今回のレビューガンプラは「HGCE インフィニットジャスティスガンダム 弐式」!!!劇中の活躍もあるので、欲しい方は多いキットかもしれませんね。
登場作品 | 機動戦士ガンダムSEED FREEDOM |
搭乗パイロット | アスラン・ザラ |
メーカー | BANDAI |
グレード | HG(ハイグレード) 1/144スケール |
価格 | 3,080円(税10%込) |
発売日 | 2024年06月29日 |
本記事では、「HGCE インフィニットジャスティスガンダム 弐式」をレビューしつつ、以前の「HGCE インフィニットジャスティスガンダム」と何が違うのか?
軽く比較しながらレビューしてみたいと思います!結果からいうと、本体に関しては新規造形なので別物として見てもらえたらと思います。
価格的にちょっと悩むクオリティと思う方もいると思うジャスティスのHGガンプラ。特に「HGCE イモータルジャスティスガンダム」を購入した方は悩むんじゃないかな?
是非詳細を見て買うか買わないか、決断する判断材料になれば幸い(‘ω’)ノ
早速レビューの総合評価から!↓
【レビューの総評】
ジャスティスの基本デザインはそのままに、後肢の形状を模した脚部はより動物的に変更。直線デザインよりも曲線デザインが多くなっていました。
組み立てやすさ
最新のHGCEフォーマットということもあり、HGとしてはランナーが多めですが、あまりパーツ数を気にしないで作り進めることができます。ただし、胴体の一部やフォランテスはやや初心者には優しくなく、特にフォランテスはスナップフィットが強すぎる点と上手くハマらない箇所もありました。HGとしてはちょっと難ありと言わざるをえません。
可動域
ジャスティスらしい近接格闘の装備がたくさん付属していますが、どれを装備しても可動の妨げにならずガシガシ動かして楽しむことができます。腕の可動もさることながら、フォランテスや腰部アーマーを動かして接触箇所を避けられるようにしていることで、大きな可動域をしっかり確保していました。
外観
好き好みが強くでる外観になっているなと感じました。特に頭部と脚部。頭部はマスク面が広くノッペリしており、アンテナとのバランス感がメッチャ気になりました。目元の色が足りないこともあり、これが余計に目立つ印象。
そして「後肢」のような脚部が以前より曲曲がり具合が増しており、より動物感を感じました。メカメカしいデザインが好きなぼくとしてはあまり好ましくなかったですね。
ギミック
フォランテスの柔軟な可動やサイドアーマーの後方可動。そして独特の股関節可動に頭部のビームホーンギミックなど固有のギミックが多め。
気になる点はあるものの、価格帯としては高いHGなのである程度満足度を満たす要因になっていると思います。
耐久性
特に大きな劣化はありませんでしたが、シールドの新規形状になったことで起こるポロリがちょっと鬱陶しいこと。あと、気持ち股関節が抜けやすくなったように思います。
あとあと!摩耗とか劣化ではなく、初期状態から手首関節が弱いですね。ビームサーベルやビームライフルをかまえる時にかなりてこずる要因になりました。
コスパ
高いです!!!!
うん、あくまで個人的にですが高い。後述しますが、2020年発売のインフィニットジャスティスガンダムが定価「2,420円(税10%込)」と考えると、ファトゥムとフォランテスはトレードオフと思った時、エフェクトや股関節の機構が劣化していることを考慮すると、何故値上がりするほどなのかわからないですね。
SEEDアクションシステムも以前のモデルでもほぼ実現していたので全体的にどこで値上がりしたの?という感想が率直な感想でした。
↑以上がレビュー評価をまとめた内容!
前提として好き嫌いがあるガンプラだと思います。
ぼくは造形が好きではありませんが、ポージングをつけるとどの角度でも見栄えしますし、フォランテスが大型なのも良いポイント!
