こんな方におすすめの記事
今回は↑こんな気になるに対して答えていきたいと思います!
前回は「RGトールギスEW」を再販で購入してレビューしましたが、同日同じタイミングでもう1つ購入したのがこちら↓
「HGガンダムバルバトスルプス」ですね!
ぼくは2023年に鉄血シリーズをちゃんと見て、以前から気になってメルカリとか覗いてたんですが・・・高い高い(笑)
元の販売価格が安いこともあってとても購入する気にはならなかったんですが、再販にありつけたので素組レビューをしていきたいと思います!
組み立て難易度 | |
作品デザイン | |
造形 | |
価格 | |
満足度 | |
おすすめ度 |
初心者さん向けに評価するとこんな感じ。
これ!ぼくが知る中だとコスパ最強ガンプラですね!!
正直鉄血シリーズのガンプラクオリティはどのレビューを見ても微妙な物が多いなと思ってて、その中でHG バルバトスルプスは「おっ?」って感じで劇中デザインにも近くシッカリできている印象。
どうやら目に狂いはなかったようで、組み立てて1日段階では特に「これダメだなぁ」っていう所はありませんでした。
本記事ではパチ組勢の方に向けてHG バルバトスルプスの「基本情報や特徴」、「良かった点・良くなかった点」などをまとめていきたいと思います。
塗装勢の気になる合わせ目などもどんなもんか合わせて紹介。もし作ってみようか考えている方は是非参考にご覧ください。
HGガンダムバルバトスルプスの基本情報
ガンプラ名 | HG ガンダムバルバトスルプス |
グレード | HG(ハイグレード) |
発売日 | 2016年10月01日 |
対象年齢 | 8才以上 |
価格 | 1,100円(税10%込) |
付属品 | ◆替え手4種 ◆ソードメイス ◆バックパックアーム |
キット内容 | ◆ランナーA~Cまでの3枚とポリキャップ1枚 ◆ホイルシール×1 ◆取扱説明書×1 |
↑ガンプラの情報としてはこんな感じ。
2016年製ということもあり、作り自体はHGとしても良くなってきている段階のガンプラ。
ランナー数も3枚と初心者でも組みやすい作りというのも良いトコロなんですが、作り甲斐を求める方にはちょっと物足りないかもしれません。
しかし、注目すべきはその価格!
ぼくが購入したことのあるHGの中ではダントツの低コスト。
ぼくはヤマダ電機で購入したので・・・・驚愕の「990円」!!!やばっ(笑)
可動や造形に何かしら欠点でもあるのかと思いましたが、全く問題なし。
HG ガンダムバルバトスルプスの付属物とオプションセット
【付属物リスト】
- 替え手×4
- ソードメイス
- バックパックアーム
↑これくらいで、あまり多いとは言えませんが、実際劇中でも使うものはそう多くないので特に問題はありません。
強いていうなら、バルバトスルプスが肘につけていた砲撃武器はほしかった・・・。
別売りオプションパーツが販売しているので、もし装備を充実させたいのであれば「オプションパーツセット」を使ってみるのをおすすめ!
個人的に「オプションパーツセット ガンプラ12」の大型レールガン買ってみましたが、かなり満足度高かったです。
レビューを見る
設定価格が安い理由
ここまで価格を抑えられる理由がマジで謎だったんですが、いくつか要因を見つけることができました。あくまで予想です。
- 鉄血のHGに使われたガンダムフレームの流用
- 少ない付属品
- PSランナーで形成されている(ポリスチロール)
まずはHGガンダムタイプに流用されている「腕」・「胸部」・「脚部」のガンダムフレームを模したデザインの流用。
すべての機体に使えるものではありませんが、ガンダムタイプに同じフレームを使うことでパーツの製造コストを抑えることができているかもしれません。
また、付属品の少なさもあったと思います!新規造形の数が少なく、ソードメイスも最中構造でいたってシンプルでした。
そして最後にPS(ポリスチロール)素材ということですね。
素材自体としては軽く透明度が出てしまう素材。デザインによってはチープな印象に見えてしまいそうですが、内部フレームや重ねる相性の良さからPS素材だけで設計されたのかもしれません。
予想ですが、PS素材の方が安く済むのではと思っています。
ぼくはノーマルのバルバトスを持っていないので比較できませんが、そこから流用しているパーツがあればさらにコストカットできるかもしれません。
HG バルバトスルプス再販情報
【再販予定】
- 2024年:4月(済み)
- 2024年8月予定
HG バルバトスルプスの再販は2024年は4月現在9月までの予定の中であと1回ありますね。
ぼくは今回初めて店頭に並んだんですが・・・・早い段階でラス1になっててギリギリでした!人気の高いガンプラなのかも?
