RGと言えば代表的なワード「アドバンスドMSジョイント」。
画期的なのに不評の多いこの仕様について、本記事では下記の疑問を解消します!
アドバンスドMSジョイントの基本的なことから、最新RGの仕様の流れなど今後の展開もまとめます(=゚ω゚)ノ
今後の展開を述べるとアドバンスドMSジョイントは廃止の流れにあります
2024年には「RG RX-78-2 ガンダム」のVer.2.0が登場し完成度の高さを見せつけ、今後の新仕様になるかと思いましたが、ぶっちゃけあれを全部に適用するのは難しいかなと思いました。
そもそもアドバンスドMSジョイントってそんなに良くない物なのか?
本記事では今までの流れから今後の展開までサクッとまとめてみますので是非参考にご覧ください(‘ω’)ノ
アドバンスドMSジョイントは廃止された?
まだアドバンスドMSジョイントは廃止されていません。

ただし、登場初期は↑画像のように全体に内部フレームとして使われていましたが、現在だと武器の一部や基部のなどに使われており使用率は下がっている傾向にあります。

↑武器に使われたアドバンスドMSジョイント。
ただ、それまでの過程も実はあって、徐々に使用率を下げようとした軌跡もあります。
いつからアドヴァンスドMSジョイントの使用率は減った?
↓こんな方には是非チェックしてほしいところ(‘ω’)ノ
- 欲しいRGがあるけどMSジョイントの使用率が気になる
- 大体どの年数のものなら満足度が高いか知りたい
アドバンスドMSジョイントが嫌い・または嫌いではないけど評判が良くないからちょっと避けたいとい方はいると思います。
2016年以降のRGを選べばある程度満足度は高く、”関節の緩みなどを解消したキット”が増えます!
2016年には3種発売していますが、「RG シナンジュ」以外は比較的破損やゆるみも軽微。
この頃から”一部を新規造形”で作りアドバンスドMSジョイントと組み合わせるケースが増えて、アドバンスドMSジョイントの立ち位置はメイン主軸ではなくサポートに変化します。
↓下記年代ごとの変化。
- 2016年以降:1部新規パーツが採用
- 2018年以降:腕だけでなく脚部にも新規パーツを採用
- 2020年以降:腰部も新規パーツ採用
- 2021年以降:アドヴァンスドMSジョイントは補助パーツや武器に採用
一般販売されているRGを年代順にまとめているので、選ぶ参考にご覧ください(‘ω’)ノ↓↓

2016年より前は買わない方がいい?
2016年より前のRGに関しては買わない方がいいのか?
難しいところですが、ガンプラとしてのクオリティを求めるのであればおすすめはしません。
しかし、中には「RGで欲しい機体があるけど2016年より前のものしかない」ということもあると思います。
特にSEED系や00系はRGブランド立ち上げ時に集中的に作られたものが多いので、気になる方は多そう。
もし2016年以前で買うRGならどれがいいか?
SEED・00系からおすすめするのは↓下記2つ。

可動域やパーツのポロリの少なさに加え、何より初期RGとしては「造形」がマシです。
特にエクシアは装備が軽量なこともあり、ほぼアドバンスドMSジョイントのデメリットを感じずディスプレイできると思います。
デスティニーガンダムに関してもバックパックは多少重さがありますが、支えられないほどでもなく、自立も可能。
年代に拘らないなら↓下記ではおすすめのRGガンプラを紹介しているので是非チェックしてみてください。
アドバンスドMSジョイントってそもそも何?概要
アドバンスドMSジョイントはRGブランド立上げの2010年からシンボルのように扱われていた「内部フレーム構造」のこと。