良い所もしっかりありますが、以前のインジャと比べるとどうしても劣化したように感じる点があって不満が残るレビューでした。
下記ではそれぞれさらに深ぼって詳細をまとめていきます。
HGCE インフィニットジャスティスガンダム 弐式【キット内容や付属品】
パッケージはかなりかっこ良い!ガンダムSEED FREEDOMのキットでも一番好き!このパッケージは並べると「HGCE マイティーストライクフリーダムガンダム」のパッケージと繋がる仕様になっています。
表紙は↑こんな感じで、パッケージアートの絵と機体、パイロット情報が掲載。
説明書は冊子タイプで、フリーダム系統と同じ仕様。主人公は冊子になっているのかな?デスティニーガンダムSPEC2でどうなっているかちょっと気になるところ(笑)
ランナーは数は13枚で「HGCE マイティ―ストライクフリーダムガンダム」が10枚に対し少し多めですが、エフェクトランナーを差し引くと同じくらいかな。
ランナーのシルバーパーツの一部には「リアルメタリックグロスインジェクション」を採用。主に関節に使われる部分で、艶のある金属表現を持たせたランナー。
パーツによる色分け再現もしっかりしており、シールによる補填は胴部とビームライフルのみ!
付属武器一覧
- 高エネルギービームライフル
- ビームキャリーシールド&シャイニングエッジ ビームブーメラン&グラップルスティンガー
- ビームサーベル アクータラケルタ
- フォランテス
武器は↑こんな感じ!
【ビームライフル】
ビームライフルは色分けこそたりませんが、造形がシッカリしており、比較的本体よりもモールドがちゃんとある印象。
被せるタイプではないので上から見ると合わせ目でるかなとも思いましたが、段落ちモールド化されていました!
ギミックとしてスコープが左右に可動、腰部マウント用の軸もあります。
マウント時には少々左右のバランスが悪いように見えますが、ポロリもなくしっかりハマりますね。ビームライフル側がKPSで出来ているので、おそらく2軸のように極端に摩耗することもないんじゃないかなと思います。
【ビームキャリーシールド】
ビームキャリーシールドには「シャイニングエッジ ビームブーメラン」と「グラップルスティンガー」が内蔵されています!
グラップルスティンガーはワイヤーのみ後付けするだけで再現可能!
ただ、リード線がやや柔らかめなので、伸ばし切った状態だとかっこよく魅せるのは難しいですね。
グラップルスティンガーは直接シールドに収納してパーツをとりつけるのでポロリしません。
あと、インジャと使用は近いんですが、実は「シャイニングエッジ ビームブーメラン」の使用が結構かわっています。
違いは「インジャとの違い」で詳しく紹介するので、すぐチェックしたい方は↓タップで移動↓
【ビームサーベル アクータラケルタ】
ビームサーベル アクータラケルタは↑こんな感じ。連結は差し替えパーツなしでそのまま柄を連結可能!
差し替えパーツの多さに不満を感じている方には良いですよねこれ←ぼくのこと(‘∀’)
【フォランテス】
最後にフォランテス!造形もよくディテールも申し分ないお気に入りの装備。裏面には3mm穴があるので独立したディスプレイもOK!
背部からみるとバーニアもちゃんと造形。(写真ミニクイヨネ、ゴメンナサイ)
正面から見ても弾頭(?)らしきものが造形されています。
各部位も大きく柔軟に可動し展開。
ドッキングの状態になると隠蔽していたダボ軸が露出!フォランテス単一では見えにくい位置になるようになっています。
前後パーツを被せてはめ込むんですが、真上から挟み込もうとすると位置ズレしやすかった。
個体差かわかりませんが、ぼくの場合、片面に取り付けた後、2点がハマるように意識して被せたところパチン!って音がなりましたね。
組上がったあとに穴に空洞が空いていたり、しっかりハマらない場合はかみ合わせが悪いのではなく合っていないと判断できます。
一度取り付け失敗した場合、素材のプラが結構柔らかいので白化したり、最悪破損する場合がありあす。
以下2つをおすすめ!
