プラモ制作界隈だと人気ツールってすぐに広がりますよね!その中でも最近注目を多く集めているスクレーパーツール。
アルゴファイルの「マジスク」を今回はレビューしていきたいと思います!!
いやー、欲しかったけど売り切れていて、代わりにキサゲも買ったばっかりだったのに再販していた(笑)
もともと欲しかったのはこっちだったので、また売り切れになる前に購入しておきました(;’∀’)
ツールとしては単体でやや高めなので、ほんとにその価値あるの?と購入を足踏みしている方も多いはず。
長所 | 短所 |
---|---|
かんながけが簡単にできてヒケやパーティングラインを簡単に処理できる | 現在人気すぎて在庫がなくなると次回入手タイミングがわからない |
軽くて持ちやすく、摩耗による耐久性がめちゃくちゃ高いのでコストパフォーマンスが良い | 切ることはできないので、デザインナイフの代替えにはならない |
キットの改造や塗装する方には手軽に使えるシーンが多い | 汎用性はあるが、パチ組みの方にはおすすめできない。 |
長所と短所をまとめると↑こんな感じですね。
本記事では、
↑これらの点をまとめていきたいと思います!
「欲しいけど高い!」「次の再販どうしようか悩んでいる!」←こんな方に是非目を通してみてほしい。
レビューの総評:使い心地「スゲェ!!!」
早速使ってみたレビューの総評からまとめます!
使い心地は「最」の「高」でした!!!!
実際に使って体験した一番のメリットは↑こんな感じ(‘_’)
特にかんながけはデザインナイフやキサゲだと刃を当てる角度などによっては上手く削れないことがありますが、マジスクはどの角度でも削れるのでストレスフリー!
刃を垂直にしても黒板で点線を作るように詰まった削れ方はしません。
次にマジスク・キサゲ・デザインナイフの3つを比較してみました。
ちなみにキサゲのレビューもあるので良ければ合わせてどぞ!(‘ω’)こちらもおすすめ。
類似ツール3種を比較
比較項目 | マジスク | キサゲ | デザインナイフ |
---|---|---|---|
精度 | 高 | 高 | 中~高 |
操作性と使いやすさ | ◎ | 〇 | 〇 |
耐久性と コストパフォーマンス | ◎ | 〇 | △~〇 |
用途の汎用性 | 高 | 超高 | 中~高 |
メンテナンス性 | 超高 | 高 | 中 |
↑比較してみるとこんな感じ。
精度やコストパフォーマンス、そして地味に嬉しいメンテナンスがいらないというメッチャ良いマジスク。
キサゲも良いツールでしたが、鉄の刃物なのでメンテナンスがちょっと面倒というのと劣化が気になっていたんですよね。
メンテナンスしないで長期的に使えるのはコストパフォーマンスの高さを感じます!実際一か月使ってみて全く劣化は見られず、良いツールだと思いました!!
これは是非使って体感してほしいかも!!
マジスクってどんなツール?商品詳細
そもそもマジスクって何って所。スクレーパーとして使うことができ、バリ取りから掘削などができるツールで、形状はスクレーパーというよりもプラモに最適なデザインナイフを模した形状。
柄尻にはフックなどに掛けられるように穴があいています。収納には便利なのでこれはありがたい。
詳細 | マジスク(マルチジルコニアスクレーパー) |
---|---|
全体の長さ | 約13.5cm |
刃先の長さ | 約2cm |
形状 | デザインナイフ風 |
材質 | 刃:ジルコニア(セラミックの一種) 本体:ポリプロピレン |
弱点 | 強い衝撃や過剰な圧力 |
丁度シャーペンぐらいの持ちやすさで、親指と人差し指の間に掴める太さで安定して作業しやすいです。
グリップは凹凸のラインで握りやすいです。後方にはロゴの「M・Sマジスク」がシールで入っています・・・シール(笑)さすがに印字にしてほしかったかも。
で、メンテナンス不要という刃先の材質はジルコニアと呼ばれるセラミックの一種で、なんと人口ダイヤモンドと呼ばれるほどの硬度があるようです。
セラミックは「摩耗しにくい、耐熱性がある、腐食に強い」という特徴があるようです。加えて硬度の硬さで長期的に使えるんですね。
ただ、ダイヤというだけあり、摩擦には強いですが衝撃には弱いそう。特に一点にかかる負荷には注意した方がいいですね。例えば先端を押し付けるような使い方とか(=゚ω゚)ノ
使い方・用途
続いてメーカーが出している使い方・用途の紹介。
マジスクは上記の使い方としてパッケージに記載されています。
特におすすめなのが「バリ取り」・「合わせ目消し」・「ゲート処理」加えてC面出しなどには非常に最適でした!
スジボリに関してはできないことはありませんが、ちょっと力を加えるとはみ出してしまったので少々難易度は高めに感じま。
とはいえ、はみ出した跡の修正もできるので、できないことはありません(‘ω’)ノ
実際に使っている様子
それでは実際にいくつか使っている様子を紹介します。
- 切削・研磨具合
- 面出し
- プラ板の加工
切削・研磨具合
まずは切削と研磨力!パーツに当てて撫でるだけでサクサクかんながけできます。
削りカスはご覧の通り粉末ではなく、薄くはぎ取ったような、マジでかんな掛けした時にでるような形状。削りカスは結構刃先にくっつきますが切削力にあまり問題ないように思います。
面出し
ちょっとだけヒケもあったのでフラットにして面出ししてみました。数秒でできるのでほんとに楽!
スジボリ
スジボリにも使ってみましたが、刃先が滑りやすくはみ出しやすいように感じます。マジスクの切削力も強いので、1度はみ出すだけで深い線になりやすい。
これが難易度高めに感じた理由ですね(=゚ω゚)ノスジボリに関しては普通にタガネとか使った方が良さそう。
プラ板の加工
↑画像左はデザインナイフで切り取ったプラ板。そのままだと使いにくいのでこのバリを数回撫でてみました。
ご覧の通り簡単にバリがとれて使いやすい状態にできます!
使ったのは100均のプラ板なんですが、相性が良いみたいで切削のしやすさを感じました。
アルゴファイル 「マジスク」【レビューまとめ】
今回は人気大爆発中のスクレーパー、「マジスク」を使ってレビューしてみました。
ぶっちゃけ物自体はシンプルで、使うまではその価値を感じにくいツールだと思います。
実際使ってみた感想としては、当てる角度によって多用途で柔軟性が高く、何より高い耐久性が個人的には魅力的でした!
というのも「No.58 タミヤ クラフトヤスリPRO(平)」を使っているんですが、水研ぎしているとサビが出てしまったりして・・。
かといってメンテナンスは面倒ですし、使いっぱなしで耐久性が担保されているなら個人的にマジスク・・・3,000円前後のコストなら全然あり。
ガンプラを作りはじめた方にはおすすめできませんが、今後も作り続けることが間違いないと思っている方には1本持ってて損はないかな!
今回はここまで!マジスク・・・すごいよ!!!!
コメント