大人気「機動戦士ガンダムSEED」の”HDリマスター版”はTV放送当時と何が違うのか?
本記事では↑この違いを簡単に紹介したいと思います!昔リアタイで見てた方へ・・・記憶がぼやけてるなら見た方がいいよ(‘ω’)ノ(笑)
ストーリーの流れは同じなんですが、映像は新鮮な気持ちでみれると思います!TV放送当時って作画が粗かったり、人物のバランスがおかしかったり、コマ抜けが多かったりと色々ありました。
そもそもガンダムSEEDのHDリマスター版とは、2002年TV放送当時の規格(画面サイズ4:3)からデジタルハイビジョンの規格(画面サイズ16:9)に高精細度化で再度編集し直したもので、ストーリーなどは基本的にTV放送していたものと同じです。
当時の作画から「修正」・「追加作画」・「楽曲の差し替え」・「映像美」の点で変更が多数加えられています。
特に追加シーンは楽しめる部分も多いので改めて見返してみたり、比較してみるのも良いと思います!
もちろん初めてみる方にもおすすめなので、続編の「ガンダムSEED FREEDOM」に合わせて是非楽しんでみてね!
※ちなみに記事で紹介するのは変更点の一部で全ての違いを示す物ではありません。
SEED・DESTINY:リマスター版との違いまとめ
ガンダムSEEDのHDリマスター版はオリジナルとどこが違うのか↓下記にいくつかまとめます(=゚ω゚)ノ
下記の項目でまとめるので、気になるトコをタップしてみてねー。
- ガンダムSEED / DESTINY 共通
- ガンダムSEED
- ガンダムSEED DESTINY
- ガンダムSEED スペシャルエディション
SEED / DESTINY 共通のオリジナルとHDリマスター版との違い
- 画面の縦横比4:3から16:9規格変更
放送当時の規格による画面比率は4:3で正方形に近い形。今の16:9の規格に合わせてリマスターされています。 - 高精細度化・画質を向上
規格の変更段階で、画素数を上げて高画質にすると同時に発色なども調整。結果、放送当時よりもくっきりと映像として楽しめるようになっています。 - 作画の新規追加・過去作画の修正
当時に放送されていた作画と比べ、人物の「輪郭の修正」、「身体のバランス調整」・「線の修正」など、手抜きのような部分が綺麗に修正され、場面場面で必要と判断された部分には「作画の追加」。さらに当時採用していた機体デザインに変更が加えられています。 - オープニングやエンディング1部楽曲を変更
「ガンダムSEED」・「ガンダムSEED DESTINY」で放送当時使用されていOPやED楽曲が1部変更されています。
【例】
ガンダムSEEDのED:石井竜也「RIVER」→FictionJunctionの「Distance」へ変更。
ガンダムSEED DESTINYのOP:ケミストリーの「Wings of Word」→T.M.Revolution「Vestige-ヴェスティージ-」へ変更。
ガンダムSEED オリジナルとHDリマスター版との違い
- OPサビに登場するジンがミゲル専用機カラーのオレンジに変更
オープニングのサビでメビウスゼロとジンが戦ってるシーン。ノーマルのジンだったがミゲル専用機(オレンジ)に変更されています。
「HGCE版 パーフェクトストライクガンダム」を見る - EDアレンジと新規主題歌の追加
一部の音源を再度レコーディングし、使用されるなど一部再編されています。 - ニコル死亡シーンの作画変更
ニコルがブリッツでキラに奇襲をかけるシーン。TV版とは違い避ける動作構成が変更されている。積極的なカウンターのような構成が、事故のような演出へ変更。 - ハイマットフルバースト後の廃熱表現が追加
フリーダムガンダム搭乗場面、ハイマットフルバーストを撃ってフリーダムの背面が見えるシーンで廃熱表現が追加されています。(ちなみにこの表現はガンダムSEED FREEDOMでブラストインパルスにも使われています) - オーブ侵攻戦パーフェクトストライクが搭乗する地球軍によるオーブ侵攻戦の際、ムウ・ラ・フラガが乗るストライクがエールからストライクパッケージを全て装備したパーフェクトストライクに変更されています。パーフェクトストライクはそもそも映像化されていなかった機体で、プラモからゲームに採用された段階で現在の設定が決定。登場当初は「スーパーストライクガンダム」の名称でした。それがそのままリマスター版に登場した通常シナリオには出てこないオリジナル機体です。
- 総集編を無くし、全50話から48話へ変更
TV放映では放送スケジュールがタイトだったため、ちょくちょく総集編が混じりますが、それらをカットし前50話から48話に変更されています。 - DESTINYへ繋がる作画を追加