- パーツオープナーの使用
- 最初にダボ穴に切れ込みを入れる
オープナーがないと正直ノーダメージで再び開くのは難しいと思います。
それでも時間かかるので、内部にあるダボ穴に一度切れ込みを入れると失敗しても取り外ししやすくなりますね。
ぼくは数回失敗しました・・・一発でいける人いんのか(笑)
うまくハマればパチン!って鳴ってスキマ全くできません!!!
付属エフェクト一覧
付属エフェクトは↑こんな感じ。フォランテス用のエフェクトからビームサーベル。重斬脚用のエフェクトまで豊富に付属。
エフェクトパーツはインジャ用を流用しているので、エフェクトが2つ余ります。
付属ハンドパーツ
標準の左右武器握り手に加え、左手の平手のみ付属します。握り手と同じで「リアルメタリックグロスインジェクション」仕様。
【組み立て】外見と可動域
完成!それでは各部位ごとに外観と可動域を詳しく見ていきたいと思います。
ちなみにバンダイが推している「SEEDアクションシステム」は首・肩・胴体の部分で、あとはキット特有のギミックですね。
頭部
頭部のアップ。イエローのアンテナがインジャより後方に流れるような確度になっていてやや頭部に対してバランスがあまり良くないように見えます。
マスクはホワイトの面積が広め。この要因には目元のカラーがないこともあると思います。
ちなみに目元はシール補填もないので自分で部分塗装するしかなさそう。
斜めのカット。正面から見ると中心線がハッキリしないせいかノッペリ見えていましたが、斜めからだとシルエットがカッコイイ!
後頭部。ディテールは少ないですね。
横からみると合わせ目があり、一部は段落ちモールド化してカバーされています。ただ、モールド付近にゲートがあるので後処理とかはちょっとめんどくさそう。
頭部の可動は柔軟!頭部根本と首の根本と合計2軸あるので柔軟な動きが可能になっていました。
ツインカメラはクリアパーツで出来ており、頭部のアンテナの一部は武器化し、設定通り上下可動するようになっています。ブラックライトで色変わるみたい。
胴体
胴体の組み立ては↑こんな感じ。
胴体の柔軟な可動は、胸部中心と腰部パーツが可動することで実現。
パーツを組み立てる際、↑画像のように一部組み立てにくい箇所がありました。破損とかはないと思います一応メモ!
ダクトパーツの面積が広く、背面パーツとかみ合わせたい黒いパーツが押し込みにくいって感じです。
完成!正面からバストアップ。完全にパーツによる色分け再現。ちょっと情報量は少な目に感じますが、普通HGと思えばこれだけあれば十分!
斜めからバストアップ。RGほどではありませんがエッジもまぁまぁ立っており、野暮ったさは感じないですね。
背面。
フォランテスのドッキング用ダボ穴があるくらいで特に目立つディテールがあるとかはありませんでした。
SEEDアクションシステムを持つ胴体を引き出すことで、数ミリ延長することでフロントアーマーの一部の干渉を避けることもできます。
↑この通り上下かなり柔軟に可動。手持ちのSEEDキットの中で特に動く方でした。
左右には若干、捻りは干渉パーツもないので抜群にグリンッ!ってできます。
腕部
腕部をバラすと↑こんな感じ。基本はすでに発売されているHGCEと違いはありませんが、関節に「リアルメタリックグロスインジェクション」のパーツが採用。
肩内部は結構シンプルな構造。
ショルダーアーマーは大型で尖りのあるシルエット。ジャスティスらしいナイトを思わせる造形ですね。
側面からみると本来スカスカ感が目立つであろう仕様なんですが、ショルダーアーマーが大型なことで影になり、あまり目立たないようになっていました。
合わせ目もパーツの一部に合わさるので、しっかりフィットさせると目立つことはありません。
先に腕部の構成を見せた通り、合わせ目がでない構造になっており、自然に見えるパネル分け化されていますね。
腕部側面には左右共にシールド取り付けジョイントのダボ穴があります。
画像ではわかりにくいですが、ハンドパーツにも「リアルメタリックグロスインジェクション」が採用。
それでは腕の可動域!
