価格帯なのでどちらも一長一短ですね。
個人的に、この2つで比較するなら手を入れる猶予が多いSEED版の方がクオリティも考慮しておすすめ。
単純にパチ組みして飾るだけが目的ならシャア専用ズゴックは見栄えは良いですし、付属デカールでディテールアップもできるのでおすすめかな(゜゜)
RG MSM-07S シャア専用ズゴック【レビューまとめ】
率直に飾るだけなら全然推せます!
クオリティ的にもアドヴァンスドMSジョイント的にも初期RGの中では比較的安定している方。
ただ、可動域の広さに対し関節保持力が弱いので、ポージング前提ならあまり推せないかな。
ポロリもあるので、ディスプレイ特化のRGに分類させてもらいました!
コストパフォーマンスは個人的に少し高く感じましたが、ズゴック好きな人なら全然そんなことないと思うので機会があれば作ってみても良いかもです(・∀・)
長所と短所

- モノアイの可動域が広く柔軟!引っかかりもなく動かす際のストレスや手間がない
- 造形・プロポーションバランス・ディテール密度は高く、シンプルなデザインながら安っぽさがない
- 可動域は広いので短時間の撮影とかなら多少躍動感も表現できる
- クローは3本から4本の選択式
- アドヴァンスドMSジョイントの保持力は足りないが自重で倒れるなどはない
- リアリスティックデカールで簡単にディテールアップできる
- RGの中では初期発売のため価格は最新キットに比べかなり抑えめで手にとりやすい

- 関節干渉により一部外装のポロリがある
- アドヴァンスドMSジョイントを使っているので独特のヌルっとした可動が苦手な人は避けた方が良い
- パーツが細かく、組付けも分かりづらい箇所があり、ややストレスの可能性あり
- クローパーツは白化する可能性があるので深く差し込まないようにした方が良い
どんな人におすすめ?

ズゴック好きな人やぼくのようにRGをコレクションしている人にはおすすめ!
逆に初めてガンプラに触れる人は避けた方が良いと思います。
アンダーゲートやアドヴァンスドMSジョイントでちょっとげんなりする可能性ありそう(;^ω^)
レビューは以上!
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