今回は30MMから「エグザビークル(装甲突撃メカVer.)」をレビュー(‘ω’)ノあまり購入しないシリーズですが、以前再販あって見た目かわいかったので買ってみました!
登場作品 | 30 MINUTES MISSIONS |
メーカー | BANDAI |
グレード | 1/144スケール |
価格 | 1,078円(税10%込) |
発売日 | 2022年10月22日 |
再販で800円とかだったかな?30MMシリーズは再販かかるとamazonで定価以下での購入確率あがるのでちょっと気になる物がある時におすすめ(笑)
装甲突撃メカVer.や他の30MMシリーズで気になるものがあれば関節は共通なので参考にご覧くださーい。
レビュー総評:クオリティは良いがなんだか物足りない
まずは全体像を見てもらってから、総評しますね(=゚ω゚)ノ
総合評価
メカメカしくも見た目に丸みのあるボディバランスが独特でちょっとかわいらしい。外観的に目立つ合わせ目もなくキレイな曲面になっています。
可動範囲も十分すぎるほど広く、2時間動かしてもヘタレや劣化するような所が見当たらなかったのはとても良かった!
評価としてはいいんですが、サイズ感・ギミック・付属品を考慮し、ガンプラと比較するとコスト的にちょっと高く感じました。完成後は満足度あったんですが、正直立たせてのディスプレイが正解かな?と思うほど可動させてかっこよさを出す必要性を感じません。「HG ガンダムグシオン」を作った時の感想に近い!
・・・なんかちょっと高いガチャ引いた後みたいな余韻ですね。
長所と短所
どんな方におすすめ?
簡易構造なのでプラモデル入門者や、お子さんに向いてるかもしれません。コスト的には安いので手に取りやすいのも魅力だと思います。
30MM 装甲突撃メカVer.キットの内容や付属品紹介
↑パッケージはこんな感じ。ランナー数は3枚で、基本2パーツで構成される部分部分を関節ジョイントで繋ぐシンプルな構成。
C型ジョイントを多用するので摩耗や破損が心配な方もいるかもですが強度もあり、KPSのようにヌメッとハマる感じではなく”パチンッ”としっかりハマります。
【組み立て所要時間】:30分程度
説明書の表には機体設定やカスタマイズ例が記載。「装甲突撃メカVer.」はMSみたいな感じで、”ロイロイ”というメカが動かしてるイメージっぽい・・・知らんけど。
ホイルシールが一枚付属し、使用箇所は目の部分だけ!貼り付ける箇所にはモールドなどはなく形状を合わせて貼るシンプルなもの。
組み立てで特徴的な部分
関節各所にはボールジョイント用のポリキャップを採用。軸に取り付けるタイプですね。
ランナーには30MM共通のKPS素材フレームが採用されていますが、結構余剰パーツがでます!改造パーツにも使いやすそうな物が多いので、人によっては満足度が増すかも。
ポリキャップは1つだけ余ります。
付属品一覧
付属品を紹介しますね(‘_’)
まずはハンドパーツ。
- 握り手
- 平手
- 握り手(手首の角度違う用)
上記3種が付属し、③は右手のみが付属します。グレネードランチャー持たせる時に推奨。
グレネードランチャーは3パーツ構成ですが、造形はシッカリしています。
上部から見ると合わせ目は段落ちモールド化されているのでほとんど目立ちませんね。
色が単色なので塗装するともっとよくなりそうですが、そこはコストカットなのかガンプラほど力は入っていないように思います。
別途オプションパーツを販売しているので、装備はそれありきなのかも?
部位ごとの「外観」と「可動範囲」の詳細
ここからは部位ごとの造形や可動範囲の詳細をレビューします(‘ω’)ノ胴体の前後可動はできませんが、かなり可動範囲は優秀でした。
頭部の外観と可動範囲
頭部になるロイロイはこんな感じ。
デザインは「宇宙人をメカ化するとこんなんなりそう!」って感じ。
裏面には肉抜きが結構大きい。
頭部外観。モールド表現による情報量はかなりしっかりしているように見えます。
頭部部分はロイロイが入り、もちろん脱着できます!ヒョコって感じ。かわい(笑)
上から見ると顔感は全くわからずほんとに装甲って感じ。
腕部の外観と可動範囲
ショルダーは↑こんな感じで、付け根はボールジョイント。ポリキャップは使われていないので強度は高めですが引き出しギミックはなし!側面から見ると合わせ目は段落ちモールド化されてます。
腕部も曲面デザインで装甲っぽい。カスタム用3mm穴あり。
腕上げは180度以上あがるガンプラでは見たことない可動範囲(笑)
肘は90度までで、上腕はロール可動。肘90度は微妙と思われる方もいるかもですが、経験上肘はこれだけ動けば特に問題ありません(‘ω’)ノ
手首はボールジョイントでガンプラと同じ構造ですね。
胴体の外観と可動範囲
胸部にはパネル造形に3mm穴。モールドにも見えるので目立たないかも。可動軸などはなく、装甲感強めのボディ。
腰部の外観と可動範囲
フロントアーマーは特になく、股関節は露出する形。3mm穴が1つあります。
サイドアーマーもありませんが、C型ジョイント接続ダボがあるのでカスタム可能!
リアには3mm穴が2つ。
捻りも干渉パーツなく360度回転!