肩の可動は水平以上に上がるのでアクションポーズでは十二分!大型のショルダーアーマーが干渉することもありませんでした。!(^^)!イイネ
肩付け根もSEEDアクションシステムなので大きく引き出し前方に動かせます。後方は気持ち程度。
肘は二重関節で腕部外装も干渉せず密着できるほど引き寄せできます。
腕の付け値はHG標準のロール可動。
前腕部はパネル分けされているのでロール可動できそうに見えますがここは動きませんので、無理に動かしちゃだめよ。
手首はボールジョイントで上下左右に少しだけ可動しますが、冒頭のレビュー評価でも述べている通り、かなり保持力が弱いです!
組み立てた時点でゆるいので、出来る方は関節強度の加工をおすすめ。
↓下記の記事では簡単にできる補強方法をまとめています。自己判断で補強したい方は是非参考にご覧ください。
脚部
腰部のアップ。やはりディテールは全体的に「ガンダムSEED FREEDOM」キットの中では少ないように感じますね。エッジは出ていますが、先端は意図的に丸みをもたせているような感じもします。
前後で挟み込む形で、裏打ちモールドが少しあります。軸は中央パーツに繋がっているので良くあるHG仕様とは逆ですね。
と思った側からサイドアーマーにはモールドやパネル分けがしっかり表現されていました(笑)
サイドアーマーは後方へ逸らす独自のギミックがあり、このギミックはインジャから継承されたものですね。
サーベルも挟み込んでロックするので、簡単にポロリしたりしないのはめっちゃ好き(笑)
【サーベル柄を簡単に取り付ける方法】
- アーマ側とサーベル柄の凹凸位置を真上に合わせる
- 柄を少しだけアーマーに押し付け圧をかけながら、外れる向きに回転させる
- スキマが空いたら入るのでいれて閉じる
【サーベル柄を簡単に取り外す方法】
- 取り外したいアーマー側についているサーベルを掴む
- そのまま左右に数回小刻みに動かす
- 取れる(笑)
キット全体の中でも脚部は割とディテール量が多く、パネル分けや造形が良いパーツが採用。後肢のような脚部形状が独特。
膝と爪先には「MMI-S1M7 トーニトゥルス ビーム重斬脚」用のエフェクトダボがありますね。
それでは脚部の可動域を見ていきたいと思います。
股関節は↑画像の通り左右で独立して動かせるので角度や範囲を拡張することが可能。若干仕様は変わっていますが、インジャ固有の可動ギミックが継承されています。
拡張せずともサイドアーマーを後方に逸らせば180度開脚も余裕。これこそ近接戦に全ぶりした機体よな(笑)
膝は深く曲がるのでキレのあるポージングがとれるのが確定しました(^^♪腰部と脚部が柔軟ならなんとかなる(笑)
足には蹴る動きにしなりを持たせるため、左右に若干振れる仕様になっています。
足首は上方向にはアンクルアーマーが干渉しちゃいますが、下方向には垂直までピンッ!とさせることができます。
外観レビュー:ポージング例で見る弐式
それではいくつかポージング例を紹介!
ぼくのカッコいいと思ったインフィニットジャスティスガンダム 弐式を見せたいと思います(笑)
斜め下からのあおり。弐式は正直素立ちさせても微妙と思っていたんですが、この角度は良さげ!
胴体も脚部も多きく動かせるのでSEED打ちは余裕。
振り向きで構えると、特徴ある胸部が腕部に干渉しますね。あと、やはりハンドパーツの手首が緩すぎてライフルの重さで角度が調整しづらい。
↑画像を見るとシールドのブーメランがやや弱くなってきているのがわかると思います。ちょっととれそう。
頭部デザインも足も好みではありませんが、キレッキレのポージングがとりやすい!