ランナー成形状態で完成しており、切り離すだけですぐに使える骨格を模したフレームですね。
- ランナーについてる段階で成形組み立てまで終わっている
- 腕部・胸部・脚部と部分ごとに構成されている
- 材質はABSで硬質のプラスチック
- アドバンスドMSジョイントと外装の組合せでの簡易組み立て
- 広い可動域を実現
MGのフレームより複雑ではありませんが、連動可動もそのままできる一体どうやって作っているのかわからない変態的技術。
当初RGガンプラはこのアドバンスドMSジョイントをベースに細かい外装を取り付けていくだけで組み立てできるスタイルでした。
今でこそHGでも広い可動ができるキットが多いですが、2010年当時の可動で見るとHGとは比較にならない可動域を実現したのも強みでしたね。
比較的簡単でハイクオリティのガンプラを作れるシリーズだったんですが、↓下記で述べるようなメリットや欠点を抱えているのが不評の原因。
仕様によるメリット
- ランナーについてる段階で成形組み立てまで終わっている
- 腕部・胸部・脚部と部分ごとに構成されている
- 材質はABSで硬質のプラスチック
- アドバンスドMSジョイントと外装の組合せでの簡易組み立て
↑仕様や特徴はこんな感じ。
ABSで作られていて塗装勢にはかなり気になるポイントだと思います。
パーツは細かいものが多いですが、取り付けるだけ。
RGブランド当初の難易度はHGとそれほど大差なく、初心者でも手軽にレベルの高いキットが組み立てできるのはかなり嬉しいと思ったのを覚えています。
欠点
- 細かいパーツの耐久力が弱い
- 保持力が緩くヘタれるのが早い
主に不評の原因になっているのは上記2点。
アドバンスドMSジョイントは複数のパターンをキットごとに使い回して使用しています。
そのため、取り付ける外装パーツの影響で可動域が狭くなったり、パーツにかかる負荷で破損に繋がってしまうことが多々ありました。
また、素材がABSという影響か成形時の影響かわかりませんが、内部パーツがツルツル過ぎて摩擦が弱い。
バックパックや重量のある脚部などの保持力が弱いのは欠陥になっていると思います。
この弱さは動かすごとに顕著に悪化し、自立できないRGガンプラも多数確認済み。
※補足
初期ではパーツのポロリも頻繁にありましたが、2010年~2015年の間にこの辺は多くが解消されています。
代替技術と今後の展開!
まず、先述した通り、現在RGの基本仕様であったアドバンスドMSジョイントはパーツの一部に使用されるケースが多くなっています。
例えば「RG ゴッドガンダム」なら腕の伸縮に、「RG Hi-νガンダム」ならファンネルの基部にといった感じ。
全体を構成していたフレームは別途組み立てる仕様にほぼ完全移行しています。
その最新技術が投入されたのが「RX-78-2 ガンダム Ver.2.0」。
発表段階では以降のRGは全てこの仕様になるかと思っていたんですが、作ってみた感想として今後全て同じような構造を適用するのは難しそうというのが感想。
完成度は間違いなく高いんですが、流用できるような作りにはなっていません。
一部のみ流用して一部新規造形で使い回すならワンチャンありそうですが、それだと現在の仕様とほぼ変わらない・・・。
何らかの形でRGはクオリティを今後も上げていくと思いますが、「RX-78-2 ガンダム Ver.2.0」はあくまでも「RX-78-2 ガンダム」のバージョンアップ版と考えた方がしっくりきますね!
まだしばらくは現在の「一部にアドバンスドMSジョイントを使用」の形に留まる気がします(‘ω’)ノ
↓参考記事でアドバンスドMSジョイントの使い所を知りたい方は↓コチラ↓
アドバンスドMSジョイントは廃止?減少する使用率【まとめ】
以上アドバンスドMSジョイントの廃止と使用率の減少についてまとめてきました。
- アドバンスドMSジョイントは廃止されていない
- 使用率は年々減少している
- 最近では負担のかからない柔軟な箇所に採用されている
- ver2.0が登場したが全てに適用されるテンプレートとは思えない
- 過去のRGは2016年一考のものをおすすめ
簡単にまとめるとこんな感じ。
今後もアドバンスドMSジョイントは採用されても使用箇所はかなり少ないと思います。
最終的に廃止されるとは思いますが、再販のガンプラもあるので、そこは当時の規格で販売されるでしょう。
ある程度どの時代の作りか把握しておくと購入した時の納得感に差異は出ないと思います。
例えば「RG ハイニューガンダム」で満足した方が2016年~2018年の物を作るとちょっと満足度足りなかったりする可能性があるんですよね。
今回はここまで!
RG初期の弱点を自分なりに補える案があるなら造形重視で選んでも良いと思います。
作ったことがない方は2020年以降のものを是非作ってみてねー
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