「もし定価以上でもいいから比較的安く買いたい!」という方は”4月16日現在”だとamazonで2,000円ほどで購入できる状態です。
個人的にクオリティはそれくらいなら出しても良いと思えるものなので、付属品の少なさに納得できる方は検討してみてもいいかな。
次回の再販を狙いたい方は店頭で並ぶか、DMMのキャンセル待ちを利用するのもいいかもしれません。
ちなみに!9月にはバルバトスルプスと激闘を繰り広げたモビルアーマー「HG ハシュマル」の再販もあるので、合わせてチェックしてみてください。
HG バルバトスルプスを組み立てる様子
それでは組み立てていきましょう!
まずは胸部から。
鉄血シリーズに使われるガンダムフレームと装甲をくみ上げていきます。複雑そうに見えますが、一部注意が必要と思うポイントがあります。
挟み込みこむ↑構造なんですが、A21部分がめっちゃつけにくい。
これちゃんとくっついてないとバラけてしまうので押し込む時は反対側を固定して押し込むのをおすすめします。
頭部はこんな感じ。正面・横からみてもかなりイケメンです。
腕の内部フレームはこんな感じ。これに外装を取り付けていくイメージ。簡略化したRGって感じですね。
組み立てオッケー!あとは合体させれば完了。この時点だと脚部がかなり大きいようでバランスがめちゃくちゃ心配になりました(笑)
ちなみに股関節は腰部分から軸のあるタイプ。結構太いので簡単には折れないと思います。
全部整えてソードメイス持たせてみました・・・・めっちゃかっこいい!!!
990円でこれはマジでヤバない?
【初心者におすすめの道具】
HG バルバトスルプス【可動域と造形】をチェック!
【可動域チェックの結果】
チェックした結果からまとめると、関節はやや柔く感じましたが、保持力十分で強度も落ちるような感じはなく、胴体を除き腕・足・首の3点は可動域十分すぎるガンプラでした!
ポージングもシッカリとれますし、ポロリもなくいいですね!!!
下記で各部位の詳細をまとめていきます。
【首周辺の可動】
- 上下:◎
- 左右:◎
- 1回転:◎
首の可動域は広く、特に上向きにするのは「マジで?」ってぐらいあがります。左右に首をかしげるのも十分で干渉もないので1回転余裕でした。
【腕周辺の可動】
- 腕上げ:◎
- 肘関節:◎
- 前後可動:○
腕上げは肩軸のポリキャップが上に可動するので十二分に上がりました。肘関節は二重ではありませんが、↑画像くらいしっかり曲がります。
肩に引き出しギミックはありませんが、差し込む軸が長いのである程度前後の可動はできますね。
【胴体周辺の可動】
- 前後:○
- 左右:○
- 捻り:◎
2016年製と考えるとかなり良い可動域!
前後の方は評価「〇」にしてますが、仰け反りに限定すると「◎」評価。バルバトスの特徴的な突進していくようなポージングを決めるのは大丈夫そう!!
【脚部周辺の可動】
- 股関節開脚:◎
- 股関節腿上げ:◎
- バランス:○
基本的には動きすぎくらい動きますが、各関節にポリキャップが使われているせいか、ちょっと関節がふにゃっている印象。
その柔軟性で片足立ちもできますが、もっと柔らかくなると接着剤などを使って軸を太らせるなど加工が必要になるかもしれません。
とはいえ、完成当初から記事執筆の現在まで関節が柔らかいままで劣化は見られません。
【足首の可動】
- 左右:◎
- 上下:◎
最後に足首のチェック!左右は先に見てもらった開脚でわかる通りロール軸で十分な可動。
上下もシッカリできますし、下に関してはやりすぎくらい動きます!