ちにみに、今回は「アクションベース8」を使っています。「アクションベース7」でも問題ないと思います。
グラップルスティンガーはリード線がやはり柔らかすぎるので、魅せ方は検討の余地あり。
「HGCE ブラックナイトスコードシヴァ」と並べて劇中再現しても良いですねー。
ポージングは以上!うん・・・可動域の広さはスバラシイ!!!ポージングはバシバシ決まりますね。
他にもSEED系を含めたポージング例が見たいと思ってくれた方は「ガンプラポージング参考例一覧」の記事も是非チェックしてみてください!
ポージングを終えて見えた耐久性
ポージングでゴリゴリ動かした結果、総評で述べた通り全体的に極端な劣化が起こるポイントはありませんでした!
ガンダムSEED FREEDOMのガンプラをいくつか作ってみて初めてだったのでこれはかなりの高評価!
強いて言えばシールドに装着するブーメランはそのままインジャの物を流用してほしかった点と、股関節軸から足が抜けやすいこと。
足に関しては開脚を繰り返すことで徐々に抜けていく感じ。一気にポロりとかはないので気にするほどではないですね。
カスタムするならディテールアップ!
部位レビューやポージングでも少し触れたんですが、全体的に可動や造形は良いと思います!ですが、ディテールがちょっと少ないのが気になりました。
ということで、ガワのディテールアップを簡単にでもおすすめします!特にノッペリ見える頭部とピンクの外装。
上記2点は是非とも手を加えてみてほしいポイントですね。
これらの手をちょっと加えるだけでクオリティは各段にあがりそう!
モールドの追加は初心者には厳しいので挑戦するかどうかはお任せになりますが、今だとディテールパンチという便利アイテムもあるので、興味のある方はチェックしてみてください。
HGCEシリーズ・前回モデルとの比較
他HGCEガンプラと通常の「HGCE インフィニットジャスティス」を比較してみたいと思います。
まずはその他HGCEと比較(‘ω’)ノ
最新HGCEのインフィニットジャスティス弐式と並べたのは2019年製の「HGCE デスティニーガンダム」。
比較すると全体のプロポーションが変更されており、ジャスティスの方がやや胴長で自然体のフォルムになっています。全長は同じくらいなので、シンプルに応対と下半身のバランスが再調整されているのがわかります。
続いて劇中でライバル的な存在だった「HGCE ブラックナイトスコードシヴァ」との比較。
シヴァは踵がヒールになっているので全長が頭1つ高い感じでした。
比較ガンプラ | 定価 | 発売日 | 外観クオリティ | 付属品の充実度 | ギミック | 耐久性 |
---|---|---|---|---|---|---|
インフィニットジャスティス弐式 | 3,080円(税10%込) | 2024年06月29日 | 中 | 高 | 高 | 中~高 |
デスティニーガンダム | 2,420円(税10%込) | 2019年05月31日 | 高 | 超高 | 中~高 | 中~高 |
ブラックナイトスコードシヴァ | 2,970円(税10%込) | 2024年02月23日 | 高 | 中~高 | 中 | 中~高 |
価格は弐式が高めに設定されていて、2019年のデスティニーが一番安いですが、付属品で見ると充実度がマジで高いです。
シヴァとは価格的に100円程度の差。弐式は外観的にあまり良くありませんが、その分付属品が充実していますね。フォランテスとシールドギミック、あと腰部周りのギミックも勝っていると思います。
HGCE インフィニットジャスティスガンダムとの違いは?
