前回の記事では「ガンダムハルートのレビュー」として可動域や組み立て時の注意点をまとめました。
実はあのハルートは単体で購入したものではありません!(チャッチャラ―♪)
本当にぼくが購入したのは「ガンダムハルート(最終決戦仕様)」で、プレミアムバンダイ限定品の方だったんですね。
つまり、最終決戦仕様を購入すると通常ハルートも再現できるっていうことを伝えるため、まずは通常版ハルートとしてレビューさせてもらいました。
ということで今回は正真正銘ガンダムハルート最終決戦仕様をレビューしていきたいと思います。
- 登場作品:劇場版 機動戦士ガンダム00
- メーカー:BANDAI
- グレード:HG 1/144スケール
- 価格:2,970円(税込)
- 発送日:2022年5月20日発送
- ランナー数12枚+ポリキャップ
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価格が通常版より1,000円程高くなっており、脚部の装備やGNシザービットに専用ディスプレイスタンドといって専用アイテムが付属。
2022年発売ですが、基本造形は2010年のものを流用し、新規で脚部装備を加えたガンプラキット。可動域は通常版同様脚部に物足りなさを感じてしまいますが、首・胴体・腕部などは2010年としては十分な可動パフォーマンスをしています。
MAアーマーへの変形も同じ仕様ですが、脚部の大型ブースターが加わることでよりメカニカルで大型に見えるのが特徴。
【付属品】
箱や説明書はプレミアムバンダイ限定特有のカラー無し版。
箱は分厚くてメッチャパーツが多く感じました!ほんとにHGかよっていう厚さでした(笑)
脚部大型ブースターが大型なのでその分厚みが増した感じで、細かいパーツはほとんどなく組みやすかったです。
↑ツインアイ部分など一部使ってますが、シールによる色分け補填はこんな感じ。
最終決戦仕様を購入すれば通常版は不要になるので、どちらを購入するか悩んでいる方はこちらも参考にご覧ください。
ぼく個人としては脚部ブースターの造形など満足したので不満などはなかったですね。
本記事では通常版との違いなども含めて紹介するので、是非参考にご覧ください。
HG ハルートの可動範囲など基本的なことは「【レビュー】HG ガンダムハルートのパチ組レビュー」の記事でまとめたのでコチラを合わせてご覧ください。
通常版と最終決戦仕様との違いは?
仕様の違いは端的にいって
- マルートモードの顔が付属
- 脚部の造形
- 付属品が2点プラスされている
↑この3点ですね。
左が通常時のフェイスで右がマルートモード時のフェイス。
マルートモードでは中央のツインアイはシールですが、上下はパーツにより色分け再現されていました。
6つのカメラアイがある機体は珍しく、なんかまがまがしい感じがぼくは好みで刺さってます。
続いて新規付属のGNシザービット。上下開閉できる2つが付属。
刃部分の色分けがされていないので、シールによる補填。塗装できる方は絶対塗装した方がかっこよくなるのでおすすめ。
裏側には3mm軸があるので、一見装着しやすそうですが・・・思いあたるディスプレイ台座がない(笑)
↑画像では小さい穴が開いているんですが、この穴に刺さる軸が手持ちにはないですね。
使っていない厚みのあるプラに3mm幅の穴を空けると接続基部を作ることができます。
続いて付属の専用台座!