HG バルバトスルプスをポージングレビュー
それではHG バルバトスルプスにポージングをつけてレビューしていきます!
バルバトスの飛んでる時の「ドキューン」みたいな効果音いいですよね(笑)
ソードメイスの振りかぶり!ソードメイスは全然重くないので片腕でもしっかり保持できます。
平手が付いていればかなり表情付け変化付けられると思いました!付属4つとも全部握り手なのはちょっともったいないかも・・・いやでも990円!飲み込む(笑)
ヴィダール的な蹴りポーズ。股関節がかなり開くのと、足元の形状で躍動感出せると思います。
写真でそれを感じない場合は筆者の実力がついていっていません。(笑)
胴体と腕の可動域の広さも相まってしっかりポーズとれると思います。
バックパックにはアームを取り付けることができます。
ソードメイスはそこにもつけられるので、本編ではなかった表情付けも可能。
・・・あり!(笑)
ぼくはキマリスヴィダールのアームの付いたシールドとかも好きなのでこれは良い。
けど付属武器が少ないので、別売りのオプション武器買った方がいいかも・・・。
【おすすめメタルロボット魂】鉄血のオルフェンズシリーズの精巧造形
劇中のハシュマルに留め刺すシーン。
ヘルムヴィーゲ・リンカーの重剣が欲しくなりますね!次再販くる時、武器欲しさに購入するかもしれない。
ちなみに9月に再販きます!!!
まだどっちも持ってない方は8月にバルバトスルプス、9月にヘルムヴィーゲ・リンカー連続で購入したら再現できますね(笑)
【カラーレシピ】
良かった点・良くない点
良かった点
■【可動域がめちゃめちゃ広い】
可動域チェックでも見せた通り、バリバリの可動域でアクションポーズの際に不都合はないと思います!
特にバルバトスらしい突っ込んでいくようなスピード感あるポージングをとりたい方はカッコよく決めることができると思いますよ。
■【安すぎる】
こちらも先述した「コスパ最強」というところ。
この「造形クオリティ」で定価「1100円(税10%込)」はマジでどうかしてると思います(笑)量販店で購入すればさらに安く3桁で買える・・・・現在のガンプラ相場では考えられないパフォーマンスを発揮しているといっていいですね。
■【ディテールがしっかり入っている】
白い装甲部分なんですが、結構見づらく気づかないかもしれませんが、腕や足に細かいディテールやモールドが入っているんですよね!
パチ組だけだとちょっとこれを活かせないと思うので、個人的にスジボリと墨入れはした方がかっこよくなると思います。
もちろん気にしない方はそのままでもOK!
良くない点
■【モールド付近にゲートがついていた】
良かった点で挙げたディテールやモールドの付近にゲートが付いていた点は残念でした。自分で処理するにも小さな凹凸のモールドも一緒に削ってしまう可能性などあり結構大変。
ぼくは後ほど塗装したりディテールアップなどするのでいいですが、パチ組勢の方にはあまり親切ではないゲート位置だと思いました。
■【関節が全体的に緩め】
全体的にですが、関節がやはり若干緩いです!ポリキャップを使用しているので、圧が足りないと抜けてしまったりすることがあると思います。
また、作った当初は問題ありませんが、おそらく経年劣化で徐々に抜けやすくなりますね。
対策としては、
というのがありますね。軸を太らせる方がカンタンなので、初心者の方にはそっちをおすすめ!
もし抜けやすくなってしまった場合は、可動に問題ない箇所であれば接着してしまってもいいかもしれません。
その他HGとサイズ比較
最近のSEEDキットとサイズ比較はこんな感じ。以前購入したヴィダールより気持ち大きく見えるかも。
ヴィダール色々練習に使ってボロくなってしまったのでちょっと出しづらい(笑)
「HGイモータルジャスティス」と「HGブラックナイトスコードシヴァ」の2つと比べてみました。
イモータルジャスティスはやはり小柄ですね。大きく見えたブラックナイトスコードシヴァとバルバトスが同じくらい。
HG ガンダムバルバトスルプス購入者のレビュー
他購入者の感想も見てみたいと思います!特に良くなかった点で挙げた「関節の緩み」に関しては個体差なのかどうか気になりますよね?