インジャと何が違うのか?弐式との違いを簡単にまとめて見ようと思います。
【頭部の違い】
「HGCE インフィニットジャスティス」と「HGCE イモータルジャスティスガンダム」も含めて頭部を比較するとこんな感じ。
以前のモデルよりも頭部が肥大化しているようにも見えますが、実際はホワイトのマスクが見える面積が多いだけで、サイズ感としてはあまり違いがありません。
やはり目元の塗装は必須だと思います!違和感でしかない。
【胴体の違い】
胴体はカラーリングがやや変わっていることもそうですが、「胴体の長さ」と「肩の可動スペースの拡張」が大きな違いだと思います。
前のインジャは当時のHGCE仕様で、胴体が短く足が長いのが特徴。そこを2024年版に変更されています。
SEEDアクションシステムは、すでに以前のモデルで原型ができていました!なので肩の引き出し機構は同じ!!
背面のファトゥムやフォランテスを装着する軸穴は特有の形状で共通!差し替えて遊ぶことができます。
ただ、やってみたところバランスが悪い・・・いや、弐式に合ってないだけかもしれませんがおすすめはできませんね( ;∀;)
【腕部の違い】
続いて腕部の違い。ディテール量はどちらも同じくらい。
ショルダーアーマーはやや肥大化していますね。
構造はどちらも同じ。合わせ目もどちらもちゃんと隠す仕様。
ただし!!!
弐式の方が全体的にパーツが薄くなっていました!↑パーツ同士を合わせて軸化しているので、耐久性が落ちているのが予想されます。
あまり過剰な動かし方をすると破損する可能性があることは留意した方がいいかもしれません。
(‘ω’)ノあくまで予想だよ
【脚部の違い】
まずは腰部にあるリアアーマーの仕様の違い!使い方としては同じ。
インジャではリアアーマーのロックを外してダボ位置を取り替える仕様でした。
弐式ではロックなどはなく、リアアーマーにあるダボ軸の摩擦のみで保持できる仕様。
悪くはありませんが、個人的には・・・・やだ(笑)というのも関節自体が薄くなっていたので、これで摩擦が強すぎると白化、最悪折れてしまいそうな気がしています。
すみません、改造に一部使ってますが、↑脚部の違いはこんな感じ。
【ビームキャリーシールドの違い】
- イエローがパーツ分割されている
- ブーメランのカラーが違う
- ブーメランの装着方法が違う
インジャと弐式で見た目は一緒だけど仕様が変更されているのが数か所ありました。
裏面から見るとブーメランの取り付け方が違うのがよくわかりますね!
インジャは↑こんな感じで差し込んでカチッとロックされます。正直、弐式より前のインジャの方が良かったかなと思ちゃったかな・・・。
HGCE インフィニットジャスティスガンダム 弐式【レビューまとめ】
以上、「HGCE インフィニットジャスティスガンダム 弐式」をレビューしてきました!
まとめ!
長所 | 短所 |
---|---|
可動性が抜群に良く、ダイナミックなポオ―ジングをつけれてディスプレイ栄えする | 一部劣化や初期不良のような関節のゆるさがある |
フォランテスのサイズ感や柔軟な可動、独自のバックパック接続ダボと保持力も高く満足度が高い! | コスト面が少々お高め |
付属エフェクトが豊富! | 個人的に頭部デザインが微妙 |
個人的に造形と手首の不良が気になるポイントがあったものの、ガンダムSEED FREEDOMのキットの中ではかなり完成度高めなんじゃないかな?と思います。
ただ、値段はちょっと高すぎるかな。価格に対するプレイバリューは満たしていないのが正直な所。
特にパチ組の方にとっては手首の不良は少々納得いかないと思うので、再販時には是非とも修正してほしいですね。
手首のゆるみ以外は、ガシガシ遊びたい方にも良いと思いますし、ディスプレイして楽しむ方にもおすすめできる!
・・・・ぼく同様デザインが気に入らない方はマジでやめとけ。特に素立ちディスプレイはかっこよくないです!!
以上(‘ω’)ノ(笑)
今回はここまで!SEED FREEDOMキットの中ではストレス少な目の良いキットだとは思うので、造形好きな方は是非作ってみてね。
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