股関節は可動軸を別々で取り付けられて、以前作った「ガルドノヴァ」より強度高め。その代わり軸の回転できる範囲が半分程度になってるのが違うところ。
ぼくは強度ある方が安心してポージングできるのでこっちの方が好き!
軸なので180度開脚もいけます(‘ω’)ノ
脚部の外観と可動範囲
胴体長さと1:1ぐらいの長さの脚部。メカニカルに動きそうだなっていうのが伝わるデザイン。
前に腿上げは↑こんな感じで、足装甲と胴体が干渉するので思ったより上がりませんでした。
膝は結構曲がって、腿裏装甲と脛裏装甲がピッタリ!なんだか気持ちいい感じで曲がります。膝には露出したパーツを思わせるような工夫もあり、スカスカ感もありません。
足首はボールジョイントで足裏は肉抜きされていますが・・・3mm軸が空いているのでプラ板切りだしてランナーで軸作って繋げるとかでパテなしでも隠せそう!
上下可動は↑こんな感じでまぁまぁ動かせる。
左右にも若干振れますが、キャパ以上の可動をしようとすると抜けますね。
ポージングで見るエグザビークル突撃メカVer.
「エグザビークル(装甲突撃メカVer.)」にポージングをとらせてみたいと思います!一応かっこいいとは思うんですが・・・・結論でも述べている通り、素立ちさせてるのがかわいい(笑)
3mm穴があればアクションベースを差し込めるので比較的ディスプレイしやすいかも。
「30MM エグザビークル(多脚メカVer.)」から武器を拝借!
「ガンプラ13 バトルアームアームズ」の一部を装着!背面にも前面にも3mmダボ穴があるので好きなところに装備をとりつけられるのが30MMの良い所。
「30MM ガルドノヴァ」の腕も装着!説明書のカスタマイズ例の1つ。バトルアームアームズは合わないというか、カラーリングが結構重要かも。
ポージングは以上!実は今回装甲突撃メカVer.を購入したのには理由があって・・・↓こんな感じで上手く乗せたかったんですよね。
結果をいうと、中身をちょっと改造しないと無理そう!そうするとロイロイが使えなくなるかもとか出てきてちょっと悩み中(笑)。
ちょっと色々検討してみますが、アッガイの方がピッタリ合いそうな気がしますね(‘_’)
外観とサイズ感の比較
「ガルドノヴァ」と比較。同じトーンのグリーンでサイズ感はほとんど同じ。あと、装甲突撃メカVer.の方はやや3mmダボ穴が少な目で、ガルドノヴァが多め。
続いて「多脚メカVer.」と比較。高さは装甲突撃メカVer.の方が大きめですが、多脚メカVer.の方が奥行があるのでディスプレイはしづらいかも。
最後に「HG ガンダムEX」との比較。ディテールは・・・置いとい(笑)サイズ的にEXもやや小さいか標準くらいですが、装甲突撃メカVer.はもっと小さい。
比較ガンプラ | 定価 | 発売日 | 外観クオリティ | 付属品の充実度 | ギミック | 耐久性 |
---|---|---|---|---|---|---|
30MM 装甲突撃メカVer. | 1,078円(税10%込) | 2022年10月22日 | 高 | 低 | 低 | 高 |
30MM ガルドノヴァ(グリーン) | 1,518円(税10%込) | 2024年05月25日 | 高 | 低 | 中 | 中~高 |
30MM 多脚メカVer. | 1,078円(税10%込) | 2023年11月18日 | 中~高 | 低 | 低 | 中 |
HG ガンダムEX | 2,090円(税10%込) | 2024年10月19日 | 超高 | 中 | 中 | 高 |
30MMを比較すると「装甲突撃メカVer.」は定価でみると一番手頃で購入しやすい。ただ、あくまで定価!
amazonだと「ガルドノヴァ」も1,000円程で購入できることが多いんですよね。逆に「多脚メカVer.」は人気があるようで倍くらいする(;’∀’)
30MMだけでみると付属品は基本少なく、クオリティもそんなに違わないものが多いので造形や可動範囲は特に重要視しなくてもいいかなと思いました。
装甲突撃メカVer.の気になる点と耐久性
2時間動かした結果として、耐久性はとても良かったと思います!実際ゆるみを感じたりポロりすることはありませんでした。
これ以上マジで以上言うことがない(‘ω’)HaHaHa
強いて注意というか、今後ゆるくなる可能性があるとしたら、股関節の軸。
同じ30MMのガルドノヴァはゆるくなっていたので、もしかすると今後同じよになる”可能性”はあります。現時点では全く予兆もないので問題なし。
30MM 装甲突撃メカVer.【レビューまとめ】
以上、今回は30MM「装甲突撃メカVer.」をレビューしてきました!あまり需要ないと思いますが、30MMに興味がある方には参考になるんじゃないかなと思います。
造形もよくディテールもある程度入ってて満足度は高い!装甲突撃メカVer.に関しては独特のデザインやミニすぎるサイズ感。
ディスプレイする小物や量産型が好きな方に刺さるんじゃないかなと思います(‘_’)
ただし冒頭でもいったように、定価1,000円ほどだと満足度はやや低め。安い時や再販時に購入するのをおすすめします。
今回はここまで!良かったけど何かが物足りない「うーん」って感じのキットでした。
もっと色々レビュー記事書いてるので、気になるシリーズなどあれば↓下記タグ一覧からチェックしてみてね。
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