パーツを組み合わせて使うタイプで、支柱側の裏面はスカスカ。ところどころ3mmの突起と3mm穴があるので、支柱を自作して直接取り付けるとかできそう。
ガンプラをはじめて作ってみる方がハルートの最終決戦仕様だった場合アクションベースなどもないと思うのでこれはある意味付属必須ですね。
作りは簡易なので、納得できないorもっとかっこよく見せたい方はアクションベースを使用した方が良いと思います。
アクションベース選びは「アクションベースのおすすめと選び方を見る」の記事を参考にご覧ください。
最後にメインの脚部ブースター。
膝から伸びる黒いパーツが可動の邪魔になるかもと思ったんですが、可動域は通常版と同じくらいでした。
それよりも視覚的にフロントアーマーより前に出てしまってて、正面から見るとちょっと邪魔になってる気はしますね。
背面カット。オレンジとダークグレーの色分けが良く、背景の黒と馴染んでスッキリ見えちゃってますが、実際はもう少横に厚みがあります。
ブースターにはGNドライブのようなコーン型の部品あり。
大型なので何かギミックを期待したんですが、展開など特にありませんでした。(残念)
ただ、本体よりディテールはある程度入っているように感じます。
膝可動は↑こんな感じ。通常版より制限されていることもなく、思ったより腿上げできます。
ベースが2010年のハルートなので、開脚はかなり制限されているのが残念ポイントでそのまま引き継いでます。
ハルート(最終決戦仕様)ポージングの自由度
足が大型化したためかなりのボリューム感を感じるHGとなりましたね。
GNソードライフルも大型なので、トゲトゲしい手足を模してるように見えてバランスが良くなったかも。
個人的には通常版より全然好み!
付属のディスプレイ台座を使用していたんですが、かなりポージングに制限されることと、角度変えるのにいちいち取り外す手間があったので「アクションベース8」に変更しました。
MGに推奨されるものですが、大型化したハルートにピッタリで使いやすい!
ブースターを装備したことで疾走感を出すポージングが一段と合う。
シザービット射出状態。
先述した通り軸を差し込むタイプのスタンドが無かったので、スタンド側の軸とシザービット側の軸両方をはめ込めるようにしたプラパーツを間に噛ませて装着できるようにしました。
プラ板を重ねて厚みを作り、ピンバイスで3mm穴を空けるだけで作れます。
柔らかくて加工しやすいウェーブさんのプラ板がおすすめ!
全体的に大型なのでディスプレイする時はちょっとスペース必要になりますね。
GNシザービットを使うと結構大変かも。
最終決戦版 MAへ変形レビュー
通常版との違いは脚部だけで変形方法などは同じ。
ブースターが邪魔になるなどデメリット的なことは特にありません。逆に厚みがあって・・イイ。
後方からのカット。
コーンにも円のラインが入っていたり、グレーパーツにもモールドが入っていたりと、しっかり造形されています。
ぼくは劇中の「ガデラーザ」とか好きなんですが、ハルートの最終決戦仕様MA形態はどことなくシャープなガデラーザって感じがせんでもない。
ちなみに設定だと、バックパックサイドコンテナと脚部ブースターにGNシザービットが格納されているよう。
脚部に10基だって・・・おおすぎ(笑)
数個でも良いので収納ギミック欲しかったですね。
HGガンダムハルート最終決戦仕様をレビュー【まとめ】
以上、ガンダムハルート最終決戦仕様のレビューでした!
造形やデザインに関する概ねの評価は通常版同様ですが、個人的な評価としては非常にかっこいいおすすめガンプラ。
ただプレミアムバンダイ限定のガンプラなので、今購入しようとすると物が少なかったり高額になっているなどデメリットもたくさん。
個人的には約3,000円ほどで購入できるなら断然ありですが、5,000~8,000円とかで購入するほどではないと思います。
あくまでHGなので、ほんとにどうしても欲しい方は↓下記でチェックしてみてください。
「いつか欲しい!」そんな方は再販まてばもしかすると・・・。
今回は以上!
HGハルート最終決戦仕様を「売る?」「買う?」
プレミアムバンダイ限定での販売なので、定価で購入したい方は再販を待つしかなさそう。
amazonにもありますが、公式ショップからの販売ではなく転売価格なのでおすすめはできませんね。
↓ガンプラ通販で紹介している「ふるいちオンライン」に在庫があれば、もしかすると割増価格ぐらいで購入できるかもしれません。
是非一度チェックしてみてください。
最悪、手持ちの不要ガンプラを売って費用に回すのもあり!参考にご覧ください。
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