話のつながりを出すようにシン・ルナマリアを見せDESTINYへのつながりを見せる作画を新規追加し、モブキャラをシホ・ハーネンフースなど外伝のキャラクターへ修正。
ガンダムSEED DESTINY オリジナルとHDリマスター版との違い
- 総集編を無くし全50話
放送では総集編が混じりますが、それらをカットし全50話に変更されています。 - OP曲の変更
終盤のオープニング曲がケミストリーの「Winds of Words」がT.M.Revolutionの「Vestige-ヴェスティージ-」に変更。もともとSEED感はなかったけど、変更されたのはちょっと驚きでしたね。 - ハイネ死亡シーン
ハイネ専用グフイグナイテッドがガイアに背後からやられたシーンですね。通常版では爆破シーンの絵にハイネの顔が半透明からフェードアウトするエフェクトがありましたが、それがなくなりました!ダサかったので良し!(笑) - キラ・ヤマト回収シーンの追加
シンにフリーダムが負けて爆発後のシーン。リアタイでは実は救助されていたという流れでしたが、カガリがルージュに乗ってフリーダムの胴体ごと回収しているシーンが追加。 - ラクスを助けに行くストライクの装備
ストライクフリーダム登場話にて、ラクスを助けに行くキラがカガリのルージュを借りた場面。通常版ではエール装備でしたが、オオトリ装備に変更され戦闘シーンも少し追加。 - ドラグーン射出時の使いまわしシーンの追加
SEEDは全体的にシーンの使いまわしが多いですが、ストライクフリーダムやレジェンドのドラグーンを射出するシーンが1パターン多く追加されていました。動きも今っぽく奥行を感じるクオリティで良かった。 - キラとデュランダルの対峙シーンの変更
キラとデュランダルの対話時の場面。
デュランダル・キラ・レイ・タリアの場面にアスランが登場する場面が追加されている。放送当時はキラのみ。
ガンダムSEED スペシャルエディションとのプチ違い
※スペシャルエディションは通常50話程のストーリーを3~4部作にまとめたもので、ストーリー自体は同じもの。ナレーションや視点解説の一部変更点もあります。
最後に、おまけでワンシーン「違う!?」情報(笑)
通常版の「ガンダムSEED スペシャルエディション」からかそうなのかは未確認ですが、「ガンダムSEED スペシャルエディション HDリマスター版」を確認したところ、下記の残念な変更が加えられていました!
- ヤキン・ドゥーエ戦、レイダーガンダムのやられ方が変更されている
終盤、オリジナルでは被弾したバスターとデュエルに錯乱したレイダーが遅いかかるシーンがあります。そこからバスターの装備を使ってデュエルがレイダーを討ったあとフェイズシフトダウンするシーンが最高にかっこいいんですが、スペシャルエディション HDリマスター版を見た所フッツーにバスターに討たれてました・・・もったいない。
↑上記以外にもスペシャルエディションはまとめる都合上ちょこちょこ変更点が加えられています。
ガンダムSEED HDリマスター版はこんな人におすすめ!
「機動戦士 ガンダムSEED」は「次世代に向けたガンダム」をテーマに制作され、オルタナティブガンダム(宇宙世紀以外のガンダム)の中でも人気は高く、女性層のファンも多く獲得した作品。
2024年1月26日(金)には劇場版「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」が公開。
歴代ガンダム作品としては最高の50億円達成し、動員数300万人を突破したガンダム作品を代表する1つになったと言っていいでしょう。
2002年の作品なので「90年台のガンダム作品の映像が気になって直視できない!」なんて方にもおすすめ。
↑これはぼくのこと(笑)
多少戦闘シーンで物足りなさはでるかもしれませんが、HDリマスター版として出たことでかなり良くなっていると思います(‘ω’)ノスペシャルエディションもあるので時間が無い方はそっちを見るでもいいですね!
prime videoなら2024年12月時点だと劇場版も含めた「ガンダムSEED」シリーズはもちろん、「鉄血のオルフェンズ」やその他ガンダム作品も見れるので利用したことない方は是非お試ししてみてね。
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ガンダムSEED HDリマスター版との違い【まとめ】
ガンダムSEED/DESTINYのオリジナルとHDリマスター版の違いをいくつか紹介しましたが、まだまだ探すとあります!
今回紹介したのは比較的わかりやすい部分の一例なので、是非見比べて楽しんでみてください。
最後に大まかな変更点まとめ。
↑大体こんな感じですね。
今回はここまで!
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