もし他にも同じような方がいれば個体差ではないと思うので留意してください。
HGバルバトスルプス素組完了。
— 黑貍 (@b_racoon) April 14, 2024
いいね、色々弄りたくなる仕上がりだ(꒪⌓꒪)
#ガンプラ #gunpla pic.twitter.com/mec4NPMEUY
HGバルバトスルプス購入!!
— ユウキ (@EKsport_100) April 13, 2024
ずっと前から欲しかったHGバルバトスルプスをやっと購入出来ました!
ガンダムベース福岡で残り3つだったからギリギリセーフ! pic.twitter.com/4YMDNf3GQD
バルバトスルプスってあのクオリティで税抜き4桁切るの凄いな…新作はSEED FREEDOMのキット続きだったから余計に安く見えます😳
— チーズ侍🔰 (@Meshi_02) April 10, 2024
しかもガンダムフレームだからHGなのに内部フレームも楽しめるという
鉄血キットはコスパ最強?#ガンプラ好きとつながりたい pic.twitter.com/wqCkLoDtUp
HGバルバトスルプス
— べにぃ (@ffwolfgangg) April 13, 2024
ほぼ完成。
シールがそこそこ多いので気になったが、塗装がしやすい箇所が多かったので思いの外早く終わった。
ウェザリングとつや消ししたらもっとカッコよくなりそうな機体だなー。#ガンプラ pic.twitter.com/buIrmXnFO9
#めこ生#ガンプラ#バルバトス#鉄血のオルフェンズ
— Zaberu (@Zaberu) April 12, 2024
HGバルバトスルプス完成しました😊 pic.twitter.com/bZrnoTCVwz
6体目はHGバルバトスルプスです
— エリ太郎 (@8YcJ7iGrdTPqbfH) December 20, 2020
今回の初挑戦は緩い関節の調整です
腰と足がユルユルでポーズをつけて立つことも出来なかったので、ゼリー状の瞬着を薄く塗って調整しました#年末につき自分ガンプラ史探訪#ガンプラの画像を貼るとRTされると聞いて#2020〜2021仲良く繋がろうガンプラモデラー pic.twitter.com/JDfJy3yF1m
口コミはこんな感じ↑
各々楽しんでいる方や再販を待ちわびた方など様々。気になる関節の緩みは1人しか見つかりませんでしたが、やはり一定数関節が緩いのかもしれません。(それかみんな組む段階で直しているか)
いずれにせよ、購入検討者には考慮して購入した方が良いと思います。
個人的に、関節は緩く感じますが自立もポージングも問題ないのでおすすめ!
コスパ最強ガンプラHG バルバトスルプス作成レビュー【まとめ】
以上、HGガンダムバルバトスルプスをレビューしてきました!
【まとめ】
- コストパフォーマンスが良い
- 造形クオリティが良い
- 可動域が十分すぎる
- 付属武器は少ない
- 替え手は全4種
- 白い装甲には薄くディテールやモールドが多く入っている
- 関節がやや柔らかい
まとめるとこんなところでしょうか。
繰り返しになりますが、コストパフォーマンス最高のガンプラだと思います。
関節の緩みはありますが、パーツがポロリといったことはほとんどありませんし、ソードメイスの保持もバッチリ!
ランナー数も少なく、ガンダムフレームのメカニカル感もかっこいいでの初めてガンプラを作る方にもおすすめできると思います!
ぼくのおすすめ度は
口コミレビューでもありましたが、ほんとに手を加えやすいと思うので、パチ組で満足できない方はアレンジしてみるのも良いと思います。
ただ、繰り返しになりますが関節は緩めなので、パチ組の方も補強はやった方がいいかなー。
しつこいですが「簡単補強!ガンプラの関節がゆるい時に使えるガッチリ補強法」の記事もあるのでもし悩んだら見てみてね。
以上。
今回はここまで!
マジでかっこいいから作ってみてね~
鉄血のオルフェンズ ウルズハントの主人公機体「HG ガンダムマルコシアス」のレビュー記事もあるので鉄血好きにはおすすめ!
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